【サイレント・ヴォイス2】6話のネタバレと感想|悪魔の囁き

2020春ドラマ

【サイレント・ヴォイス2】6話「死にゆく隣人への祈り」のネタバレと感想をまとめました。

今回のゲストは横田栄司さんです。殺人をしたと出頭してきた神父の耳に届いたのは、神の声かそれとも悪魔の囁きか?絵麻がその真相に迫ります。

スポンサーリンク

【サイレント・ヴォイス2】6話のあらすじ

谷中教会の神父である成田(横田栄司)は、隣人の稲村(ふくまつみ)を殺害したと警察に出頭してくる。話を聞いてみたところ、確かに神父が殺してしまったことには変わりないが、あくまで事故であると供述する成田だった。絵麻(栗山千明)はその嘘を見破りはするものの、殺害に至る動機と証拠が見当たらない。

神父は何のために殺人を犯したのか?その動機の裏側に隠された真実は、常軌を逸したものだった。

【サイレント・ヴォイス2】6話のネタバレ

今回の事件は神父の成田が殺人を犯したと、出頭してくるところから始まります。しかし、話を聞いてみるとおかしなところが浮かび上がってきます。

【サイレント・ヴォイス2】6話のネタバレ(クリックでジャンプ)

  1. 殺人事件発生
  2. 1回目の聴取
  3. 2回目の聴取
  4. 3回目の聴取
  5. ドラマの結末
  6. ネタバレまとめと要約

1:殺人事件発生

今回の事件はこんな感じです。

  • 被害者:稲村喜代美
  • 死因:後頭部をシンクの角に打ちつけ死亡
  • 第一発見者:食材配達人
  • 発見現場:自宅の台所

一人暮らしの老人なのですが、近所でも有名な迷惑住人でした。騒音やゴミ出しで度々近所とトラブルになっている人物です。そのため、隣に住む成田神父が他の住民に頼まれて、稲村の所に苦情を言いに行っていたという過去があります。

72歳の老人とは思えないぐらいの争った痕跡があり、床にはコーヒーが散らばっていました。現場から金品が奪われていないことから、警察は顔見知りの犯行と筋立てます。

そこで自分が殺したと出頭してきたのが、隣に住む成田神父でした。

2:1回目の聴取

成田神父の語る当日の状況はこうです。

  1. 稲村の家を訪れたのは朝の9時過ぎ
  2. 野良猫の餌付けに対する抗議だった
  3. 家に行くと引き戸が開いてたので家に上がった
  4. 稲村は耳が遠くて何度か出て来ないことがあった
  5. 自分に気づくと「近づかないで」といって手当たり次第物を投げてきた
  6. さらに警察に通報するといって携帯を手にした
  7. 止めようと近づいたら稲村は転倒して頭をぶつけた
  8. 倒れていた稲村に声をかけたが全く動かなかった
  9. 娘のことが頭によぎり通報が遅れてしまった

この“娘”というのは、成田神父の養女で睦美といいます。障がいがあるため意思の疎通もできず、自宅療養しているといいます。成田神父の教会に赤子で捨てられていたのを引き取り、ずっと育ててきました。

ここから絵麻の尋問が始まります。

Q:稲村は自分で足を滑らせて転んだ?
A:ええ、そうです。

なだめ行動=自分で足を滑らせて転んだのではない

Q:誤って突き飛ばしたのではなく?
A:指一本触れていません。

なだめ行動=成田神父は突き飛ばしている

さらに絵麻は成田神父が事件当時の記憶を話し始めたとき、目線を右上に向けていたのに、稲村が転倒したと話したときだけ目線を左上に向けていたことに気づきます。

ちなみに東野が「本当に成田神父が殺したのですか?」と聞いたときの返答には、なだめ行動がありませんでした。

わかったこと

  • 成田神父は稲村を殺害している
  • 稲村を突き飛ばしている
  • 転倒したときの話は創作している

よって、成田神父は事実を隠蔽し、事故死に見せかけようとしている。と絵麻は判断します。ただ、嘘をついているのは分かってもそれを証明する証拠がありません。

そこで綿貫からある情報が寄せられます。それは、稲村は殺される直前まで靴屋にクレームの電話をかけていたといいます。スリッパのサイズが大きすぎるから返品するという内容でした。

3:2回目の聴取

綿貫から得た情報をヒントに絵麻は再び神父を聴取します。

Q:稲村は神父を避けようとしてスリッパが滑り、転倒してシンクに頭をぶつけたのは間違いない?
A:間違いありません。

なだめ行動=滑って転倒したのではない

絵麻はここで、稲村がスリッパを返品しようと思っていた話をします。そして、スリッパを後で履かせたのでは?と迫ります。

Q:稲村を突き飛ばしたのを隠すために履かせた?
A:違う。

マイクロジェスチャーで認める=後でスリッパを履かせた

観念したのか神父はここで嘘をついていたと認めます。改めて神父がした証言はこうです。

  • 睦美と離れ離れになってしまうと思い、とっさに掴みかかった
  • もみ合いになるうちに突き飛ばしてしまった
  • 事故に見せかけないとと思って、スリッパを後で履かせた

この証言にはなだめ行動も不審なマイクロジェスチャーも見られませんでした。しかし、東野が「殺すつもりがなかったのだから、裁判も考慮してくれますよ」というとなだめ行動が現れます。

なだめ行動=最初から殺意があった

わかったこと

  • 稲村は滑って転倒したわけではない
  • 死後にスリッパを履かせた
  • 最初から殺すつもりで殺した

ということがわかりました。ここでシオリと東野のやり取りから、絵麻はヒントを得ます。それは思い込みから勝手に東野がアイドルオタクだと思っていた絵麻ですが、実は逆でシオリがアイドルオタクだったという事実です。

ここで絵麻は東野に成田神父の教会を調べて欲しいと頼みます。何が逆だったのか?

ここまでのまとめ

神父は明確な殺意があって稲村の家に行って殺害し、事故に見せかけるために後でスリッパを履かせた。

4:3回目の聴取

ここで鑑識の調べた結果から、色々とわかってくることがあります。

  • 稲村のサンダルを成田神父が揃えた
  • 散乱していたコーヒーは一度抽出したコーヒーかすだった
  • 教会の敷地から稲村のサンダルと一致する足跡が発見された

成田神父は稲村が家にいたと、外出していなかった印象を与えるため、サンダルを揃えたりスリッパを履かせたりしていたことがわかります。

コーヒーかすは猫よけのために使われていたもので、野良猫の餌付けをしていたのは稲村ではないこともわかります。

要するに野良猫の餌付けに対して苦情を言いに行ったのは、成田神父ではなく稲村でした。そこで何かを目撃した稲村が慌てて自宅に戻り、神父が追ってきて口論になった結果、死亡したのではないかと絵麻は推理します。

稲村は何を目撃したのか?絵麻が聞きます。

Q:神父か娘の睦美か?

マクロジェスチャーで睦美と認める

Q:睦美は今も教会にいるのでは?

マイクロジェスチャーで認める

わかったこと

  • 稲村が野良猫の餌付けに対し、成田神父に苦情を言いに行った
  • 娘の睦美を見たことで慌てて逃げてきた
  • 睦美は今も教会にいる

5:ドラマの結末

教会を調べるとそこには、死後数年は経過している睦美の遺体が発見されます。絵麻は最初、神父が睦美を虐待しているのかと思いましたが、神父は遺体をずっと埋葬せずに共に生活していたのです。成田神父はこう証言します。

  • 睦美は復活した、奇跡が起きた
  • 睦美の死後祈ったら声が聞こえて、立っているのを見た
  • 信仰を続ければ娘は生き続けると啓示を受けた
  • 再びあの声を聞くため、娘を手元に残して祈り続けた

頭がおかしくなったわけではなく、本当に神父はそう信じています。しかし絵麻は奇跡がないことを一番神父が知っているはずと指摘します。すると神父がキレました。

  • 人のプライバシーに土足で踏み込む、あのばあさんが悪い
  • 死んで当然の悪魔
  • 地獄の業火で焼かれればいい

神父らしい罵り方で稲村を評します。しかし、稲村には野良猫を見ると死んだ夫を思い出すという、彼女なりの理由があったので苦情を言いに行ってたと後でわかります。

最後に絵麻は神父に対してこう告げます。

娘さんが亡くなった日に聞いた声を“神の奇跡”といっていたけど、もしかして“悪魔の囁き”だったんじゃないかしら?

神の奇跡と思い込んでいたけど、神父は人を殺します。結果として悪魔の囁きだったという皮肉なオチです。

6:ネタバレまとめと要約

稲村喜代美殺害犯と動機

  • 犯人:成田孝行
  • 動機:娘の遺体と一緒にいるところを稲村に目撃された神父は、警察に通報しようとしている稲村を殺害し事故死に見せかけた

【サイレント・ヴォイス2】6話の要約

稲村を殺害したと出頭して来た成田神父は当初、偽装していたことを隠していた。絵麻に指摘されて今度は偽装を認めるが、殺意はなかったと主張する。

野良猫への餌付けの苦情を言いに行っていたのは、思い込みから成田神父だと思っていたが、実は逆だったことに気づく。

あの日、稲村が成田神父に野良猫への餌付けの苦情を言いに行き、そのときに娘の遺体と一緒にいる成田神父を目撃してしまう。慌てて自宅に戻り、警察に通報しようとしたところ、追いかけてきた成田神父ともみ合いになり死んでしまった。

成田神父は神の奇跡を信じて娘と一緒にいたが、その後奇跡は起きなかった。殺した稲村に対して死んで当然という感情を抱いていた。

スポンサーリンク

【サイレント・ヴォイス2】6話の感想

古くからある『サイコ』とかみたいなホラーな話です。娘の姿が最初から意図的に映らないので、このオチだろうなとわかりやすい演出でした。

神父という立場なため、まさか苦情の対象になっているとは思わないという盲点がありました。周りにいい人だと思われている人物ほど、殺害が発覚しにくい傾向はありそうです。

しかし、後から色々と証拠が出てくるため、最初から調べていないのか?とちょっと後出しじゃんけん感はあります。今回の話は容疑者を落とすというより、普通に証拠を見つけて逮捕する感じです。

神父がキレて聖職者らしい罵り方をするのが面白いです。外面はみんなに信頼される神父であっても、内面では邪魔者は排除したいとずっと思っていたという、ある意味人間らしさがありました。

迷惑住民として近所で有名な人が、トラブルを起こす話は度々ニュースにもなっています。確かに迷惑なので気持ちはわからないでもありませんが、殺してしまっては自分が排除されてしまいます。結局、他人は変えられません。

【サイレント・ヴォイス2】6話のその他気になったこと

  • マカロンを盗み食いした罪を告白しに教会に行く東野
  • 筒井のなだめ行動を見る絵麻
  • 神をも恐れない積極的なアプローチをする絵麻
  • 絵麻の求める人はもはや俗世にはいない
  • ライブは綿貫とでも行ってといわれるシオリ
  • アイドルの応援にノリノリな綿貫
  • 遺体が答えないと車椅子を蹴っ飛ばす神父
  • 知ったふうな口をきくなと神父に怒られる東野
  • マカロンにはカビが生えてたと騙される東野

【サイレント・ヴォイス2】6話のまとめ

神の奇跡で娘の声を聞き歩く姿を見たと信じていた神父が、ずっと娘の遺体と一緒に過ごしていたというホラーな話です。

娘を近所の迷惑住民に見られたため、前々から気に入らなかったことも重なって、殺害してしまいます。殺しても当然、迷惑な住民なのだからといった感じで最後は開き直ります。

結局神父は声を聞いたのか、姿を見たのか?本人的にはそう信じているので、きっとそれは本当なのでしょう。ただ、奇跡と思っていたことが実は悪魔の囁きだったのでは?という皮肉なオチです。

悪魔の囁きに耳を貸し、隣人を愛するよりも、自分の娘を愛した神父への天罰が下りました。

次回は5月23日21時から放送予定です。

【サイレント・ヴォイス2】6話のいいセリフ

苦情を言う側にも言われる側にも、それなりの理由があるってことね。

タイトルとURLをコピーしました