【FBI:特別捜査班】9話のネタバレと感想|証人保護プログラムの闇

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【FBI:特別捜査班】9話「死の極秘リスト」のネタバレと感想をまとめました。

今回の話は証人保護プログラムという、司法取引で証言した人を守るシステムの話です。

証人たちがなぜか次々と殺されるという事件が発生し、内部の者がリストをもらしているのではないか?という展開になります。

いったい誰が何のために?マギーとOAが真相を暴きます。

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【FBI:特別捜査班】9話のあらすじ

友人と釣りに向かおうとしていたデイモン・クルーズは、自宅の前で友人共々謎の男に銃撃される。偶然そこを通りかかっただけの市民も犠牲になり、友人の一人であるジムがクルーズの妻に連邦保安官であることを明かしFBIを呼んでもらう。

呼ばれたマギーとOAはクルーズが運ばれた病院へ向かい、妻と連邦保安官のポール・アッカーマンと一緒に話をする。夫は実は証人保護プログラムを受けていたが、プログラム適用後に知り合ったため、妻には知らされていなかった。

クルーズはあるカルテルの証人として証言台に立った後、今回もまたカルテルの幹部の証言をする予定だった。しかし、何者かに襲われ病院で命を落としてしまう。

襲撃されたときの生き残りはジムしかおらず、襲った人物の顔は見ていないという。現場にメキシコ料理店のレシートが見つかり、OAがその店に買いに行きデリバリーを頼む。

配達人の後を追っていくと、エルネストという男の元へたどり着いた。マギーが彼を追いかけ、OAと挟みうちにして逮捕した。

取り調べでエルネストは誰に頼まれたのか答えない。そこでマギーがどうやって、クルーズの家の住所を手に入れたかを聞きだす。その人物は元パパラッチのヴィンセント・マリーノという人物だった。マギーたちはマリーノの家に向かうが、すでに何者かによって殺害されていた。

マリーノの通話履歴を見ると、アンバー・ターナーという女性とやたら会話していた。彼女は断酒会の先輩でマリーノのことを彼女に聞いてみるが特に情報は得られなかった。

その後、新たな事件が発生し、マヤ・ネルソンという女性が自宅で夫と共に殺害される。彼女もまた証人保護プログラムを受けていた人物だった。

クルーズとマヤ、どちらもジムが担当している人物だとわかり、マギーたちは彼が情報を流しているのではないかと探る。

何のために証人のリストを流しているのか?真犯人はいったい誰なのか?

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【FBI:特別捜査班】9話のネタバレ

1:人物関係

あらすじ以降のネタバレをする前に現時点でわかっていることを、簡単にまとめます。

証人保護プログラムを受けていた人

  • デイモン・クルーズ:ハイロ・カルテル関連の証人。自宅で銃撃され死亡
  • マヤ・ネルソン:デトロイトで麻薬の運び屋をしていた。自宅で食事中に射殺され死亡

連邦保安局の人間

  • ジム:クルーズと出かけるときに銃撃されて怪我。クルーズとマヤの担当
  • マーク:クルーズと出かけるときに銃撃されて死亡
  • ポール・アッカーマン:ジムの上司

襲いに来た人物

エルネスト:ハイロ・カルテルの人間。裏切り者のクルーズを殺しにいった

住所を教えていた人物

ヴィンセント・マリーノ:元パパラッチで今はゆすり屋。アンバーをストーカーしていた。何者かによって殺される

断酒会のメンバー

アンバー・ターナー:断酒会でのマリーノの先輩。マリーノにつけ狙われていた

2:情報を流していた人物は誰?

ジムの担当である2日とが殺されたことから、マギーたちはジムを聴取します。

しかし、自分ではないと無実を主張するジム。OAは車を調べる許可をもらい、探してみたところGPS装置が仕掛けられていたのを発見しました。

その後、マヤの証言により逮捕された人物に、どうやって住所を手に入れたのか聞くとこう答えます。

白人男から情報を得た。そいつは色っぽい赤髪の女を連れていた。

マギーたちはすぐにピンときました。それは、アンバーのことだと。

アンバーは本名をアリソン・ハントといい、彼女もまた証人保護プログラムを受けている人物でした。

彼女の担当もジムですが、3人に共通する点はジムが担当というだけでなく、ポール・アッカーマンが上司だったということも当てはまります。

情報を流していたのは、ジムではなくアッカーマンでした。

連邦保安局のアッカーマンが証人の住所をもらしていた

3:歪な関係

アンバーを取り調べする際、ジュバルに担当させようとデイナは考えます。

なぜならジュバルも断酒会に参加していたからです。

共通点があるほうが口を割る可能性が高い、デイナはそう考えてジュバルに頼みます。

しかしジュバルは断ります。断酒会は自分の全てを参加者にさらけ出し、参加者の信頼がプログラムのカギとなるものです。

要するに信頼してさらけだしたものを、捜査のためとはいえ利用するのはどうかと思うとジュバルは考えてました。

そこでいつも通り、マギーが取り調べにあたります。

彼女は既婚者であるアッカーマンに恋をし、彼の居場所を決していいません。

そもそもマリーノが2人の仲に気づき、写真を撮って関係をバラすと脅してきました。

そこでアッカーマンはあろうことか、証人の住所を告げることで取引をしたのです。

証人の居場所を教えることは金になるため、アッカーマンはその後も教え続けます。

とんでもない人物です。そのために多くの人が犠牲になっています。

アンバーが口を割らないのでアッカーマンの妻の所へ向かいます。

しかし、妻もまた夫を信頼していてそんなことするはずないといいます。

アッカーマンは証人保護プログラム下にある、孤独で弱い立場にある人に近づき恋愛に持ち込む。

秘密の共有をすることは、親近感と勘違いさせるため、より相手の恋愛感情を高めていたのです。

アッカーマンがどこにいるのかわからずにいると、彼から電話が入りアンバーを解放しろといいます。

そこでFBIは策を練りました。

アッカーマンは証人の弱い立場につけこみ、恋愛感情に持ち込んでいた

3:ドラマの結末

アッカーマンの指定された場所へ向かい、指示された使い捨て携帯を手に入れると届くメッセージ。

新たに指定された場所までタクシーで向かい、森の中を進んだところでアッカーマンが現れます。

腕を掴み連れていこうとする腕に手錠がはめられ、アンバーだと勘違いしていたアッカーマンは驚きます。

アンバーではなくマギーが変装して指示に従っていたのです。

逮捕されたアッカーマンは憎まれ口を叩きます。

君らは花形、俺の仕事はクズの保護だ。と。保護された証人に対してアッカーマンはクズと呼び、バカにしていたのです。

マギーは彼らは正しいことをして人生を一変させたといいますが、アッカーマンは本性は変わらないだ自業自得だとあくまで上から目線です。

そんなアッカーマンにマギーは言います。「あなたもね」と。

アッカーマンは他の不倫していた証人のことも売り、殺し屋が来たら捕まえるとFBIで見張ることにします。最低な男です。

マギーはジュバルに断酒会の話をアンバーの前でしたことについて、怒っていないか聞きます。

ジュバルは何も咎めず悪党の逮捕が何より大事だと告げ、この仕事ができるのは断酒会のお陰だといいました。

マギーが囮になってアッカーマンを逮捕

4:【FBI:特別捜査班】9話のネタバレまとめ

証人の住所を流していた人物

連邦保安局のポール・アッカーマン

動機

証人のアンバーと不倫関係であったことを、アンバーのストーカーをしていたマリーノに知られ脅される。代わりに証人の住所を教えて金をもらい、それに味をしめたアッカーマンはその後も金目的で証人の住所を売った。

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【FBI:特別捜査班】9話の感想とまとめ

証人保護プログラムというものがどういうものなのか?簡単にいうと司法取引で証人になる代わりに、保護してもらうというものです。

例えばマフィアの仲間を売るなどをした場合、当然報復が考えられます。その報復をされないように、名前を変えて住む場所も変えて生活します。

今回アンバーは4回も引っ越しをしたといい、せっかくコミュニティに馴染んでもまた別人となって生活しなくてはなりません。

家族などと接することもできず孤独な状態にいる証人に、いい顔して近づいて恋愛関係に持ち込むという卑劣な手段をアッカーマンは使います。

そんな人物だから金のために証人の住所を売ったりするわけで、証人のことを“クズ”扱いしていました。

一度悪の道に入ると抜けるのも命がけとなり、まともに生活していたほうがよっぽど楽そうです。

殺人や窃盗などわかりやすい犯罪は逮捕され収監されますが、アッカーマンのような“真の悪”はなかなか表に出てこないため、野放し状態というのがなんとも皮肉です。

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