【滅相も無い】3話のネタバレと感想|不思議な経験を語る女

2024春ドラマ
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【滅相もない】3話のネタバレと感想をまとめています。

今回話をするのはオルゴール記念館でバイトをした女性。そこで出会った同姓同名の女性2人と奇妙な交流が始まる。初めて2人が実際に会う時、彼女もその場に参加することになり……。

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【滅相も無い】3話のあらすじ

穴が現れてから2日後、正式な会議が行われる。だが、何を話せばいいかを決めることから話すことになった。穴の調査には1人10万円支給することに決め、下請け業者に発注をする。そこからさらに下請けに発注し、間を抜かれに抜かれた結果、若くて暇な人を1人5000円で集めることになった。

12月1日金曜日。今回話すのは松岡(上白石萌歌)だ。松岡は職を転々としていた。勤めていた図書館が潰れ、CM制作会社に転職する。そこはブラックな職場で次々と人が辞める職場だった。

誰のために何をやっているのかわからない会社に嫌気が差し、松岡は静かな所に行きたいと思い、オルゴール記念館で働くことにする。

新しい職場は打って変わって暇な職場だった。ある日のこと、この日の客は全部で6人だった。その中の1人の女性が施設で行われる演劇の予約をしていた。

たった1人で舞台を見る女性。松岡も興味津々に後ろからこっそり眺めた。

またある日、松岡がバイトに来ると、こないだ劇を予約した人と同姓同名の女性の名前が予約名簿にあり……。

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【滅相も無い】3話のネタバレ

不思議な出会い

オルゴール記念館にある舞台は予約をすると、劇団の人がが来て芝居をしてくれる。主に子供向けの舞台で、団体で来た客が見ることが多かった。

しかしやってきたのは原幸恵という大人の女性1人だ。彼女は『赤ずきん』の舞台をたった1人で鑑賞していた

またある日のこと、松岡(上白石萌歌)がバイトに来ると、舞台の予約を原幸恵がしていた。前回の観劇から1週間も経たない日のことだった。正直つまらない芝居なのに2回もここで劇を見るほど、この土地には何もないのかと松岡は驚いた。

当日やってきた原幸恵は、前回来た人とは別人だった。この原幸恵がどういうふうに劇を見るのか、気になった松岡は後ろで一緒に劇を見た。2人の原幸恵は同じように、ただ舞台をじっと見ているだけであった。

受付で彼女に話しかけられた松岡は、以前同じ原幸恵が舞台を見に来ていたことを教える。すると彼女は「時々通ってみようかしらね」と話した。

実際、彼女は何度も通ってくれた。しかし1人目の原幸恵と会うことはなく、松岡と話すのが恒例になった。この半年くらい、舞台を見てくれているのは全部彼女だった。松岡はどうにかして、幸恵をもう一人の原幸恵に合わせることができないか考えた。

再会

松岡は薄れてしまった、もう一人の原幸恵の顔を思い出しながらSNSで検索する。見つけると2人目の原幸恵をSNSに登録させ、1人目の幸恵にメッセージを送らせた。こうして2人の原幸恵はSNSを通じて繋がった

1人目の原幸恵はドイツで芸術関係の仕事に就いていて、日本にいないことが分かった。日本に帰ってきた時には、必ず会おうと約束をした。

それから6年が経って松岡はオルゴール記念館を辞めて、小さな銭湯で働いていた。2人目の幸恵から1人目の幸恵と会う事になったので、一緒に会おうという連絡が入る。松岡は電車で以前の勤め先である、オルゴール記念館に向かった。

2人の原幸恵と一緒に『赤ずきん』の舞台を松岡も見ることになった。やっぱり6年ぶりに見ても退屈なその芝居を、2人はじっと見つめていた。観劇中に松岡がふと視線を落とすと、2人の幸恵はそっと手を繋いでいた

幸恵たちはお互いにたくさんの共通点を見つけていた。名前がまったく同じ以外にも、年齢も誕生日も同じだった。犬の誕生日も一緒で犬の種類も一緒。ただ生まれ育った場所はまったく違う場所で、あの日1人目の幸恵はたまたま観光で訪れていただけだった。

次ドイツから帰ってきたらまたここで会おうと約束をする2人、松岡も来るよう誘われた。

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【滅相も無い】3話の結末

こんなふうに年を重ねられたらなと思って、こっちにまた戻ってきた松岡だがおととし病気が見つかってしまう。「年重ねるのに病気は望んでないよって思ったんですけど、まあ望んでなくてもなるのが病気ですねって思って」と語る松岡。

小澤(堤真一)に松岡は次ドイツから帰ってくるのは、4年後なんだという話をする。小澤は「でも俺たちには穴がある。穴の向こうで会えるんじゃないか?」という。

ただドイツには穴がないので、日本に来てもらって入るしかない。さらに「その人が入りたいかどうかは分からないから。入らないかもしれないけど、まあ入ってなかったとしても、いつか穴の向こうで俺たちは会えるよ。絶対ね」と小澤はいう。松岡はどこか納得したようにうなずいた。

12月10日日曜日。松岡は母親に穴に入ることにしたと電話をする。そして電話で話しながら、穴へ入っていった

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【滅相も無い】3話のまとめと感想

同姓同名の女性たちと親しくなったが、病が見つかってしまい穴に入っていったという話でした。

今回の話はそのまま見ると何の変哲もない話で、逆にあれこれ考えるとどうとでも取れる話です。例えば2人の原幸恵は実は双子で生き別れの姉妹とか、三角関係だとか、ヒントが少ないので何でも考えられます。

また不思議といえば不思議ですが、そういうこともあるかもしれないといえば、あるような気もします。

穴はどうやら日本だけにしかなく、ドイツにはないそうです。小澤は「いつか穴の向こうで俺たちは会えるよ。絶対ね」と言いますが、根拠は分かりません。適当なだけかもしれません。

穴に入る人と入らない人、その違いが何なのか?今のところ2人入って1人入っていません。まだまだ謎だらけです。

ちなみに今回驚いたこととして地上波でも放送する番組なのに、『赤ずきん』の舞台が「正直、CMよりつまらないんじゃないかなと見てて思ったし」というセリフに驚きました。

【滅相も無い】3話のいいセリフ

不思議ですけど、休めない状態の時って選択肢に「休む」が入ってないじゃないですか。

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