【相棒20】4話のネタバレと感想|陣川の学生服姿と男の友情

2021秋ドラマ
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【相棒20】4話「贈る言葉」のネタバレと感想をまとめています。

特命係第三の男こと陣川が登場する回です。毎回惚れっぽい陣川ですが、今回は女性絡みの話ではなく高校時代の友人を救うために奔走する話でした。

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【相棒20】4話のあらすじ

高校時代の友人でゲームクリエイターの鴫野大輔(黒田大輔)から、結婚式のスピーチを依頼された陣川公平(原田龍二)だが、スピーチの出来が悪いため知り合いのスピーチライターである宮森由佳(瀬戸カトリーヌ)を紹介される。

練習をしている最中、鴫野から殺人容疑がかかっていると連絡が入り、右京(水谷豊)冠城(反町隆史)も一緒に鴫野のオフィスへ向かった。殺害されたのは鴫野の元部下である相島潤平(金子鈴幸)という男だった。

鴫野の容疑を晴らすため、陣川は捜査を開始する。しかし、殺害現場からは鴫野のものと思われる遺留品が発見され……。

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【相棒20】4話のネタバレ

陣川の友人の容疑を晴らすと同時に、真犯人を逮捕する話です。鴫野が本当に隠したかったこととは何か、最後のオチでそれが分かります。

事件発生

殺害されたのは鴫野の元部下の相島潤平という男でした。死亡推定時刻は昨夜の10時から12時の間で、死因は鉄パイプで頭を殴打されたのが致命傷で亡くなります。

鴫野に容疑がかかった理由として、被害者が最後に送ったメールが脅迫文のような内容で、その直後に相島の携帯に折り返し電話が入っていたのです。しかし鴫野は夕方にスマホはなくしてしまったため、自分は電話はしていないと言います。

相島は鴫野に憧れて会社に入りましたが、鴫野は自分のチームから彼を追い出していました。その後、相島は会社を辞めてしまいます。鴫野には解雇する権限はないと、ゲーム会社の社長である江口は言います。

相島は何度も延期をしている『デッドウォーリア4』というゲームの、グラフィックデザインを担当していました。鴫野は妥協はできないと言い、相島に何度となくやり直しをさせていたようです。ただ、鴫野はこれまでの作品は発売延期になっておらず、今回が初めての延期だったそうです。

鴫野はアイデアを生み出すためよく歩きに出かけるそうで、靴が何足もすり減ってしまうような状況でした。

やがて麗音が遺体のそばにワイヤレスイヤフォンが落ちていた、という話をこっそり教えてくれました。

右京さんは脅迫文にあった「全てを公にして」という言葉が引っ掛かっていました。何を公にしようとしていたのか?相島の部屋に由佳の名刺があったのを知り、話を聞きに行く事にします。

2つの関係性

スピーチライターの由佳に相島の話を聞くと、再就職がうまくいかないので面接で話せるようにして欲しくて来たそうです。相島が鴫野への不満や恨みを言ってなかったかと聞くと、そんなことは一度もなかったと由佳は答えます。

右京さんは鴫野の事で何か聞かれたりはしなかったかと問います。なぜなら、尊敬していた人物を急に恨みを抱くようになったのは、何か思いがけない情報を知ったからではないかと思っていたからです。

しかし特に思い当たることはなく、2人のやり取りを聞いていた陣川が逆に怒る始末です。鴫野は不正行為などする奴ではないと言う陣川に、右京さんは君の知らない一面だってあるかも知れないと諭します。

一方警察では鴫野は取り調べを受けていました。鴫野からもらった名刺から採取した指紋と、殺害現場に落ちていたイヤフォンの指紋が一致したのです。陣川は一瞬だけ話させて欲しいと願い、「俺にまだ言っていない事ないか?隠し事があるなら言ってくれ」と言います。

相島が脅迫したのはチームから外されたことでなく、別の理由が何かあるのではないか、右京さんはそう推理していたのです。さらに『デッドウォーリア4』の作業が遅れているのは、本当に妥協をしたくないからなのか、気になっていました。

なぜ4だけが何度も発売延期になるのか、そして相島が急に恨みを抱くようになったのか。この2つには何らかの関係があると右京さんは考えます。

陣川は何はともあれ鴫野を信じます。そして自分のことも信じて欲しいと言い、男の友情は永遠だと陣川は容疑を晴らそうと奔走します。

鴫野の隠し事

冠城は陣川を心配してついていき、右京さんは別の所へ向かいます。それは鴫野の妻である亜里沙のところでした。

鴫野が隠していることを妻に聞くために、このままでは犯人にされかねないと言って揺さぶります。すると亜里沙は重い口を開いて語り始めました。

鴫野の妻がドールハウスを手がけているのを見て、彼は「なんかいいよな、全部自分一人でやれるって」と言いだします。一人は大変だという妻に対して鴫野は、「でもさ…自由だろ」と独立したい気持ちを話しました

そして社長の江口に独立したいと言い出します。『デッドウォーリア』の人で終わりたくない、もっと他にゲームが作りたいと告げると、どんどん作ってくれていいと社長は言います。ですが他のゲームを作っている時間なんて、今の状況ではないから今すぐ辞めたいと駄々をこねます。

社長は『デッドウォーリア4』はどうするんだ、放り出す気かと慌てだしました。社長としては鴫野が携わっていない『デッドウォーリア』なんて、ファンが納得しないと食い下がります。しかし、鴫野の気持ちは既に離れてしまっていて、やる気がどうも湧かないようです。

その事を鴫野は他のスタッフやファンには、知られたくなかったのではないかと、妻は右京さんに言いました。

その頃陣川と冠城は社内のスタッフ一人一人に聞いて回り、スマホがなくなったという事実をどうにかして探そうとします。

右京さんは独立の話を由佳が知っていたのではないかと思い、再び話を聞きに行きました。クライアントの秘密を漏らすわけないと主張する由佳に、メモを取ったりはしないかとたずねます。もちろんメモは取るという由佳の言葉を聞いて、置かれていたノートブックを右京さんは見ました。

そこにはクライアントの情報が書かれており、恐らく相島は由佳が席を外した隙に覗き見て、鴫野が独立をしたがっている情報を得たのではないかと推察します。

鴫野の独立を知った相島は、ゲームの延期の理由はこだわりなんかではなく、鴫野が情熱を失った結果だと知って裏切り行為に感じたに違いないと。右京さんは考えていました。

相島殺害事件の真相

陣川の地道な聞き込みによって、鴫野はスマホをトイレに置き忘れていたことが判明します。清掃員が見つけて回収し、持ち主を知っていると江口社長が言うので渡したと証言しました。それを聞いた右京さんは、鴫野の行方を捜すよう頼みます。

鴫野はその頃、別荘に社長の江口といました。江口は唐突に相島を殺した犯人を見たのかと問います。そして手袋をはめてロープを握り、鴫野の背後から首を絞め始めたのです。

そこに鴫野の行方を捜していた右京さんたちが到着して鴫野を助け出します。相島を殺害した犯人、それは社長の江口だったのです。

あの晩、鴫野のなくしたスマホに相島から脅迫文が届きます。それを見た江口はすぐに独立のことだと分かり、相島に会いに行きました。相島は裏切り行為に怒り、今すぐ鴫野を連れて来いと大騒ぎです。

なんとかなだめようとする江口ですが、全てを公にすると言ってスマホをいじりだした相島を見て揉み合いになります。そしてとうとう近くにあった鉄パイプで、相島の頭を殴って殺害してしまいました。

その後、なぜか犯人として自分ではなく鴫野が警察に疑われます。現場にイヤフォンが落ちていたことを知った江口は、きっと見られていたに違いないと思い怖くなりました。そこで、取り調べを受けている鴫野を弁護士と一緒に行って解放させ、口封じをするために殺害しようとしたのです。

見ていたはずの鴫野がなぜ警察に話さないのか、不気味で仕方なったと江口は言います。しかし鴫野は本当に何も見ていませんでした。ではなぜ、イヤフォンが落ちていたのか?江口は不思議でなりません。そこで右京さんがその情報をどこで知ったのかとたずねます。

なぜなら、警察は捜査情報を当事者以外に教えることはないからです。遺留品としか伝えてないはずなのに、なぜ江口が知り得たのか?メールが届いたと江口は言います。

事件の黒幕

江口にメールを送った人物、それは由佳でした。右京さんは彼女に言います、ひとつ謝らないといけないことがあると。あの時、相島がパソコンを盗み見たと言ったが、実際は由佳の口から独立の話をしたのだろうと。要するに意図的に相島をたきつけたのだと。

由佳は会社を辞めた相島に「鴫野は特別な人だ、たとえ『デッドウォーリア』を捨てても」と囁きます。それを聞いた相島は驚くと同時に、鴫野への恨みが募ってきたのです。

言葉で人の心を動かすスピーチライターという仕事をしている由佳だからこそ、相島を操るのは簡単なことだったのです。自分がそんなことをする必要なんてない、由佳は自分に動機がないことを主張します。

右京さんはそれも見抜いていました。鴫野が独立を言い出したのは亜里沙と出会ってからの話でした。鴫野は亜里沙と一緒にいることで自我が芽生え始め、由佳の書くスピーチ原稿を素直に読まなくなります。

そして“自由”という言葉を頻繁にスピーチで使うようになったのです。鴫野は自分を縛る会社だけでなく、由佳からも独立したかったに違いないと右京さんは言います。そこで由佳は相島を利用して、鴫野をおとしめようと考えます。

あの晩、脅迫メールを送るところまで相島をたきつけ、鴫野が現れるかと思ったら社長の江口でした。江口が相島を殺害するのを隠れて見ていた由佳は、今度はそれを利用しようと考えます。殺害現場に手元にあった鴫野のイヤフォンを捨てたのです。

シラを切る由佳に対してビルでイヤフォンの落し物があったこと、その時の受領のサインをしたのは由佳であること、そして何よりも江口にメールを送ったのは由佳だと証拠を突きつけます。警察以外にイヤフォンのことを知っている人物、それはイヤフォンを置いた人物に他ならないからです。

江口の不安をそうして煽り、鴫野を殺害するよう仕向けます。犯人と思われていた鴫野を自殺に見せかけて殺せれば、事件の幕引きをすることができる、そう考えたのだろうと右京さんは語ります。

では、なぜ由佳はそこまでして鴫野を葬りたかったのか?それは、自分を蔑ろにされたと感じたからでした。今の鴫野を作ったのは自分なのに、亜里沙と出会ってから自分の手を離れていこうとする、その態度が許せなかったのです。

自分がいなければ何もできない、自分一人で成功したと勘違いしている。鴫野に対しての恨み節を語る由佳に、右京さんは聞くに値しないスピーチだと痛烈な皮肉を浴びせました。

ドラマの結末

陣川は鴫野に事件は解決したが、会社もゲームも大変なことになってしまったと謝りました。しょうがないと笑い飛ばす鴫野に、右京さんは事件の夜はどこにいたのかと聞きます。

独立話自体カムフラージュで鴫野が本当に隠したかったこととは、ゲームクリエイター自体を辞めたかったのではないかと指摘します。なぜなら、亜里沙の店に飾ってあった半年前に撮った写真で履いていた靴と、今履いている靴が一緒だったからです。

鴫野はアイデアを出すために外を歩き回り、靴を何足も駄目にしてきました。なのに今履いている靴はまるですり減っていません。「もう作れない」とだけはプライドが許せなかったのではないか、だから“独立”という言葉を使って苦境から逃げ出そうとしたのではないかと。

鴫野は観念して認めます。シリーズ4作目になったら、画期的なアイデアなんてなかなか思いつかなかった。天才だなんだと言われているのに、もうアイデアが出なくなったなんてダサくて…と告白しました。

それを聞いた陣川は高校時代に2人で語ったように、鴫野のことを慰め励まします。鴫野はあの頃と全然変わらない陣川に笑みを浮かべ、陣川はやってきた亜里沙の元に鴫野を送り出しました。

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【相棒20】4話のまとめと感想

友の容疑を晴らすため陣川が奔走し、自分の手を離れることに嫉妬した人物が、人を操っておとしめるという話でした。

今回の陣川はいつもの女性に惚れるという話ではなく、男の友情の話でした。陣川の人柄が良くも悪くも滲み出ていて、ウザったいけど憎めない人物だと改めて分かる回です。

陣川は鴫野の変化を喜んでいましたが、由佳は恐れや憎しみを感じていました。そして陣川は学生時代と変わらないと、鴫野は感じていました。変わらないものと変わっていくもの、その対比と受け取り方の差が面白かったです。

自分が手塩にかけて育てた人物が、やがて手元を離れていくのは寂しい反面、喜ばしいものでもあります。由佳の気持ちも分からなくはないですが、その時に嫉妬などせずにちゃんと見送れば、今回の鴫野と陣川のようにきっといつかまた笑って話せる日が来たでしょう。

そもそも由佳は鴫野と出会った時の対応が陣川とは違います。陣川は鴫野と対等に接していましたが、由佳は自分の思いすらまともに言葉にできないような人だと鴫野を下に見ていました。それなのに彼が自分の手を離れていくことを怒るというのは、自分が下に見ていた人物に侮辱されたと感じたからかもしれません。

何気に最後に陣川の学ラン姿も見れるという回でした。

次回は11月10日21時から放送予定です。

【相棒20】4話のいいセリフ

なんか壁にぶつかった時にはさ、逃げる逃げないだけじゃない。選択肢はもっと他にたくさんある。勝手に悲観的になって諦めんなよ。

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