【相棒シーズン18】最終回のネタバレと感想|三代目新女将決定!

2020冬ドラマ
記事内に広告が含まれています。

2020年3月18日に放送された【相棒シーズン18】の最終回20話「ディープフェイク・エクスペリメント」のネタバレと感想をまとめました。

森口瑤子さんが三代目女将に決定しました。営む店は「花の里」ではないので、正確には三代目女将ではありませんが、歴代女将から数えて“三代目”となります。演じている森口さんはどんな人なのか?

【相棒シリーズ】はU-NEXTで過去シリーズを配信中です。
現在31日間無料トライアルキャンペーン中です。
本ページの情報は2020年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

スポンサーリンク

【相棒シーズン18】最終回のあらすじ

亘(反町隆史)は、最近、右京(水谷豊)の推理力が衰えているのではないかと、角田(山西惇)にこぼしていた。軟禁された天礼島の事件(2019年10月9日放送「アレスの進撃」)や、重大な見落としをして「僕としたことが!」と嘆いたテロ未遂事件(2019年12月4日放送「檻の中」)などをあげつらいスランプを危惧するが、右京自身は、どこ吹く風で…。

そんな中、元東亜ダイナミクス社長の桂川(村上新悟)が、自宅寝室で殺害される事件が発生。背中から刺された傷が死因だったが、なぜかスマホの音声認識アプリが立ち上げられていて、『99』という謎の数字が残されていた。さらに、現場のパソコンから発見された、桂川と女性の“ベッド動画”が波紋を呼ぶ。問題の女性は、顔認証から内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)と判明したものの、政府直轄組織の人間ということで、警察としても配慮せざるをえなかった。

事件に興味を持った右京と亘は、現場となった桂川のマンションを訪れるが、そこには青木(浅利陽介)の姿が。上層部から“特命係一派”とみなされ、捜査から外されたことに反発して、協力を思い立ったらしい。右京は、青木から得た情報や現場の状況から、問題の映像にある疑問を抱く。いっぽうその頃、事件と何らかの関係があると思われる内閣官房長官の鶴田(相島一之)は、懇意にしている芸者・小出茉梨(森口瑤子)から悪巧みを指摘され…。
翌日、伊丹(川原和久)たち捜査一課は、桂川をスポンサーとして最新の映像技術を研究していた鬼石美奈代(坂井真紀)という大学の特任教授から話を聞いていた。しかし、飄々とした彼女にはぐらかされるばかりで要領を得ない。そんな中、「週刊フォトス」が桂川と柾庸子のあるスクープ映像を入手。監察官の大河内(神保悟志)の指示で特命係がその動画の押収をすることとなり…。

解決の鍵は“動かぬ証拠”である映像!?
事件の背後には暗躍する政府高官の影が…
スランプ中(!?)の右京が、日本の闇と対峙する!

公式HPより
スポンサーリンク

【相棒シーズン18】最終回のネタバレ

桂川宗佐殺害犯

鬼石美奈代

動機

桂川と関係を持っていた鬼石だったが、桂川は女をとっかえひっかえして色目を使ったりしていた。それに嫉妬した鬼石は桂川を殺害。以前から柾と関係を持ちたがっていた桂川の望み通り、柾との性行為映像に書き換えてやった。

逮捕への道筋

桂川と柾の性行為の動画が殺害現場から見つかるが、柾が内閣情報調査室の職員という立場だったため警察内で内々に処理をしようとする。

すると今度は週刊フォトスに新たな動画が持ち込まれ、柾が桂川と痴話喧嘩をしている動画だった。立て続けに柾の動画が出て来ることに、右京はもしかしたら画像はディープフェイクという作り物なのではないかと推理する。

青木に動画が偽物かどうか調べさせるが、何も検出されないため動画は本物だと言う。さらに社が内閣情報調査室の栗橋から、あえて特定秘密保護法に接触するような内容を聞かせ、守秘義務を発生させる。

右京は恐らく社は防諜、すなわちカウンターインテリジェンスに関する秘密情報を聞かされたのだろうと推理する。そこからディープフェイクは官邸主導で開発され、その開発に桂川も関与していたに違いないと想像する

そこで伊丹たちにAI関係の人がいなかったか問うと、鬼石准教授の名前が挙がる。彼女のアリバイは完璧で、見せられた映像には殺害時刻頃に時計と街頭ビジョンが映っていたという。鬼石の支援をしていたのは桂川で、桂川に支援をするよう政府が要請していた可能性もあると右京は考える。

フォトスに動画を売ったという学生から話を聞くと、その指示をしたのは鬼石准教授だという。鬼石のことを青木に聞いたところ、かつて天才少女と呼ばれていたいう。彼女ならディープフェイクを作ったのかもしれないし、自分達には鑑定不可能だと青木が語る。

花の里に代わり新たな小料理屋「こてまり」の女将が見せてくれた動画は、戦地に出征する兵士を見送る人の中に、女将が旗を振って見送っているという映像だった。当然、ありえないことなので、その動画も青木に調べさせるがやはり偽物だとは検知されない。

右京たちは内閣官房長官の鶴田に呼び出されて話をする。鬼石のことを聞いてみるが、知らないと鶴田は答える。その後、社から鶴田が事件の迷宮入りを望んでいるという話を聞かされ、右京は事件のおおよその謎が解ける。

青木に鬼石が柾に拉致されているディープフェイク動画を作らせ、それを見た捜査一課が柾を重要参考人とする。捜査一課が動けば栗橋内閣情報官が動くと思っていた右京は、彼をつけて行った先で、鬼石と柾の2人を発見する

右京は自らの推理を語り始める。内調がディープフェイクの技術を必要としていたため、桂川を使って鬼石を囲い込ませ開発してきた。それを特定機密とすることで、世間の目から覆い隠す。だが、桂川が殺害されて、現場にはベッド動画が残されていた。

それを見た柾は鬼石が犯人だと察するが、特定機密が暴露されることや今までの開発が無駄になってしまうと思い、動画は真実だと認めることにする。しかし、週刊フォトスに新たなフェイク動画が渡され、内調はすぐさまにサーバーを攻撃して記事を潰す。鬼石を野放しにすると危険だと感じたため軟禁することにした

桂川は刺された時、最初は何が起こったか分からなかったが、そのうち死に至るような大変なことだと分かる。しかし、警察を呼ぶと全てがバレてしまうため、柾と同じように真実を語れなかった。そのため、警察ではなく救急へ電話しようとしたが死亡する。

さっさと帰ろうとする栗橋を呼び止め、犯人蔵匿の現行犯で逮捕しようとするが、柾は鬼石に自首を促していたと言い出す。

右京の見立てでは鬼石のディープフェイク動画が見破られない限り、関係者はみな知らないふりを決め込むつもりだった。鬼石の功績に報いる意味から、不問にしようとさえ考えていた。むしろ捜査当局と真剣勝負のできる絶好の実験の機会だった

一連のディープフェイク動画は、嫉妬から作ったものであり、かつ新技術の公表として自分の力を誇示したかったのではと鬼石に告げた。

スポンサーリンク

【相棒シーズン18】最終回の感想

三代目女将としてる森口瑤子さん演じる元芸者の小出茉梨(こいで まり)が決定しました。右京さんの推理力減退症候群が発症したのは「花の里」がなくなったからだと、右京さん以外のみんなは考えていました。そこで、甲斐が花の里に代わる場所を探します。

元芸者だけあって政財界の人たちとも太いパイプがあるようで、今回さっそくディープフェイク動画の出所がどこか、直接的な回答でなく懇意にしていた人たちが誰だったかということから分かります。単なる息抜きの場以上に、様々な情報を今後もたらしてくれそうな存在です。

今後、話によっては内閣官房長官の鶴田や内閣情報調査室の面々などは登場するでしょう。恐らく鬼石も保釈されて登場しそうです。次シーズンに繋がる最終回でした。

スポンサーリンク

【相棒シーズン18】最終回の登場人物のその後

最終的に誰がどうなったのか?分かった範囲でまとめました。

  • 鬼石美奈代:殺人容疑で逮捕
  • 柾庸子:不問
  • 栗橋東一郎:不問
  • 鶴田翁助:捜査の手は及ばず

鬼石は桂川殺害容疑で逮捕はされます。しかし黙秘をしていて事件については語りません。

柾は聴取はされますが、刑事部長が殺しの下手人が捕まれば十分といって、上に忖度してすぐに帰らせます。栗橋に至っては聴取すらされてないのではないかと思われます。

鶴田へは一切事件のことについて警察が何かを聞くこともなく、鬼石を起訴後に保釈できないかと栗橋に相談します。殺人犯を保釈は無理ではないかと言いますが、小野田官房長が過去にやっていると引き合いに出します。恐らく保釈されるのではないかと思います。

最後にもう一つオチとして、社が与えた情報は提供者などなく、右京さんを動かすために情報を自分で流したのではないかという雰囲気になりました。

スポンサーリンク

三代目新女将について

「花の里」の女将ではなく「こてまり」という店の女将になります。

登場人物:小出茉梨(こいで まり)

  • 元・芸者で小手鞠という芸名だった
  • 政財界など各界の人物が客
  • 内閣官房長官の鶴田が執心していた
  • 鶴田の紹介で閣僚級の人物もひいきだった
  • 総理大臣も彼女をよく知っている

キャスト:森口瑤子(もりぐち ようこ)

右京さん役の水谷豊さんとは、1993年より2003年まで「火曜サスペンス劇場」で放送された、『地方記者・立花陽介』シリーズで妻役で共演していました。なので、彼女が新女将に指名されるのは当然といえば当然だったなと、今回新女将に就任したのを見て思い出しました。

  • 2019年ドラマ出演作
    • 「だから私は推しました」(NHK)
    • 「トレース〜科捜研の男〜」(フジテレビ)

最近は「プレバト!」などで俳句の査定に出演したり、ドラマ以外にもバラエティでも見かけることのある森口さん。旦那さんは「東京ラブストーリー」や「カルテット」などの脚本家、坂元裕二さんです。

テレビ朝日のドラマに出演するのは、スペシャルドラマの「欠点だらけの刑事」以来の2年ぶりとなります。

スポンサーリンク

【相棒シーズン18】最終回のまとめ

2時間スペシャルで放送した最終回は、ようやく女将が決定するという回でした。話としてはディープフェイクという偽の動画を作成して、証拠をねつ造するという話になります。

このディープフェイクというものは、現実でも問題になっています。主にポルノ動画などで使われていたりして、全く身に覚えがないのに置き換えられた動画がネット上に流出したりします。青木が言っていたようにイタチごっこですし、一度流れてしまった動画は違うと否定しても残ってしまう問題があります。

よく芸能人の誰に似ているとか、そんな怪しげな動画などもありますが、この技術を使えば嘘か本当か見分けがつかないものが出て来る可能性があります。恐ろしいです。

今後【相棒】で動画を証拠として扱うことができるのか?この話をやってしまったことで、自ら首を絞めてしまわないといいですが。

来シーズンに繋がるような新たな登場人物を出して終わった【相棒】、次シーズンも冠城でいくのか?いずれにしても、また放送される日を楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました