【相棒シーズン18】3話ネタバレ感想|明菜役の大島美優ちゃんはどんな子?

2019秋ドラマ
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【相棒18】第3話に登場した明菜役を演じた子役の大島美優ちゃんの演技が凄かったので調べてみました。少女と恋人を亡くした男との奇妙な関係の話で、複雑な心境を抱く少女の役を自然と演じていたのが印象的な回です。

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【相棒シーズン18】3話のネタバレ

沢木大介殺害犯

小田桐徹

動機

金庫から金を取り出したところ、死んでいると思った沢木が襲ってくる。今なら島村のせいにできると思った小田桐は、沢木の頭を床に何度も叩きつけて殺害した

島村の動機

恋人の半井瑞穂は沢木に強姦され、その動画をネタに脅されていたことを苦に自殺した。島村は復讐のために沢木を刺すが、さらに共犯者として小田桐が動画を撮影していたことを知る。

沢木を殺害したつもりだった島村は、部屋を出て今度は小田桐を殺しに向かう。その時、偶然出くわした明菜を家に連れ込み着替えだけ欲しいと願う。明菜は沢木の事情を知って共感し、自ら沢木の復讐についていった。

事件解明の流れ

明菜を連れて行動をしていた島村の行方を追い、コンビニのATMから金を下ろしていたのを防犯カメラ映像で確認する。コンビニを出たところにバス停があり、バスの運転手に確かめたところ下車した場所が分かった。

沢木は小田桐と共犯だったことを突き止め、島村は小田桐を殺しに向かったに違いないと推理する。そして小田桐の勤務先の店で争っている2人を見つけその場で逮捕する。

島村に話を聞くと明菜は自らくっついてきたと言う。自分がなぜ沢木を襲ったのか、そんな話を聞きたがるから、誰か復讐したい人物でもいるのではと言う。さらに明菜は「お母さんが妹を殺した」と言っていたと言う。

右京は明菜に再び話を聞きに自宅へ向かう。丁度その時、家を出ようとした明菜と母親を交え話をする。明菜は妹の背中にアザがあったことを母親に言い、妹が死んだのは母に原因があると思っていた。

しかし、実際は妹は気を引きたくて、自らベッドから落ちてアザを作っていた。死因は死亡診断書にあるとおり、脊髄炎の後遺症による急性心不全だったのだ。

明菜は母に復讐したくともできない。そこで、島村が復讐を終えた後、自分も死ぬと言っていたのを聞いて、自ら死んで妹の所へ行こうと考えていた。死を恐れていない明菜はだから、小田桐にも立ち向えた。

母への疑いも晴れた明菜は島村の病室へ行き、止まっていた時間が動き始めたという島村の言葉に、「私も」と笑顔で答えた。

一方取調室では小田桐を伊丹たちが調べていた。小田桐の持っていた鍵の溝から沢木の自宅の床の木材と同じ成分が検出された。床に残されていた引っかき傷は、小田桐が沢木に襲われて引きずられた時についたものだった。これにより小田桐は犯行を自供した。

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【相棒シーズン18】3話のあらすじ

益子(田中隆三)から飼い猫の捜索を依頼された右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、郊外の一角で無事に猫を保護。後日、益子と連れ立って、保護に協力してくれた小学生・明菜(大島美優)に礼を言うためマンションを訪れる。すると、隣室で殺人事件が起き、偶然居合わせた明菜が連れ去られてしまったことが分かる。容疑者は、島村(三浦誠己)という警備員の男。動機は、恋人を卑劣な手段で自死に追い込んだ被害者男性への恨みと推察された。右京と亘は、島村が明菜に危害を加えるのではないかと捜査に乗り出す。すると、島村の恋人の自死をめぐって、意外な事実が浮かび上がってきて…!?
恋人の恨みを晴らした殺人犯が少女を人質に!?
いっぽう、少女には誰にも言えない秘密が…
殺意の先にある予想だにしない真実とは?

公式HPより引用
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【相棒シーズン18】3話の感想

明菜役である子役の大島美優ちゃんの演技が凄い回でした。複雑な心境を抱える少女の役を、セリフよりも表情や目で見せてくれます。犯罪者である人物といながら怯えるのではなく共感し、ピンチに陥った時に恐怖を超越しているために立ち向かいます。

さらに母親を憎しみを持って見る憎悪の瞳に、右京さんに一つずつちゃんと子供扱いではない説明を聞き、張り詰めた糸が切れたように涙ぐむ姿。最後は島村の隣にちょこんと座って愛らしい表情を浮かべ、母親と共に去る際には笑顔で手を振るという表情の変化を見せます。

それら全ての表情や演技が自然で子役にありがちな“あざとさ”がありません。恐ろしい子です。

今回はそんな子役の大島美優ちゃんについて調べてまとめました。

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子役の大島美優ちゃんについて

テレビドラマは今回の相棒で2作品目となります。初めて出演したのは【ラジエーションハウス】の本田翼さん演じる甘春杏の幼少期役です。今後、朝ドラや大河ドラマにも出演しそうな予感がする女の子です。

  • 所属事務所:アミューズ
  • 生年月日:2009年11月19日
  • 出身地:埼玉県
  • 趣味:読書・踊ること
  • 特技:体が柔らかい
  • 経歴:ちゃおガール2018☆オーディション 準グランプリ
  • TV出演作品
    • 【ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~】甘春杏(演:本田翼)幼少時役
    • 【相棒シーズン18】第3話 秦野明菜役
  • 雑誌:ちゃお(2019年~)

5000通の応募の中から10名がファイナリストに残り、大島美優ちゃんは準グランプリに選ばれました。そんな狭き登竜門を通って来た女の子なので、今回のドラマにも出るべくして出たのでしょう。

2019年の2月号から【ちゃお】でデビューしました。その後、【ラジエーションハウス】に出演するのですが、その時はドラマ初出演ということもあり、今回の演技のような達者な演技ではなかったようです。自分も当時ドラマを視聴していましたが、彼女の演技が今回のように印象には残っていません。

しかし、持ち前の才能が開花したのか、今回のドラマでは演技に磨きがかかりました。所属事務所が大きい事務所なので、活躍の場が増えそうな気がします。

趣味が踊ること、特技が体が柔らかいことと言うだけあって、ダンスの動画などにも参加しています。また、“ちゃおガール”で結成されたユニットのCiao Smilesにも参加し、歌を歌ったりもしています。何でも器用にやるタイプの子なのか、今後の活躍が楽しみな一人です。

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【相棒シーズン18】3話のロケ地

木村屋酒店

ATMのあったコンビニ

高円寺HIGH

島村が小田桐を襲ったライブハウス

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【相棒シーズン18】3話のその他気になったこと

  • 猫の鳴き真似をする冠城
  • 猫の名前は“益子メイ”
  • お礼の手土産はかりんとう
  • 非番でもそのまま鑑識に入る益子
  • ギターを持って構える明菜
  • 子供への聴き取りに伊丹の顔が怖いネタ健在
  • かりんとうを渡しそびれてみんなで食べる
  • メイが懐いていたので最初から明菜はいい子だと分かっていた益子
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【相棒シーズン18】3話のまとめ

鑑識の益子の飼い猫が行方不明になりそれを探す右京さんたちという、のほほんとした展開から複雑な心境を抱えた島村と明菜が共感し合うという内容でした。

子供であっても心は大人と同じように、それ以上に敏感に深く感じ取ります。明菜の誰にも言えない複雑な気持ちが、偶然出会ってしまった島村の感情と重なりシンクロします。そして悲劇的な最期を迎えてしまう流れになりますが、今回は右京さんたちがちゃんと説得に間に合いました

右京さんの子供を一人の人間として扱う接し方がいいです。誤魔化したり叱ったりするのではなく、感情的にならずに理路整然と理由を説明することが、子供の気持ちを前向きに変えました。見習いたいものです。

それもこれも子役の大島美優ちゃんの演技が良かったため、いっそう物語を面白く感じられました。

次回は10月30日21時からの放送予定で、ゲストは長谷川朝晴さんです。

今回のいいセリフ

たとえどんなに苦しくても、自分から死のうとするのは間違っています。

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