【科捜研の女20】1話のネタバレと感想|新シーズン開始!

科捜研の女 2020秋ドラマ
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2020年10月22日から新シーズンが始まった【科捜研の女シーズン20】1話「榊マリコになれなかった女」のネタバレと感想をまとめています。

1話のゲストは大久保佳代子さんです。10年前に起きた事故が実は殺人だった?

自首をしてきた理由とはいったい何なのか?真実は独身女性の悲哀が隠されていました。

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【科捜研の女20】1話のあらすじ

丹波女子高の山岳部で10年前、河合範子(里吉うたの)という女生徒が滑落して死亡した事故があった。当時、山岳部の副顧問だった非常勤講師の星名瑠璃(大久保佳代子)が、なぜか10年後に警察へ自分が殺したと自首してくる。

そこで、マリコ(沢口靖子)たち科捜研に調査の依頼が舞い込み、マリコたちは当時の遺留品を再調査することに。

土門(内藤剛志)たちの取調べで瑠璃は、河合範子に体罰をふるったことを告げ口すると言われたため、説得に行ったら揉み合いになり落としてしまったと自供する。

なぜ今頃になって自首をしてきたのか?事故の後、教師の仕事は辞め、独身のままこの年齢になり将来を悲観したためだと瑠璃はいう。

そこで当時の担任である渡辺順吾(池下重大)に土門は話を聞きに行くが、不審な点があることに気づく。

また、当時ザイルパートナーだった野田由香(高田夏帆)に話を聞くと、やはり妙なところがある様子だった。

マリコは瑠璃に話を聞き、DNAの提出を願うが瑠璃はどこか困っているようだった。自分が殺害した証拠として、当時のザイルを山に埋めたという瑠璃、マリコたちは証言を元に探しに行く。

土に埋まっていたザイルを発見し、そこについていた血液を鑑定すると、瑠璃のものは検出されなかった。

瑠璃はなぜか早く逮捕して欲しいと焦っていた。土門はその理由が一事不再理を狙った罪状ロンダリングだと指摘する。

その頃、川で白骨化した頭蓋骨が発見され……。

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【科捜研の女20】1話のネタバレ

ネタバレは以下の3つです。

  1. 白骨遺体の正体
  2. 10年前の事件の真相
  3. 自首した動機

結論から言うと犯人は瑠璃ではなく渡辺です。なぜこんなことになったのか?独身女性の悲哀がありました。

1.白骨遺体の正体

川で発見された白骨遺体が誰なのか?マリコたちはDNA鑑定してみたところ発見がありました。

それは、範子のザイルと腕時計に付着していた血液のDNA型と一致したのです。

白骨遺体が範子を殺害した犯人なのか?謎が深まります。

他の骨も見つかり川の上流の山中に埋められていたことが分かりました。

衣服なども見つかり付着物などを調べた結果、範子殺害の犯人のものと思われるザイルの繊維が発見されます。

さらにガラス片に血液が付着しており、AB型の男性の血液だと分かります。

遺体の身元も行方不明者のデータベースから、10年前に失踪した主婦の佐々木栄子という人物だと判明します。

彼女の頭蓋骨には骨折した痕があり、殺害されて埋められていたのです。なぜ彼女は殺されたのか?

白骨遺体の遺留品から範子殺害犯の繊維が見つかる

2.10年前の事件の真相

土門刑事は眼鏡のレンズ片に付着した血液が男性のものと知り、真っ先に渡辺のDNAと照合したいと思ったといいます。

なぜならザイルを“凶器”だと言っていたからです。

範子は転落死で栄子は撲殺、瑠璃もザイルを凶器とは一言も言っていなかったのです。

なぜ渡辺は凶器と言ったのか?凶器になるはずだったと自供が始まります。

  • 10年前栄子と別れ話がもつれ頭を殴って殺害した
  • 死体を山に埋めているところを範子に目撃されてしまう
  • 範子が一人になったタイミングで彼女を襲ったら転落してしまった

栄子を殺害した時に渡辺は高揚感を覚えたと言います。

なぜそんなザイルを処分しなかったのか?それは2人を殺害した大切な記念品だったからです。

渡辺は快楽殺人犯だった

3.自首した動機

ではなぜ瑠璃は自首をしたのか?渡辺が自供をしたことを土門さんが話します。

そもそも範子は瑠璃のことをとても慕っていました。

瑠璃に範子が話したかったこと、それは恐らく渡辺が死体遺棄をした現場を見たということだったと分かります。

あの時、ちゃんと話を聞いておけば範子は殺害されずに済んだかもと瑠璃は後悔します。

瑠璃はあの日、山岳部の練習をしている山へ向かいますが、範子には会えませんでした。

その時にはもう彼女は渡辺に殺されていたのです。

渡辺は瑠璃が範子から何か聞いているのではないかと思い、ずっと探していたのです。

偶然を装い瑠璃と出会い、それを知らない瑠璃は渡辺と深い仲になり、やがて結婚を迫ります。

しかし、渡辺は自分のせいで驚いた範子が崖から滑落してしまった、殺してしまったとつい口を滑らせます。

惚れた瑠璃なら通報はしないだろうと思っていた渡辺、瑠璃はそれどころか身代わりに自首したのです。

彼のいう通りなら事故だと思った、重過失致死や業務上過失致死ならもうすぐ時効だと。

その罪状で起訴されれば実刑は免れる可能性は高い、彼の罪をきれいにしてあげて結婚する

瑠璃はそう思って身代わりになったのです。

その時、瑠璃は思います。今までの人生でやっとスポットライトが当たったと。

渡辺と結婚したかった瑠璃は罪を被った

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【科捜研の女20】1話のまとめと感想

結婚したいという願望を叶えるため、罪を被って自首する女性の話でした。

その役を大久保さんがやっていることで、妙に切なくリアリティが出てきます。

スポットライトの当たらない人生だったとつぶやく瑠璃に対し、スポットライトが当たらない日がなさそうな美人過ぎるマリコという図式が、また何とも言えない気分にさせます。

ただ彼女は本当は殺人ではないと思っていたため、自ら進んで自首したのですが、実際は殺人を男は犯していました。

それも殺害する悦びに目覚めてしまい、殺人記念のザイルとして大事に取っておいたという気味の悪さです。

今回はわりとちゃんと“科捜研”している回でした。しかし次回は早速マリコたちが妙な格好をします。

そのうちまた死ぬ死ぬ詐欺も入ってくるとは思いますが、気軽に見れるドラマの1つです。

風丘先生が今回登場しなかったのは、白骨遺体だったり昔の話だからか?次回以降には登場するはずです。

次回は10月29日20時から放送予定です。

【科捜研の女20】1話のいいセリフ

スポットライトはきっと、浴びているほうは気づかないのかもしれないわね。

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