【サイレント・ヴォイス2】2話のネタバレと感想|ラストソングの歌詞

2020春ドラマ

【サイレント・ヴォイス2】第2話のネタバレと感想をまとめました。ゲストは川平慈英さんでした。完璧なアリバイがある被疑者をどうやって絵麻は落とすのか?それはこの被疑者に隠されていたある性質が鍵となります。

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【サイレント・ヴォイス2】2話のあらすじ

人気ロックスターのKYOJI(吉原雄斗)が遺体で発見される。第一発見者は事務所の社長兼音楽プロデューサーの岡村康弘(川平慈英)だった。筒井(宇梶剛士)たちは薬の過剰摂取による事故死と判断していた。しかし、絵麻(栗山千明)はKYOJIのファンだったのもあり、東野(馬場徹)に言って関係者を誰か連れてきて欲しいと言う。

そうして連れられて来た岡村と話をする絵麻。質問をしていくうちに岡村が殺害に関与していることに気づく。だが、岡村には完璧なアリバイがあった。絵麻はアリバイを崩すことができるのか?

【サイレント・ヴォイス2】2話のラストのネタバレ

オチだけ先に知りたい人はこちらをどうぞ。

吉田恭司殺害犯

岡村康弘(川平慈英)

動機

岡村は境界性パーソナリティー障害、通称“ボーダー”だった。岡村は学生時代バンドを組んでいたが、自分は本物にはなれなかった。そこに本物である恭司を見て、岡村は彼に憧れ偶像化した。それだけでなく同一視し、恭司に自分の夢と理想を詰め込んでプロデュースする。

しかし、恭司は妻に子供ができたことをきっかけに、偽りの自分でいることをやめようと決意する。恭司と自分を同一視していた岡村は、恭司の人生は自分の人生と思っていたため、自分の人生が終わってしまうと思った。

そこで、恭司を今殺せば伝説になると考えて殺害を計画する。恭司のスタジオと全く同じ状況を自宅に再現していた岡村の部屋で殺害し、その後、恭司のスタジオに運んでそこで死んだように偽装した

【サイレント・ヴォイス2】2話の詳細なネタバレ

【サイレント・ヴォイス2】2話の事件概要

筒井たちが事故死として片付けようとしていた事件を、絵麻は元々恭司のファンだったため自分の目で確かめようとします。そこで、東野に関係者を誰でもいいから呼べと言って岡村が呼ばれました。

  • 被害者:KYOJIこと吉田恭司
  • 発見現場:所有のレコーディングスタジオ
  • 第一発見者:岡村康弘
  • 通報時刻:8時22分
  • 死亡推定時刻:深夜0時から1時の間
  • 死因:薬物過剰摂取によるショック死

恭司は5年前にデビューし人気が出ます。しかし、2年前に覚せい剤で逮捕され、事務所を解雇されます。岡村がその後、個人事務所を設立して恭司を復帰させようとしていた矢先に死亡します。

床には酒や覚せい剤や注射器が散乱し、カーペットにはかきむしった跡があり、吐しゃ物もあったとのことです。事件性がないと筒井は判断して事故死で処理しようと考えてました。

第1回目聞き取り

いつものようにミーハーな恭司ファンを装いサンプリングします。心を開いたという合図を確認してから、真相に切り込んでいきます。

  • 恭司がなぜ恐怖を感じていたか知らないか?
    なだめ行動あり。何かしら隠している
  • 殺人という言葉に反応
    マイクロジェスチャー現れる
  • 恭司は岡村に脅されていたのか?
    なだめ行動なし
  • あなたが殺したのでは?
    マイクロジェスチャー

ここで1回目の聞き取りは終わります。ここから分かるのは以下のことです。

  • 恭司は誰かに脅されていた
  • 脅していたのは岡村ではない
  • 殺害に何かしら関与している

岡村の事件当時のアリバイを確認しにいこうとすると、筒井たちが既に調べていました。岡村は自宅近くにあるコンビニの防犯カメラに0時10分と0時50分の2回映っていました。恭司のスタジオまでは車で30分かかるので、死亡推定時刻の0時~1時の間にはアリバイがあるということが分かります。

妻の和子への聞き取り

岡村に誰か協力者がいるのではないか?そこで、恭司の妻に聞き取りをすることにします。恭司は女性関係も派手だったので、そのことについて恨みを抱いているかもしれないと推理します。

  • 恭司は子供ができたことで改心した
    なだめ行動なし
  • 誰かに脅されていなかったか?
    なだめ行動あり
  • バンドメンバーに脅されていた?
    マイクロジェスチャー
  • ベースの真也か?
    マイクロジェスチャー

恭司は実はデビューする前に和子と結婚していました。しかし、岡村から隠しておくよう言われます。岡村には感謝しているという和子、彼女が共犯かと思って聞いていくと、なだめ行動はありませんでした。ですが、脅していた相手がバンドの元メンバーである真也だということが分かります。

元バンドメンバー真也への聞き取り

和子から情報を引き出し、恭司を脅していた元バンドメンバーの真也を今度は聞き取りします。すると、実は恭司の曲は真也が作っていたことが分かります。真也が作った曲を岡村が買い上げていました。

真也は脅しに行っていたのではなく、恭司のバックバンドにしてもらえないか頼みに行ってました。しかし、岡村に追い返され恭司に会うことはできなかったと言います。

  • 恭司を殺した?
    なだめ行動なし

これにより、真也は岡村の共犯ではないと絵麻は判断します。新曲に関しても真也は作っていませんでした。

2回目の聞き取り

ここでもう一度絵麻は岡村を呼んで話を聞きます。絵麻はある仮説を岡村に対してぶつけます。それは、恭司は偽りだらけの自分をやめたいと言ったが、ドル箱の彼がやめたら路頭に困る岡村が殺害したというものでした。

  • 仮説を聞いた岡村
    侮蔑のマイクロジェスチャー
  • 見当違いだ。恭司は心から大切な存在だった
    なだめ行動なし
  • あなたが殺した?
    マイクロジェスチャー
  • 共犯者なんていない
    なだめ行動なし

絵麻の仮説は間違っていました。ここから分かるのは以下の通りです。

  • 恭司は岡村にとって大切な存在だった
  • しかし殺害に関与はしている
  • 共犯者はいない

ここまでのまとめ

岡村の大脳辺縁系は恭司を殺害したことを示していた。しかし、彼には完璧なアリバイがあり、共犯者もいない。犯行時間の間、自宅付近にいた岡村はどうやってレコーディングスタジオにいた恭司を殺したのか?

絵麻はサオリと話をしてひらめきます。“同じである”と。

恭司が新曲を発表した動画と、恭司が発見された部屋。同じだけど…真相は?

3回目の聞き取り

再び岡村を呼んで今までの聞き取りから気づいたことを話します。

  • ドル箱とは思っていなかったというのは本当。それがむしろ動機
  • 岡村は境界性パーソナリティー障害、通称“ボーダー”である
  • 恭司を偶像化して崇拝していた
  • さらに恭司と自分を同一視して、自分の分身だと思っていた

岡村がなぜボーダーだと気づいたのか?その理由はこうです。

  • 岡村は学生時代にバンドを組んでいたが成功はしなかった。そこで“本物”の恭司を見て感動し憧れを抱く
  • 恭司をカリスマにしたのは恭司に自分を重ねていたから
  • 恭司と同じ腕時計をしているのは同一視しているから
  • 恭司を独占するために、バンドを解散させたり覚せい剤で事務所を辞めさせた

絵麻が言うにはボーダーの特徴として、アイデンティティが曖昧だといいます。それを埋めるために誰かを偶像化し同一視する。自分に自信が持てず存在価値を見出せない人がなりやすいそうです。それでいて、安定している時は自己愛が強い。今回の岡村に当てはまっていると、絵麻は気づいたのです。

しかしアリバイがある岡村は証拠は?と当然聞きます。もちろん絵麻はそれも見破っていました。

事件の真相

動画を撮影したスタジオと遺体が発見されたスタジオ、ぱっと見は同じ場所に見えます。しかし、よーく見比べてみるとあることに気がつきます。影が違うと。

動画を撮影したスタジオは左側に影があり、遺体が発見された現場では右側に影がありました。これは、入り口の場所が違うため影が違う、すなわち同じように見える場所だが2つはまったく違う場所だと絵麻は指摘します。

動画を撮影した場所は恭司のスタジオではなく、岡村の自宅だったのです。

岡村はボーダーであるため、相手の持ち物や行動を徹底的に真似をし恭司のスタジオを自宅に寸分違わず再現していたのでした。ただ、一つ入り口だけを除いては。

真也が脅しに来ているから自分のところのスタジオでレコーディングすればいいと嘘をつき、恭司を自宅に連れてきます。しかし、そこで恭司は子供ができたことを理由に、これからは真っ当に生きると言って岡村の言うことを聞きません。

今までの自分は偽りの自分であり、岡村の夢と理想を詰め込んだだけの存在だといいます。岡村の夢に付き合わされるのはもう嫌だと言う恭司は、全てを失っても構わないと決別を宣言します。それを聞いた岡村は自分の人生も終わると思い、殺害を決意します。

コンビニの防犯カメラでアリバイ作りをしてから、自宅にあった覚せい剤を使用し恭司に打ちショック死させます。その後、恭司のスタジオへ運び、持ってきたカーペットと取替えてそこで死亡したように見せかけたのです。

絵麻は人間の吐しゃ物は思ったより飛散するので、岡村の自宅を調べれば証拠は大量に出てくるといいます。既に鑑識を自宅にやっていると告げました。すると、岡村は殺害を認めます。

恭司が最後に作った曲「ラストソング」は岡村に向けて作られたものだと絵麻は岡村にその曲を聞かせます。曲を聴いた岡村は聴きながら涙を流しました。

後にこの「ラストソング」はリリースされ、KYOJIではなく本名の吉田恭司名義で発売されることになりました。岡村プロデュースではなく、吉田恭司としての作品を残すという岡村なりの計らいです。

「ラストソング」の歌詞

岡村のために書いたという「ラストソング」はどういった内容だったのか?番組内で曲は流れませんが、歌詞が出てきたので引用します。

はじめは小さな嘘だった
嘘は嘘を呼び込んで
どんどん大きく膨張した

あなたは気がつかない
みんなも気づかない
街を行き交う人ごみのなか
モノクロの空を見つめていた

世界の片隅に取り残された
Your presence was my strength
You into your future
霞みの先にはいつも光が射していた

あなたにも
みんなにも
ラストソング
終わりじゃない
今、はじまる

誰かのためじゃなく
あなたらしく 生きてほしい
自分の人生を wow

どれだけ言葉を並べても
伝えきれない想いたち
気づけばいつも傍にいてくれた
あなたにとって僕もそうなりたい

ここからまた 誰かのためじゃなく
Your presence was my strength
You into your future
希望という名の光は見える

あなたにも
みんなにも
ラストソング
終わりじゃない
今、はじまる

ドラマ内から引用

微妙に1番と2番で言葉数が合わない部分もありますが、そこは恭司がうまいこと歌うのでしょう。破天荒なロッカーですが一人称が“僕”というあたり、本当の恭司は世間のイメージとは全く違う人物だったのかもしれない、と感じさせます。

【サイレント・ヴォイス2】2話の感想

今回は被疑者がああ見えて実はボーダーという真相が隠されている話でした。そこからうまいことアリバイ崩しに繋がっていきます。後出しっぽいといえばそうですが、一応時計のことや現場の写真と動画の部屋の写真がチラっとは前半部分にも出てきます。なので、勘のいい人はもしかしたら最初から気づいていたかもしれません。自分はまったく気づきませんでした。

ドラマの冒頭でロックスターは普通の人よりも早死にであるという調査結果の報告や、27クラブという27歳で命を絶ってしまうロックスターが何人もいるという話が出てきます。なお2011年のBMJでの調査では、「名声はミュージシャンの死亡リスクを高めるかも知れないが、このリスクは27歳に限定されない」と結論づけられていることを念のために補足します。

【サイレント・ヴォイス2】2話のその他気になったこと

  • 鬼じゃなくてエンマ様と突っ込む綿貫
  • 綿貫には触らせない絵麻
  • 「俺は合わない」と心の中でぼやく東野
  • ロックにはお茶ではなくコーヒー
  • 単純な人間なため支配される東野
  • 「あなたに心配されるなんて終わりね」と東野に言う絵麻
  • ヒントをくれたシオリは明日のランチを奢ってもらえる
  • 衣装まである再現スタジオ
  • 引き出しに薬入れているのも再現なのか?
  • 他に好きなアーティストがいっぱいいるので気にしない絵麻
  • ライブに行くのを親戚の法事と嘘ついていたことがバレる絵麻

【サイレント・ヴォイス2】2話のまとめ

ロックスターの死の裏側に隠されていたのは、ボーダーであるプロデューサーの身勝手な行動です。その人になりたいと憧れることは、誰しも多かれ少なかれあると思います。しかし、再現された部屋に行った本人は恐怖を感じたでしょう。

また、恭司を独占したいがために、周りの関係を画策して断ち切っていくというのも恐ろしいです。家族や友人などを悪く言って引き離そうとする人がいたら、注意してください。彼らは“洗脳”してくる可能性があります。もちろん、本当に家族や友人から暴力などを受けているなどの場合は、すぐに離れる必要がありますが。

さらっと事件を解決してしまったので、恐怖感はそんなに伝わってこない回ですが、なにげに結構怖い話です。ドラマの構成が恐怖に焦点を当てて作られていたら、ホラーな回だなと思う話でした

次回は4月25日21時から放送です。ゲストは杉田かおるさんです。

【サイレント・ヴォイス】2話のいいセリフ

諦めの悪いやつは好きだが、頭の悪いやつは嫌いだ。

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