【相棒22】最終回までの視聴率とあらすじ

2023秋ドラマ
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【相棒シーズン22】前期(1話~9話)のあらすじとゲスト

第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」

  • 上原阿佐子…栗山千明
    弁護士。美和子が通う料理教室の友人
  • 牧村克実…市川知宏
    フリーの雑誌記者。阿佐子の婚約者
  • 御法川誠太郎…田中美央
    警視庁公安部部長
  • 平井蓮…永澤洋
    平井翔の兄
  • 平井翔…桐矢一
    「微笑みの楽園」信者
  • 末次広平…俊藤光利
    レストランオーナー
  • 末次佳代…佐野啓子
    末次の妻
  • 坪内吉謙…伊東孝明
    「微笑みの楽園」幹部
  • 成増孝徳…松田賢二
    警視庁公安部参事官
  • 迫水…池原丈暁
    暴力団員
  • 村上巧…釆澤靖起
    レストランの客
  • 風間義晴…東龍美
    社会学者
  • 村岡…浅見小四郎
    民家の主人
  • 太田…栗原功平
    「微笑みの楽園」信者
  • 江端…安村のりひさ
    「微笑みの楽園」信者
  • 「微笑みの楽園」検査係…すわいつ郎
  • 坂本慎二…浅木信幸
    「あおい出版」編集長
  • 「anea cafe」店員…加部アカネ
  • 「あおい出版」編集者…あいだあい、岡本直也、 森川大輝
  • アパートの住人…市毛達也
    吉川崇と同じアパートの住人
  • 二宮蒼…縣まいこ
    リポーター

亀井美和子(鈴木砂羽)の通う料理教室の友人という、上原阿佐子(栗山千明)は杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)に人捜しを頼む。1年前から交際をしていた牧村克実(市川知宏)から、プロポーズを受けたのだが、2週間前から急に連絡が取れなくなったという。右京たちは依頼を引き受け、牧村の部屋へ行き手がかりを捜す。

一方、捜査一課の面々は転落死現場に臨場していた。亡くなった男性は平井蓮(永澤洋)という人物で、睡眠薬を飲んで飛び降りたように見えた。だが、伊丹憲一(川原和久)たちは床の引っかき傷を見て、誰かが平井を運んでベランダから突き落としたのではないかと考えていた。

捜査会議をしている最中に公安部の御法川誠太郎(田中美央)が割り入り、事件は公安が引き取るといって持って行ってしまった。なぜなら、亡くなった平井は『微笑みの楽園』という宗教の信者だったからだ。

1年前、平井の弟である翔(桐矢一)が、レストランで爆破事件を起こした。翔もまた信者だった。公安は教団を以前からマークしていて、翔を追い詰めるが屋上から身を投げてそのまま死亡してしまう。

右京は牧村がその事件を調べていたことを知り、教団本部に阿佐子も一緒に潜入しに行く。確かに牧村は潜入していたが、別の名前を名乗っていた。何かがおかしいと右京が感じ、亡くなった平井蓮の自宅を調べに行くと、そこには現在内調勤めになった青木年男(浅利陽介)の姿があり……。

第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」

社美彌子(仲間由紀恵)が『微笑みの楽園』の信者に銃撃されたことを受け、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は見舞いに向かうが面会謝絶だった。ちょうどやってきた甲斐峯秋(石坂浩二)に、牧村克実は何者なのかを聞くと、本名は鶴見征一(市川知宏)という公安の捜査員で、3年前から教団に潜入していたが、教団に取り込まれてしまったという。その後、公安は失態を隠ぺいするため、爆破事件の直前に懲戒免職にしていた。

右京たちは社を撃った犯人の取り調べに割り入り、鶴見の写真を見せながら、彼の指示で銃撃したのか確認する。犯人は鶴見の指示だったことを認めた。

公安の中に鶴見と繋がっている人がまだいるはずだと、角田六郎(山西惇)は恐らく公安部部長の御法川誠太郎(田中美央)ではないかと右京たちに話す。何の繋がりがあるのか、どうやって連絡を取っているのか、右京たちは捜査をさらに進める。

美和子(鈴木砂羽)にかくまわれていた上原阿佐子(栗山千明)は、彼が今どこにいるのか教えて欲しいと右京に迫るが、右京は教えずにいた。

やがて公安が『微笑みの楽園』に銃刀法違反の容疑で捜索を始める。食料庫から出てきたのは、大量の拳銃だった。教団の幹部である坪内吉謙(伊東孝明)は、ハメられたと言って一切の否定をするが連行されてしまう。

右京は教団で見た鶴見の名簿から住所を記憶していて、自宅を捜索しに行く。そこには、牧村の部屋にあった靴のサイズと違う靴があり、さらにはまるでジャンルも巻数もバラバラな本が大量に置いてあった。

何かがおかしいと違和感に気付く右京、そこに美和子から阿佐子が消えたと連絡が入り……。

第3話「スズメバチ」

  • 村岡めぐみ…生越千晴
    加藤の恋人
  • 藤巻英子…鮎川桃果
    「KB&KD」武蔵野研究所研究員
  • 佐川倫之助…俵木藤汰
    香里台交番巡査
  • 加藤星也…一ノ瀬翔太
    「デジタルノアソリーションズ」事業企画部員
  • 小山紗栄子…良田麻美
    珈琲サロン「紗」店長
  • スーパーの店長…岡安泰樹
  • 公園管理員…三上剛

特命係第3の男こと陣川公平(原田龍二)とついに再会を果たした亀山薫(寺脇康文)は、陣川の顔を見るなりお互い喜びあった。陣川は杉下右京(水谷豊)にある相談をしようとするが、角田六郎(山西惇)から公園で遺体が発見されたという情報が入る。しかもスズメバチがいるせいで、現場検証が不可能だと聞き、右京は俄然興味を抱く。

現場には既に捜査一課の伊丹憲一(川原和久)らが臨場していたが、スズメバチが遺体の周りにいて現場検証ができずにいた。駆除業者に連絡をするが、今すぐ来れない状況だった。そこに犯人を名乗る人物から電話が入り「あの男は死んでない。眠っているだけだ」と言う。

右京は危険を顧みず1人で遺体へと近付いていく。後を追った亀山がアドバイスをしながら、蜂に刺されずに何とか遺体に近づく事ができた。電話では眠っているだけだと言うが、遺体はかなり出血していて息が無かった。

被害者は加藤星也(一ノ瀬翔太)というIT企業の社員だった。恋人の村岡めぐみ(生越千晴)に事情を聞きに、勤務先の喫茶店へ右京たちは行くが、こないだ退職したという。

一方、伊丹たちは加藤の部屋を捜索していたところ、通気口に盗聴器が仕掛けられていたのを発見する。

その頃陣川はめぐみの家にあがって話を聞いていた。そこへ右京たちがやってくると陣川は隠れるが、折りたたみナイフが置いてあるのを発見してしまい……。

第4話「天使の前髪」

  • 久保崎美怜…藤井美菜
    女優・脚本家・演出家。劇団「W」主宰
  • 中村修…瀬口寛之
    美怜のバイト先、居酒屋「伊太利の里」店長
  • 久保崎美由…石崎日梨
    美怜の妹
  • 工藤祐一…大内厚雄
    舞台演出家
  • 有村凛…朝井瞳子
    劇団「W」劇団員
  • 皆川隆二…島丈明
    映画配給会社「グローバルビジョンピクチャーズ」社員
  • 黒岩希美…中條サエ子
    演劇集団「ホタル座」団員
  • 「小堺不動産」社員…藤田昌宏
  • 「妙南寺」住職…山崎健二

劇団W所属の女優・久保崎美怜(藤井美菜)は、日米合作映画の出演をかけたオーディションに参加した。しかし、その会場に来ていた審査員・工藤祐一(大内厚雄)にテスト演技を酷評されてしまう。

杉下右京(水谷豊)は亀山薫(寺脇康文)と、新しく出来たホールのこけら落としで催される、クラシックコンサートを聞きに行こうとしていた。道端に様子がおかしい女性を発見し、声をかけると「警察を呼んでください」と言われる。彼女の手には血がべったりとついていた。

右京たちがマンションの部屋に行ったところ、そこには果物ナイフで胸を刺されて死んでいた工藤の姿があった。

警察で事情を聞くと、オーディションを受けた後、工藤からメッセージで執拗な食事の誘いがあったという。立場を利用したセクハラだと感じた美怜は断り続けたが、今度は電話がかかってきたという。

それでも拒否し続けていた美怜だったが、ある日突然マンションに工藤が直接訪ねてきた。そのまま強引に部屋の中に押し入った工藤は、いきなり襲い掛かってきたという。必死に抵抗を続けた美怜は、そこにあった果物ナイフで刺してしまったと供述した。

現場を改めて確認した右京は、あまりにも出来すぎていると違和感を抱く。なぜなら、彼女は女優だからだと言うが……。

第5話「冷血」

  • 桐生貴明…小林亮太
    目黒南署から本庁に異動
    組織犯罪対策部 薬物銃器対策課 刑事
  • 花井与志郎…殺陣剛太
    和菓子屋「独鈷庵」の職人
    成浦興業組長・通名「小林」
  • 和光…小日向春平
    闇バイトで雇われた受け子
  • 黒沢秀一…高木勝也
    半グレグループ「スコルピオ」幹部
  • 桐生真弓…菅原あき
    桐生の母。府中共生病院看護部長
  • 緑川あや…伊藤麗
    和菓子屋「独鈷庵」アルバイト店員
  • 鈴木とし子…酒井麻吏
    『都民ジャーナル』に投書をした女性
  • 山田…森橋諄哉
    闇バイトで雇われた受け子
  • 向原…佐藤元輝
    闇バイトで雇われた受け子
  • 麻薬密売グループの男…仲城煎時

杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は食事の帰りに、表札はあるが空き室の部屋を見て気になった。郵便受けの中を見ると不在票が入っていた。そのことを角田六郎(山西惇)に右京が話すと、密売グループが利用している可能性があると警戒を強めた。

そこで角田が張り込みにいける者がいるかときくと、真っ先に手を挙げた部下がいた。彼は目黒南署から組織犯罪対策部 薬物銃器対策課に異動してきた桐生貴明()という部下だった。桐生は監察官の大河内春樹(神保悟志)と剣道で勝負して、勝率は5分だという。意外と度胸があるのだと右京と亀山に話した。

亀山が荷物を受け取った男の後をつけていくと、一軒の民家に入っていったのを確認する。そこで角田たち組対が摘発に向かうが、残っていたのは下っ端の受け子だけだった。指示役の人物がいなかったことから、捜査情報が漏れているのではないかと疑念が生じる。

そこで大河内は右京と亀山を呼び出し、桐生の素行調査を依頼するが……。

第6話「名探偵と眠り姫」

  • 蔵本慎吾…佐伯新
    里紗の父親・「蔵本屋」常務
  • 蔵本里紗…潤花
    慎吾の娘・「蔵本屋」の令嬢
  • 黒崎弘…諏訪太朗
    「黒崎堂」社長
  • 瀬戸路子…和泉ちぬ
    蔵本家の家政婦
  • 蔵本啓介…石田登星
    里紗の叔父
  • 蔵本幸次郎…花王おさむ
    里紗の祖父・「蔵本屋」社長
  • 黒崎潤也…三浦大和
    弘の息子・里紗の婚約者
  • 水田仁…多田昌史
    『眠り姫事件』の誘拐犯
  • 刑事…吉川勝雄
  • 「蔵本屋」重役…菅野久夫
  • ホテル従業員…織田光
  • バー「Verma」マスター…佐藤太三夫

警視庁の情報提供フォーラムから、杉下右京(水谷豊)宛てに「『眠り姫事件』の犯人は殺された。至急真相を解明されたし」というメッセージが届く。

『眠り姫事件』とは17年前に起きた、老舗百貨店の蔵本屋の孫娘で当時5歳だった蔵本里紗(潤花)が誘拐された事件で、人質救出後に犯人の水田仁(多田昌史)が遺体で発見されて幕引きを迎えていた。

右京は亀山薫(寺脇康文)と共に捜査を開始する。関係者への聞き込みをしにホテルに向かった2人だが、里紗が忽然と姿を消したと騒ぎになっていた。

父親の蔵本慎吾(佐伯新)は慌てた様子もなく、本人から無事を伝える連絡があったという。右京が防犯カメラ映像を確認したところ、見覚えのある格好をした男の姿が映っていた。

2人はチャンドラー探偵社に行き、マーロウ矢木こと矢木明(高橋克実)に話を聞くが、とぼけて答えようとしない。そこで尾行をするがうまく巻かれてしまった。

里紗はいったいどこへ消えたのか?右京の推理が17年前の事件の真相を明らかにする。

第7話「青春の光と影」

  • 矢崎浩輔…金子昇
    ロックバンド「DEEP CREW」ボーカル
  • 佐光隆吾…川野直輝
    「DEEP CREW」ドラム担当
  • 安本早苗…細野今日子
    「DEEP CREW」ベース担当
  • 林田晃司…江頭勇哉
    「DEEP CREW」ギター担当
  • 沢村香音…木村葉月
    「DEEP CREW」マネージャー
  • 吉澤佳代…中原翔子
    所属事務所「Leggiero」の社長
  • 矢崎優実…加賀美早紀
    矢崎の妻。元アイドル

路地で発見された遺体はロックバンド「DEEP CREW(ディープクルー)」のボーカル、矢崎浩介(金子昇)だった。バンドは20年前に解散し、矢崎はソロ活動をしていたが、近頃再結成された。わずか2年で解散したことで、日本のロック史に伝説を刻んだバンドだという。

伊丹憲一(川原和久)たちは矢崎の妻・優実(加賀美早紀)に聴取をすると、別居して2年になり離婚を考えていたという。事件の起きた時刻には自宅にいたということで、彼女のアリバイはなかった。

一方、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は所属事務所に行き、バンドメンバーに話しを聞きに行く。ドラムの佐光隆吾(川野直輝)、ベースの安本早苗(細野今日子)、ギターの林田晃司(江頭勇哉)の3人と、所属事務所の社長・吉澤佳代(中原翔子)が揃っていた。

昨夜23時半までスタジオでリハーサルをした後、みんなバラバラに帰宅をしたという。最後にスタジオを出たのは矢崎で、マネージャーの沢村香音(木村葉月)が言うには24時頃だったという。

佐光はここにいる全員が矢崎を恨んでいると言う。元々バンドは矢崎以外の3人で結成され、後から入ってきた矢崎が解散を勝手に決めた経緯があった。

社長は5000万の金を貸しており、林田は矢崎に曲を盗まれた。早苗は以前交際していたが、矢崎は当時アイドルだった優実に乗り換えて捨てられていた。

右京たちは帰り際、香音に話を聞く。矢崎はスタジオを出る時に「ちょっと飲んで帰る。1人じゃ飲まねえよ」と言っていたという話を聞き、誰かと会う約束をしていた可能性が考えられた。

話を聞いたところ関係者全員に殺害の動機があり……。

第8話「センチメンタル・ジャーニー」

  • 門脇多恵子…中尾ミエ(少女期:宮川莉奈)
    尾上絹という偽名を使う老女
  • 後藤真奈…紗葉
    多恵子の孫
  • 磯貝直樹…松本哲也
    元関東漸央会構成員
  • 門脇…吉野正弘
    多恵子の父
  • 角田…宇江山ゆみこ
    角田の妻

こてまりに杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)以外に珍しく角田六郎(山西惇)が同席していた。妻と旅行の日程で揉めた角田は離婚すると言い出す。周りが宥めるが角田の意思は固く、自宅に戻らず特命係に寝泊りをしていた。

右京は青森県弘前行の夜行バスのチケットを買いバスに乗り込む。隣の席には尾上絹(中尾ミエ)を名乗る老女が座っていた。他愛もない世間話に花を咲かせる右京だが、出発前に一旦席を離れると角田課長に尾上を調べて欲しいと連絡する。

一方、亀山は廃工場に忍び込み、そこに置かれたナンバープレートに目を留める。引き出しの中からはさらに何枚ものナンバープレートが出てきた。

右京と亀山、それぞれ別行動で追うある事件。その真相は一体……?

第9話「男の花道」

  • 弓生崇智…赤ペン瀧川
    「Yott・VISION」社長
  • 法海…直江喜一
    財照寺住職
  • 浅戸彰良…間瀬英正
    警視庁組織犯罪対策部部長
  • 平田弁景…やべけんじ
    扶桑武蔵桜顧問弁護士
  • 拳銃の売人…ゆぶねひろき
  • 准教授…宮沢大地
  • 扶桑武蔵桜組員…奥村隆正

指定暴力団「扶桑武蔵桜」の若頭・鬼丸播磨(三国一夫)が、青年実業家の弓生崇智(赤ペン瀧川)とトラブルになり、弓生が鬼丸を殺害してしまう事件が発生する。

弓生の供述では鬼丸がナイフを持って脅してきたので、首を絞めて殺してしまったと証言する。警察は暴力団の組員が武器を持ったのなら、正当防衛が成立すると判断し、弓生を無罪放免にした。

内村完爾刑事部長(片桐竜次)と「扶桑武蔵桜」の組長・桑田圓丈(大石吾朗)は、正義に目覚める以前は懇意の仲だった。

内村は杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)を呼びつけ、組が報復をするのは確実だといい、弓生の警護にあたるよう命じる。

組員たちが敵討ちをしようと穏やかでない状況の中、なぜか組長は報復をやめるよう命じていて……。

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