『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』第5話では、これまで謎に包まれていたマリオネット計画の実態が、ついに見え始めました。
一方で、神崎自身がアリウスだったこと、薫が公安を辞めた理由など、これまで断片的に描かれてきた謎も一気につながりました。
この記事では、第5話で判明したマリオネット計画の目的や真犯人につながる手がかり、薫が佐野のもとを去った理由などを整理して解説します。
3行まとめ
- 神崎がアリウスであることが判明し、父・義則もアリウスだった可能性が浮上する
- マリオネット計画は、アリウスの「人を操る声」をAIで再現しようとする研究だった
- 薫が追っていた榊颯真の正体が北条元也だと判明し、連続殺人の真犯人として疑いが強まる
第5話のあらすじ
神崎自身もそれまで自分がアリウスだとは知らず、ナイフを刺された遺体から、幼いころ父から聞かされたおとぎ話を思い出したため捜査に参加した。さらに、自身が11歳のときに両親が交通事故で亡くなっていたことから、父もアリウスだったのではないかと考え始める。
一方、佐野は薫が残したメッセージを手がかりに、山梨県の「山風の郷」を訪れる。そこで出会った芦田一暁と間宮から、薫が公安の捜査員としてアリウスの「保護」に関わっていたこと、そして保護の実態が監禁や殺害だったことを知らされた。
真実を知った薫は警察を辞め、今度は公安から逃れるアリウスを支援する側へ回っていた。さらに、薫が事件直前まで追っていた「榊颯真」という人物が、マリオネット計画に巻き込まれていたことも判明。
USBの解析によって、マリオネット計画がアリウスの音声データをAIに学習させ、『人を操る声』を人工的に再現する研究だったことも明らかになる。そして榊颯真のデータに表示された人物は、北条武彦の息子・北条元也だった。
さらに佐野たちは、薫のメモに残されていた「カブラギ」という名前から、日本独立党党首・鏑木真司へたどり着く。鏑木が次の標的になる可能性を考え、神崎とともにその行方を追った。
神崎はアリウスだったのか
第4話の最後、襲撃者を止めようとした神崎は、無意識のうちにアリウスの「声」を使いました。
佐野から「お前、アリウスなのか?」と問い詰められますが、神崎自身も自分にそんな力があるとは知らなかったといいます。
では、なぜ神崎は自分がアリウスだと知らないまま、この事件の捜査に参加したのでしょうか。
初めて人を操る力を使った
コインロッカーで佐野たちを襲った2人が立ち去ろうとした際、神崎は必死に止めようとしました。
すると2人は突然動きを止めます。そのとき神崎は口を開き、アリウス特有の「声」を発していました。
しかし神崎によれば、能力を使ったのはこれが初めてでした。自分が何をしたのかも理解できておらず、佐野から指摘されて初めて、自分がアリウスなのではないかと気づきます。
第4話では、アリウスは生まれながらに特殊な声を持つ一方、自分がアリウスだと気づかずに生きている者もいると羽住が説明していました。神崎もその一人だったようです。
自分がアリウスだとは知らなかった
神崎がアリウスだと知っていたなら、事件への参加そのものが怪しく見えます。
しかし第5話で語った理由を見る限り、少なくとも本人は自覚していなかったと考えるほうが自然です。
神崎は自分がアリウスだから事件に興味を持ったのではなく、被害者の喉に複数のナイフが刺されている殺害方法に引っかかっていました。
その光景が、子どものころ父から聞かされたある「おとぎ話」とよく似ていたからです。
「おとぎ話」が捜査参加のきっかけ
神崎が幼いころに父から聞かされたのは、人を思い通りに動かして欲望を満たしていく少年の物語でした。
少年はその力を使い続け、最後には欲望の数だけ喉を怪物に刺されます。
北条たちの遺体には、4本、3本、2本とナイフが刺されていました。
神崎は事件を知ったとき、忘れていたはずのこの物語を思い出し、妙な胸騒ぎを覚えたといいます。事件と父のおとぎ話には何か関係があるのではないか。その真相を知るため、自ら捜査への参加を志願していたのです。
つまり神崎が事件を『導いていた』ように見えたのも、自分が真相を知っていたからではなく、父から聞かされた物語とのつながりを追っていたためでした。
父もアリウスだった可能性
自分がアリウスだと知った神崎は、父もアリウスだったのではないかと考え始めます。
第4話で羽住が説明したように、アリウスの能力は親から子へ受け継がれる性質を持っています。そのため、神崎がアリウスなら両親のどちらかもアリウスだった可能性があります。
さらに父は、人を操る能力を思わせるおとぎ話を幼い神崎に聞かせていました。
単なる偶然なのか、それとも父自身がアリウスだったからこそ、その力について何かを知っていたのか。
神崎の両親は、彼が11歳のときに交通事故で亡くなっているそうです。しかし公安がアリウスを「保護」の名目で殺害していた事実まで明らかになった以上、この事故についても改めて疑問が残ります。
マリオネット計画の本当の目的とは
第5話では薫が残したUSBの解析によって、マリオネット計画の実態が判明します。
彼らが目指していたのは、アリウスそのものを生み出すことではありません。アリウスが持つ「人を操る声」を解析し、その能力を人工的に再現することでした。
研究していたのはアリウスの能力そのもの
マリオネット計画の研究対象は、実在するアリウスでした。
薫が事件直前まで調べていた榊颯真も、無認可で行われていたアリウス研究に巻き込まれていた人物です。
第3話で発見された実験映像には、ヘッドフォンを装着した被験者たちが、ナイフでマネキンを刺したり、自ら首を吊ろうとしたりする様子が記録されていました。
当時はアリウス本人が声によって操っているのかと思われましたが、第5話で明かされた研究内容によって、あの実験が「人を操る声」を再現するために行われていた可能性が高くなりました。
アリウスの音声をAIに学習させていた
研究には大迫の専門分野であるAI技術が使われていました。
芦田たちの説明によれば、アリウスの音声データをAIに学習させ、その特徴を解析していたといいます。
アリウスは声帯から特殊な音波を発し、それを聞いたホモサピエンスを催眠状態にして命令に従わせることができます。
つまり北条たちは、アリウスという存在そのものではなく、その特殊な「声」をデータとして扱おうとしていたのです。
「人を操る声」を人工的に再現しようとしていた
マリオネット計画の真の目的は、アリウスなしで人間を操ることだったと考えられます。
もしAIによって「人を操る声」を生成できれば、アリウス本人の協力は必要ありません。
第3話の実験映像では、被験者たちは自分の意思とは関係なく命令に従い、途中で我に返るまで自ら危険な行動を続けていました。
さらに渡部を殺害した男や薫も、犯行時の記憶を失っています。
こうした事件にも、マリオネット計画によって作られた「声」が使われていたのかもしれません。
外交・軍事にも利用
では、なぜそこまでしてアリウスの能力を再現しようとしたのか。
佐野はアリウスの力が国際競争において、強力な武器になると考えます。
相手を直接傷つけなくても、その意思や行動を操ることができれば、外交や軍事でも大きな力を持つことになります。
そして北条・大迫・渡部らをつないでいたものとして浮上したのが、日本独立党でした。
単なる研究として始まったのではなく、アリウスの力を利用して何かを実現しようとしていたのだとすれば、マリオネット計画は当初考えられていた以上に、大きな目的を持った計画だったことになります。
北条・大迫・渡部・日髙を結んでいたものは何だったのか
北条・大迫・渡部・日髙は、それぞれ脳神経外科医、AI技術者、投資ファンド社長、元警察官僚と、職業も立場も大きく異なります。
しかし第3話の実験映像から、4人が同じマリオネット計画に関わっていたことが判明していました。
第5話ではさらに、なぜこの4人が集まり、アリウスの能力を利用する研究を進めていたのか。その背景につながる手がかりが見つかります。
4人はマリオネット計画に関わっていた
第3話で発見された実験映像には、北条・大迫・渡部とともに日髙の姿が映っていました。
北条は脳科学、大迫は音声AI、渡部は研究施設につながる会社を所有しており、それぞれの専門や資金をマリオネット計画に提供していたと考えられます。
日髙については具体的な役割がまだ明らかになっていませんが、元警察官僚という経歴を持つことから、他の3人とは異なる形で計画に関与していた可能性があります。
4人を結んだイデオロギー
佐野が疑問を持ったのは、これほど経歴の異なる4人が、なぜ同じ計画に集まったのかという点でした。
そこで浮かび上がったのが、日本独立党です。
アリウスの能力を人工的に再現できれば、人間の意思そのものを操ることができます。佐野は、その力が外交や軍事において強力な武器になると考えました。
つまり4人を結びつけていたのは、単なる研究上の利害ではなく、同じ政治的な思想や目的だったのです。
北条たちが身につけていた日本独立党のバッジ
佐野は薫のメモに残されていた「カブラギ」という名前を調べる中で、ある人物が胸につけていたバッジに目を留めます。
それは、北条や大迫も身につけていたものでした。
バッジを手がかりにたどり着いたのが、日本独立党党首・鏑木真司です。
これまで研究者や出資者としてしか見えていなかった北条たちと、政治団体との接点が初めて浮かび上がりました。
「世界をひっくり返す」は鏑木のスローガンだった
第1話で北条は、酔った際に「あと少しで世界がひっくり返る」と繰り返していたことが明らかになっていました。
当時はアリウスの発見そのものを意味しているようにも見えましたが、第5話で日本独立党のホームページを確認すると、そこには「世界をひっくり返す」というスローガンが掲げられていました。
北条の言葉と鏑木のスローガンが一致したことで、北条たちが日本独立党の思想に共鳴し、その目的のためにマリオネット計画を進めていた可能性が高まります。
アリウスの研究、人を操るAI、日本独立党。この3つがつながったことで、マリオネット計画が単なる科学研究ではなく、政治的な目的を持つ計画だったことが見えてきました。
真犯人は北条元也なのか
第5話では、連続殺人事件の真犯人につながる大きな手がかりも明らかになりました。
その人物として浮上したのが、北条武彦の息子として登場していた北条元也です。
ただし、第5話の時点では元也が北条・大迫・渡部を殺害した犯人だと確定したわけではありません。あくまで、薫が追っていた人物と元也が同一人物だったことが判明した段階です。
薫が事件直前まで追っていた「榊颯真」
山風の郷で佐野たちは、薫が事件直前まで「榊颯真」というアリウスを調べていたことを知らされます。
榊は無認可で行われていたアリウス研究に巻き込まれており、薫は彼を助けるために単独で調査を続けていました。
北条たちが殺害された時期と、薫が榊を追っていた時期が重なっていることから、榊が連続殺人事件に関係している可能性が浮上します。
榊颯真のデータに映っていたのは北条元也だった
薫が残したUSBには、アリウスに関するリストが保存されていました。
その中から榊颯真のデータを確認すると、表示された写真に写っていたのは北条武彦の息子・北条元也でした。
つまり、第1話から被害者遺族として登場していた元也は、同時に「榊颯真」という名前でマリオネット計画に関わっていたことになります。
なぜ元也が榊颯真という名前で登録されていたのか、どちらが本名なのかなど、詳しい事情については第5話では明らかになっていません。
榊はマリオネット計画の研究対象だった
榊はマリオネット計画を進める側ではなく、その研究に巻き込まれていたアリウスでした。
マリオネット計画は、アリウスの音声をAIに学習させ、「人を操る声」を人工的に再現しようとする研究です。
そのため榊も、自身の能力を研究に利用されていた可能性があります。
もし北条たちが榊を研究対象として扱っていたのであれば、彼らに対して恨みを抱く理由にもなり得ます。
北条元也が連続殺人犯とはまだ確定していない
ここまでの情報を見ると、元也が事件に深く関わっていることは間違いなさそうです。
北条たちとつながるマリオネット計画の研究対象だったこと、薫が事件直前まで調査していたこと、そして榊颯真という別の名前を持っていたこと。
いずれも連続殺人事件との関係を疑わせる材料です。
しかし第5話では、元也自身が犯行を認めたわけでも、北条たちを殺害する場面が描かれたわけでもありません。
そのため現時点では、北条元也=真犯人と断定するのではなく、最有力の容疑者として浮上した段階と考えるのがよさそうです。
鏑木真司はなぜ最後の標的と考えられるのか
第5話の終盤では、連続殺人事件の次の標的として、日本独立党党首・鏑木真司の名前が浮上しました。
北条・大迫・渡部に続いて狙われる人物だと佐野が考えたのは、薫が残したメモと、これまでの殺害方法に共通する特徴がつながったためです。
マリオネット計画の中心人物である可能性
北条は脳科学、大迫はAI技術、渡部は資金面など、それぞれの立場から計画に関わっていたと考えられます。
その一方で、計画全体を誰が主導していたのかは、第5話の時点ではまだ明確になっていません。
ただし、薫が「カブラギ」という名前を残していたことや、日本独立党とのつながりが判明したことから、鏑木がマリオネット計画の中心にいた可能性はあります。
アリウスの能力を外交や軍事に利用しようとしていたのであれば、研究者だけではなく、政治的な目的を持つ人物が計画を動かしていたと考えることもできます。
鏑木へ向かうカウントダウンだったのか
北条の遺体には4本、大迫には3本、渡部には2本のナイフが刺されていました。
これまで佐野たちは、この数字が何らかのカウントダウンではないかと考えてきました。
もしその推測が正しければ、次に残る数字は「1」です。
そして第5話で新たに浮上したのが鏑木でした。
そのため、北条・大迫・渡部に続く最後の標的が鏑木であり、1本のナイフによって一連のカウントダウンが完成するのかもしれません。
コラム|薫はなぜ佐野のもとを去ったのか
第1話から大きな謎として残っていたのが、薫がなぜ突然警察を辞め、佐野のもとから去ったのかということでした。
離婚を切り出したときも詳しい理由は語らず、自分の荷物だけをまとめて姿を消した薫。しかし第5話で、その背景にはアリウスと公安をめぐる重大な秘密があったことが明らかになります。
薫も公安のアリウス担当捜査員だった
薫は生活安全課の警察官として働いていたと思われていましたが、実際には公安の捜査員としてアリウスの「保護」に関わっていました。
アリウスの疑いがある人物を調査し、発見した場合は公安へ引き渡す。それが当時の薫に与えられていた任務でした。
しかし公安に入って日が浅かった薫は、自分が連行したアリウスがその後どうなるのかを知らされていませんでした。
「保護」の先に待っていたのは監禁と殺害だった
第4話で羽住は、公安の任務についてアリウスを「捕縛し保護すること」だと説明していました。
ところが第5話で明らかになった実態は、それとは大きく異なります。
公安に保護されたアリウスは監禁され、その末に殺害されることも少なくありませんでした。
つまり公安が使っていた「保護」という言葉は、少なくともアリウス側から見れば、実質的には排除を意味していたことになります。
ようやく真実を知った
薫がその事実を知ったきっかけは、保護しようとしていたアリウスが逃亡した事件でした。
追い詰められたアリウスに薫が近づこうとしたところ、同行していた公安の捜査員が突然発砲し、薫の目の前で射殺します。
理由を問いただした薫に対し、花菱はアリウスが何をするか分からないため発砲が認められていると説明しました。
この出来事によって薫は、それまで自分が「保護」してきた人々が、その先で殺されていたことを初めて知ります。
警察を辞め、今度は救う側へ
公安の実態を知った薫は、警察という組織そのものに絶望し、退職します。
そして皮肉にも、それまで追う側だった薫は今度は公安からアリウスを逃がす側へ回りました。
芦田一暁たちと協力し、逃亡中のアリウスをかくまうなど、自分が公安で得た知識や経験を使って彼らを助け続けていたのです。
山風の郷にいた間宮も、薫によって救われたアリウスの1人でした。
薫が続けていたのは「贖罪」だった
間宮によれば、薫は自分の活動を「贖罪」だと話していました。
薫自身は真実を知らなかったとはいえ、公安の捜査員としてアリウスを連行し、その結果として多くの人を死へ送り出してしまいました。
だからこそ警察を辞めた後も、自分にできる方法でアリウスを救おうとし続けたのでしょう。
それは公安への反発だけではなく、自分が関わってしまったことへの責任を背負い続ける行動でもありました。
佐野を巻き込みたくないから何も告げなかった
そして、薫が佐野に何も説明せず離婚した理由も見えてきます。
アリウスに関わった捜査員は、その家族まで公安の監視対象になります。実際、薫が姿を消した後も佐野は監視され続け、羽住まで捜査一課へ送り込まれていました。
薫が佐野に事情を話せば、佐野までアリウスをめぐる危険な世界へ巻き込むことになります。
だから薫は説明できなかったのではなく、説明しないことを選んだのでしょう。
第1話では突然夫を捨てたように見えた薫でしたが、第5話まで見ると、その離婚は佐野との関係を断ち切りたかったからではなく、むしろ佐野を守るための決断だったことが分かります。
第5話で残された謎
第5話では多くの謎が明らかになった一方、最終回へ向けて新たな疑問も残されました。
北条元也は本当に連続殺人の犯人なのか
薫が追っていた「榊颯真」のデータに表示されたのは、北条武彦の息子・北条元也でした。
榊がマリオネット計画の研究対象だったことから、北条たちへの恨みを抱いていた可能性はあります。
榊颯真はなぜ北条元也として生きていたのか
榊颯真と北条元也が同一人物であることは判明しましたが、なぜ二つの名前を持っているのかは分かっていません。
北条武彦と本当の親子なのか、「北条元也」という身分そのものに何か秘密があるのかも不明です。
北条元也はなぜ研究関係者を狙っているのか
榊はマリオネット計画の研究対象だったため、人体実験への復讐という可能性は考えられます。
しかし具体的に何をされたのか、第5話ではまだ明らかになっていません。
鏑木真司はマリオネット計画で何をしようとしていたのか
日本独立党とマリオネット計画のつながりは見えてきましたが、鏑木が計画を利用して何を実現しようとしていたのかは分かっていません。
アリウスの能力が外交や軍事にも利用できると佐野は推測しましたが、鏑木の具体的な目的については最終回を待つことになります。
薫を操って北条を殺させたのは誰なのか
薫は北条の遺体遺棄に関わった人物として映像に残されていましたが、自らの意思で事件に関与したとは考えにくくなっています。
アリウス、あるいはマリオネット計画によって再現された「声」で操られていたのであれば、誰が薫に命令したのかが大きな謎です。
薫は誰に殺されたのか
薫の死は自殺として処理されています。
しかし人を操って自殺させることが可能だと判明した以上、本当に薫自身の意思による自殺だったのかは疑わしくなっています。
薫がマリオネット計画や榊について調べていたことを考えると、口封じのために殺された可能性も残されています。
神崎の父・義則もアリウスだったのか
神崎がアリウスなら、遺伝の仕組みから両親のどちらかもアリウスだった可能性があります。
義則がアリウスについて何かを知っていたのか、それとも自身もアリウスだったのかはまだ分かりません。
神崎の両親の交通事故は本当に事故だったのか
神崎の両親は、神崎が11歳のときに交通事故で亡くなっています。
しかし公安がアリウスを「保護」の名目で殺害していたことが判明したため、この事故にも疑いが生じます。
カバンに盗聴器を入れたのは誰なのか
第5話終盤、神崎のカバンから身に覚えのない盗聴器が見つかりました。
いつ、誰が仕込んだのかは明らかになっていません。
佐野たちの動きを追っている公安なのか、それとも別の勢力なのか。最終局面で誰が佐野たちを監視しているのかも気になるところです。
公安は現在もアリウスを殺しているのか
芦田や間宮の証言によって、公安による「保護」の実態が監禁や殺害だったことが判明しました。
ただし、それが薫の在籍していた3年前までの方針なのか、現在も続いているのかは明確ではありません。
羽住も「保護された後のことは知らない」と話していたため、公安内部でもアリウスに対する扱いがどこまで共有されているのかは謎のままです。
まとめ|マリオネット計画の目的と真犯人の姿が見え始めた第5話
第5話では、これまで断片的に描かれてきた謎が一気につながりました。
マリオネット計画は、アリウスの「人を操る声」をAIに学習させ、その能力を人工的に再現しようとする研究でした。さらに北条・大迫・渡部・日髙を結んでいた背景に日本独立党が浮かび上がり、薫が追っていた榊颯真の正体が北条元也だったことも判明します。
一方で、薫が公安を辞めた理由や、神崎が自分自身もアリウスだと知るなど、佐野たちに関わる過去も明らかになりました。
ただし、北条元也が本当に連続殺人の犯人なのか、鏑木はマリオネット計画で何をしようとしていたのか、そして薫の死の真相など、核心部分はまだ残されています。
次回はいよいよ最終回。アリウスをめぐる事件がどのような結末を迎えるのか、最後の答えに注目です。
