【太陽は動かない】5話のネタバレと感想|香港からの刺客登場

太陽は動かない WOWOW
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WOWOWで放送されたドラマ版【太陽は動かない】5話のネタバレと感想をまとめました。

香港から来た刺客、チーヨウの存在感がありまくりな回です。そして政治的な駆け引きが裏で行われ、誰が最後に笑うのか?ラス前に来て物語が加速します。

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【太陽は動かない】5話のあらすじ

連れ去られた桜井(安藤政信)の行方を追う鷹野(藤原竜也)は、車を発見するが既に乗り捨てられていた。

車の回収をした組織に向かい、誰に頼まれたのか情報と交換で聞きだそうとする鷹野。直接的な回答は得られなかったが、中国も日本も手を出せない場所が1つあるだろうとヒントを得る。そこは米軍基地だった。

その頃、中尊寺(石橋蓮司)はテレビの討論会に出演していた。収録後、桐野(柿澤勇人)に嫌味をいう中尊寺だが、桐野は牙をむき中尊寺に引退するよう告げる。

桐野の自信の裏にあったのは、米軍補給基地が返還されるということだった。アメリカから何も聞かされていなかった中尊寺は焦り、アメリカは自分を切り捨てて桐野と組むのかと察する。

しかし、桐野一人の力でそんな交渉が出来るはずもなく、その陰には飼い殺しにしていた永島(吉田鋼太郎)の存在があるに違いないと気づくが既に手遅れだった。

永島は中尊寺の裏帳簿やゼネコンとのやりとりなど、都市博妨害の証拠データを持ち出していたのだ。

中国とアメリカ、どちらの国と日本の誰が組むのか?

香港からの刺客、チーヨウ(松本実)の不気味な存在が迫る中、鷹野は桜井を見つけることができるのか?

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【太陽は動かない】5話のネタバレ

香港からやってきたチーヨウという殺し屋がとても印象的で、非常にカッコイイシーンが満載でした。

政治的な駆け引きも多く、裏で様々な動きが起きています。

1:永島のボヤき

中尊寺の元で飼い殺しになっている永島は、仕事もロクにやらせてもらえません。

もう一人の秘書が忙しくしている中、永島はソファで横になり酒を飲んでいる状態です。

そんな永島のボヤきはこうです。

  • IRは結局アメリカに貢ぐ制度
  • 湾岸に固執したのはカジノ利権ではなく、アメリカの無言の命令
  • 戦後70年たった今も日本は独立国家じゃない
  • 中尊寺は落合の父救出の邪魔をした

永島いわく中尊寺はアメリカに忖度しているということです。

永島はかつて外務省にいました。その時、落合の父を救出しようとしたのですが、中尊寺が自衛隊撤退を認めず見殺しにします。

それもこれも全てアメリカの機嫌をうかがってのことだと永島は考えています。

そして、かつて理想を持っていた自分と現状の差を嘆きます。

  • 内部から国を変えようと思って中尊寺の懐に入った
  • 日本を他の国に指図されない、真の独立国家にしたいと思っていた
  • しかし敵はあまりに巨大だった
  • 盾つく奴は総理大臣でも権力を奪われる世界だった
  • 自分は牙を抜かれた、抜かれ続けた

永島なりに理想を抱いていた時期があったということがわかります。

しかし、中尊寺の前では歯が立たず現在に至るわけです。

中尊寺はアメリカと繋がっていた

2:桜井の行方を追う

桜井の行方を追っていた鷹野は、連れ去った車が遺棄されているのを発見します。

その車を回収し廃棄している者たちの後をつけていくと、あるヤクザの事務所にたどりつきました。

鷹野は自分の持っている情報と交換に、桜井の行方を教えてもらおうと交渉します。

しかし、三浦は車のことを頼まれただけといい、どこから依頼されたかは答えません。

その割にはヒントになるようなことをいいます。というか、答えをいってます。

一つだけあるだろう?俺たちのような組織でも、政府でさえ手を出せない相手が。

この話を聞いて鷹野はすぐに察します。アメリカが背後に絡んでいると。

そして横浜にある米軍補給基地へ向かい、風間に連絡して潜入すると伝えます。

しかし風間は確認を取るからそこで待てと命じ、中尊寺に電話を入れて確認です。

  • 中国はいずれ排除する
  • ラスベガスの企業が参入予定だ
  • アメリカが独自に動くとは思えない
  • 自分を飛び越すなどありえない

元々アメリカと太い繋がりがあった自分を差し置いて、勝手にアメリカが動くはずがない。と中尊寺は思っていました。

そこで風間が中尊寺を追い落とそうとする反対勢力はないのか?とききます。

中尊寺ははっとしますが、まだその人物に力があるとは思えないとつぶやきます。

その頃、桜井は何者かに「仕事を頼みたい」と依頼され、成功すれば自由を保障すると約束されます。

  • 桜井は米軍補給基地にいる?
  • 中尊寺以外の何者かがアメリカと交渉している?
  • 桜井に仕事の依頼が入る

3:牙をむいた桐野

テレビ収録で都市博の話が取り上げられ、中尊寺と共に桐野も番組に参加していました。

コメンテーターの人たちが中尊寺のやっていることを批判する中、桐野は中尊寺のような人も必要だと発言します。

収録を終え中尊寺は桐野に「お前はまだ早い」と告げると、桐野は「番組でいい忘れてました。中尊寺先生、早く引退してください。これからの日本のために」と牙をむきます。

そんな中、中尊寺の元に一本の電話が入ります。それは横浜の米軍補給基地が返還されるという話でした。

中尊寺は悟ります。桐野にしてやられたと。しかし、桐野一人にそんな力があるはずもなく、思い当たったのは永島の存在でした。

  • 桐野が基地返還の道筋を立てた
  • アメリカはカジノ法案で中国と組んだ中尊寺を見限った
  • 新しいアメリカの犬が桐野
  • 湾岸案の他に横浜案が元々カジノ構想にはあった

2人は共闘して中尊寺を倒して権力を握ろうと、とうとう牙をむいたのです。

  • 横浜の米軍補給基地が返還され、カジノ候補地に
  • 永島と桐野が組んで中尊寺に対抗する

4:永島の狙い

永島の関与していると考えた中尊寺は、保管していたデータの確認を重盛に命じます。

しかし、既に永島はデータのコピーを持ち出し、桐野の手にそれを渡しました。

中には政治資金収支報告書には載ってない、裏情報とゼネコンや関係者たちのやりとりが入ってます。

要するに中尊寺の西東京案妨害の証拠となるデータです。

永島はなぜ桐野と共闘したのか?

  • 桐野への忠誠の証としてデータを持ってきた
  • 中尊寺の失脚だけが目的ではなく、桐野の理想に共鳴したからだ
  • 18年前の自分と同じ理想を桐野は持っている

かつて自分が日本を内側から変えると思っていた理想を、桐野に託したということのようです。

桐野は父親から牙を研いで待つんだ、その時が来るまでといわれていたことを思い出します。

流れを読むのも政治家の仕事、今がその時と感じて桐野と永島は動いたのです。

中尊寺は慌てて風間に連絡し、桐野がアメリカと手を組み、それを永島が助けたといいます。

そして、自分の関与した証拠を全て消して欲しいと、風間に新たな依頼をしました。

  • 桐野に西東京案妨害の証拠となるデータを渡す
  • 永島は桐野に自分の理想を託した

4:物語のラスト

桜井を乗せた車を追いかけていた鷹野は、途中でまかれてしまいます。

袋小路になっている道なのに、車はどこにも見当たりません。

化学薬品を精製している工場に立ち寄っていたことまではわかっていました。

なぜ、そんなものを積んでいたのか?理由はこうです。

  • 湾岸都市博のメモリアルタワーを爆破する
  • 施設を爆破するぐらいでは湾岸案は覆らない
  • だが土壌汚染が発見されたら、移動せざるおえなくなる
  • 同時に桐野に渡したデータをマスコミに流す
  • 中尊寺は失脚し、統合型リゾートは横浜米軍補給返還地に変更される

桜井はその爆破のための仕事を、アメリカから依頼されたということになります。

開通前の海底トンネルがあり、そこは既に湾岸地区に繋がってました。

鷹野はそこを抜けて桜井がいる、都市博メモリアルタワーを目指します。

同時に田岡も合流するよう命じられ後を追います。

永島は周と会って話し、自分と桐野は中尊寺のように、アメリカに尻尾を振る気は全くないと告げます。

日本を内側から変える、アメリカに対抗しうる手段として、同じような大国である中国の力も借りる。永島と桐野はそう考えていました。

一方、中尊寺はアメリカ大使館に直接向かい、話し合いの場を持とうとします。

鷹野には風間から命令が下されます。「今回の計画の証拠、全て抹消しろ」と。

桜井の存在そのものが計画の証拠なので、彼を殺せという指令になります。

桜井を下ろして帰るアメリカ関係者の車の前に、立ちはだかる男が現れます。

それは香港からの刺客チーヨウでした。

激しい銃撃戦となり、チーヨウは全員射殺し、その背後では燃え盛る車がありました。

  • 桜井は都市博メモリアルタワー爆破の依頼を受ける
  • 鷹野は爆破阻止と桜井抹殺を命じられる

5:【太陽は動かない】5話のネタバレまとめ

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【太陽は動かない】5話のその他気になったこと

  • チーヨウが武器持ちすぎ
  • タワーの高さは148.9m(トシハク)
  • オネエっぽいジャーナリスト
  • わらび餅を周に勧める永島
  • 愛人とはしゃぐ永島
  • またカップ麺にお湯を入れてすぐ食べる桜井
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【太陽は動かない】5話の感想とまとめ

香港からの刺客チーヨウが圧倒的に強くてカッコいいです

チーヨウのためのプロモーションビデオのような、とにかく香港アクション映画のようなカッコよさです。

敵として出てくるので恐らく鷹野たちに始末されてしまうと思いますが、数回の出演だけではもったいないぐらいのいいキャラです。

発炎筒を両手に持って道の真ん中に立ってると思えば、サブマシンガンで銃殺しまくり。

背後で燃え盛る車をバックに、歩んでいく姿はその風変わりな格好もあって余計に映えます。

中国、アメリカ、日本の三つの国と、AN通信、中尊寺、桐野、周というそれぞれの思惑が交錯します。

最後に覇権を握るのはどこの国の誰なのか?次回最終回で決着です。

【太陽は動かない】5話のいいセリフ

どんな理想でも時期が悪ければそれは通らない。

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