【科捜研の女19】6話ネタバレ感想|コショウのかりんとうとまる先の悪魔

科捜研の女 2019春ドラマ
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今回の科捜研の女はゲストの鶴田真由さんが面白いキャラクターでした。マリコとどっちが上かマウンティング合戦を繰り広げます。価値感の全く違う2人のやり取りがどうやって終わるのか?どちらも負けず嫌いで一歩も引かない戦いにも注目して見ていきます。

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【科捜研の女19】6話のあらすじ

80歳の資産家・森留蔵(上村厚文)が、自宅で死んでいるのが見つかった。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は、病死と決めつける40歳年下の妻・聡美(鶴田真由)に疑念を抱く。

実は、聡美は過去3回、資産家の高齢男性と結婚し、いずれの夫も不審死を遂げた疑惑の女だった。4年前、スーパーマーケットチェーンの経営者だった前夫が謎の死を遂げ、莫大な遺産を相続したときは連日のようにワイドショーで取り上げられていた。

聡美によると、留蔵が死亡した日は故郷の横浜に戻っており、翌日の午後に帰宅したところ、夫はすでに絶命していたという。マリコたちの鑑定の結果、遺体の血中から毒物は見当たらなかったが、風丘早月(若村麻由美)が見つけた頭部の皮下出血、つまりたんこぶの中の“凝血”から睡眠薬の成分が検出され、一転、毒殺事件であることが明らかになる。

そんな中、10年前に留蔵と離婚した前妻・森弘子(姿晴香)が、死亡推定時刻に留蔵のもとを訪ねていた事実が浮上! しかし、聡美への疑惑を払拭できないマリコは、彼女の過去の夫たちの死を調べなおすことに…。そんなマリコに、聡美は「不幸な女」「あなたはブスね」と暴言を放ち、敵意をむき出しにするが…!? 果たして彼女の過去3回の結婚相手の不審死は、彼女の犯行によるものなのか…!? そして、今回の事件の真相は…!? マリコが最新科学で“後妻業の女”の真相を暴く!

公式HPから引用
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【科捜研の女19】6話ネタバレ


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森留蔵殺人犯

田沼幸代(田所草子)

動機

自分の父親は当時妻だった聡美が毒を持っていたのを知っていた。それで「自分は殺される」といっていたのだった。

父の死後、神奈川県警にその毒は没収されてしまうが、幸代は一部残していた。聡美が“まる先の悪魔”と騒がれていたのを見て、やっぱり父を殺したのは聡美だと思った。しかし捕まらずに遺産を手にした聡美を許せなかった。

父が残したこの毒で聡美を殺そうと決意し、有名人だった聡美をネットで検索しているうちに現住所が判明して自宅に向かう。そこでかりんとうに毒を拭きかけておくが、誤って留蔵が食べて死んでしまう

事件解明の道筋

竹林から見つかったかりんとうの容器に緑川厚と親子関係があるDNAが出てくる。そしてなぜそれがついていたのかを問うと、幸代がこの計画の自供を始める。

緑川厚殺害犯人

森聡美(鶴田真由)

この件を証拠に京都府警は神奈川県警に再捜査を依頼。緑川が死んだ本当の原因は何かを、調べることになる。

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【科捜研の女19】6話の感想

いわゆる“後妻業”の女の話となります。過去3回結婚した相手がみな死亡している疑惑の女で、今回の夫の前の夫の際に“まる先の悪魔”と呼ばれていた女でした。なので今回もこの妻が殺害しているに違いないと、皆が疑いをかけますが完璧なアリバイがあります。

しかし科捜研の女で“クロ”前提の捜査はどうなのか?ちゃんと科学の力で追い詰められるのか?

まる先の悪魔とは?

過去3回結婚していて、今回が4回目の結婚となります。全て夫とは死別ということで、いわゆる後妻業の女なのではないか?と世間を一時期賑わせた人物となっています。全ての相手を調べてみました。

名前年齢職業在住地死因
1人目三枝和明 65歳投資家札幌10年前に病死
2人目 緑川厚70歳資産家横浜7年前に事故死
3人目 先本丸雄75歳スーパーの社長大阪4年前に自然死?
4人目 森留蔵80歳資産家京都毒殺

となっています。4人目までは事件性がないとして全て処理されています。3人目の夫が死んだ時、ワイドショーに取り上げられたりしてちょっとした有名人になりました。その時も結局は逮捕などはされず、あくまで疑惑の女という状態でした

マリコVS聡美

女と女の意地がバチバチと火花を散らします。全く価値感の違う2人が、自分が上だと言わんばかりにマウントの取り合いをします。やり取りが面白かったです。

聡美の言い分

  • 金持ちに愛されるから嫉妬される
  • マリコはモテなさそう
  • 女は金持ちに愛されることで幸せになる
  • 女が幸せになる男尊女卑を受け入れられない女はブス
  • だからマリコはブス
  • 金・仕事・肩書きなんて女の魅力にならない
  • もしかして自分がモテない理由が、美人すぎるとか頭よすぎるとか思ってない?
  • モテることに興味ないとか意味不明
  • そういう女はみんな不幸になっている

マリコの言い分

  • 自分は嫉妬していない
  • お金持ちにモテることがそんなに大切か?
  • 聡美は女性なのに男尊女卑だ
  • 聡美の言っていることの意味が半分もわからない
  • 聡美は自分の何を知っているの?
  • 金・仕事・肩書きが女の魅力にならないとは思わない
  • 美人すぎるとも頭よすぎるとも思っていないし、モテたいとも思っていない
  • モテることに興味がない

聡美も聡美ですが、マリコもマリコです。適当なところで切り上げればいいのに、なぜだかムキになって話します。土門さんがいい加減にしろと聡美にいいますが、二人は構わず続けます。

聡美の価値感は金・モテるという受動的な愛情を得ることを至上とします。マリコの価値感は科学や研究、正義といった生きがいに価値を見出します。どうあっても噛み合わない2人です

どちらが不幸だとか幸福だとか、そういったことを論じると特に平行線を辿ります。なぜなら正解はなく、その状況が幸福か不幸かは、本人の気持ち次第だからです

その他気になったこと

  • 白い巨塔に引っ掛けた“白い巨峰”という名のお菓子が差し入れ
  • マリコの母親はマリコの一人芝居の中で登場
  • スーパーまる先の激安な野菜の値段
  • 猫手のつけているバッジが気になる
  • “かりんとうの不法投棄”という新しい罪
  • ネットで検索して現住所を探し当てる検索能力の高さ
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【科捜研の女19】6話の補足

コショウのかりんとうとは?

劇中で聡美の好物として出てきます。甘いかりんとうにコショウというスパイシーな辛味、一体どんな味でしょうか?そもそも存在するのか調べたら、いくつか出ていました。

ベンゾジアゼピンとは?

ドラマの中でもいってたように、睡眠薬などに処方される成分です。主に抗不安薬などにも含まれています。睡眠薬ならハルシオン、抗不安薬ならデパスあたりに含まれていることで有名です。

作用

鎮静・催眠・抗不安・抗てんかん・筋弛緩・健忘作用

適応

アルコール依存症・発作・不安・パニック・興奮・不眠症

副作用

認知障害・記憶障害・うつ病・不安を引き起こしたり、悪化させる傾向

それらの作用に対して耐性が形成され、依存症のリスクもあり、断薬により離脱症状が生じることがある。

過剰摂取

眠気・ろれつが回らない・眼振・低血圧・運動失調・昏睡・呼吸抑制・心停止

高齢者はベンゾジアゼピンの副作用に対してより敏感で、長期的な使用から中毒が生じることがある。高齢者では、大量ではない一般的な常用量で過剰摂取となり致命的となる場合がある。

参考HP:wikipedia

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【科捜研の女19】6話のまとめ

今回の科捜研の女は最終的に犯人は捕まるのですが、もしかしたらまた出てくるのか?そんな感じのラストでした。この聡美というキャラクターもなかなか良いキャラクターです。マリコと正反対な価値感で、お互いマウントの取り合いをするのが面白かったです。

今回のいいセリフ

正しく生きる事と、幸せに生きる事は違うのよ。

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