【半沢直樹(2020)】視聴率とあらすじ

2020春ドラマ
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2020年7月19日から放送を開始した【半沢直樹】の続編の、視聴率推移グラフと各話のあらすじをまとめてあります。

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【半沢直樹(2020)】の視聴率

平均視聴率:24.76%

話数 放送日 サブタイトル
脚本
演出 視聴率
第1部 第1話 2020年
7月19日
子会社VS銀行!
飛ばされた半沢の新たな下剋上が始まる
丑尾健太郎 福澤克雄 22.0%
第2話 7月26日 卑劣な上司に倍返しだ!
子会社プライドで仲間と戦え!!
22.1%
第3話 8月2日 黒崎襲来!!
な・お・きにお仕置きよ!!
23.2%
第4話 8月9日 半沢、絶体絶命!
カギは因縁・大和田!?
22.9%
第2部 第5話 8月16日 悪徳政治家に倍返し!
卑劣な政府から500億を守れ
丑尾健太郎
金沢知樹
田中健太 25.5%
第6話 8月23日 ついに半沢、敗北!?
牙をむいた政府の刺客、黒崎登場!
丑尾健太郎
谷口純一郎
松木彩 24.3%
第7話 8月30日 すべてが決まる運命の日!
最恐の敵と直接対決へ…!?
田中健太 24.7%
第8話 9月13日 まさか頭取が…!?
極悪政治家の不正を暴け!
丑尾健太郎
金沢知樹
福澤克雄
松木彩
25.6%
第9話 9月20日 最終決戦!
半沢ついに敗北か?
真の黒幕は…
丑尾健太郎
谷口純一郎
福澤克雄 24.6%
最終話 9月27日 最終回1000倍返しなるか!
そしてまさかの辞表!?
最終決戦
丑尾健太郎
李正美
谷口純一郎
32.7%

※第8話はコロナの影響により9月13日に延期。
代替で放送された『生放送!!半沢直樹の恩返し』の視聴率は22.2%。

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【半沢直樹(2020)】のあらすじ

登場人物の一覧表はこちら

第1話のあらすじ

東京セントラル証券に出向中の半沢直樹(堺雅人)は、電脳雑技集団の社長・平山一正(土田英生)と副社長・平山美幸(南野陽子)からスパイラルの買収をするための、アドバイザーになって欲しいと持ちかけられる。

1500億円にもなる買収なため、慎重に事を運ぶ必要があると考える半沢だが、同じ銀行出向組の諸田祥一(池田成志)は大きな話に飛びつきたくて仕方がなかった。

さらに本社の東京中央銀行から呼び出され、社長の岡 光秀(益岡 徹)と一緒に半沢も向かうと、証券営業部の部長である伊佐山泰二(市川猿之助)から、売り上げ目標未達を理由に厄介な仕事を押し付けられる。

伊佐山は大和田 暁(香川照之)の愛弟子で、半沢が大和田を失墜させたことで、自分の出世の道を妨害したことに対し逆恨みをしていた。何としても半沢を追い込み、銀行員人生を終わらせたいという強い憎しみがあった。

元々森山雅弘(賀来賢人)が営業をかけていたことで、今回声がかかった話にも関わらず、出向組とプロパー組の間に溝があり、買収計画プロジェクトから森山は外されてしまう。

半沢は同期の渡真利 忍(及川光博)苅田光一(丸 一太)らと酒を飲みながら、銀行内の派閥情勢について語る。大和田は銀行に残ったことで頭取の中野渡 謙(北大路欣也)に恩を感じ、今や頭取派に転身していた。

昔のように覇気がない半沢に対し、苅田は文句を言うが、半沢は未だに火がつかずにいた。そんなところ半沢が電脳雑技集団に買収案を持って行くと、断られた上にアドバイザー契約も破棄すると一方的に言われる。

その裏で伊佐山は大型買収の件を大和田ではなく、副頭取の三笠洋一郎(古田新太)に話を持っていくという裏切り行為をしていた。

なぜ、買収の話が消えうせたのか。半沢は裏に何があるか考える。改めて資料を見直すと、森山がスパイラルの社長・瀬名洋介(尾上松也)と中学時代に同じ剣道部にいたことを知る。

森山は瀬名の苦労や過去を知り、自分なりに人の役に立つことを仕事にしたいと考え金融の道に入った。しかし、有名になった瀬名に再び会いには行っていなかった。事情を聞いた半沢は、森山と2人で再びスキームを作り電脳雑技集団に向かう。

だが、平山社長も副社長も目すら通さずに断る。他と契約をしたのか?とたずねる半沢、副社長が思わず「向こうから…」と言ってしまう。ただ、どこの誰かはわからなかった。

渋々戻る半沢たち、エントランスで伊佐山と会い、その嫌味な態度と言動に半沢は気づく。渡真利に電話をかけて融資の話が出ていないか確かめると、1500億円の稟議があるという情報を得る。

半沢たちの仕事を奪ったのは、なんと親会社の東京中央銀行だったのだ。

しかし、なぜ彼らが情報を知りえることができたのか。セントラル証券内にスパイがいるはずと考える半沢だが、犯人を見つけることができるのか?

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第2話のあらすじ

結局、諸田(池田成志)三木(角田晃広)は銀行へ異動となり、半沢(堺雅人)森山(賀来賢人)は改めて電脳雑技集団に買収案を提示しにいくが断られてしまう。

森山は瀬名(尾上松也)に連絡をしても会ってもらえないが、電脳からの買収防衛対策を練っていた。半沢はそれを見て、電脳とは取引がもうないので遠慮なくやれと応援する。

スパイラル社内では電脳による買収に賛成する社員らも多く、瀬名は頭を抱えていた。そこに太洋証券の広重(山崎銀之丞)がやってきて、買収に対抗する策を告げる。それは、新株を発行して全体の株を増やすことで、買い占められた比率を下げるというやり方だった。

その増やした新株を買うには1000億円ほどかかるが、そんな会社はあるのかと心配する瀬名。だが、広重には既に目星はついているという。

銀行に戻った三木だったが、証券部には所属できたものの、希望の営業ではなく総務という名のコピー取りやお茶汲みの仕事だった。うまくできない三木に対し、伊佐山(市川猿之助)を始めみな馬鹿にしたり冷たく当たる状況だった。

森山は直接スパイラルへ向かうがやはり会ってもらえず、自分の立てた買収防御案を置いていった。瀬名は一度はゴミ箱に捨てるが、万年筆で書かれた文字を見て再び手に取る。添えられた手紙を見て誠意を感じた瀬名は、森山に連絡し2人で会うことになった。

瀬名は森山を銀行のスパイだと思っていたことを謝り、渡された案がよくできていることを褒める。森山は自分1人で作ったわけではなく、半沢に手伝ってもらったと答えると、瀬名は半沢に会ってみたいと興味を示した。

森山は早速半沢に会った時の話をし、スパイラルの防衛策を広重が説明する場に同席して欲しいと頼む。半沢は承諾してスパイラルへ向かい、秘密保持の契約を結んだ後、新株を買うホワイトナイトは誰なのか問う。

それはフォックスというPCと周辺機器を扱う会社で、急成長させた経営手腕が注目されている会社だった。社長の郷田(戸次重幸)もやってきてスパイラルを買収することで、どういうメリットがあるのかを説明する。

元々、郷田の著書を読み心酔していた瀬名は、広重にも急かされた結果、明日8時に契約をすると決める。だが、半沢は気になる事が2つあった。1つは東京中央銀行の動向で、もう1つはフォックス自体のことだった。

フォックスの業績は順調とはいえず、1000億を用意できないのではないか。仮に銀行が融資するのであれば、メインバンクはなんと東京中央銀行だという。電脳が買収するために金を貸している銀行が、スパイラルを助けるフォックスに金を貸すはずがない。

半沢がそう考えていると、どこからか聞きつけた伊佐山が半沢を呼び出す。スパイラルとの打ち合わせに行っていることを、誰が流したのか?浜村(今田美桜)たちが昼食をしていたとき、偶然居合わせた岡社長(益岡 徹)に話をしたという。

半沢は伊佐山にどこが新株を買おうとしているのか問われるが、三木がお茶を零したことで話題が変わり、それ以上追求をしてこなかった。半沢はそのことに違和感を覚えていた。

渡真利(及川光博)苅田(丸 一太)との飲みの席に森山も同席し、半沢は銀行の買収情報が知りたいと頼む。しかし、証券部のセキュリティは強く、情報を知っているのは恐らく伊佐山1人だけだという。そこで半沢は森山を連れて場所を変え、三木を呼び出し酒を飲む。

三木のことを許せない森山だが、心からの謝罪をする姿に嘘があるとは思えないと考える。三木はコピーをとっていることから、コピー機にデータが残っていないか問うが、やはり毎回削除されているということだった。原本は伊佐山が持っている1つだけとのことだった。

誰が伊佐山に話をしたのか?岡社長に直接問う半沢、岡社長は自分も責任を問われるのだから話すわけがないと否定する。スパイラルに関わっていることを知っている人物の中で、半沢は最も怪しいと感じていたのは郷田だった。

もし、東京中央銀行に1000億の融資を受けていたとしたら、これはとんでもない計画が見えてくる。スパイラルはどうなってしまうのか?

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第3話のあらすじ

半沢(堺雅人)が逆買収をするのは電脳ではなくフォックスだった。傾きかけているフォックスを買収する意味があるのか?と疑問に思う瀬名(尾上松也)だが、半沢にはこれこそが銀行に勝つための作戦だという。

早速行動に出る半沢は、まずフォックスが巨額損失を出しているというニュースを流す。これによりフォックスの株価が下がり、スパイラルは記者会見を開き公開買い付けを宣言し買収を始めた。

郷田(戸次重幸)と直接会って話す瀬名はまず謝罪を要求し郷田が謝りはするものの、電脳と手を組んでいるので買収に応じることはできないといって断る。

突然セントラル証券に黒崎(片岡愛之助)率いる監視委員会が現れ、半沢は急いでフォックス買収計画書をスパイラルの高坂(吉沢亮)が作ったクラウド上の隠し部屋へ隠す。

ネットのニュースでは既にセントラル証券に監視委員会の検査が入ったと報道され、スパイラルの株価が下がり始めてしまう。これにより電脳が買い付けが進み、48%まで株を取得していた。

黒崎は既に下調べをした上で検査に来ていて、隠し部屋の存在も知っていた。すぐに見つけ出しいざ開こうとするが、フォルダにパスワードがかかっていて開くことができない。そこで、パスワード解析ソフトを使い始める。

スパイラルにいる森山(賀来賢人)と連絡を取り、外部から侵入してファイルを消してもらうことを頼む。瀬名はすぐに開発者である高坂に頼み、半沢の上げたファイルを削除しようと試みる。

刻々とパスワード解析が迫る中、高坂は諦めず内部に侵入し半沢のファイルを削除した。これにより黒崎たちはファイルの中身を見ることができなかった。

今度は岡社長(益岡徹)の部屋を調べる黒崎たち、シュレッダーにかけられた買収計画書を見つけその場で復元を始める。

半沢は郷田から瀬名に連絡がないか森山に聞き、きっと郷田は電脳に捨てられたはずだという。そして森山に自分の後を任せると告げ、営業停止になる前に契約を何とか結ぶよう託す。

シュレッダーにかけられた書類が復元され、フォックス買収のための計画が明らかになる。黒崎は半沢に誰から聞いたのか迫り、情報漏えいの罪を問われる。万事休すかと思った瞬間、森山が郷田と共にやってきた。

ここに来る以前、郷田は瀬名と話し合い買収の件を受け入れ、共にやっていく約束を交わす。そのため、郷田はこの情報は自らスパイラルとセントラル証券に伝えたという。

これにより半沢たちは情報漏えいについて罪には問われずに済み、黒崎は妙にあっさりと引き上げていった。

半沢はその様子に違和感を覚え、裏に何かが隠されていると考えるが……。

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第4話のあらすじ

半沢(堺雅人)森山(賀来賢人)が待っていたところに現れたのは、玉置(今井朋彦)ではなく平山社長(土田英生)副社長(南野陽子)だった。

玉置は電脳を辞めたといい、半沢たちが姿を探すが見つからない。そこで、電脳電設がある静岡に向かうが、やはり会う事はできなかった。

帰り際、半沢は工場である人物に声をかける。それは社長の玉置伸介(高橋長英)だった。息子のことを聞いても答えない父親、すると玉置が現れて事情を説明する。

電脳が特許を押さえているため、言う事を聞くしかない。そう答える玉置に半沢は、特許を取り戻すための方法を東京に戻って考え始める。

役員会議まであと数日、そこで稟議が通ってしまえば融資が決まる。さらに半沢の出向も決まってしまう。残された時間の中で、半沢はできる限りのことをする。

まずは伊佐山(市川猿之助)に連絡して電脳の再調査をするよう伝えようとするが、そこには諸田(池田成志)が現れて伊佐山に取り次いでもらえない。半沢はメモを渡し、必ず伊佐山に渡すよう伝言する。

特許に関する契約書を見直してみると、電脳が経営悪化した場合は買い戻せるという内容だった。だが、資金をどこから調達するかが問題となる。

半沢は証券会社なのだから、投資家にあたることにし、その中で興味を持ってくれた会社が現れた。しかし、銀行に話をしたら、やめたほうがいいと伊佐山に言われたという。

伊佐山にはメモが渡っていない、そう感じた半沢は大和田(香川照之)三笠(古田新太)のどちらかが止めたに違いないと考える。

渡真利(及川光博)の話しでは大和田は頭取(北大路欣也)と話した後、伊佐山を呼び出し揉めていたという。伊佐山は最初から大和田と組む気などやっぱりなく、三笠と組み大和田を裏切っていたのだった。

自分たちのことばかり考えている組織に怒る森山、半沢は遺言のように森山に自分の信念を伝える。そして覚悟を決めた半沢は大和田に会いに行き、役員会儀で融資を通さないよう協力を要請する。

大和田は一度は断ったが、役員会議の日に反対意見を求められて、自分の代弁者として半沢を会議に呼び寄せる。

驚く伊佐山と三笠、半沢の倍返しが始まった。

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第5話

白井大臣(江口のりこ)の発表した案が撤回されることはないと半沢(堺雅人)はわかっていた。ただ、帝国航空のメインバンクである開発投資銀行と手を組めば、政府といえども簡単に債権放棄を迫れないだろうと考えていた。

帝国航空に白井大臣に引き連れられタスクフォースチームがやってくる。チームを取り仕切るのは弁護士の乃原正太(筒井道隆)だった。彼らは帝国航空に場所を借り、そこで運営が始まる。

半沢と田島(入江甚儀)は帝国航空が再建可能かどうか、自らの目で確かめるため各部署を見て回る。田島はとてもじゃないが無理だと考えていたが、半沢は逆の考えだった。なぜなら、帝国航空は腐っていない会社だったからだ。

グレートキャプテンと呼ばれる機長の木滝英雄(鈴木壮麻)は、社員の信頼も厚くOBにも顔が利く人物だった。それだけに神谷社長(木場勝己)も彼には口を出せない存在であった。

そんな木滝に半沢は他の部署と協力して、社内を改革して欲しいとお願いをする。当初、自分の仕事ではないと断っていた木滝だが、半沢の考えを受け入れてみんなと社内の事を話し始める。

2週間帝国航空の内情を見て回った半沢は、この会社は自力で再建することができると判断する。そして再建案の草案を神谷社長、山久部長(石黒賢)、役員の永田(山西惇)にメールをし話をしに行く。

痛みを伴う改革案に社長らは半沢を非難するが、もし政府に助けてもらったら経営陣は全て退陣になると告げる。そこで自分たちで再建しようと気持ちが傾き始めたところ、草案の内容が社員たちに一斉に送られてしまう。

しかも、経営陣の改革については触れられてなく、社員たちへの改革だけが書かれた悪意のある内容のものだった。社員たちは怒って経営陣に迫る。その中には折角改革に協力し始めてくれていた木滝機長もいた。

この件で半沢はメインバンクの開発投資銀行に呼び出しを食らう。担当者の谷川幸代(西田尚美)は政府も一目を置くやり手で、メインバンクでもない東京中央銀行が再建案を出していることに不信感を抱いていた。

半沢は谷川に一緒になって協力して欲しいと願うが、あの会社にいる不穏分子を取り除かなければ、再び今回のようなことが起きると告げた。

誰がメールをリークしたのか?半沢の倍返しが始まる。

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第6話のあらすじ

政府の債務整理チームであるタスクフォースのリーダー乃原(筒井道隆)から、債権放棄をするよう言われた半沢(堺雅人)だがその場で拒否する。

半沢の再建案が順調に進んでいるように見えたが、人員削減がうまくいっていなかった。再就職先がまだ決まっていない社員への説明会をする山久(石黒賢)に、社員は組合の権利を主張し訴訟に持ち込むと両者譲らぬ状況になる。

その頃、東京中央銀行に白井大臣(江口のりこ)がやってくるという。乃原が江口に半沢が拒否したことを告げたため、大臣自ら乗り込み債権放棄の検討をするよう命じる。だが、半沢は理不尽な命令には従えないと突っぱねたため、大臣はある策をちらつかせる。

半沢は何とか残りの500名の再就職先を見つけるため、開発投資銀行の谷川(西田尚美)に会いに行く。すると、業績が良い格安航空会社スカイホープが、開発銀に大型融資を依頼してきたという話を聞かされる。今から担当者が来るから会ってみたらどうかといわれ、そこにやってきたのはなんと森山(賀来賢人)だった。

半沢は森山からスカイホープが事業拡大をしようとしていることを聞き、頭を下げて担当者に合わせて欲しいと願う。森山は快くその話を受け入れてくれた。

金融庁から与信判断にやってきたのは、あの黒崎(片岡愛之助)だった。黒崎は半沢を見るなり意気揚々とし、国から押し付けられた厄介事の恨みを晴らすよう、厳しく指摘をしてくる。

金融庁へ提出した帝国航空の再建計画と、帝国航空が発表した再建計画には赤字路線の廃止の数と、従業員削減の人数が合っていなかったのだ。当時の担当者だった曾根崎(佃典彦)は半沢に全て資料は渡したと知らないふりを決め込む。

申し開きの猶予を1時間与えられた半沢たち、短い時間では調べられずにもう少し猶予が欲しいと黒崎に頼む。そこへ、曾根崎がやってきて帝国航空側の誤りだったと山久が言っていると告げる。

この場での業務停止命令は出なかったが、この件を含めての状況説明書の提出を命じられる。その担当をするのは窮地を救った曾根崎に任せられることになる。

半沢はあの山久がそんなミスをするわけはないと考えていた。会社のメールを調べてもそんなメールはなく、直接山久に話を聞きに行く事にする。しかし山久は半沢と話すことを避け、以降は曾根崎とやり取りをすると言うばかりだった。

銀行でも半沢を外す動きが出始める。紀本常務(段田安則)頭取(北大路欣也)に提言するといい、大和田(香川照之)はその様子をうかがっていた。話を聞いた頭取は半沢と曾根崎、2人から言い分を聞く面談の日を設けるよう指示する。

半沢はこのまま担当から外されてしまうのか?そして銀行は業務改善命令を受けてしまうのか?

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第7話のあらすじ

スカイホープへの認可が下りないだけでなく、開発投資銀行は融資を打ち切ることになる。半沢(堺雅人)はならば東京中央銀行に融資を頼もうと、紀本(段田安則)大和田(香川照之)に直接かけあう。

渋る2人を説得する半沢だったが、テレビで白井大臣(江口のりこ)が東京中央銀行だけ債権放棄に反対していることを喋り、世間の風当たりが強くなることを恐れ融資もしないことになってしまう。

あまりにもタイミングが良すぎると大和田に語る半沢、政府と繋がっているのか?と直接問うと、大和田は「半沢君、君は負けた」と答え債権放棄するよう命じる。

セントラル証券の尾西(粟島瑞丸)から電話があり、病院へ向かう半沢。そこには変わり果てた姿でベッドに横たわる森山(賀来賢人)の姿があった。

森山は半沢のためにスカイホープへの融資先と、帝国航空の社員の受け入れ先を一人で探していた。その際に階段から転落し病院へ運ばれた。

元部下の思いにも応えるため、半沢は何としても帝国航空を再建させると腹をくくる。

開投銀の谷川(西田尚美)の元へ行き、個人としての考えを問う半沢。しかし谷川は返答せず、開投銀が天下りの温床で政府の呪縛から逃れられない状況であると嘆くばかりだった。

一方、白井大臣は箕部幹事長(柄本明)に債権放棄は間違いないと報告をする。だが、箕部は安心はせず、政治を成し遂げる心得を白井へ忠告した。

債権放棄に関する役員会議が東京中央銀行で開かれ、半沢はそこでも債権放棄を拒否すべきだと熱弁する。すると大和田が債権放棄すべきだと反論し、会議は大荒れに荒れる。

裏切り者は果たして大和田なのか?それとも紀本なのか?会議の結果はいかに。

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第8話のあらすじ

債権放棄をしないことになった結果、大和田(香川照之)紀本常務(段田安則)に退陣を迫る。しかし、紀本は最後までまっとうするといい、債権放棄はまだ決着がついていないという。さらに、中野渡頭取(北大路欣也)が国会で参考人招致を受ける可能性があるという。

半沢(堺雅人)は紀本常務と箕部幹事長(柄本明)が繋がっていると確信はするものの、なぜ箕部は銀行に強気になれるのか、紀本は従っているのかがわからなかった。

半沢なりに調べていると黒崎(片岡愛之助)に呼び出される。金融庁も何か掴んだと感じた半沢、彼らもまた最初から箕部が狙いだったのだ。

半沢は銀行が箕部に対して融資をしていないか調べてみるが見つからない。合併前の案件ではないかと考え、資料を探したところ旧東京第一銀行が融資をしていた記録が見つかる。しかし、詳細については機密扱いになっていた。

そこで半沢は大和田の所に行くと、大和田もまた頭取のために2人の関係を調べようと考えていた。半沢と大和田、2人は再び手を組むことにして銀行の闇を調べる。

情報を確認してみるが取引先の詳しい融資情報である、クレジットファイルが見つからない。当時の担当者である灰谷(みのすけ)に聞いても知らぬ存ぜぬだった。

半沢は検査部へ向かい銀行の生き字引といわれる富岡(浅野和之)に話を聞く。噂では合併前に不正融資があったとは聞いているが、すべてはクレジットファイルを見てからでないとと富岡はいう。

そこに何者かから検査部に紀本が向かっていると連絡が入り、急いで半沢たちは資料を隠す。やってきた紀本が恫喝し怯えた田島(入江甚儀)が思わずファイルを置いた場所を見てしまう。バレてしまうと思った瞬間、部屋に入って来たのは何と福山(山田純大)だった。

福山のお陰で難を乗り切った半沢、彼がなぜ助けたのかを問うと大和田の指示だという。クレジットファイルはどこにあるのか?そのヒントは智美(井川遥)がくれたと半沢は言う。

クレジットファイルを見つけることができるのか?半沢たちの計画が実行される。

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

第9話のあらすじ

半沢(堺雅人)は自宅謹慎になってしまい、箕部(柄本明)のクレジットファイルは大和田(香川照之)の手で紀本(段田安則)に渡されてしまう。

そこで半沢は黒崎(片岡愛之助)から教えてもらった伊勢志摩ステートを調べに森山(賀来賢人)と一緒に向かうと、箕部の秘書である笠松(児嶋一哉)の姿を見かけ関係性があると確信する。

東京中央銀行の伊勢志摩支店へ半沢たちは行き、半沢の同期の副支店長である深尾(小松和重)に頼んで伊勢志摩ステートの財務資料を見せてもらう。

箕部が借りた20億円が伊勢志摩ステートに転貸されていたことを掴んだところで、異変に気づいた笠松が銀行にやってくる。

間一髪のところで逃げ切った半沢たちは、資料に書いてあった住所の場所へ行ってみる。そこは伊勢志摩空港だった。

借りた20億円で15年前二束三文だった土地を購入し、空港を誘致することで高値で売って儲ける箕部の錬金術だったのだ。

ただ、伊勢志摩ステートから箕部に振り込まれた痕跡がなく、半沢は書庫センターにあるのではないかと探しに行く。

しかし既にダンボールは何者かによって持ち去られ、防犯カメラを確認しても映っていなかった。

大和田に違いないと考えた半沢だが、ダンボールのことは知らない様子だった。

そこで、クレジットファイルの内容について聞くと、大和田は内容を写真に撮っていた。その中に日付とアルファベットが書かれた謎のメモが見つかる。

再び白井大臣(江口のりこ)乃原(筒井道隆)が銀行にやってきて債権放棄をするよう中野渡頭取(北大路欣也)に直接迫る。さらに乃原は頭取と2人きりで会って話がしたいといい、頭取は会って話すことを承諾した。

渡真利(及川光博)に乃原の過去を探らせていた半沢は、彼もまた自分と同じように銀行の貸し渋りにあい、親のやっていた町工場が倒産してしまっていたことを知る。

乃原は紀本と先輩後輩の間柄であり、銀行に対して強い恨みを抱いていた。

半沢は仲間たちに銀行が不正を表に出して謝罪しなければ、政府の犬に成り下がり銀行本来の意味がなくなってしまうと訴える。そのために必要なのは頭取の覚悟だと力説した。

見つかった謎のメモの解読を進める半沢たち、その背後にあるのは銀行と政治の黒い関係性だった。

このメモを書いた人物は誰なのか?そして行内にまたしてもスパイが?

半沢は銀行を正しい道に戻すことができるのか?

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

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最終回のあらすじ

信じていた中野渡頭取(北大路欣也)に裏切られた半沢(堺雅人)は、剣道の稽古を一人でしていた。

そこに森山(賀来賢人)瀬名社長(尾上松也)がやってきて、意気消沈した半沢を励ますべく3人で剣道の稽古をすることに。剣道を通じて森山と瀬名の思いを感じ取った半沢は、再び立ち向かっていく決意を固めた。

紀本(段田安則)が行方をくらましてしまい、渡真利(及川光博)が潜伏場所を見つけて半沢と一緒に乗り込む。

金庫にあった書類には箕部幹事長(柄本明)に金を送った記録はないため、頭取が箕部に渡した証拠では不正が暴けないと紀本は言う。半沢は何としても箕部に流れた金を突き止め、不正を証明しようとする。

そこで黒崎(片岡愛之助)のところへ行くが、箕部が100%クロという証拠でもなければ国は動けないと言う。国内の口座にはないことから、海外の口座にあるはずだと半沢はあたりをつけた。

箕部に近い人物の協力が必要なため、半沢は笠松(児嶋一哉)に連絡して協力を要請する。だが、笠松は箕部の後ろ盾を失ったら白井大臣(江口のりこ)が心配という理由で断る。

半沢は白井大臣が箕部の過去に行った不正を知っているかどうか、確かめるために山久(石黒賢)に頼み会食の場に現れる。

そこで乃原(筒井道隆)のやり方に白井大臣は不満を持っていることと、箕部の過去の悪事を知らないことを半沢は掴む。

箕部が過去にしたことが気になる白井大臣は笠松に話を聞き、2人は半沢の自宅にやってくる。

白井大臣のファンの花(上戸彩)は桔梗の花を渡し、「誠実」という花言葉が彼女にピッタリだと教える。

3人で話していると箕部から白井大臣に電話が入り、今から官邸へ一緒に行くよう呼ばれる。明確な証拠を掴んでいない半沢に、大臣は協力をするつもりもなく帰ってしまう。

箕部の所へ戻った大臣は、花からもらった桔梗を捨てられ踏みにじられるのを、呆然と見つめていた。

半沢の元に人事部から翌朝頭取から辞令があると連絡が入り、花は辞めちゃえばいいと半沢を応援する。

そして頭取の所へ行った半沢に下る辞令とは?1000倍返しすることはできるのか?

以降のネタバレはこちらで詳細を記しています。

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