ドラマ【大富豪同心】7話ネタバレ感想|村田の過去と源之丞の告白

大富豪同心 2019春ドラマ
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【大富豪同心】7話目は村田の因縁の相手である夜霧の一味の話となります。

なぜ村田は夜霧の一党を憎むのか?その理由は過去にあった出来事が原因でした。村田が卯之吉に厳しく接する理由もそこにあります。

そして、とうとう源之丞は美鈴に直接自分の思いを告げます。

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ドラマ【大富豪同心】7話のあらすじ

五年前、一万両にものぼる大金を盗み江戸から逃げた大盗賊・夜霧ノ治郎兵衞一党が舞い戻る。村田(池内博之)ら南町奉行所の同心たちは血眼で捜索を開始するが、卯之吉(中村隼人)だけは一人、荒物屋の和泉屋太吉が殺された事件の担当に。そんな中、殺された太吉が盗賊・夜霧ノ治郎兵衞一味で、長屋の地下に一万両を隠していたことがわかる。一万両を巡り、夜霧ノ一党と卯之吉がぶつかる。

公式HPより引用
前回はこちら
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ドラマ【大富豪同心】7話のネタバレ

太吉殺害犯

お峰(青山倫子)

動機

以前盗んだ一万両は5年たった今も使えずにいた。その隠し場所を知っているはずと太吉の家を訪ねるが、最初はとぼけてはっきり言わない。

太吉はしょうがないなと言って、お峰と一緒に表に出て行き、その行った先でお峰は太吉を殺す。

解決の道筋

見つかった太吉の遺体についていた傷を見ると腕に切り傷があり、誰かと争った結果でついたものだとわかる。

太吉の娘であるお直の家に柳屋忠蔵が、太吉が過去に作った借金の取立てに来る。しかし、それは偽の証文なのだが、卯之吉が気の毒に思ってそっと金を置き、太吉のへそくりを見つけたと言って金を渡して事なきをえる。

一方、祖父のところに札差の株が買いたいと草津屋治郎兵衛が、柳屋忠蔵と一緒に来た。今すぐ一万両用意できないなら駄目だといって祖父は追い返した。

その後、卯之吉を襲いに来た一味を捕らえると、夜霧の一党だということがわかる。番所で吐かせたアジトの場所は柳屋の二階だった。

卯之吉は全ての件に柳屋が関わっているのを知り、あの長屋の下に一万両があると気付いて、急いでお直が住んでいる長屋へと向かう。そこで油をまいていた伝五郎とお峰を見つけてその場でいつも通りに捕らえた。

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ドラマ【大富豪同心】7話の感想

村田がなぜ卯之吉に厳しいのか?卯之吉がぼんやりしているからか、金で買った同心だからか?実は村田の過去にあった苦い経験からでした。

そして卯之吉と美鈴の恋も進展するのかと思いきや、元々美鈴のことが好きだった源之丞が直接美鈴に告白します。なかなかもどかしい関係ですが、最終的にはどう落ち着くのか?

今回の「大富豪同心」も面白かったです。

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村田の過去

夜霧の一党という盗賊が江戸に再び戻って来たと知り、村田は今度こそ捕まえると息巻きます。

しかし、卯之吉には太吉の捜査でもしてろといって連れて行こうとしません。その理由は沢田から聞かされます。

  • 村田は5年前に夜霧の一党に若い同僚を殺されている
  • それ以来人が変わった
  • その時のことを自分のせいだと悔いている
  • その同僚は卯之吉に似て見立てがうまい
  • かつて殺された同僚が、自分で“南の猟犬”と言っていた

村田が自分のことを“南の猟犬”と言っていたのは、その同僚が言っていたからでした。

この事件以前はとても優しい人物だったようです。しかし、この一件以来、厳しく人に接するようになったようです。少しの気の緩みが死に繋がる職業上、二度と仲間を失いたくないという思いがあったのかもしれません。

卯之吉に厳しく言うのもそのせいで、危ない現場に連れて行かないのも、死なせたくないという思いの裏返しなのかもしれません。

村田は卯之吉にちゃんと礼を言い、「お前も決して死んだりするんじゃねぇぞ」と言います。その時にはちゃんと“やまき”と呼び、村田なりに卯之吉のことを認めたように見えます。

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卯之吉と美鈴の恋

前回父上のところへ戻ったら?といった卯之吉ですが、美鈴はそのまま卯之吉の家にいます。しかしどうにも卯之吉は興味がないのかあるのか、相変わらずのらりくらりとした態度で時々毒を吐きます。

  • 美鈴の活けた花を見て「こんなに野暮なのは見たことがない」
  • 美鈴と手が触れても特に何も思わない
  • 「美鈴さんはもう危ないところへは来ないでください」と言う
  • 菊野のところで生け花を教えてもらって活けた花を見ると「前のほうが良かった」
  • 源之丞が美鈴に告白しても「私は関わりありません」

そして最後、「来ないでって言っていたのに、どうして来たのですか?」と卯之吉に言われ、美鈴は涙ながらに「なぜ、そのようなことばかりおっしゃるのですか?」とたずねるところで今回は終わります。

これだけ見ると美鈴が押しかけ女房でウザったく見えますが、ドラマ内ではセリフとは別に表情の変化がありますので、卯之吉も「美鈴とか無理」といった感じの嫌々な表情でいっているわけではありません。

美鈴は卯之吉のためなら命も惜しくない女です、だから剣が苦手な卯之吉のそばにいようとするのですが、卯之吉は理由も言わずに「来るな」としか言いません。

美鈴が涙する理由はここにあって、ウザいから来るなと言われれば、美鈴はきっと諦めることもできるのでしょう。

しかし、卯之吉もどこかで美鈴のことを思っていて、美鈴が傷付くのが嫌だから来ないで欲しいということなのでは?と思います。

その“好き”という感情を口に出して言わず、ただ追い払うだけなので、美鈴も涙ながらに訴えるのだと思います。

源之丞に告白され美鈴は悩んでいるようですが、源之丞が返事は今度でいいというので、まだ返事はしていません。

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ドラマ【大富豪同心】7話のまとめ

美鈴と卯之吉の恋の話は基本的にはメインでなく、場面が変わるようなタイミングでちょこちょこ入ってくる感じです。メインはもちろん捕物なので、見ていてダレずにいられます。

この二人の話は最終回までどうにもならないのか?途中でくっつくのか?よくわかりませんが、卯之吉が自分の口から何か言わないとさすがの美鈴も去るのでは?と思います。

前回は水谷、今回は村田と過去の話が少し出て来て、周りの人物に対しても愛着が湧く構成になっているのが良かったです。

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