【らせんの迷宮】3話のネタバレと感想|テンジクアオイと消えた遺体の謎

2021秋ドラマ

【らせんの迷宮~DNA科学捜査~】3話のネタバレと感想をまとめています。

血の海の事件現場になぜか遺体がない!?運び出された痕跡もなく忽然と消えた遺体の謎。それ以前にも遺体が消えていた事件が実は起こっていて……。

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【らせんの迷宮】3話のあらすじ

安堂源次(安田顕)は帰宅中に通行人から死体があるから来て欲しいと言われ、通りがかった警察官の松木宏(須賀健太)と一緒に死体があったという階段に向かう。しかし、そこには何もなく、通行人の男が酔っていたことから見間違いではないかと言った。

その後、安堂は殺人事件の現場に行く。そこはまさに血の海といっていいほど、大量の血液が広がっていた現場だった。しかし、肝心の被害者の遺体がない。運び出された痕跡もない、不可解な現場だった。そこで、DNAから何かが分からないかと、神保仁(田中圭)に協力を要請する。

現場にやってきた神保は、人間の致死量を超えている血液の量を見て不思議に思う。

部屋の住人の赤島典子(徳永えり)は、半年前から夫の真次朗(村上新悟)と住む家から姿を消していた。近所の住人の話では、事件の約1ヶ月前に男と言い争う声が聞こえたというが……。

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【らせんの迷宮】3話のネタバレ

消えた2つの遺体の謎を解き明かしていくと、その裏側には人を守りたいという思いが隠されていました。

2話の関係者

  • 松木宏(32歳)…須賀健太
    緑木交番勤務の警察官
  • 赤島典子(34歳)…徳永えり
    真次朗の妻・元看護師
  • 赤島真次朗(38歳)…村上新悟
    典子の夫・赤島総合病院の副院長
  • 木元亮二…福澤重文
    緑木交番勤務の警察官
  • 新城拓也…黄地裕樹
    緑木交番勤務の警察官
  • 土田竜男(35歳)…後藤健
    興信所の調査員
  • 酔っ払い…山口森広

消えた遺体と失踪した警官

事件現場となったアパートの部屋の住人の赤島典子は、夫の真次朗と住む家から姿を消している状態でした。夫は病院の副院長を務め、父親も政界と繋がりのあるような人物です。安堂が聞いた夫の話では、仕事が忙しくて妻との時間を持てなかったため出て行ってしまったそうです。

神保は事件現場で血液以上に気になったものがありました。それは、窓辺にあった円状になった土の痕跡です。DNAサンプルとして土を採取していきました。

近所の住民の話では事件が起きる1ヶ月前に「もう無理!バレたら終わりなの」と女性が言っていたのを聞いています。男性と不倫関係でもあったのか?ベッドの傍から男性のDNAが検出されたといいます。

そのDNAからどんな人物なのか性格や容姿が分かるらしく、神保が導き出した人物の顔はなんとあの時の警官の松木でした。

松木が勤務する交番に行って安堂が話を聞こうとしますが、同僚が彼は4日前から連絡がつかないと言います。4日前とは死体が消えた日で、それ以来松木の行方も分からなくなってしまったのです。

しかも、安堂が念のため報告書を出しておいてと頼んだにも関わらず、消えた遺体の件についての報告書は作成されませんでした。そして、交番脇にある花壇に咲いていた、テンジクアオイという花もなぜか盗まれていました。

不可解なことばかりが起き、アパートの消えた遺体と階段で消えた遺体、その2つに何か関係があるのではないかと刑事の勘から安堂は感じます。

そこでもう一度、遺体があったという階段へ神保と一緒に安堂は向かいました。よくよく地面や手すりを見てみると、血痕が発見されます。

分析の結果、階段下にあった血痕は該当者はいませんが、階段上の手すりについていた血痕は松木のものだと判明します。

松木が誰かを突き落として殺害し、遺体をどこかに隠したのか?警察はそう推理しました。

警官の過去

階段で遺体が消えた後、行方が分からなくなっていた松木という警官には、ある過去がありました。

松木はいわゆるキャリア組で、交番勤務をするような立場の人物ではありません。しかし、交番勤務の研修をしていた時、ストーカー被害に悩むOLが相談にやってきました。

何とかしてあげたいと思った松木ですが、上は民事不介入といって手を引かざるを得なかったのです。その後、OLは殺害されてしまいます。

松木はそのことを悔やみ続け、今まで交番勤務を続けていたという経緯があったのです。そんな松木が犯罪者になってしまったのか?安堂は警察が立てた説に違和感を覚えます。

妻の痛ましい過去

松木の目撃情報が入り、安堂たちは潜伏先と思われるホテルへ向かいます。しかし松木の姿はなく、室内を捜索すると血のついたナイフが発見されました。同時に手帳とUSBメモリー、赤島典子の写真が発見されます。

その頃神保は典子の部屋にもあった、円状に土が残っている痕跡を見てサンプルを採取していました。

写真の典子の肩には酷いヤケドの痕があり、体中はアザだらけでした。そしてUSBに入っていた動画を見ると、夫の真次朗に酷い暴力を受けている映像だったのです。

松木の手帳にはこう記されています。2021年3月21日、夫のDVに悩む女性から相談があった、と。松木と典子はこの時初めて知り合ったのです。

典子はその後、被害届を提出しますが、夫の父親に圧力をかけられて取り下げられてしまいます。

松木は手帳に「俺みたいなヒラ警官に何ができる?助けたい、今度こそ絶対に」と記していました。以前、ストーカー被害に悩むOLを救えなかった過去のある松木は、典子を何としても救おうと決意したのです。

松木と典子の関係は不倫ではなく、被害者とそれを救うために力を貸していた警官という関係だったのです。

そこで夫の事情聴取を安堂はしますが、凶器のナイフは自分のものではないといいます。アリバイはないものの、課長に釈放を命じられて渋々帰すことにしました。

夫が典子と松木を殺害したのか?そう思う反面、夫が犯人だと示す証拠が揃い過ぎていると、安堂の刑事の勘が訴えてもきました。

神保は神保で、2つの事件が無関係とも思えず、引っ掛かっていました。ゲ呑ムで枡に日本酒が注がれ溢れていくのを見て、神保はひらめきました。

消えた遺体のトリック

その後、夫の周辺を警察が洗い直した結果、夫は興信所に妻の行方を捜させていたことが判明します。調査員の男である土田竜男という人物のDNAと、階段下にあった血痕のDNAが一致したのです。

階段の手すりにあったのは松木の血痕だと分かり、松木が土田を突き落として殺害し、そのことで典子とトラブルになり典子も殺害したのか?と、警察は考えます。

もし松木が典子と土田の2人を殺害していたなら、安堂は凶悪犯を目の前にして逃がしたことになり、クビになるかもしれないとボヤきました。

行方の分からない松木をおびき出す方法があるという神保、その方法とはテンジクアオイの芽が出たと同僚のSNSを使って投稿することでした。

すると、松木が本当に現れたのです。なぜ彼がこの投稿でおびき出されたのか?それは、神保が採取していた土のサンプルが教えてくれたのです。

典子の部屋と松木の部屋、その両方にあった円状の土の跡は、植木鉢が置かれていた跡でした。2つの土を調べたところ、この交番の花壇の土と一致したのです。余程この花壇を大事にしていたのだろうと思った神保は、こうして投稿すれば必ず来ると踏んでいたのです。

待ち伏せていた安堂と神保は松木に話を聞きます。自分が典子を殺害したと自白しますが、神保は嘘をついていると言います。なぜなら、典子は生きているからです。

人間の血液の量は体重の約13分の1で、典子は48キロだから約4リットルの血液量だと神保は言います。しかし、現場にあった血液は5リットル以上あったのです。

典子の部屋にあった大量の血、それを神保が区画を分けて一つずつ調べた結果、バラバラの劣化状態だったと言います。典子は半年ぐらい前から、自ら血液を抜いて保存しておいたのです。

その小分けにしていた血液を一つずつぶちまけて、殺されたように偽装していたのです。典子は元看護師だったので、採血するのも簡単なことでした。実際典子は傷一つも負わずに、部屋から出ていったのです。

事件の真相

松木が安堂たちと話していると、連絡がつかず心配した典子がやってきます。そして彼女の口から真相が語られました。

夫によるDVが日に日に酷くなったが、治療はすべて夫の病院で受けさせられたため、暴力を証明する診断書は書いてもらうことはできなかったそうです。

被害届も父親によって握りつぶされ、死んだことにして逃がそうと松木は考えます。血液を集める準備期間中も典子は怯え、アパートの住人が聞いた口論になってしまいます。

ようやく準備を終えて松木は休憩時間中に偽装工作を手伝い、それで終わるはずでした。典子を階段で見送っていると、夫が依頼した興信所の調査員である土田が現れ、典子を連れて帰ろうとしました。

松木が間に入って止めようとすると、土田は松木が警官であるがゆえに一般市民に手出しができないのを逆手に取り、殴る蹴るの暴行を始めます。だから松木の血液が手すりに付着していたのです。

見かねた典子が止めに入り、思わず土田を階段から突き落としてしまいました。土田はその場で死んでしまい、動揺しているうちに今度は酔っ払いがやってきたので慌てて隠れます。

酔っ払いが人を呼びに行っている間、松木は遺体を茂みに隠し、遺棄するための車を取りに向かいます。その時、安堂に出くわしてしまったのです。

その後、松木は土田の遺体を埋めて姿をくらまします。典子と一緒に夫に殺されたことにしようと考えたのです。仮に土田の遺体が見つかったとしても、その時は自分が典子を殺害したと言えばいい。そう考えていました。

花にこだわった理由

なぜ、松木がそこまで典子を助けようとしたのか、もちろん過去にOLを救えなかったことも関係しています。松木は言います「最初に救われたのは俺のほうだったんです」と。

被害届が取り下げられた典子は、松木に見送られて花屋へ行きました。そこでテンジクアオイの種を買います。いいことがあると花の種を買うという典子、被害届も取り下げられていいことなんて何もなかったのにと松木は思いました。

しかし彼女は「わたしのために頑張ってくれた人がいた。それだけで私にとってはいいことです」と松木に告げました。そして、松木にも花の種を与え、松木も花を交番で育て始めます。

最初はこんな自分が花なんてと思っていた松木ですが、花を育てるうちに自暴自棄になっていた気持ちが和らぎ、なぜか前向きな気持ちになったそうです。自分にもまだ何かできることがあるんじゃないか、そう思ってあの偽装工作を思いついたのです。

自分に光をくれた典子をなんとしても守りたかった。松木は罪を被ってでも彼女を救いたい理由がここにあったのです。安堂は同じ警官である松木に、気づいてあげれなかったことを悔やんで泣きました。

ドラマの結末

その後、典子は離婚することができたそうです。なぜなら、夫の父親が身内に犯罪者がいるのはマズいと思い、息子に別れるよう迫ったのです。さすがのDV夫も父には逆らえず、渋々離婚に応じたのです。

また、父親と政界との太いパイプも切られたといいます。それは、真次朗のDVが公になったからでした。

ゲ呑でみんなで飲んでいる時に神保は、松木の気持ちが分からないと言います。なぜ自分の身を滅ぼしてまで救いたかったのか、あまりに合理的ではない行動が不思議で仕方ありません。

乱原は犯罪はよくないことだが、典子がちょっと羨ましいと言います。何もかも捨てて守ってくれる人に出会えたこと、その部分について羨んでいました。

安堂は自分は分かるといいますが、やはり犯罪を起こすのはよくないと言いました。

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【らせんの迷宮】3話のまとめと感想

殺人の偽装工作をしてDV夫から妻を逃してあげようとした警官が、殺人が起きてしまってさらなる偽装工作をすることになってしまう話でした。

今回最も気になった点として、現場にあった血痕が事前に採血したものだとすぐ分からなかった部分です。本来これはDNA鑑定するついでにすぐ分かるはずです。多分、偽装工作が視聴者にすぐバレないように、あえて後の方になって分かる流れにしたのでしょう。

しかしそうなると、神保がDNAの世界的権威という触れ込みが嘘のように思えます。天才が登場する場合、ここら辺のバランスの取り方が難しいところです。

夫の真次朗が結構酷い人物でして、この人と別れるためには結果的に自分が犯罪者になったから別れられた、というオチも中々に凄いです。夫も一応DVがバレたことで社会的な制裁は受けたことにはなりますが、特に罪には問われないようです。

次回は11月5日20時から放送予定です。

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【らせんの迷宮】3話のいいセリフ

いいことがあると、花の種を買うんです。花が咲くといいことが花になったみたいでしょ?

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