【相棒21】9話のネタバレと感想|都市伝説の真相を暴け

2022秋ドラマ
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【相棒シーズン21】9話「丑三つのキョウコ」のネタバレと感想をまとめています。

SNSを中心に「丑三つのキョウコ」という都市伝説が話題になっていた。出会ったら最後、あることをしなければ殺されてしまうらしく、とうとうキョウコの犠牲者が出たというが……。

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【相棒21】9話のあらすじ

SNSで話題になっている都市伝説「丑三つのキョウコ」について、美和子(鈴木砂羽)がこてまりで杉下右京(水谷豊)亀山薫(寺脇康文)に教える。丑三つ時に白いコートを着たキョウコに遭ったら心臓を取られてしまうという。助かる方法は1つ、ハート形のキーホルダーを投げ、キョウコが心臓だと思って追いかけた隙に逃げるしかないらしい。訝しげにする亀山だが、動画まであった。

一方、フリースクール河上の代表の河上昌也(栗原功平)が、殺害される事件が発生。目撃者によると白いコートの女が逃げていくのを見たいう。その時の動画がネットに上がり、キョウコの仕業ではないかと騒ぎになっていた。

だが、アカウント名「sashimi」という人物は、それは偽物動画だと反論していた。そこで右京はsashimi本人に会う約束を取り付ける。待ち合わせ場所に行くと、そこには大村啓太郎(佐藤銀平)という社会心理学を研究している人物もいた。

やってきたsashimiこと松田綾人(寺山武志)は、あの動画が撮影された時刻に、別の場所でキョウコは目撃されているので偽物だという。最初にキョウコを撮影した人物である松田は、証拠の動画を右京に見せた。

被害者のフリースクールの評判が悪いことが亀山の調べで分かった。河上たちは引きこもりの子供を無理矢理連れ出し、家族に高額な月謝を請求して金を受け取ると、預かった子供を放り出していた。そうして戻って来た子供は、以前よりも状況が悪化していた。同じような目に遭った人は何人もいたのだ。

スクールの生徒たちの写真を見た右京は、その中にキョウコに似た人物を見つけて訪ねる。青山加奈(江田友莉亜)はスクールに入った後、引きこもりが悪化して部屋から出て来なかった。そこに彼女の元担任だという足立達夫(廣川三憲)がやってくる。足立は亡くなった加奈の母に頼まれ、加奈の面倒をみていた。

加奈が引きこもるきっかけは足立だった。高校の体操部の顧問をしていた足立は、加奈がケガを隠して強行出場していたのを知らずに、全国大会に出場できなかったのは加奈のせいだと叱責した。以来、加奈は引きこもってしまう。足立の勧めで河上のスクールに入れるが、母親は高額な月謝を払うために働きづめでとうとう過労死してしまう。

結局、加奈と話をすることはできなかった右京たちは一旦引き揚げた。夜遅くに再びやってきた右京たちは、窓から加奈が白いコートを着て出てくるのを見た。後をつけていくと加奈は何かをするでもなく、ただふらふらと夜道をあてもなく歩く。容姿からキョウコだと勘違いした通行人は、慌ててキーホルダーを投げて逃げていった。加奈は何もせずに家に戻った。

駐車場で大村の遺体が発見された。その後、キョウコが大村を殺害する動画がネットに上がる。亀山はなぜ助けなかったのかと怒るが、助ける義務はないと松田は開き直った。右京は大村が本当は都市伝説ではなく、情報伝達の研究をしていたことに目をつける。そこである作戦を実行することに……。

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事件の真相1

SNSで松田の投稿にわざと挑発するようなコメントを右京が書き込むと、松田はむきになって撮影を始めた。松田はキョウコに成りすまし、自作自演していたのだ。そこへ右京たちがやってくる。

松田と初めて会った時からおかしいと右京は思っていた。なぜなら大村が「彼にDMを送った」と言っていたからだった。初対面であるのならば“彼”なのか、“彼女”なのか分からないはずなのにだ。大村と松田は最初から面識があったのだ。追い詰められた松田は包丁を取り出して襲い掛かるが、右京たちに取り押さえられた。

取調室で右京は松田に、キョウコの映像は時刻操作されていると指摘する。映像は2時15分に撮影されたことになっているが、背景には2時に消えるはずの看板のライトがついていた。つまり大村殺害動画は、2時より前に撮影されたものだった。そのほうがバズるから操作したのだと松田は認めた。

当初は研究のため協力していた大村だったが、もうやめると松田に告げる。松田は反対するが逆に大村はねつ造をバラすぞと脅した。バズっているのにやめたくなかった松田は、大村がスマホを操作している隙に背後から包丁で刺した。その後、動画を回しておけば良かったと思い、急いでキョウコに扮してもう一度刺した。

まるで反省していない松田に対し右京は、どれだけ大きな罪を犯したかすぐに分かると説教した。

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事件の真相2

河上の殺害現場で見つかった紙片の鑑定結果を受け、右京と亀山は加奈の家に向かう。加奈は相変わらず部屋から出てこないので、足立と話をすることにした。まず週3度届けている荷物の量が多いのは、まるでしばらく届けられないようだと右京は指摘する。

さらに荷物に入っていた手紙について右京はたずねる。加奈の母からのものだというが、最近手にしたものではないかと言い、手紙と現場に落ちていた紙片を照合すると合致した。恐らく事件があった日に足立はフリースクールで初めて手紙を発見したのだろうと。

足立が河上を殺害したから、いつ逮捕されてもいいように多めに食料を持ってきたに違いない、と右京が告げるが足立は口を割らない。そこで亀山がいつまで生徒にかばってもらうつもりなのかと、実は加奈はわざと誰かに見られるように、キョウコに扮して歩いていたことを教える。それは足立をかばうために捜査をかく乱していたからなのだと。

加奈の思いを知った足立は自供を始める。河上が教え子だったから、あのフリースクールを足立は紹介した。しかし河上は金だけ奪って加奈を放り出してしまう。せめて金だけでも取り戻そうと、あの日河上の所へ足立は行った。

スクールに足立が行くと、河上はちょうど金を持って逃げ出そうとしていた。足立が咎めると渡さずにいた加奈の母親が書いた手紙を見せ、目の前でビリビリに破ってしまった。元々足立のせいで加奈は引きこもりになったと悪態をつく河上。それでも足立がとにかく金を返せと迫るが、河上はナイフを取り出して脅してきた。

2人は揉み合いになった末に、足立が河上をナイフで刺してしまった。その様子を加奈は隠れて見ていた。だから加奈は足立をかばうため、わざと人目につくようにキョウコのふりをして徘徊していたのだ。自供を聞いた右京と亀山は自首すべきだったと告げると、足立は加奈へドア越しに謝った。加奈は部屋から顔は覗かせず、何も言わずに1人で涙を流した。

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9話の結末

足立を一課に引き渡し終えた後、右京たちは加奈にドア越しに話しかける。ウシミツのキョウコの都市伝説は5月27日に生まれた。その日は加奈の母の納骨の日だった。墓参りを誰にも見られないよう、深夜にこっそりと加奈が出かけた日だった。

そして今回も加奈は足立のために外へ出た。足立は事件の日、加奈に「先生、今度こそあいつと決着をつけてくるから」と告げて向かった。それを聞いた加奈はまずいと思って後を追った。だから事件が起きた時にあの場にいたのだった。

亀山はドア越しに気が向いたら特命においでと声をかけ、右京は間違いなく加奈を待っている人はいると思うと告げた。2人が家を出て行った後、加奈の部屋のドアが開いた。

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【相棒21】9話のまとめと感想

都市伝説は引きこもりの女性が外に出たのをきっかけに生まれ、それを悪用した人物が殺人を犯していたという話でした。

学生時代のトラウマで引きこもりになってしまった加奈を、母親が何とかしようと思ってフリースクールに入れます。しかし学校は金を奪うと子供を放り出し、余計に悪化して戻ってきてしまいます。贖罪の意味もあって加奈のトラウマの原因となった教師が、何とか金を取り戻そうとした結果、人を殺してしまいました。

それを知った加奈は捜査をかく乱するために、ネットで話題になっていた都市伝説の女に成りすまします。一方、バズることに味をしめた男は自作自演がエスカレートし、しまいには協力者を殺害しました。

加奈は傷ついてもなお、勇気を振り絞って行動しました。自分が引きこもりになった原因の教師のためにです。人は誰かのためになら、恐怖にも打ち勝つことができるのだと考えさせられる話でした。それと同時に承認欲求を満たすためだけの行動は、身を滅ぼすとも教えられた気がします。

自分のためと他人のため、どちらが良い結末なのか。まるで現代の寓話みたいな話でした。

【相棒21】9話のいいセリフ

間違いなく、あなたを待っている人はいると思いますよ。

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