ドラマ【大富豪同心】8話ネタバレ感想｜偽物の卯之吉のせいでまさかの仇討ち？

8話目の【大富豪同心】は卯之吉の偽物が現れて、辻斬りするという事件が起きます。

そのせいで仇討ちに来る人まで現れ、卯之吉がいつものように騒動に巻き込まれます。

そして今回も卯之吉と美鈴の恋の話が色々進みます。

ドラマ【大富豪同心】8話のあらすじ

南町奉行所同心・八巻卯之吉（中村隼人）の名を騙り、武芸達者な侍を斬り殺す事件が頻発。奉行所内では嫌疑をかけられた卯之吉は閉門蟄居を言い渡され、遊びもできず困惑する。そんな中、卯之吉のことを敵と思い込み仇討のため吉永新二郎（山口翔悟）がやって来る。一度は命を狙われるが、源之丞（石黒英雄）の登場で難を逃れる。下手人の狙いは何か？裏で操るものがいるのか？卯之吉を罠に嵌（は）めようとする敵の正体は？

公式HPより引用

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ドラマ【大富豪同心】8話のネタバレ

偽卯之吉

万里（辻本祐樹）

動機

天満屋太兵衛が公儀転覆を目論見、七右衛門を使って江戸の治安を守る卯之吉が切腹になるよう万里に辻斬りをやらせる。

万理は殺人剣の使い手で、人を殺すことを楽しんでいた。人を斬れるので七右衛門の話に乗っていた。

解決の道筋

荒海が夜回りしていた時に、万理たちに出くわすが逃がしてしまう。その時一緒にいた太鼓持ちに見覚えがあり、手下につけさせてアジトを発見する。

そこで瓦版屋を使い卯之吉が蟄居になったとデマの情報を流し、三國屋の金を狙いに来たところを新二郎に仇討ちをさせる。

ドラマ【大富豪同心】8話の感想

江戸で評判の“剣豪同心”なため、仕事をするには邪魔者ですが殺し屋を送るわけにもいかない。なぜなら凄腕なため返り討ちにあう可能性があると、本当の卯之吉のことを知らない人たちはみんな卯之吉に恐れをなしています。

そのせいで今回の“偽卯之吉”を使い、大名の家臣などを斬ることで、最終的に切腹にさせようとします。しかし、そう簡単にいかないのが「大富豪同心」です。

さらに美鈴と卯之吉の恋の話も進みます。卯之吉はいつになったら素直になれるのか？

偽物の卯之吉現れる

町で話題の辻斬りがどうやら卯之吉に似ているという噂が立ちます。主に江戸詰めの大名の家臣が殺害されます。それも吉原帰りという間抜けな状況です。

“御勤番侍辻斬の難　下手人は意外や”というタイトルのついた瓦版が刷られます。

内容は簡単に言いますと『卯之吉の家紋と同じ紋がついた黒羽織の人物が、吉原帰りの御勤番を一撃で斬り捨てた。その太刀筋は江戸で評判のものと酷似していると噂になっている』と。

具体的な名前はありませんが明らかに卯之吉だと想像させます。

この結果、卯之吉は謹慎となりますが自宅でのんびりできて喜んでいます。美鈴にいたっては「剣を取って二人と戦えるはずがない」など言います。

その後、“又も辻斬り　下手人は何処なり”というタイトルの瓦版が刷られます。

内容は簡単に言うと、『また辻斬りが現れて御勤番ばかりを狙っている。その格好は以前と同じ紋の黒羽織で、不逞の所業と町方も血眼で捜している。下手人の正体は驚くべき人物で、近日明らかになるそうだという噂も』と。

相変わらず同じ格好なので卯之吉の連続辻斬りかと想像させます。

さすがに老中本多出雲守も八巻を厳しく取り調べろと、各地の大名から苦情が入っていると徳右衛門に言います。

そこで徳右衛門は堤防を作るという計画の資金を、三國屋が持ちますといって老中に金を渡して丸め込みます。

吉永新二郎とは？

吉永新二郎と名乗る人物が卯之吉の家を訪ねてきます。この人物は偽物の卯之吉に兄を殺害されたため、仇討ちにわざわざ国からやって来ました。どんな人物なのでしょうか？

卯之吉をさっそく殺そうとしますが、れいのごとく気を失います。その隙だらけな状態に新二郎も斬りかかれません。

そうこうしている内に源之丞が来て、卯之吉が辻斬りなどするはずがないと説得されます。

そして新二郎も納得するのですが、美鈴のことが好きになってしまい仇討ちのための練習を、源之丞とするのですが身が入りません。

源之丞が卯之吉に相談に来て卯之吉は「あれしかない」と言って、新二郎を深川の料亭に連れてきます。そこで“遊び”を教えると次の日には新二郎は剣に打ち込めるようになります。

「心の中に作り上げた女人の姿に思い惑わされていた」と、何か吹っ切れた様子でした。

最終的に仇討ちを果たし、兄の跡を継ぐことになり国許で役に就けます。そして美鈴には上役が結婚相手の世話をしてくれるというから、といって自ら美鈴のことを諦めました。

卯之吉と美鈴の恋は終わってしまうのか？

毎回毎回ラストで美鈴に冷たくする卯之吉ですが、新しい回が始まる時にはいつも美鈴は卯之吉の家にいます。

追い返しても追い返してもいる美鈴、ストーカーのように思うかもしれませんが、卯之吉ははっきりと美鈴に“好きじゃないから”とは言いません。

そんなものだから、今回もごたごたします。

卯之吉

素直になれないという部分を残しながら、いざ源之丞が美鈴に返事を求めると突き放します。

美鈴の気持ちは菊野の言う通り、自分に本気で惚れているとは知っていますが素直になれない卯之吉です。

やっぱり美鈴のことが好きなようです。

美鈴

心の中ははっきりと卯之吉と一緒になりたいと決まっています。しかし、卯之吉がつれないことばかり言うものだから、自分に思いを寄せる源之丞に対してもいまいちはっきり言えない感じです。

また次回には何事もなかったような感じで卯之吉の家にいるのか？それともさすがに実家に戻ってしまうのか？

二人の恋が終わるとは思えませんが、最終回までに結婚はしなくとも付き合うぐらいまでにはなって欲しいものです。

暗躍する人たち

以前水谷と由利之丞を大阪のほうへ使いに出した徳右衛門は、どうやら今回の事件も天満屋が絡んでるに違いないと推測します。

まだ少ししか出て来ていないので、詳細は明らかになっていないのですが、少しわかったことを書きます。

天満屋は「全てを始末せねば、我らの天下はきまへん」と言います。この“全て”とは三國屋と老中のことのようです。

幕府を倒して自分がのし上がろうとしているのか？とにかく力か金がある人物のようです。東の三國屋、西の天満屋なのか？同じように北の七右衛門と南の荒海といった対立もあります。

そして前回捕らえられたお峰ですが、なぜか七右衛門の所に来ます。どうやって逃げたのかはわかりませんが、当然卯之吉に恨みのある人物です。美鈴が女同士の戦いを見せるのかもしれません。

ドラマ【大富豪同心】8話のまとめ

偽卯之吉と仇討ち、卯之吉と美鈴の恋、暗躍する悪者と、色々な話が入っているわりにはちゃんとまとまっています。

今回出てきた新二郎はいわゆる荒海タイプで、卯之吉のことをすごい人物だと勝手に勘違いします。確かに人格の部分では金銭的な余裕があるせいか、懐が広い人物といえばそうかもしれません。

そろそろ最終回も近いので話をまとめ始めそうですが、次回の大富豪同心も楽しみに視聴したいと思います。