【セイレーンの懺悔】3話のネタバレと感想|事件の犯人が逮捕

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WOWOWで放送中の【セイレーンの懺悔】3話のネタバレと感想をまとめました。

今回で事件の犯人が逮捕されます。多香美が追っていたグループなのか?それとも……?

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【セイレーンの懺悔】3話のあらすじ

朝倉多香美(新木優子)はいじめの事実を認めさせるべく、被害者の高校の校長にまで突撃取材をする勢いだった。そんな多香美を先輩の里谷太一(池内博之)は心配げに見守っていた。

東良綾香(川島鈴遥)の父親である伸弘(甲本雅裕)は多香美のお陰で目が覚めたと言い、会社も辞めて自分も戦うことにしたという。そこでいじめの証言内容を教えてくれと迫られるが、学校が事実を認めるまでは教えられないと断る。

里谷はライバル局であるジャパンテレビの番組をチェックするが、あれ以降、4人への取材はまったくない様子を不審に思っていた。

赤城昭平(嘉島陸)に張り付いている多香美に、ヤバい臭いがするから離れろと告げる里谷だが、彼女は耳を貸さずに張り付き続ける。

かつて局長(永島敏行)の報道を見たときに、報道記者を志そうと思ったと話す多香美。だが、局長は一連の番組不祥事で現在微妙な立場に置かれている状況だった。

宮藤賢次(高嶋政伸)が犯人逮捕へ向かい動き出し、捜査本部でマスコミへの発表があるという情報が入る。

しかし、多香美は赤城に張り付いたまま、彼が家を出て行く後をつけていく。

見失った多香美の前に現れる赤城、そのままインタビューを始めるが、「間違っている」と彼は告げる。

何が間違っていたのか?その頃、捜査本部では犯人逮捕の記者会見が始まり……。

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【セイレーンの懺悔】3話のネタバレ

3話のネタバレは7つです。

  1. 犯人逮捕
  2. あの4人は何をしていたのか?
  3. 逮捕の経緯が判明
  4. 多香美の過去にあったこと
  5. 父親の暴走
  6. 事件の真相
  7. ドラマの結末

結論から言うと犯人は別の人物で、多香美は誤報を出してしまいます。

彼らはいったい何者なのか?そして未空たちは何を恐れていたのか?

1.犯人逮捕

多香美が赤城と話している間に、別の犯人グループが逮捕されました。

  • 杉浦剛大(20):建設業。前科あり。櫛谷の先輩
  • 坂野拓海(20):無職。櫛谷の先輩
  • 織川鈴菜(16):高校生。綾香と中学の同級生。櫛谷と交際
  • 櫛谷友祐(16):高校生。鈴菜と交際

もちろん警察の発表では未成年者の名前は伏せられています。

4人は綾香と以前からの知り合いで、口論の末に暴行を加えて死亡させた疑いです。

主犯の2人が自供しているので、間違いないとのことです。

ではあの未空たち4人は何だったのか?里谷と多香美は直接宮藤に話を聞きます。

彼らにはアリバイがあったが、主張できない理由があった。

それは事件当日に別の犯罪に関わっていたからです。

逮捕されたのはまったく別のグループだった

2.あの4人は何をしていたのか?

彼らがしていたこと、それは美人局でした。

未空たちが声をかけてホテルに誘い込もうとすると、そこに赤城が現れて脅し、金を奪い取っていたのです。

美人局の被害者たちはネットで未空たちの写真が晒され、殺人事件の被害者と間違われていると知ります。

しかし、高校生を買おうとしたことがバレたら、自分も逮捕されるのではないかと思い、通報できずにいました。

この美人局の件で未空は綾香に脅されていた事実も分かります。

偶然見かけた綾香は写真を撮り、これを知られたくなかったら自分にちょっかい出すなと脅したのです。

あの時、4人が密談していたのは、綾香に知られたからもうやめようと言っていたのに、赤城が懲りずに美人局していたことへの問題でした。

綾香をいじめていたことから、マスコミや警察に目をつけられ、事件の容疑者と間違われるという怯えです。

赤城も逮捕されて聴取で、警察はすぐ犯人を見つけると思っていたから、しばらく身を潜めようと思っていた。

しかし、多香美がつきまとってきたと文句を言いいます。

赤城たちにこだわらなければもっと早く逮捕できたのに、宮藤もまたマスコミに踊らされたと言います。

そもそも、多香美が彼女たちを容疑者でないかと思ったのは、同級生の生方のタレコミでした。

そこで里谷と多香美は生方に話を聞きに行きます。

  • 未空に恨みがあった
  • 事件の日に未空と綾香が一緒に帰宅したという目撃証言は嘘
  • 未空が交際相手にちょっかいを出すからいけない
  • 未空が警察に疑われれば彼が目を覚ますと思った
  • 未空なんて元々何をしているか分からない女だ

生方は交際相手が未空に奪われると思い、未空たちが警察に疑われるよう証言したのです。

  • 未空たち4人は美人局をしていた
  • 事件の日の同級生の目撃証言は嘘だった

3.逮捕の経緯が判明

逮捕された4人がどういった経緯で逮捕されたのかが分かります。

  • 赤城たちのアリバイが確定し捜査本部は捜査をやり直した
  • 杉浦に前科があり、現場に落ちていた毛髪のDNAが一致
  • そこから芋づる式に残りの3人にたどりついた

落ちていた毛髪のDNA鑑定した時点で、前科者と照合しないのかは謎です。

とにかくこれが決め手となり逮捕に至ります。

鈴菜と綾香は中学の同級生で、高校が別ですがSNSで連絡を取り合う仲でした。

鈴菜と交際している友祐の先輩というのが成人している2人です。

ただ、なぜ殺人に至ってしまったのかは現時点ではまだ判明していません。

現場に落ちていた毛髪が証拠となり犯人を逮捕した

4.多香美の過去にあったこと

大誤報を出してしまった多香美に、今度はマスコミが群がります。

妹が自殺してしまったということは分かっていた多香美ですが、妹をいじめていた主犯格の子に暴行を加えていたということが、ネットニュースで話題になります。

多香美の回想シーンではこういう経緯でした。

  • 妹をいじめていた子に真相を追究する
  • 逆ギレした相手が悪態をつく
  • 階段で揉み合いになりつき飛ばしてしまう
  • 相手が階段から落ちて怪我をしてしまった

妹が死んだことをむしろ喜んでいる、生きてても意味がない、死ぬのが一番の貢献と罵ります。

それを聞いた多香美は怒り、謝罪を要求しますが揉めてしまいました。

階段の上などでやりあったせいで、相手が落ちて怪我をしてしまったのです。

しかし、階段といっても大した高さの階段でもなく、結果捻挫で済んだため表沙汰にはせず当事者同士の話し合いで解決しました。

ですが、兵頭はこれを問題視し、多香美に今回の誤報の責任を押し付ける方向で動きます。

多香美はいじめの加害者に暴行を加えていた

5.父親の暴走

多香美は電話を受けて綾香の高校へ向かいます。そこには綾香の父である東良伸弘が来ていました。

学校側としては犯人は捕まったし自分の学校の生徒ではない、だから関係ないという態度です。

しかし、伸弘は殺していないから罪はないと思っているのか?いじめを見逃した学校に責任があると主張です。

賭け付けた多香美にいじめの証明を望みますが、多香美はまず誤報を出したことを学校側に詫びます。

その上でいじめがあったことを謝罪すべきではと学校側に訴えます。

ですが伸弘の望みは謝罪ではなく、金銭の要求でした。

恐喝罪になると多香美は注意しますが、警察とマスコミに未空の父親が圧力をかけたように、学校にもかけたのでは?と告げ、よく考えてみてくれと言って帰ります。

自分の取材を利用して金銭を要求するのがあなたの戦いなのか?多香美が責めますが、伸弘は弱みを握っておけば学校も多香美を責めることはできないと開き直りです。

多香美がたきつけたせいで、父親はおかしな方向へ暴走し始めます。

綾香の父親が学校を金銭目的で脅しに行く

6.ドラマの結末

誤報の責任を多香美に押し付ける兵頭と、里谷は言い争います。

局長にチクるぞという里谷でしたが、局長も了承済みだと兵頭は返します。

局全体の失敗よりも個人の暴走に収めることにしたのです。

そして検証番組を作って視聴率を取ろうと目論見ます。

多香美の元に取材に来た三島は、自分も危ないところだったが助かったと言います。

なぜ多香美は助からなかったのか?それはジャーナリストとして仕事をしていなかったと指摘です。

そして「報道ナメんじゃないわよ」と、今時ヤンキーでもいわなさそうな捨てゼリフを吐きます。

その後、事件の動機らしきものが警察の調べで分かりました

  • 鈴菜の彼について冗談半分で「キモい」と綾香は言った
  • それから関係が悪化した
  • 友祐の先輩2人に相談して綾香に制裁を加えることに
  • その結果、綾香は暴行されて死亡した

というのが事件の顛末だと明らかになりました。

しかし、宮藤は気になることがあり、事件現場へと向かいます。

綾香のスマホがまだ見つかっていない。逮捕された4人の所持品にもなかった。

落ちていたパチンコの玉のようなものを拾い上げ、宮藤はまだ事件が終わっていないと考えます

局ではその後、多香美が関連会社の出向を言い渡されました

多香美は関連会社へ出向を命じられる

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【セイレーンの懺悔】3話のまとめと感想

綾香殺害の犯人は未空たちではなく、別の4人のグループでした。

これにより、多香美は誤報を出した責任を問われ、関連会社へ出向を命じられます。

マスコミと一般人の違いは、証言の裏取りをちゃんとするかどうかではないのか。

たった一人の目撃証言を裏も取らずに取材をする多香美は、さすがに問題があります。

しかも正義感を振りかざして被害者遺族をたきつけるものだから、父親がおかしな方向へ暴走し始めます。

“真実”を伝えるはずが、自分の予想通りになるように取材する多香美。

視聴率を取らないといけない事情はあるのでしょうが、それこそ、緻密な取材をして他では得られないスクープを取ればいいのではないか?

ショッキングなニュースであるほど、視聴者は興味を抱くでしょうが、ねつ造やえん罪は誰も望んでいません。

ただ、多香美はどうやらこのまま出向して終わる雰囲気ではなさそうです。

宮藤もまた事件がまだ終わっていないと感じています。

事件の全貌が次回最終回ですべて明らかになり、その結果何が起きるのか?

次回は11月8日22時から放送予定です。

【セイレーンの懺悔】3話のいいセリフ

恨みと怒りで真実が見えなくなっている。自分で掘った穴に自分ではまるぞ。

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