【セイレーンの懺悔】1話のネタバレと感想｜新木優子主演の社会派ミステリー

この記事はWOWOWのドラマ【セイレーンの懺悔】1話のネタバレと感想をまとめています。

中山七里さん原作の小説を新木優子さん主演でドラマ化した作品です。

誘拐事件と思われた事件が実は殺人事件だった？報道記者が事件の真相に迫ります。

【セイレーンの懺悔】1話のあらすじ

帝都テレビの報道記者である朝倉多香美（新木優子）は、誘拐事件が発生したことを聞きつけるが、警察は報道協定を結ぶことを要請する。

そこで同じ報道記者の里谷太一（池内博之）は、被害者の住所と名前を教えてくれれば従うと取引を持ちかけた。しかし、警察から情報を得た里谷は協定を無視し、朝倉も同行することにした。

被害者宅で張り込む朝倉と里谷、警察が急に動き出したのを見て後をつけていく。そこで被害者の東良綾香（川島鈴遥）の遺体が発見された。

早速カメラを回し隠し撮りをする2人だったが、朝倉が警察に見つかり映像を消去されてしまう。だが、里谷はスマホで撮った映像を持っていて、テレビで流すことになった。

死亡推定時刻より後に身代金要求の電話があったことから、最初から誘拐ではなく殺害が目的だったのでは？と朝倉は考える。

そこで、被害者の学校へ聞き込みへ行くと、彼女がいじめられていたことが同級生の証言から分かった。

朝倉はイジメの中心人物と言われる仲田未空（メドウズ舞良）の後をつけ、密談を盗聴する。他の同級生2人と成人男性である赤城昭平（嘉島陸）なる人物が、綾香が死んだことに対して慌てているような会話だった。

朝倉はその音声を番組スタッフに聴かせ、テレビで放送しようというが、里谷は未成年絡みのため慎重にしたほうがいいと反対する。だが、編集長の兵頭邦彦（池田成志）は放送することに決める。

その結果、思わぬ方向へ話が展開し始め……。

2話→

【セイレーンの懺悔】1話のネタバレ

1話のネタバレは2つです。

結論から言いますと、報道したことでいじめの加害者が自殺します。

誰が綾香を殺害したのか？その謎は深まるばかりです。

1.事件の詳細と関係者まとめ

誘拐事件の時系列と関係者をまとめます。

事件に関与しているのではないかと思われる人物です。

9月10日に綾香は未空に反抗し、未空は怒って他の2人と一緒に綾香を囲んで一緒に下校します。

その後、綾香は遺体で発見されました。

顔を焼かれ30ヶ所にも及ぶ擦過傷と打撲痕のある遺体。さらに複数人のDNAが綾香の着衣から発見されたということで、強い恨みを持った人物の犯行ではないかと朝倉は推理します。

未空たちは学校で綾香を度々暴力をふるったりしていじめていたそうです。他の同級生たちはみんな知っています。

リンチの末の殺人なのか？朝倉は録音したデータと彼女たちの映像をテレビで放送するよう迫ります。

視聴率が欲しい兵頭は音声と画像を加工した上で放送します。

2.放送の結果起きたこと

番組で放送したことにより、ネット上ではすぐに人物が特定されてしまいます。

音声も変更し映像も加工したにも関わらず、未空たち3人は写真と実名をバラされてしまったのです。

それと同時に未空が実は小学生の時に暴行を受けていたということも判明します。

彼女は当時10歳で、連続小学生暴行事件の被害者の一人でした。

その当時帝都テレビの取材も受けていたことも分かります。

再び自宅にマスコミが押しかけてくる状態になってしまった未空、自室に引きこもり母親が呼んでも出てきません。

過去とフラッシュバックした未空は、カッターを取り出して自らの手首を切って自殺します。

多香美たちが編成会議をしているとき、未空が自殺したという一報が入り、多香美は衝撃を受けます。

2話→

【セイレーンの懺悔】1話のまとめと感想

事件発生から容疑者らしき人物に迫ったかと思ったら、今度はその少女まで自殺してしまうという怒涛の展開で始まります。

誰かが綾香を殺害したことには間違いないのですが、それがいったい誰なのか？

いじめの末のリンチ殺人なのか、それともまた別の人物が襲ったのか？謎は深まるばかりです。

また、主役の多香美も何か過去にあったようで、それについても後で判明するでしょう。

報道について問題提起をしてくるような話で、シリアスで張り詰めた空気が漂うドラマでした。

いわゆる社会派ミステリーという内容です。

キャストはみんなどこかでみたことのある顔ぶれで、WOWOWのドラマらしいキャスティングです。

重めの話が好きな人にはおすすめですが、気軽にドラマを見たい人には向かない内容となっています。

次回は10月25日22時に放送予定です。

2話→