【特捜9シーズン3】7話のネタバレと感想|唐突な犯人

特捜9 2020春ドラマ
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2020年7月1日に放送された【特捜9シーズン3】7話「万引きGメンの死」のネタバレと感想をまとめました。

万引きGメンの女性を殺害したのは、彼女に捕まえられた過去がある人たちなのか?小宮山と村瀬の距離が少し縮まるようなシーンもありました。

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【特捜9シーズン3】7話のあらすじ

女性の絞殺遺体が発見され、身元を確認すると相澤麗美(水沢エレナ)という警備会社の保安員だった。彼女は万引きGメンとして逮捕率も会社でトップの優秀な人物だという。

相澤が万引きGメンになろうと思ったのは、12年前に行きつけの本屋が万引きで潰れてしまったことが理由だった。同じく12年前に相澤が死亡する少し前に電話をしていた、飯倉秋代(中島ひろ子)の息子の悠馬(永嶋玲)が事故死していた。

当時、相澤が万引きしている悠馬を見つけ、追いかけた結果、階段から転落して死亡してしまっていた。それ以来、飯島は相澤のことを許していなかったはずなのに、なぜか死ぬ直前に電話をしていた。浅輪(井ノ原快彦)新藤(山田裕貴)その内容について聞いても世間話だとしか彼女は答えない。

一方、相澤のポケットの中に値札がついたままの指輪があり、購入した店へ小宮山(羽田美智子)村瀬(津田寛治)が向かう。防犯カメラの映像を確認してみると、指輪を万引きした人物を相澤が追って出て行く姿が映っていた。この女性を調べてみると過去に万引きで逮捕歴がある、大森月子(山下リオ)という女性だった。

青柳(吹越満)矢沢(田口浩正)は相澤の会社に怒鳴り込んできた、松浦秀人(栄信)の元に聞き込みに行く。なぜ会社に来たのかを問うと、妹が自殺したという。

相澤に捕まった過去がある人物や関係者たちが次々と現れ、容疑者候補となっていく。

謎を解くカギは遺体に付着していた、“ベンガラ”という粉。誰のものなのか?

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【特捜9シーズン3】7話のネタバレ

今回の事件は万引きで逮捕された人やその家族、といった人たちが容疑者に浮上します。

謎を解くカギであるベンガラという粉が誰のものなのか?特捜班が謎に挑みます。

1:事件発生

遺体で発見された人物の詳細です。

  • 被害者:相澤麗美
  • 職業:中央セキュリティの保安警備員
  • 死亡推定時刻:午後7時~9時の間
  • 死因:絞殺

首にはいわゆる吉川線と呼ばれる抵抗をした跡が残っており、自殺ではなく他殺と断定されます。

彼女の職業は万引きGメンと呼ばれる仕事で、よくニュースの特集などでやっているアレです。

スーパーを出て行ったところで声をかけ、支払いをしていないといって捕まえます。

ポケットに値札のついた指輪が入っていて、まさか万引きGメンが万引き?となります。

そこで小宮山・村瀬チームが指輪を売っていた店へ向かい、浅輪は一足先に行っている新藤の元へ向かい、青柳・矢沢チームは彼女の会社へ向かいます。

死亡したのは万引きGメンの女性

2:容疑者だらけ

それぞれのチームが聞き込みをした結果、容疑者っぽい人たちが出てきます。

  • 飯倉秋代:相澤の死亡時刻ごろ、彼女に電話をしていた
  • 大森月子:窃盗で4度補導歴あり。防犯カメラに相澤に追いかけられる映像があった
  • 松浦秀人:相澤の会社に凄い剣幕で来た

どれも怪しげな人物です。さらにわかった情報はこうなります。

  • 飯倉秋代:12年前、息子の悠馬が万引きし、相澤に追いかけられて階段から落ちて死亡
  • 大森月子:相澤に過去補導されている。映像から指輪を盗んだのは彼女か?
  • 松浦秀人:妹が自殺している

飯倉は息子を亡くした後、相澤が謝りに来ても許すことはなかったそうです。

月子は過去に補導もされて今回も盗んでいるところを咎められ、その後殺害したのか?という雰囲気です。

松浦は妹の死が相澤と何かしら関係があるような、そんな雰囲気を出します。

それぞれ動機がありそうな人たちが出てくる

3:捜査会議

各チームが調べた情報を持ち寄り、捜査の進展を確認します。

  • 飯倉秋代:今も相澤を恨んでいる。息子がなぜ万引きしたのか疑問に思っていた
  • 大森月子:夫と映画を見に行っていたというが、実は夫は母親と映画に行っていた
  • 松浦秀人:妹の梨々子は過去に相澤が補導している

全員の動機が余計に深まってきました。そこで鑑識からカギとなる証拠を教えてもらいます。

それは、ベンガラという天然塗料が、被害者に付着していたということです。

  • 飯倉秋代:研磨剤として使用している可能性がある
  • 大森月子:化粧品に使用されている可能性がある
  • 松浦秀人:板金塗装の仕事で使用している可能性がある

やはり全員当てはまる状態です。一人ずつ潰していくしかありません。

容疑者全員ベンガラを使用している可能性がある

4:モラハラ夫登場

夫の総一郎と会ったときのことを早川先生に話すと、モラハラを受けている可能性があるといいます。

強いストレスを感じた結果、万引きをしてストレス解消をしているのでは?もしかしたらクレプトマニアかもしれないと指摘します。

そんなモラハラ夫が考えた月子のアリバイはすぐに崩れました。

そんなわけで小宮山たちが月子に任意で聴取をします。

しかし月子は夫に「何も喋るな」と命じられているようで、何も話そうとしません。

そこで小宮山が夫の悪口をいうと、月子はキレて夫は立派な人です!といい始めます。

万引き癖のあるこんな自分とも別れず、養ってくれる主人はいい人だ。感謝して生きていかないとならない、全部自分が悪いと言い出します。

さすがに小宮山もモラハラなんじゃないかと思い、あなたは駄目なんかじゃないと諭します。

すると、前にも同じ事をいわれた気がすると、何かを思い出しました。

しかし、夫が班長にかけあって解放するよう求め、月子に帰っていいと告げます。

月子が帰る前に小宮山は携帯番号を記した名刺を渡します。

そして、勝手に返した班長にブチ切れ、「捜査しないならせめて邪魔はしないでくれ」と怒ります。

班長が月子を帰してしまう

5:村瀬と小宮山のキュンキュンシーン

怒る小宮山には理由があったのです。それは、友人にモラハラを受けていた人がいたからでした。

一人憤る小宮山に村瀬が声をかけます。情に流されやすい君にずっとひやひやさせられてきたと。

そして、二人の距離が縮まるような、キザなセリフをいいました。

まあ、今度上司にキレそうになった時には、その前にまず俺に言ってくれ。俺はいつだって、君の味方だから。

カッコつける村瀬、しかしなぜかつまづいて転ぶあたり、照れ隠しなのかマジ転びなのか。

そんな村瀬に小宮山はこう返します。

かっこつけちゃって。ばーか。

どこのトレンディドラマかと思うような、ちょっと古臭いやり取りも逆に味です。

今後2人の距離がもっと縮まるのか?とうとう交際に発展したりするのか?など、気になるやり取りでした。

小宮山と村瀬の距離が少し縮まる

6:12年前の真相

浅輪と新藤が飯倉の家に行ってみても応答がありません。電話も通じず嫌な予感がし、2人で捜しに行く事にします。

すると救急車で運ばれる女性がいて、それが飯倉でした。

頭から血を流しているところを発見され、意識不明の重体だといいます。

所持品を探ってみたところ、中に携帯が2つありました。

その内の1つは息子のもので、中身を確認してみるとそこには日記があります。

またウエダに万引きしてこいと命令された。もういやだ。万引きなんかしたくない。

と書かれています。

12年前、悠馬が万引きしたのはウエダという同級生にイジメを受けていたからだったとわかります。

と、いうことは飯倉が相澤にかけた電話の内容は恐らく、日記の内容を伝えたのではないか?

12年前の真相に気づいた相澤は、ウエダに会いに行ってトラブルになって殺された。と推理します。

さらに飯倉の襲われた現場からもベンガラの粉末が検出され、相澤の指についていたものと同じ成分でした。

また、梨々子の自殺の原因はアダルトビデオに出演していたのを、子供の保護者に知られて保育園を依願退職していたことでした。

兄にそのことを伝えると、梨々子が前に「あんな会にさえ行かなければ…」といっていたといいます。

ここに来て色々なことがわかり始め、真相が見えてきます。

  • ウエダという生徒に飯倉の息子はイジメを受けていた
  • 相澤と飯倉を襲った人物は同一人物
  • 梨々子は何かの会に出たせいで酷い目にあった

7:謎の会の存在

モラハラ夫に愛想を尽かして月子が自ら聴取に応じに来ました。

前に「あなたは悪くない」といわれたのはどこなのか?

「太陽と光の会」なる聞くからに怪しい会です。どんな会なのか?

万引きを繰り返す人の自助グループだといいます。怪しくありませんでした。

その会に参加してからしばらくして、坂上唯なる人物から手紙が届いたといいます。

内容はザックリいうと、ブリッジという宝石店に就職したから、来て欲しいという内容です。

しかし、行ってみると坂上はおらず、指輪を見ているうちに段々盗みたくなってきてしまったといいます。

そこに相澤がやってきて制止し、月子は指輪を置いて逃げ出します。

そんな月子に向けて相澤は「気をつけて!あなた狙われてるのよ!」といいました。

何に狙われているというのか?

一方、青柳たちも梨々子が参加していた「太陽と光の会」へ話を聞きに行きます。

やはり坂上唯という人物はおらず、相澤も同じ事を聞いていたと教えてくれました。

被害者のポケットに入っていた指輪は、犯人が殺害後に入れたのではないか?小宮山たちは考えます。

謎の人物からの手紙で宝石店に呼び出された

8:ウエダの正体

飯倉の息子をイジメていた人物ウエダは誰なのか?浅輪たちは名簿を見て正体を探ります。

すると女部田と書いてウエダと読む人物が発見されます。

その人物は現在苗字を変え、宮坂宏と名乗り宝石店で品質管理をしていた人物でした。

そんな人いたっけ?と思うぐらい唐突な人物が犯人です。

冒頭にチョロっと出てきただけの男、それがウエダこと宮坂です。

浅輪たちは取り調べを始めます。

  • 苗字を変えたのは過去の悪事を隠すため
  • 相澤と飯倉の現場から採取されたベンガラは、店で使っているのと一緒

証拠を突きつけても態度が悪い宮坂は、飯倉がナイフで襲ってきたから正当防衛だと開き直ります。

そこで青柳たちが入ってきて、さらなる証拠を突きつけます。

  • 半グレと繋がっている
  • アダルトビデオの制作で荒稼ぎしていた
  • 宮坂の役目は女の調達
  • 太陽と光の会に出入りしているルックスのいい女を狙った
  • 坂上唯の名前で呼び出して宝石を盗ませる
  • 見つけて脅しAVに出演させていた

梨々子はそうして宮坂の罠にはまってしまいました。その次のターゲットが月子だったのです。

相澤はそれに気づき調べていたところ、バレると思った宮坂が首を絞めて殺した。というのが真相です。

月子のせいにしようと思い、指輪をポケットの中に入れたということでした。

ウエダは宮坂という宝石店の男だった

9:【特捜9シーズン3】7話のネタバレまとめ

相澤麗美殺害犯

宮坂宏

動機

自分の過去や現在やっていることを知られると思い、相澤の首を絞めて殺害。その後、月子に罪を着せるため、ポケットに盗んだ指輪を入れた。

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【特捜9シーズン3】7話のその他気になったこと

  • 散らかしっぱなしの特捜班は幼稚園かとボヤく班長
  • 矢沢にゴミ箱に捨てるよう諭される青柳
  • 結構チョロいといわれる青柳
  • やたら赤い色が目立つ大森家
  • 「愛と裏切りのレクイエム」という映画を母親と見るモラハラ夫
  • 息子の罪を“たかが万引き”といって相澤にビンタする飯倉
  • 「捜査令状です!」と声を揃える青柳&矢沢
  • 倫子のクッキーをダシにして取り入る浅輪
  • ゆとりじゃ読めないと自らいう新藤
  • 変顔してからかう宮坂
  • 班長の掃除の細かい指示を聞く村瀬
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【特捜9シーズン3】7話の感想とまとめ

誰?と思うような唐突な人物が犯人でした。正体は冒頭に出てきた宝石店の男で、すっかり忘れていました。

出てくる人が相澤以外、みんな何だかなと思うような人たちばかりです。

飯倉は息子の万引きを棚に上げて相澤に怒ったり、宮坂を殺しに行ったりします。

しかも最後、浅輪といい話的に終わりますが、殺人未遂に問われないのか?謎です。

松浦も妹が死んだのは相澤のせいだと、文句をいいにいったりしてました。

みんな身内の犯した罪に甘すぎで、なぜ相澤が怒られなければならないのか?さっぱりわかりません。

モラハラ夫にいたってはもうどうしようもない男で、こいつが犯人だったら一番スッキリしそうな話です。

一番まともな人が殺されてしまうという気の毒な話でした。

次回は7月8日21時から放送予定です。

【特捜9シーズン3】7話のいいセリフ

俺はいつだって、君の味方だから。

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