【半沢直樹(2020)】1話のネタバレと感想|新名言の恩返し登場

2020春ドラマ
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2020年版【半沢直樹】の1話のネタバレと感想をまとめました。

初回から飛ばしまくる帰ってきた【半沢直樹】は、「倍返し」ももちろんのこと大和田の新名言「恩返し」が登場です。

波乱含みの1話目は倍返しできるのか?

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【半沢直樹(2020)】1話のあらすじ

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東京セントラル証券に出向中の半沢直樹(堺雅人)は、電脳雑技集団の社長・平山一正(土田英生)と副社長・平山美幸(南野陽子)からスパイラルの買収をするための、アドバイザーになって欲しいと持ちかけられる。

1500億円にもなる買収なため、慎重に事を運ぶ必要があると考える半沢だが、同じ銀行出向組の諸田祥一(池田成志)は大きな話に飛びつきたくて仕方がなかった。

さらに本社の東京中央銀行から呼び出され、社長の岡 光秀(益岡 徹)と一緒に半沢も向かうと、証券営業部の部長である伊佐山泰二(市川猿之助)から、売り上げ目標未達を理由に厄介な仕事を押し付けられる。

伊佐山は大和田 暁(香川照之)の愛弟子で、半沢が大和田を失墜させたことで、自分の出世の道を妨害したことに対し逆恨みをしていた。何としても半沢を追い込み、銀行員人生を終わらせたいという強い憎しみがあった。

元々森山雅弘(賀来賢人)が営業をかけていたことで、今回声がかかった話にも関わらず、出向組とプロパー組の間に溝があり、買収計画プロジェクトから森山は外されてしまう。

半沢は同期の渡真利 忍(及川光博)苅田光一(丸 一太)らと酒を飲みながら、銀行内の派閥情勢について語る。大和田は銀行に残ったことで頭取の中野渡 謙(北大路欣也)に恩を感じ、今や頭取派に転身していた。

昔のように覇気がない半沢に対し、苅田は文句を言うが、半沢は未だに火がつかずにいた。そんなところ半沢が電脳雑技集団に買収案を持って行くと、断られた上にアドバイザー契約も破棄すると一方的に言われる。

その裏で伊佐山は大型買収の件を大和田ではなく、副頭取の三笠洋一郎(古田新太)に話を持っていくという裏切り行為をしていた。

なぜ、買収の話が消えうせたのか。半沢は裏に何があるか考える。改めて資料を見直すと、森山がスパイラルの社長・瀬名洋介(尾上松也)と中学時代に同じ剣道部にいたことを知る。

森山は瀬名の苦労や過去を知り、自分なりに人の役に立つことを仕事にしたいと考え金融の道に入った。しかし、有名になった瀬名に再び会いには行っていなかった。事情を聞いた半沢は、森山と2人で再びスキームを作り電脳雑技集団に向かう。

だが、平山社長も副社長も目すら通さずに断る。他と契約をしたのか?とたずねる半沢、副社長が思わず「向こうから…」と言ってしまう。ただ、どこの誰かはわからなかった。

渋々戻る半沢たち、エントランスで伊佐山と会い、その嫌味な態度と言動に半沢は気づく。渡真利に電話をかけて融資の話が出ていないか確かめると、1500億円の稟議があるという情報を得る。

半沢たちの仕事を奪ったのは、なんと親会社の東京中央銀行だったのだ。

しかし、なぜ彼らが情報を知りえることができたのか。セントラル証券内にスパイがいるはずと考える半沢だが、犯人を見つけることができるのか?

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【半沢直樹(2020)】1話のネタバレ

1:買収のカラクリ

伊佐山は得た情報から、電脳雑技集団に交渉しにいきます。

そのとき見せたスキームに社長と副社長は震え上がり、歓喜して即決断しました。

なぜそんなスキームを提示できたのか?

  • 元スパイラルの加納と清田に副頭取を会わせる
  • 持っている株を本来690億円で買い取るところを900億で買い取ると交渉
  • 投資に失敗して金に困っていた2人は即断し、スパイラルの株を売却

瀬名と袂を分かち新たに投資を始めた2人ですが、損失を出してしまいます。

そこに目をつけた伊佐山は副頭取と一緒になって、大金を提示することで株を買い取りました。

しかも、時間外取引という手段を使い、上限の30%を買い占めます。

残りの20%は公開買い付けで取得する予定で、50%株を取得できれば乗っ取りは成功します。

2:親友との再会

森山は瀬名に電話をしてようやく再会しました。最初はいい雰囲気だったにも関わらず、瀬名の雲行きが怪しくなり始めます。

森山が中学時代に瀬名からもらった万年筆を取りだすと、瀬名は「物置から探しだしてきたのか」と嫌な返答です。

有名になった自分に会うための口実だろうとか、森山が証券会社に勤めていることも含めディスりまくります。

再会するんじゃなかった、愚痴を零し始める森山です。

  • 銀行は汚い手で買収を仕掛けた
  • 銀行のスパイが会社にいる
  • 結果を出せば正義なんでしょ
  • 部長はよくそんな所で働いてましたね
  • プロパーの手柄は出向組のもの
  • 出向組の失敗はプロパーの責任
  • 銀行追い出されたおちこぼれのくせに、会社では偉そうにしている
  • 俺たちはそんな連中のさらに下、何の価値もないクズ
  • 部長も本当はそう思っている
  • やっと人の役に立てると思ったら、その仕事も奪われた

プロパーVS出向組の根深い不満が爆発です。半沢もいいとばっちりを受けます。

しかし、愚痴をいってそれでしまいなのか?とハッパをかけられ、森山は奮起します。

半沢と一緒にスパイ探しを手伝います。

3:スパイを見つけろ

半沢を尊敬してやまない社員、浜村も協力してくれました。

三木に「明日、半沢部長がPC検査をして、スパイを探す」というような電話をしてくれます。

すると焦った三木は慌てて諸田へ電話をし、メールの削除を命じられ会社へ向かいます。

そこを半沢と森山によって取り押さえられ、証拠のメールの内容もゲットしました。

スパイは諸田だったのです。

伊佐山と一緒に酒を飲んでいる諸田の元に半沢と森山は、三木を引き連れてやってきます。

諸田は電脳雑技集団へのいい買収案を提示できず、自分を銀行へ戻してもらうのと引き換えに買収話を伊佐山へ持ち込んだのでした。

三木はそれを知っていたが、黙っていればバレないと諸田に言われ、自分も銀行へ戻してもらうことになりました。

情報を漏らしたのは諸田であり、自分は関係ないという三木。小悪党は大体こんな感じで仲間割れします。

しかし、大悪党・伊佐山は違いました。

4:ドラマの結末

メールの送り先は伊佐山宛であることから、半沢は伊佐山にも詰め寄ります。

ですが、伊佐山には勝算がありました。それは、会社のサーバーの受信記録ごと消去したのです。

そんなメールは「知らない」と言い張る伊佐山、実際、苅田が確認したところ既にデータは消去されていました。

メールはでっちあげのメールであり、全く証拠になどならない。そんな伊佐山のやり方に半沢はとうとうキレます。

そしてあの名セリフ、やられたらやり返す、倍返しだ!といってリベンジを誓います。

5:【半沢直樹(2020)】1話のネタバレまとめ

銀行のスパイ

諸田祥一

動機

銀行に再び戻るため、情報を提供する代わりに人事にかけあってもらおうとした。

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【半沢直樹(2020)】1話の補足

1:銀行の派閥争い

現在、銀行の派閥争いがどんな状況なのか、簡単にまとめました。

  • 中野渡頭取派:大和田暁
  • 三笠副頭取派:伊佐山泰二、野崎三雄

諸田や三木も銀行に返り咲くことがあれば、当然伊佐山派=副頭取派でしょう。

伊佐山が大和田を見限ったことで、今後大和田VS伊佐山もあるのか?

下手すると半沢と手を組み、伊佐山を追い詰める可能性もありそうです。

そんな大和田取締役の名ゼリフ、倍返しならぬ恩返しはこうです。

頭取には多大な恩赦を受けました。そのご恩は一生忘れません。
施されたら施し返す、恩返しです!
それが私のモットーでございますので、精いっぱいやらせていただきます。

どこまで本気なのか怪しいものですが、面白いセリフでした。

2:森山と瀬名の関係

2人は明成中学の剣道部所属で親友だったいうことですが、なぜ今まで疎遠だったのか?

  • 瀬名の父親が万年筆の製造する職人だった
  • 万年筆を瀬名から森山はもらった
  • その次の日に父親の事業が失敗して夜逃げ
  • 以来、音信不通となった
  • 2年前雑誌で瀬名の消息を初めて知る

森山の持っている万年筆は瀬名の父が作った試作品でした。

瀬名は夜逃げすることをわかっていて、だから万年筆をくれたのではないか。と森山はいいます。

その後、瀬名は父親の借金を返すため、進学を諦めバイトに励み、プログラムは独学で身につけます。

父親の万年筆のよさをもっと多くの人が知っていたら、こんなことにならなかったのではないか。

その思いがあり、瀬名は検索技術にこだわっていました。

一方、森山は瀬名の父や瀬名のように、技術を持っている人たちを支援したいと考え、金融の道へ進んだということです。

今回、苦い再会となってしまった2人ですが、わかり合える日が来るのか?今後の展開に注目です。

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【半沢直樹(2020)】1話のその他気になったこと

  • 岡社長が証券部で大声でいった時点で漏れてそうな買収情報
  • オジサンだから無理するなと妻に言われる半沢
  • 森山の肩を叩こうか迷う半沢
  • 某CMのように若い社員とやりとりをする半沢
  • 役に立たないどころかほとんどバカといわれる三木
  • いきなり傘で攻撃する半沢
  • バイト姿が板についている瀬名
  • オークションもあるスパイラル
  • 「万年筆 製造業者」で検索する瀬名
  • 伊佐山の絡み方が半端ない
  • 副社長、興奮し過ぎて社長とイチャイチャ
  • キャンキャン吠える負け犬扱いされる大和田
  • 缶コーヒーはもちろんスポンサーのBossを渡す半沢
  • 豚玉チーズダブルの飯テロ
  • 湯浅社長もメールで出演
  • 諸田いわく“セントラルはゴミ溜め”
  • 歌舞伎の見得を切るような伊佐山
  • かわいらしく「知らない」とナッツ食いながらいう伊佐山
  • 「まーきの」みたいに「もーろた」と呼ぶ伊佐山
  • 破った紙で半沢の頬撫でる伊佐山
  • 先生に言いつける小学生のような伊佐山
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【半沢直樹(2020)】1話の感想とまとめ

帰ってきた半沢直樹は相変わらずの内容でした。

前回大和田常務ポジションである、伊佐山部長に市川猿之助さんが配役されました。

血は争えないのか、大和田節をしっかり受け継ぎ、さらに独自のアレンジとしてかわいらしさを出してくる憎い奴です。

大和田取締役がなんかかわいそうな存在に見え、ちょっと応援したくなる状態です。

顔芸ができる俳優さんが集められているため、若手では太刀打ちできないかと思いきや、顔芸若手ナンバー1賀来賢人さんが配役される辺りも“わかっている”配役です。

ここからまた、誰か有名になる人が現れるのか?小木曽を越える印象深いキャラは出てくるのか?あらゆる意味で楽しみな半沢直樹です。

次回は7月24日21時から10分拡大放送予定です。

【半沢直樹(2020)】1話のいいセリフ

大事なのはどこで働くかじゃない。どう働くかだ。

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