WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】全話キャスト

WOWOWプライムで7月6日22時から始まる、【ポイズンドーター・ホーリーマザー】の全話キャストと各話あらすじなどを紹介します。原作は人気作家の湊かなえさんの短編集で、各回ごとに異なる話を全6回で放送します。

WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】概要
1. WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】あらすじ
WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】原作
1. 湊かなえ原作映像化作品
WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】全話キャスト
WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】全話あらすじ

WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】概要

放送局：WOWOWプライム毎週土曜22時
放送開始日：2019年7月6日(土)22時～23時（全6回）
放送枠：連続ドラマW
原作：「ポイズンドーター・ホーリーマザー」湊かなえ（光文社文庫刊）
エンディングテーマ：「だいじな子」
監督：吉田康弘、滝本憲吾
脚本：清水友佳子、吉川菜美、藤澤浩和
音楽：きだしゅんすけ、池永正二
プロデューサー：井上衛、澤岳司
制作協力：デジタル・フロンティア
製作著作：WOWOW
公式HP：https://www.wowow.co.jp/dramaw/poison/

WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】あらすじ

それぞれの場所でそれぞれに生きる女性たちが抱く激しい情念や苦悩、そして冒してしまう過ち。
しかし、見る角度が異なれば、それらは幸福であり成功でもある。
人生も人間もある一面だけで判断してはならない、それがこのドラマの最大のテーマだ。
彼女たちが棲むある共通した場所、それは、執念、恐怖、切迫、呆然、驚愕、爽快、感動、
様々な感情が満ちあふれるいわば「ポイズンワールド」。
公式サイトより引用

WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】原作

原作は映像化されている作品が数々ある、湊かなえさんの短編集となります。

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湊かなえ原作映像化作品

映画

告白（2010年6月5日公開、配給：東宝、監督：中島哲也、主演：松たか子）
北のカナリアたち（2012年11月3日公開、配給：東映、監督：阪本順治、主演：吉永小百合、原作：「二十年後の宿題」〈『往復書簡』所収〉）
白ゆき姫殺人事件（2014年3月29日公開、監督：中村義洋、主演：井上真央）
少女（2016年10月8日公開、監督：三島有紀子、主演：本田翼・山本美月）
望郷（2017年9月16日公開、監督：菊地健雄、主演：貫地谷しほり・大東駿介、原作：「夢の国」・「光の航路」〈『望郷』所収〉）

テレビドラマ

テレビ朝日系
- 境遇（2011年12月3日、主演：松雪泰子）
WOWOW
- 贖罪（2012年1月8日～2月5日、全5話、主演：小泉今日子）
フジテレビ系
- 高校入試（2012年10月6日～12月29日、全13話、主演：長澤まさみ）
- 花の鎖（2013年9月17日、主演：中谷美紀・松下奈緒・戸田恵梨香）
- 女性作家ミステリーズ美しき三つの嘘第1話「ムーンストーン」（2016年1月4日、主演：永作博美、原作：「ムーンストーン」〈『サファイア』所収〉）
TBS系
- 夜行観覧車（2013年1月18日～3月22日、全10話、主演：鈴木京香）
- Nのために（2014年10月17日～12月19日、全10話、主演：榮倉奈々）
- 往復書簡～十五年後の補習（2016年9月30日、主演：松下奈緒・市原隼人、原作：「十五年後の補習」〈『往復書簡』所収〉）
- リバース（2017年4月14日～6月16日、全10話、主演：藤原竜也）
テレビ東京系
- 望郷（2016年9月28日、主演：広末涼子・伊藤淳史・濱田岳、原作：「みかんの花」・「海の星」・「雲の糸」〈『望郷』所収〉）
NHK BSプレミアム
- 山女日記～女たちは頂を目指して～（2016年11月6日～12月18日、全7話、主演：工藤夕貴）
- 山女日記～山フェスに行こう/アルプスの女王～（2017年10月29日～11月5日、全2話、主演：工藤夕貴）

WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】全話キャスト

1＆2話「ポイズンドーター・ホーリーマザー」主要キャスト

藤吉佳香（寺島しのぶ）

介護職員。女手一つで弓香を育ててきた。真面目な性格で世間体などを気にするため、弓香を褒めるよりも否定することが多く厳しい。また、子供のしたことは親の責任だと思っている。しかし、幼少時からの弓香の写真や学校で作った絵など、全て大切に保管している。

ドラマ出演についてコメント寺島しのぶプロフィール主な出演作

“自分は毒親なのか私は毒娘だったのか。今まで生きてきた自分の人生も振り返りつつ、今1人の息子を持つ母としてどういう感情がこの作品に投影できるのか、楽しみです。今の私を出し切るつもりでやりきりたいと思います。勧善懲悪が日本では受ける中こういう結論の出ないグレーな部分を描いていく。ＷＯＷＯＷさんでこそ出来る挑戦的な作品だと思っています。 ”

公式HPより引用

女優。1972年生まれ。父が七代目尾上菊五郎、母が富司純子。弟は五代目尾上菊之助という演劇一家の生まれ。2010年には、若松孝二監督の映画『キャタピラー』で、ベルリン国際映画祭（世界三大映画祭の1つ）の最優秀女優賞を受賞。

TVドラマ『純情きらり』『龍馬伝』『あさが来た』など。映画『ハッピーフライト』『キャタピラー』『ヘルタースケルター』など。

藤吉弓香（足立梨花）

女優。母に対して不満がある。生放送のTV番組で自分の母は“毒親”だと言ってしまう。自分の思い通りにいかなかったことや失敗したことは、全て毒親である佳香のせいだと責任転嫁する傾向がある。

ドラマ出演についてコメント足立梨花プロフィール主な出演作

“台本を読んだ時、すごく面白いなと思ったのと同時に、これを自分がやることになるんだというプレッシャーも感じました。寺島さんの娘役、そして1.2話という大事な話数、表題のお話。不安で仕方ありませんが、頂いた弓香という役を自分なりにやり切ったと思います。寺島さんとのバトルにも注目してほしいです。そして見てくださった皆さんがなにか考えるきっかけになったり、親に連絡してみたくなったり、ドラマから影響を少しでも受けて頂けると嬉しいです。”

公式HPより引用

女優、バラエティタレント。1992年生まれ。2007年、『ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリに選ばれる。

TVドラマ『あまちゃん』『ようこそ、わが家へ』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』など。映画『傷だらけの悪魔』『アヤメくんののんびり肉食日誌』など。

1&2話「ポイズンドーター・ホーリーマザー」その他のキャスト

野上理穂（山下リオ）
落合モトキ
山田杏奈
村田秀亮（とろサーモン）
片岡礼子
渡辺真起子
宮崎美子

3話「罪深き女」主要キャスト

天野幸奈（清原果耶）

ドラマ出演についてコメント清原果耶プロフィール主な出演作

“天野幸奈役で出演させて頂く、清原果耶です。撮影中は異世界にのめり込んだような、そんな感覚でした。ずっとずっと彼女“らしさ”を探していたのですが、未だにこれだ、と断言出来る要素を言葉にすることが出来ません。ですがただ一つ言えるのは、きっと彼女もこの世界のどこかに存在していて生きているという事。リアリズムを常に掲げ、キャスト・スタッフの皆さんとぶつかり合いながら作り上げました。楽しみにしていて下さると嬉しいです。 ”

公式HPより引用

女優、ファッションモデル。2002年生まれ。2014年『アミューズオーディションフェス2014』でグランプリに選ばれる。2015年NHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビュー。

TVドラマ『あさが来た』『透明なゆりかご』『なつぞら』など。映画『3月のライオン』『愛唄 -約束のナクヒト-』『デイアンドナイト』など。

3話「罪深き女」その他のキャスト

黒田正幸（髙橋優斗（HiHi Jets／ジャニーズJr.））
水崎綾女
中川望
秋月三佳
峯村リエ
坂井真紀

4話「ベストフレンド」主要キャスト

涼香（中村ゆり）

ドラマ出演についてコメント中村ゆりプロフィール主な出演作

“今回私がどの話をやらさせて頂くかわからない段階で、湊かなえさんの原作を読ませて頂き、各エピソードの魅力的で面白い視点に、夢中になりました。このベストフレンドという、ライバルに心を燃やす役を演じさせて頂き、誰もが何か頑張っているからこそ抱く、劣等感や不甲斐なさ、悔しい思いに素直に共感しました。そんな自分では醜く思えるような部分を滝本監督はとても無垢なものとして捉えて撮ってくださったように思います。 ”

公式HPより引用

女優。1982年生まれ。『ASAYAN』で1996年に開催された歌手オーディションに合格して、友人の伊澤真理とデュオYURIMARIを結成、1998年に歌手としてデビュー。2003年より女優業を開始。

TVドラマ『グッド・ドクター』『パーフェクトワールド』など。映画『パッチギ! LOVE&PEACE』『天国からのラブレター』など。

4話「ベストフレンド」その他のキャスト

山田真歩
和田正人
尾上寛之
駒木根隆介
小宮孝泰
中村久美

5話「優しい人」主要キャスト

明日実（倉科カナ）

ドラマ出演についてコメント倉科カナプロフィール主な出演作

“「世の中は全体の一パーセントにも満たない優しい人の我慢と犠牲の上において、かろうじて成り立っているのだと思います」原作のこの言葉がとても印象的で、実際に撮影していても、とても苦しかったです。自分の意志や感情も押し殺し全て呑み込んで行く、呑み込んだものはどこにいくのか？吐き出したいけど、吐けず、役で居ることが辛かったです。全体の一パーセントにも満たない、優しい人は踏み潰され、気づかれず、当たり前のように世の中は回っていく孤独を感じました、、、。そして優しさってなんなんだろうって、私自身も思わず考えてしまいました。本当に毒々しいドラマだな、、、完璧に清い人なんているのだろうか？って私は思います。毒があるからこそ生々しい、寧ろ美しく、魅力的、この作品は私達の大好物の作品です。 ”

公式HPより引用

女優。1987年生まれ。橘希は実妹。2006年に「ミスマガジン」のグランプリに選ばれグラビア活動を展開。連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロイン役を務める。

TVドラマ『『花のズボラ飯』『ファーストクラス』『刑事7人』など。映画『砂時計』『夢売るふたり』『3月のライオン』など。

5話「優しい人」その他のキャスト

浜野謙太
奥野瑛太
柳ゆり菜
みのすけ
千葉雅子
赤間麻里子

6話「マイディアレスト」主要キャスト

淑子（伊藤歩）

ドラマ出演についてコメント伊藤歩プロフィール主な出演作

“この作品の世界観が大好きで、オファーを頂けて本当に嬉しかったです。『マイディアレスト』に出演しますが、台本を頂いた時から、演じる淑子が輝くために何をしたらいいかということばかりを考えていました。とても愛着のある役を演じることができて、とても幸せな時間を過ごすことができました。1話1話濃厚な作品が詰まっています。一瞬一瞬に想いを込めて演技をしているので、是非、皆さんに見て頂けたら嬉しいです。 ”

公式HPより引用

女優。1980年生まれ。1993年に大林宣彦監督の映画『水の旅人-侍KIDS-』でデビュー。 1996年に岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』に出演、当時16歳でありながら、第20回日本アカデミー賞において新人俳優賞および優秀助演女優賞を受賞。

TVドラマ『その男、意識高い系。』『婚活刑事』『明日の君がもっと好き』など。映画『スワロウテイル』『カーテンコール』など。

6話「マイディアレスト」その他のキャスト

佐津川愛美
鈴木晋介
ウダタカキ
亀田侑樹
梅沢昌代

WOWOWドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】全話あらすじ

※ネタバレ含みます。

第1話「ポイズンドーター」のあらすじ

女優の弓香は友人の理穂の結婚式に参加しに東京から戻って来た。そこで同級生の浅香と意気投合し連絡先を交換する。実家に泊まっていくが、母親には仕事のことや生活面でダメ出しをされる。東京に戻り再び女優業に励む弓香だが、実は番組の制作者側の人と関係を持っていた。
事務所から主演の仕事が入ったといわれ、台本を見てみると脱ぎのシーンがあるような話のドラマだった。母親は当然反対し、弓香もその仕事は断ろうと思っていた。

ある日、浅香から連絡が入り食事をする。お互い惹かれあった二人はその晩、弓香の部屋で関係を持ち交際が始まる。浅香との交際を始めたため、今まで関係を持っていた番組の制作者との関係を終わりにした。
浅香は弓香を励ましてくれて、断ろうと思っていたドラマに弓香は出演しようと考える。しかし、母親が台本にある過激なシーン全てにチェックを入れ、事務所にそれを送り届けてくる。事務所側も無理にその仕事をやらせるわけにもいかずか、ドラマの話は流れてしまう。代わりに脇役だがシングルマザー役のホームドラマに出ることになった。
弓香の誕生日に予約したレストランへ行くと、母親がその場にいて浅香には別れてもらったという。納得いかない弓香であったが、その場では騒ぐことなく食事をしていた。

弓香は新しいドラマの宣伝もあり生放送のトーク番組に出演する。そこで友人の理穂がVTR出演し、弓香の母親である佳香は“聖母”のような人だと言う。弓香は怒りが込み上げてきて「私の母親は毒親です」と番組内で発言してしまう。その後も弓香の母親に対する怒りは収まらず、スタジオがざわつく中、母に対する不満を言い続けるのだった。

ドラマ【ポイズンドーター・ホーリーマザー】1話のネタバレ感想｜毒はどっちだ？

7月6日からWOWOWで始まった湊かなえさん原作の【ポイズンドーター・ホーリーマザー】の初回は、娘側から見た母親に対する感情を描いていました。最初の話だけ2話構成となっています。娘側だけから見るととんでもない“毒親”の話でした。

第2話「ホーリーマザー」のあらすじ

弓香の“毒親”発言のせいで佳香は仕事場で居場所を失っていく。入居者の家族からクレームが入り、しばらく裏方に回ることになる。一方、娘の弓香はあのテレビでの発言以来、注目されて人気となっていた。

佳香がランニングしているときに万引きをして捕まる少女乃愛と出会う。自分を母親と言って事件に巻き込む乃愛は、盗撮をしていたことを言うといって脅し、佳香は関係のない少女のために一緒に頭を下げるハメになる。実は佳香が盗撮していた家は浅岡の家で、妻子がいる証拠を写真に撮っていたのだった。

実家にこっそり戻って来ていた弓香は、佳香に会ってしまう。しかし、お互い話し合って関係を修復するどころか口論となり、佳香はとうとう“絶縁宣言”をしてしまう。弓香はそれを聞いて出て行ってしまった。

ある日、佳香のところへ自殺したまりあの母がやってくる。まりあの遺書には弓香の名前が書いてあり、これを公表されたくなかったら300万用意しろと脅迫してくる。弓香が映画の製作発表会見をしている頃、佳香はまりあの母に300万を渡していた。弓香なんていつでも潰せると挑発するまりあの母に、佳香は逆上して首を絞めるがギリギリのところで手を放した。

佳香は弓香の留守電にメッセージを残す。そして通りの向こう側にいる危ない子供に気づいた佳香は、車が来ていることに気づかずに引かれて死んでしまう。迷惑な死に方をしたと毒づく弓香に理穂は呆れて離れていってしまう。

実家に訪ねてきた乃愛は、佳香が燃やそうとしていた弓香のものを渡して帰っていく。それを見た弓香は子供の時のことを思い出して涙を流す。それから母の漬けていたぬか漬けを切り、弓香は母のいない食卓で味をかみ締めながら食事をするのだった。