【FBI:特別捜査班】7話「盗っ人の仁義」のネタバレと感想をまとめました。
現金輸送車が襲撃される事件が起き、捜査にあたったマギーとOA。犯人の1人に感情移入をしてしまうOAは、自分のトラウマを彼に重ねてしまいます。
【FBI:特別捜査班】7話のあらすじ
現金輸送車が警官に扮した男たちに襲われ金を盗まれてしまう。FBIが捜査を開始していくうちに、関与を疑われる人物が浮上してきた。
しかし、その人物は自宅で何者かに殺されていた。仲間が口封じのために殺害したに違いない、マギーたちはそう考えて防犯カメラを調べていく。
その中の一人、警備会社に勤める男ジェイソンは、元イラクに派遣されたレンジャーだった。彼は退役後、警備会社に勤め前歴もない人物だが、酒や違法薬物に溺れていた。
ジェイソン自身は現金輸送車のルートは知らなかったが、恋人がルートを知っていた。彼女から情報を聞きだし、犯人グループに輸送車のルートを教えていたことが判明する。
逮捕したジェイソンに協力を要請するマギー、しかし仲間を売ることはできないといって断る。そこでOAがかつて自分が戦地で経験した話を始める。
【FBI:特別捜査班】7話のネタバレ
今回の話は強盗団の話で、退役軍人もの第二弾です。OAの過去が少しわかる回です。
1:強盗事件発生
現金輸送車が警官の格好した人たちに襲われ、現金を奪われてしまいます。
- 白人2人と黒人1人の3人
- 目撃者はいない
- 運転手の2人は無事
- 260万ドル強奪された
運転手に話を聞くと自分の顔の近くで、男が睨みつけて殺すと喚いた。というので、顔の付着物を採取しておきます。
車の一部にデザイン会社の駐車証があったので、さっそくその会社へ聞き込みに行きます。
2:聞き込み
デザイン会社に行って話を聞きますが、車の所有者と思われる人物には完全なアリバイがありました。
ただ、同居している弟ニック・サレルノは、麻薬関連と武装強盗の前歴がある人物だとわかります。
しかも、襲われた現金輸送車の警備会社に過去勤めていたこともわかりました。
サレルノに話を聞きますが、ずっと地下室にいたといいます。彼はアリバイはありません。
警備会社での聞き込み
警備会社でジェイソン・モーガンという人物にサレルノの話を聞きます。
- いいやつだったがボスがクビを決めた
- 責任感がないし、盗みがバレてクビに
- 現金輸送車のルートは極秘情報なので彼は知らない
- 最後にあったのは2~3ヶ月前
ジェイソンは元レンジャーで3回イラクへ行っています。OAは同じ元軍人ということもあって敬礼をしました。
3:容疑者発見
運転手から採取したDNAを検査した結果、サレルノのものだと判明します。FBIが逮捕に向かった自宅で、サレルノは何者かに殺されていました。
マギーたちはいったんFBIに戻って考えます。
- 殺害の動機は仲間による口封じか
- 作業員が共犯ではないか
サレルノに話を聞いたとき、そばにいた作業員が強盗団の仲間の可能性があり、防犯カメラを調べます。
するとエリック・ヒーリーという武装強盗の前科がある人物と、サレルノは話をしていました。
その写真を襲われた運転手に見せると、自分たちを襲った相手だと証言します。
サレルノとヒーリーは強盗団のメンバー
3:二件目の強盗事件発生
また現金輸送車が襲われたという情報が入ります。無事だった運転手に話を聞きました。
- 道にあったゴミ箱が爆発した
- 車が横転して銃声が聞こえた
- 120万ドル強奪
- 運転手の1人が重症
爆弾は遠隔起爆のもので、予備の起爆装置もありました。
マギーたちが周辺を調べていると、車に何かが貼り付けられて隠されているのが見えます。
なんと、爆弾はもう1個あったのです!
急いで避難を呼びかけたお陰で、爆発してもみんな無事でした。
この爆弾はヒーリーが建設会社から盗んだもので、彼は爆弾と共に行方がわからなくなります。
ヒーリーは肉親がなく里子に出され、学校も行ってませんでした。そんな彼に対してデイナはこう分析します。
生活環境に恵まれなかった彼のような人物は、能力を誇示する。追い詰められるほど大胆になる。
早く捕まえないと犠牲者が増えるかもしれない、そんな暗示です。
強盗団のメンバー判明
防犯カメラを調べた結果、そこに映っていた人物が強盗団とわかります。
- ニック・サレルノ
- エリック・ヒーリー
- ライアン・ジェンキンス
そしてもう一人映っている人物がいます。それは警備会社にいたジェイソン・モーガンでした。
2~3ヶ月会っていないなんていっていたのに、ちゃっかり会っていました。
マギーたちは警備会社へ再び向かいます。
強盗団のメンバーを逮捕
会社に行くとジェイソンは不在でした。別の人物に彼の話を聞きます。
- 彼はイラク帰りの英雄
- 名誉負傷章に青銅星章をもらっている
- イラクでは12人殺害した
- 深酒をしたり薬物を使用している
- 設備管理者なのでルートは知らないはず
- ルート管理者の彼女と交際している
退役軍人で英雄ですが、薬物や飲酒をしています。現金輸送車のルートは知りませんが、ルートの管理者が彼女です。
そこにちょうどジェイソンが戻ってきたので、マギーたちは逮捕します。
ジェイソンが逮捕される
4:取り調べ
ジェイソンにヒーリーたちの行方を聞きますが、仲間を裏切ることはできないといって自供しません。
- 実行犯と同じ罪に問われる
- 犯人捜索に協力するなら司法取引が可能
- 取引しないと10~15年の刑
- 撃たれた運転手が死亡したので最悪死刑もある
こう脅しをかけますがジェイソンはまだ口を開こうとはしません。
そこでOAが戦地での話を始めます。
OAの過去
アル・アサドの掃討作戦に4人で参加した話を始めます。
- 通訳が交代したが睡眠不足で疑う余裕がなかった
- 爆撃された家に案内された
- 家の中に入ると銃撃戦になった
- 後ろを振り返ったら一緒に入った仲間の頭が吹っ飛んでた
- その時転がった先は地下壕だった
- 敵は20人以上いた
- 気づかれないことをひたすら祈った
- 地下壕に3日いた
- 毎分毎秒死を覚悟した
OAたちは敵にハメられたのです。恐らく地下壕にいたお陰で、たった1人生き残ったのでしょう。
毎分毎秒死を覚悟する。どんな極限状態なのか、想像を絶するような経験を彼はしていました。
そんな自分だからジェイソンの苦しみが分かると語りかけ、ようやく彼は口を割りました。
強盗団の内容
では強盗団はどういう組織だったのか?ジェイソンが話してくれました。
- 過去のトラウマを忘れるため酒と薬に溺れていた
- サレルノに借金をした
- 薬はサレルノから買っていた
- 奴が借金帳消しにできると強盗の話を持ってきた
- サレルノが立案者でボスはヒーリーだった
- ヒーリーがサレルノを殺した
戦争の苦しみを紛らわすため酒と薬に溺れたジェイソンは、サレルノが話を持ってきたとき断れなかったといいます。
ジェイソンはどうすればこんなことにならずに済んだのか?同じ退役軍人であるOAのようになれなかったのかと、なんとも悲しい結果です。
- OAは生死の境を生き延びた
- ジェイソンが協力する
5:囮作戦
おなじみFBIの囮作戦をジェイソンを使ってします。携帯を持たせ音声を聞き、GPSで居場所を把握します。
仲間たちと合流し落ち合う場所を聞きだし、マギーたちは車で後をつけていきます。
しかし、ラジオがついて音声が聞こません。OAは彼に共感しているため、応援が来る前に中へ乗り込んでしまいます。
建物の中には誰の姿もありません。ただ、渡した携帯はその場に置かれていました。ジェイソンは裏切ったのです。
さらにマギーとOAは部屋に閉じ込められてしまいます。ドアを開けようとするOAに、トラップだとマギーが止めます。
ワイヤーが繋がった先には爆弾があります。OAが信管を注意深く引き抜き、扉を開けて出て行くと、すでに彼らの姿はありませんでした。
ジェイソンが裏切る
6:物語の結末
OAはマギーに素直に謝り、気を取りなおして彼らの行方を捜します。
マギーとOA二手に分かれ、マギーがいった先にはヒーリーとジェンキンスの2人がいました。
駆けつけた応援と共に2人を確保します。
一方、OAがいった先にはジェイソンがいました。投降を促すOAの声を聞かず、刑務所に入るのは嫌だと彼は叫びます。なぜか?
それは、彼は戦争で3ヶ月捕虜だったからでした。
忘れたくても忘れられない痛みや苦しみを、彼は3ヶ月もの間受けてきた人物だったのです。
腹に隠した銃に手を伸ばすジェイソン、抜いたら撃たなければならなくなるOA。緊張の瞬間を引き裂いたのは銃声でした。
マギーがジェイソンを撃ったのです。
その後の話
ジェイソンは幸い命は助かりました。
マギーとOAはデイナになぜこんな事態になったのか?と聞かれます。
自分が悪いというOAの言葉を遮るように、マギーは判断は間違ってなかったとフォローします。
マギーがかばっているのは誰の目に見ても明らかでしたが、デイナは何もいわずにとがめませんでした。
「大丈夫?」と聞くマギーに「平気だ」と答えるOA。マギーは相棒なのだから嘘をつかないで欲しいと告げ、いつでも話を聞くと言葉をかけます。
OAは一人でNYの街を歩き考えます。そしてアポなしでマギーの家の前で彼女の帰りを待ちます。
戻ってきたマギーは彼の話を聞くため、自宅に招き入れました。
- ジェイソンは撃たれるが無事だった
- マギーの家をOAが訪ねて話を聞いてもらう
7:【FBI:特別捜査班】7話のネタバレまとめ
強盗団の役割とメンバー
- 立案者:ニック・サレルノ
- ボス:エリック・ヒーリー
- 手下:ライアン・ジェンキンス
- 情報を流す:ジェイソン・モーガン
【FBI:特別捜査班】7話の感想とまとめ
退役軍人もの第二弾も切ない話でした。日本では退役軍人が身近でないため、いまいちわからない話の1つかもしれません。
ただ、話を聞くだけでとんでもない状況だというのは想像できます。当然、普通に生きていたら経験するはずもない地獄の苦しみだということぐらいは、なんとなくわかります。
ましてや捕虜なんて、人間の尊厳を失うような状況だろうと、想像するだけで気分が悪くなります。
以前の話でもそうですが、彼らは英雄なのに蔑ろにされているため怒りが湧きます。四六時中崇め讃えろということではなく、辛いとき苦しいとき、そばに話を親身に聞いてくれる人がいないのが問題でしょう。
死の恐怖に3日さらされたOAと、3ヶ月さらされたジェイソン。どちらもその後の人生に暗い影を落とします。
OAはFBIの捜査官であることで、自我をなんとか保っていられるのかもしれません。
ジェイソンは酒と薬に溺れ自分を見失ってしまいます。退役軍人の話は毎回悲劇的で、アメリカの闇を感じます。
【FBI:特別捜査班】7話の補足
FBIのお家芸とは?
ジュバルが番組冒頭で「銀行強盗を捜査するのはFBIのお家芸」という話をします。
そこで挙げられた人物について補足します。
プリティーボーイ・フロイド
1920年代に実在した銀行強盗。銀行強盗に入ったときに、住宅ローンの抵当書類を破ったということから、大勢の人々をローンから解放したと言われて英雄視されている。最終的にFBIにより射殺された。
ベビーフェイス・ネルソン
1930年代に実在した銀行強盗で、デリンジャーの仲間となり銀行を襲っていた。警官に対して容赦なく銃を撃つ武闘派、デリンジャーと別れた後は妻と一緒に逃走。後にFBIとの銃撃戦で負った傷が元で死亡。
ジョン・デリンジャー
義賊的な銀行強盗なため、今も語り継がれる有名な人物。一度は逮捕されるが脱獄し、ネルソンらと組んで再び銀行を襲う。ガールフレンドがFBIに情報を売ったため、包囲されて銃撃により死亡。
私はあなたの相棒よ、嘘はつかないで。自分自身にもね。
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