【サイレント・ヴォイス】特別篇・悪魔の学問のネタバレと感想|師匠vs弟子

スペシャルドラマ

4月からシーズン2がスタートする【サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻】の特別篇、3月7日に放送された『悪魔の学問』のネタバレと感想をまとめました。

絵麻の恩師である大学教授、占部亮寛が容疑者として登場します。手の内を知り尽くした師匠vs弟子の対決。まったく読み取れない表情に絵麻は真実を暴くことはできるのか?

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【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のキャスト

  • 楯岡絵麻…栗山千明
    警視庁・捜査一課・巡査部長。マイクロジェスチャーを読み解き自供させる。
  • 西野圭介…白洲迅
    警視庁・捜査一課刑事。絵麻の相棒
  • 筒井道大…宇梶剛士
    警視庁・捜査一課・警部補
  • 綿貫俊…野村修一
    警視庁・捜査一課・巡査部長
  • 林田シオリ…椎名香奈江
    警視庁・婦人警官
  • 占部亮寛…石黒賢
    大学時代の絵麻の恩師。行動心理学の第一人者

【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のあらすじ

マルチ商法で荒稼ぎする男が殺された。事件の目撃者は皆、同じようにある男を犯人だと証言する。皆が同じように話す証言に疑問を持った楯岡絵麻(栗山千明)は、事件を洗い直し、関係者に大学時代の恩師・占部亮寛(石黒 賢)の名前を見つける。占部は、行動心理学の第一人者で、絵麻に行動心理学を教え理論と技術を叩き込んだ天才研究者。絵麻は、占部が目撃者の記憶を書き換え、でっち上げの証言をさせたと睨み、取り調べを行う。行動心理学を駆使し占部の心の中を読もうとする絵麻だが、行動心理学の全てを知り尽くした占部はマイクロジェスチャーや”なだめ行動”を読ませないよう策を講じ、絵麻と対峙。行動心理学という人間の心のひだや闇までを見抜く科学と技術がぶつかり合う!

公式HPより

【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のネタバレ

斎藤真也殺害犯

占部亮寛

動機

妻の加世子は子どもを出産した際、自らの手で殺害してしまう。それは、家庭をかえりみない夫に対しての常軌を逸した自己主張だった。妻は夫に真実を暴かれたことにより、後に自ら命を絶ってしまった

その後、占部は過去を封印するように、妻は大腸がんで亡くなり子どもは児童養護施設に預けたという偽りの過去を他人にも話す。そうしているうちに、偶然妻と同じ名前の山野加世子と出会う。奇しくも彼女は大腸がんを患っていた。

加世子は健康商品を販売する店に出入りしていた。占部も店に行ってみるが、明らかにそこは詐欺商法の店だった。何とか説得して行くのをやめさせたが、時既に遅く加世子の大腸がんは進行していた。

占部はそんな加世子に向かい、自分の本当の過去である妻が子供を殺害してしまった話をする。だが、その話を店長の斎藤は盗み聞きしていたのだった

加世子の死後、占部は加世子のような犠牲者をこれ以上生まさせないために、自ら客となり潜入する。そして、証拠を少しずつ集め、店長の斎藤にそれを突きつける。

しかし、斎藤はあの時立ち聞きしていた話を持ち出し、妻が子どもを殺害していたことを指摘する。妻を殺人者にしたくなかった占部は、そこにあったガラス製の灰皿を手に取り、何度も頭部を殴打して殺害した

【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のネタバレ詳細

絵麻の恩師である占部教授が容疑者なため、まったく絵麻は表情が読み取れません。教授は本当のマイクロジェスチャーを隠すために、偽のマイクロジェスチャーも散りばめます。そんな中から真実にたどり着くため、筒井たちの力も借りました。

今回は真実に行き着くまでの間、いくつかの罠が教授によって仕掛けられます。絵麻はどうやって真実へたどり着いたのか?

教授の過去

  • その1:絵麻が大学時代に聞いていた教授の過去
    • 子どもが死産だった
    • それが原因で妻が統合失調症を患った
    • 後に自殺する
  • その2:教授が作った偽りの過去
    • 妻は大腸がんで亡くなった
    • 妻が入退院を繰り返していたので、子どもは児童擁護施設に預けた
  • その3:教授の真実の過去
    • 妻は代理ミュンヒハウゼン症候群だった
    • 妻は夫へのあてつけで子どもを殺害した
    • 妻は統合失調症を患い自殺

第1の罠

  • 健康商品販売業の斎藤真也の遺体が事務所で発見される
  • 売上金1200万円が盗まれていた
  • 目撃者の情報が入るが、みんな同じ指名手配犯だという
  • 暗くてよく服装など分からないのに、顔だけははっきり覚えていた
  • 絵麻は違和感を覚え、記憶の書き換えが行われていると疑う
  • そして、そんなことができるのは、名簿にも名前があった占部教授だろうと推理する
  • 占部を取り調べするが、偽のマイクロジェスチャーが散りばめられていて分からない
  • SF商法の手口を知っている教授が騙されるはずがないので、動機が不明だった
  • ただ、教授は事件に何らかの関与はしているはずと絵麻は考えていた
  • 教授は妻の看病をするという名目で、大学を辞めたことを絵麻は思い出す
  • しかし、その妻もその後すぐに自殺した
  • 敷島花音という女性から商品を常に購入していたことが分かる
  • 花音は歩合制の給料でもないのに、高そうな鞄などを沢山持っていた
  • 筒井たちが教授の大学を辞めた後のことを調べたところ、偽りの家族の話を周囲にしていた
  • そこで養護施設育ち設定の花音を娘と勘違いしているのでは?と推理する
  • 教授は自分の記憶を自分で書き換えてしまっているのかもしれない
  • 花音を問い詰めると1200万円を盗んだことを自供するが、殺人はしていないという
まとめ
  • 教授は記憶を自ら書き換えたに違いない
  • 教授は花音を娘と勘違いしているに違いない
  • 花音は殺人はしていないが、金庫の金を奪った

第2の罠

  • 花音と教授は共謀をしていないことが分かる
  • 教授は花音をかばっていたわけではないし、娘と思ってもいなかった
  • 誰を守ろうとしているのか、花音の話から“大腸がん”の女性を聞き出す
  • 教授に山野加世子の話をすると、感情が大きく動いたのが分かった
  • 加世子の死が斉藤のせいだと思って復讐したのかと問う
  • 花音から斎藤の情報を聞き出していたのか問う
  • いずれの問いにも反応が出て、加世子は斎藤に殺されたと教授は言う
  • 地図を持ってきて凶器の場所を絵麻が探る
  • 表情を読み解き凶器が捨てられた場所が判明した
  • 筒井が凶器の灰皿を発見し、教授の指紋も検出された
まとめ
  • 教授が守ろうとしているのは妻と同じ名の山野加世子
  • 発見された凶器から教授の指紋が検出される
  • 斎藤殺害犯は教授

真相究明

  • 留置所にいる教授と話す絵麻は違和感を覚える。教授はまだ何かを隠していると
  • 子どもの死は出産時に起きたが、出産によるものではなかったと気づく
  • 教授は記憶を自分で書き換えてはいない
  • そのふりをしていたのは、本当に隠したい秘密があったから
  • 出産後、妻は自らの手で子どもを殺した
  • 教授はその真実をマイクロジェスチャーから知ってしまった
  • 妻にそのことを告げると、後に自殺してしまった
  • 山野加世子と偶然出会い、詐欺商法に騙されていることを説得する
  • しかし、既に手遅れで亡くなってしまう
  • 自ら詐欺商法の客となり潜入し証拠を集める
  • それを斎藤に突きつけると斎藤が盗み聞きしていた、妻が子どもを殺した話をする
  • そこにあった灰皿を手に取り撲殺した
まとめ
  • 本当に隠したかったのは妻が子どもを殺したこと
  • 斎藤にそれを指摘されて犯行に及んだ

【サイレント・ヴォイス】用語詳細

このドラマは前シーズンを見ていた人なら分かると思いますが、専門用語がいくつか出てきます。今回出てきた用語をドラマ内で説明してくれたので記載しました。

  • マイクロジェスチャー:1/5秒(0.2秒)だけ現れる微細な反射
  • なだめ行動:人が嘘をつく時に生じる心理的ストレスを解消しようとする無意識の反応
  • 人間の脳:大脳辺縁系、大脳新皮質、脳幹の3つに分かれる。大脳新皮質で嘘をついても、大脳辺縁系の反射で肉体は反応してしまう
  • 3つのF:Freez,Flight,Fightのこと。危険を察知した動物は3つの段階を踏む。指摘に驚き硬直、嘘が暴かれるのが怖くて逃走、逃れられないと分かると逆上し戦闘に転じる
  • ノンバーバル理論:行動心理学の裏付けによる、無意識下の表情や行動を読み取る非言語理論のこと
  • SF商法:集団心理の高揚を利用して、高額な商品を売りつける催眠商法
  • 返報性の法則:借りを借りっぱなしはストレスになり、借りを返そうとして商品を購入してしまう
  • 無意識の転移:相手の印象や誘導で記憶は書き換えられたり、自分に都合よく再構築される
  • 代理ミュンヒハウゼン症候群:悲劇のヒロインとして注目を浴びようとする
  • プライミング効果:事前情報による印象操作

【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のその他気になったこと

  • すごい勢いで筒井に飛ばされる西野
  • 大学時代を“うぶな田舎娘”と自称する絵麻
  • 絵麻の年齢を想像して睨まれる西野
  • すごい勢いで筒井に飛ばされる綿貫
  • 「なんか生意気」と西野を小突く絵麻
  • キャバクラ通い10年以上とドヤる西野
  • そんなキャバクラ通いが役に立った
  • ジャスミンちゃんは運動ではなく脂肪吸引で痩せた
  • 年齢のことにまた触れて絵麻に裏拳食らう西野
  • 告白されるのかと緊張する絵麻
  • 西野は意外とハイスペックな男
  • 西野になだめ行動を見抜かれる絵麻

【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のまとめ

大学生時代の絵麻も出てくる特別篇でした。サブタイトルにもなっている、“悪魔の学問”とは何だったのか?それは、行動心理学のことでした。占部教授はこの学問を学んだことで、知らなくてもいいことを知ってしまったと言い、妻を死なせた原因だと言います。

しかし、絵麻は「きちんと見てれば防げた悲劇をただ見過ごしただけ」とキッパリ言います。これは本当に絵麻の言う通りで、そもそも妻をそっちのけにしていたことを棚に上げて、学問のせいにするのはお門違いです。

行動心理学は確かに人の心が読めてしまい、傷付くこともあるかもしれません。ですが、絵麻が言うように知ろうとしたり見ようとしたりするのをやめたら、それ自体をしなくなる可能性があります。そうすると、結局妻を見ようとしなかった今回の教授のようになるわけです。

最後に西野が絵麻に花束を渡し、告白でもするのかと絵麻も勘違いします。実際はアメリカに行って犯罪捜査を一から勉強してくるので、今まで世話になったお礼に花束を渡しました。次シーズンは西野の代わりに馬場徹さん演じる東野が登場します。

シーズン2は4月11日21時よりBSテレ東で放送開始です。初回のゲストは筧利夫さんです。

【サイレント・ヴォイス】悪魔の学問のいいセリフ

君の目指す行動心理学で復讐ではなく、苦しんでいる多くの人を救って差し上げなさい。

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