【会社員】4話ネタバレ解説|社員に洗脳疑惑!夫の不倫相手に安達祐実が登場

連続ドラマ
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NHKドラマ『会社員』第4話では、職場に復帰した寺田(加藤清史郎)の様子が一変。あまりにも従順になった寺田に疑問を抱いたるり(南沙良)は、彼が参加したデトックスツアーの実態を探り始めます。

その過程で明らかになる、るりの悲しい過去。そして、会社のために働き続けてきた英理子(吉田羊)にも、少しずつ変化が見え始めます。

さらにラストでは、夫・正則(田中直樹)の不倫が発覚。相手役として前作『3000万』で主演を務めた安達祐実さんが登場するという、驚きの展開も。

第4話のあらすじを振り返りながら、寺田の洗脳疑惑やるりの過去、会社とデトックスツアーの関係について、ネタバレを含めて解説・考察します。

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第4話あらすじ

パワハラの訴えを取り下げ、職場に復帰した寺田。しかし、その様子は以前とは別人のように変わっていた。不審に思ったるりは、寺田が参加したデトックスツアーの施設に潜入し、秘密を探り始める。

一方、英理子は寺田が改ざんしたデータをめぐって、ある決断を迫られる。さらに、施設で追い詰められたるりの過去も明らかになっていく。

やがて無事に戻ってきたるりを迎えた英理子だったが、そこで夫・正則の思いがけない秘密を知ることになる。

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第4話ネタバレ解説

寺田はなぜ別人のように変わったのか?

パワハラの訴えを取り下げ、職場に復帰した寺田。以前のように怯える様子はなく、明るく前向きな人物に変わっていました。英理子が謝ろうとしても、すでに自分の感情は切り離していると話し、会社やチームのために働くことだけを考えているようです。

しかし、るりはその変化を不審に思います。寺田の机に置かれていた「みちびきの雫」という水を見て、以前訪れたデトックスツアーの施設と関係があることに気づきました。

るりは偽名を使って3泊4日のツアーに潜入。そこで出会った参加者の高下から、受けると人が変わってしまうという「スペシャルコース」の噂を聞きます。さらに、講師の小田原の部屋に忍び込んだるりは、寺田の変化を記録した「高次ストレスケア実態記録」を発見しました。

寺田は施設で何らかの心理的な働きかけを受け、会社に従順な人間へと変えられた可能性があります。

ただし、本人の苦痛がなくなったわけではありません。システムの不具合を解決できず、山岸に助けを求めようとした寺田は、姿を見ただけで過去のパワハラを思い出し、気分が悪くなってしまいます。結局、何も聞けずに引き返したにもかかわらず、同僚には相談できたと嘘をつきました。

感情を切り離したつもりでも、心に受けた傷まで消えたわけではないのでしょう。

むしろ、自分の苦しさを認められなくなっているようにも見えます。表面的には元気になった寺田ですが、その内面は以前より危うい状態なのかもしれません。

Tips|高次ストレスケア実態記録

施設でるりが発見した、寺田の変化の経過を記録した資料。

るりの過去が明らかに!寺田を救おうとする理由

寺田を救うため、危険を冒して施設に潜入したるり。なぜ、そこまでして寺田を助けようとするのでしょうか。その理由が、今回初めて明らかになりました。

施設の資料を調べていたところを小田原に見つかったるりは、個別のセッションを受けることになります。過去に隠していることはないかと問われ、るりは高校時代の友人・希保について語り始めました。

希保は、男子生徒と話している姿を盗撮され、写真にひどい中傷を書き込まれるといういじめを受けていました。怒ったるりは抗議しようとしますが、希保は「大丈夫」と言って止め、自分でなんとかすると話します。

その後、るりが割れたスマホの画面を見ながら「なんで」とつぶやく場面が描かれました。

何が起きたのかは明言されていませんが、るりの後悔やその後の発言を考えると、希保は自ら命を絶ってしまったとも考えられます。

るりは小田原に、希保を助けられなかったことを涙ながらに告白します。そして、寺田まで死んでしまうのではないかと恐れていたことを明かしました。

ここで重要なのが、「大丈夫」という言葉です。

希保は「大丈夫」と言いながら、るりの助けを拒みました。そして現在、寺田も同じように「大丈夫」と繰り返しています。

るりにとって「大丈夫」は、安心できる言葉ではなく、むしろ「助けて」というSOSに聞こえるのでしょう。

第2話で、追い詰められた寺田がるりに「助けて」とすがった場面も、希保の記憶と重なっていたことがわかります。

今度こそ助けたい。もう二度と、同じ後悔をしたくない。 その思いが、るりを突き動かしていたのでしょう。

なお、るりはセッションで本当の感情を吐き出しましたが、その後は憔悴したふりをして施設から脱出しています。少なくとも寺田のように、施設の言いなりになったわけではありません。

Point|るりが寺田を救う理由

るりの行動の根底には、友人を助けられなかった後悔がある。

英理子はなぜ改ざん前の数値を選んだのか?

山岸に代わってプロジェクトを任された寺田でしたが、システムの不具合を解決できずにいました。山岸に相談することもできず、結局、寺田が選んだのは報告用の数値を改ざんするという方法でした。

英理子が数値の不自然さを指摘すると、寺田はあっさり改ざんを認めます。引継書に手動で数値を調整する方法が記載されていたため、それを実行したというのです。

寺田は、低い数値を報告するよりも、会社のためになる選択をしたと考えていました。しかも、その根拠として持ち出したのが、かつて英理子から教わった考え方でした。

「小さな正しさにこだわらず、広く大きく物事を見る」

以前の英理子なら、プロジェクトの成功を優先して、改ざんを容認していたかもしれません。しかし、今回は違いました。

報告会で英理子が選んだのは、改ざんされていない、本来の数値だったのです。

会社のためなら多少の犠牲や不正も仕方がない。そう考えていた英理子が、今度はその考え方を実践する寺田を目の当たりにすることになりました。

まるで過去の自分を見せられているような、皮肉な展開です。

英理子が本来の数値を選んだ理由は明言されていませんが、自分の教えを忠実に実践する寺田の姿が、何かを考え直すきっかけになったのかもしれません。

正則の不倫が発覚!安達祐実がサプライズ登場

デトックスツアーの施設から無事に脱出したるり。戻ってきた彼女を、英理子は「おかえり」と迎えます。

以前は激しく対立していた2人ですが、英理子がるりを助けたことで、その関係にも変化が見え始めました。

ところが、そんな穏やかな空気を一変させる出来事が起こります。

英理子とるりの前に、見知らぬ女性と手をつないで歩く正則が現れたのです。英理子に気づいた正則は、驚いて足を止めます。

これまで英理子に正論を説いてきた夫が、実は不倫していたという衝撃の展開です。

しかも、不倫相手の沢村愛子を演じているのは、安達祐実さんでした。

安達さんといえば、『会社員』と同じWDRプロジェクトによる前作『3000万』で主演を務めた人物です。その安達さんが今度は不倫相手として登場するのですから、前作を見ていた人にとっては、思わずにやりとしてしまうキャスティングでした。

視聴メモ|正則の言いかけた言葉

自宅で正則は英理子に「もう一つ話したいことがある」と切り出していたが、英理子は聞かずに寝てしまう。この場面も、ラストを見た後では違った意味を持ってくる。

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第4話考察

デトックスツアーと会社の関係は?『1984年』を思わせる管理社会

寺田が参加したデトックスツアーですが、そもそも誰が参加を決めたのか?

施設側からは、会社から料金を受け取っていることをうかがわせる発言がありました。さらに、るりがツアーで出会った高下も、会社に言われて参加していると話しています。

高下は今回が3回目の参加で、会社のお金で温泉に入って、おいしいものを食べられるならいいではないかというるりに対し、「会社の思うつぼ」だと忠告しました。

つまり、この施設は単なる保養施設ではなく、会社が社員を送り込む場所として利用されている可能性があります。

そして気になるのが、受けると人が変わってしまうという「スペシャルコース」の存在です。

寺田はツアーから戻った後、パワハラの訴えを取り下げ、会社への献身を最優先するようになりました。さらに、会社の利益のためなら数値の改ざんさえ正当化しています。

会社にとって都合の悪い社員を、会社にとって都合のよい社員に変える。そんな仕組みが、この施設にはあるのでは?

ただし、会社がスペシャルコースの実態まで把握しているのかは不明です。社員を休養させる目的で利用しているのか、それとも最初から人格を変えることを期待しているのか。ここは今後の展開で明らかになるかもしれません。

こうした構図を見ていると、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』を思い出します。

『1984年』では、国家が人々の行動だけでなく、思想や感情まで管理しようとします。『会社員』では、その国家に相当する存在が会社なのかもしれません。

タイトルロゴも、どこか旧共産圏のプロパガンダを思わせるデザインです。今回の展開を見て、そうした全体主義的な世界観を意識しているのではないかと感じました。

国家ではなく会社が、個人の思想や行動を管理する。いわば「会社版『1984年』」です。

もちろん、制作側がそこまで意図しているのかはわかりません。しかし、寺田が自ら進んで会社に尽くそうとする姿を見ると、単に命令に従わせる以上の怖さがあります。

命令されなくても、自分から会社のために行動する。そこまで価値観を変えられてしまうことこそ、最も恐ろしいのかもしれません。

Point|会社と施設の関係

会社が社員のツアー参加に関与していることはうかがえる。ただし、スペシャルコースの実態を把握し、意図的に社員を変えようとしているのかは不明である。

正則が英理子に話そうとしたのは不倫だったのか?

今回の序盤、正則が英理子に話そうとしていたことは、やはり不倫についてだったのか?

もしそうなら、正則は自ら不倫を打ち明けようとしていたことになります。もっとも、別の話だった可能性もあり、現時点では断定できません。

あのとき英理子が話を聞いていたら、何を知らされていたのか。

そして、正則はいつから不倫していたのか、なぜ今になって話そうとしたのか。こちらも次回以降、明らかになるのかもしれません。

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コラム|英理子は変われるのか?変化の兆しと消えない悪癖

第1話では寺田の訴えをもみ消し、会社のためなら多少の犠牲も仕方がないと考えていた英理子。しかし、第4話では少しずつ変化が見え始めました。

特に印象的だったのは、山岸に協力を断られた場面です。思わず文句を言いそうになりながらも、ぐっとこらえて礼を言う。以前なら相手を言い負かそうとしていた英理子が、自分の感情を抑えたのです。

ほかにも、改ざん前の数値を提出したり、対立していたるりを助けたりと、以前の英理子なら考えられなかったような行動を見せています。

自分の考えを押し通すだけだった英理子が、少しずつ他人の立場や物事の正しさを考えるようになったのか?

もっとも、だからといって簡単に別人になれるわけではありません。今回も、正則が話を切り出そうとした際、英理子は聞こうとせず、寝てしまいました。

仕事では相手の立場を考え始めたのに、家庭では相変わらず自分の都合を優先してしまう。変わり始めてはいるものの、長年染みついた考え方や行動までは、そう簡単に変えられないのでしょう。考えてみれば、人の話を聞かず、自分で結論を出してしまうところは、これまで何度も英理子の問題として描かれてきました。

そして皮肉なことに、最後は正則の不倫が発覚します。もちろん、不倫は正則自身の問題であり、英理子が話を聞かなかったせいではありません。ただ、仕事では他人と向き合い始めた彼女が、最も身近な夫とは向き合えていなかったことが印象に残ります。

人はある日突然、生まれ変わるわけではありません。失敗しながら、少しずつ自分の行動を変えていくものなのでしょう。英理子もようやく、その入口に立ったのかもしれません。

ただ、そんな矢先に夫の不倫が発覚するのですから、なかなか穏やかには変わらせてもらえないようです。

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第4話まとめ

第4話は、寺田の異変をきっかけに、デトックスツアーの不穏な実態や、るりが寺田を救おうとする理由が明らかになった回でした。

特に印象的だったのは、「大丈夫」という言葉の危うさです。明るくなった寺田の姿を見ても、それが本当の回復とは限らない。希保との過去を知ることで、るりが寺田を放っておけなかった理由にも納得できました。

一方、英理子に見え始めた変化にも注目です。そんな矢先に正則の不倫が発覚し、しかも相手役として安達祐実さんが登場するのですから、前作ファンには思わぬサプライズとなりました。

会社とデトックスツアーの関係はどこまで深いのか。そして、夫の裏切りを知った英理子はどうするのか。

仕事だけでなく家庭でも問題を抱えることになった英理子。せっかく変わり始めた彼女が、今度はどう行動するのか気になります。

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