【太陽は動かない】4話のネタバレと感想｜鷹野と桜井の過去

WOWOWで放送されたドラマ版【太陽は動かない】4話のネタバレと感想をまとめました。

今回の話も過去の話がメインとなります。鷹野と桜井の2人の過去について主に描かれた回です。

【太陽は動かない】4話のあらすじ

14年前に鷹野（藤原竜也）は南蘭島から風間（佐藤浩市）に連れられて東京にやってくる。そこで桜井（安藤政信）が教育係となり、鷹野は寝食を共にすることになった。

桜井はまだ少年の鷹野にエージェントとしての心得を教えていく。それは鷹野が田岡（竹内涼真）に教えていたことと同じことだった。

最初はまったく歯が立たない鷹野も、次第に桜井と渡り合えるようになり、最終的には勝つこともできた。

桜井は35歳の誕生日を控え、最後の任務を一人でやらして欲しいと鷹野に願う。その任務で桜井は死んだと思っていた。しかし、桜井は自由を得るために最初からこの計画を立てていた。

今回もまた死んだことにして逃げようとしていた桜井だったが、鷹野に助け出されたことで計画が狂う。

再び捕らえられていた場所に戻る鷹野と桜井、そこを爆破して逃げ出してくる。風間のところへ行こうと鷹野はいうが、桜井は自由を求めて応じなかった。

鷹野は車を渡して二度と自分の前に現れるなと見逃すが、桜井は何者かによって拉致られてしまい……。

【太陽は動かない】4話のネタバレ

1：鷹野と桜井の過去

今回のメインの話となります。鷹野と桜井、2人はどんな仲だったのかが分かります。

14年前に風間に連れて来られた鷹野は桜井に預けられ、そこからエージェントとしての心得を叩き込まれます。

田岡に教えたことをそのまま、桜井に教えてられていました。人の記憶に残ってしまうとスパイ失格だと、とにかく目立たないことが大事です。

初ミッション

そこで桜井は初めてのミッションとして、そこにいる保育士にプレゼントするなら何を買うか？というお題を出します。

鷹野が買ってきたのは2980円の時計でした。

桜井：なんで2980円？

鷹野：初めてのプレゼントなら値段が高すぎるのは彼女の負担になると思った

桜井：なんでこのデザイン？

鷹野：時間が見やすそうだったから

と、鷹野は回答します。

すると桜井はわかってないな…みたいな顔をして教えます。

人の気持ちがわからないと、エージェントとしてはやっていけない。そんな教えです。

自宅で訓練

桜井の自宅で訓練と称して、いきなり鷹野を襲い始めてバトルになったりします。

情報を持って逃げようとする俺たちを、相手は殺さずに捕まえようとする。

エージェントはいつ何時、誰に襲われるかわからない。そんな感じで2人はやりあいます。

当然、桜井に敵うことなく、鷹野はいつもやられて終わります。

そんな鷹野へ桜井の教えはこうです。

体を使って鷹野に教えを覚えさせていきます。

2：最後の任務

桜井が明日で35歳になるため、胸に埋まったチップを外されて自由になれるという話をします。

自由になったら南の島でも行ってゆっくり過ごすと話す桜井。最後の任務は一人でやらせて欲しいと鷹野に頼みます。

そして桜井はある場所に鷹野を連れていきます。コインロッカーでした。

そこは桜井の生まれた場所だったのです。

誰にも望まれず生まれ、生まれた瞬間捨てられた。この世に存在して欲しくなかった存在だと。

そんな桜井の最後の教えはこうでした。

なぜ捨てられたのか、なぜ生まれたのか？誰にも愛されていない自分……過去を掘り起こすほど苦しみます。

そして桜井は鷹野の目の前で死亡したはずだった。しかし、再び鷹野の前に現れました。

3：あの日の真実

胸に埋められたチップが爆発して死んだはずなのに、なぜ彼は生きていたのか？その真相を教えてくれました。

胸にある大きなヤケドの痕を桜井は見せます。しかし、オススメはしないそうです。

なぜなら、命の保証はないからです。桜井自身もうまくいくかはわからなかったといいます。

ただ、自由の身になるため、自由か死ならやる価値はあると思い挑戦しました。

35歳になったらチップを外されるのではないのか？

桜井はいいます。そんなのはウソだと。

それは、AN通信は引退したエージェントの所在を把握しているからです。

なぜ戻ってきたのか？

自由になったのになぜ戻ってきたのか？

その理由は“金”だといいます。本当のことをいってくれという鷹野に、お前こそ本当のことを言えと迫ります。

桜井は子供の鷹野を預けられたとき、この計画を思いついていつか実行しようと思っていたそうです。

だから最後の仕事を一人でやらせて欲しいと願い、鷹野に自分でものを考えないよう仕向けたといいます。

鷹野は風間のところへ一緒に行こうといいますが、桜井はそのつもりがありません。

そこで鷹野なりに考えたのが、桜井を見逃すということでした。

4：【太陽は動かない】4話の結末

桜井に車ごと渡して二度と自分の前に現れないでくれ。もし現れたらそのときは覚悟して欲しい。といって送り出します。

鷹野は桜井を見逃し、風間にはフクモトは桜井だったと報告を上げるつもりでした。

走り出した車を見送る鷹野、しかし謎の車が桜井の車に体当たりして強引に停車させます。

桜井は車から連れ出されて拉致されてしまいました。

鷹野は風間にそれを報告し、何者が拉致したのか調べてくれと頼みます。

その他の動き

その頃、茨城の水防倉庫が爆発し、都市博建設地爆破関係者と思われる身分証が発見されたというニュースが流れます。

福本久志という身分証が見つかり、都市博の爆破と関連があると見て警察は捜査します。

中尊寺はそのニュースを見て「これで解決だ」といい、桐野は何者かに「予定通りにお願いします」と英語で話します。

そして周は香港の部下に命じてフクモトの存在を消すよういいます。

部下はチーヨウという殺し屋を呼び日本へ送りました。

【太陽は動かない】4話の気になったこと

• 女性にも男性にも興味ない鷹野
• 男性に興味ないと言われて安心する桜井
• カップ麺は湯を入れずにかじる桜井
• コロコロで殴りかかる鷹野
• 後で掃除する大変さを気にする鷹野
• 車が目立つのはいいのかと突っ込む鷹野
• 爆弾も目立っていると突っ込む鷹野
• 任務中に女性と電話する桜井
• お湯を入れてすぐ食べるのはやめろという鷹野
• ビールの噴射を傘で止める鷹野
• 鷹野の笑顔はなんか怖い
• 童貞かどうかにこだわる桜井
• ガスも抜けていきそうなボロボロな廃墟
• 最初から童貞ではなかった鷹野

【太陽は動かない】4話の感想とまとめ

鷹野と桜井の関係がわかる回でした。そういえば田岡はどうなってるんだ？と思ったら、落合とまだ一緒に行動していました。

田岡の過去も少しわかります。親に虐待されていたこと、施設に預けられて風間が迎えに来たこと、その時初めて生まれたことを肯定された気がしたと涙ながらに話します。

出るドラマで毎回泣いている気がする竹内さんは、今回もその大きな瞳からボロボロ涙を流します。最早泣き職人の域に達しそうです。

鷹野が住んでいる部屋は元々桜井が住んでいた部屋でした。桜井の住んでいた頃は雑然として、所々にセクシーな女性のポスターが貼ってあったりします。アメリカの映画に出てくるような、インテリアがある部屋です。

派手な格好をして派手な外車を乗り回す、女の子が大好きでチャラくて破滅的な男、それが桜井です。アメリカ映画に出てきそうなキャラです。

お金がかかっているドラマは車はもちろんのこと、インテリアや衣装にもこだわっているので見ていて面白いです。

謎の殺し屋チーヨウがあまりハッキリとは映らないのですが、どう見てもヤバそうな人物です。そもそも日本に入国できるのか？と思うような雰囲気です。

中尊寺と桐野、周たちの思惑がどこにあるのか？謎が深まります。

ここのとこアクションシーンが少ないので、次回はガッツリとアクションして欲しいです。

次回は6月21日22時から放送予定です。

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