ドラマ【教場】前編のネタバレと感想|木村拓哉主演の警察学校ドラマ

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2020年1月4日(土)に放送された【教場】前編のネタバレと感想、ロケ地などをまとめました。

警察学校を舞台に木村拓哉さん演じる教官が、生徒たちを振り落とすために厳しく接します。生徒それぞれの抱える秘密を暴き出し、退校届を容赦なく突きつけていく冷徹な風間教官。果たして何人の生徒が最後まで残ることができるのか?

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本ページの情報は2020年1月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。

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ドラマ【教場】前編の基本情報

  • 放送局:フジテレビ系
  • 放送日:2020年1月4日21時~23時10分
  • 原作:長岡弘樹『教場』シリーズ(小学館)
  • 脚本:君塚良一
  • 演出:中江 功
  • プロデュース:中江 功、西坂瑞城、髙石明彦(The icon)
  • 制作協力:The icon
  • 制作著作:フジテレビ
  • 公式HP
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ドラマ【教場】前編のキャスト

  • 風間公親(木村拓哉)
  • 宮坂定(工藤阿須加)
  • 菱沼羽津希(川口春奈)
  • 平田和道(林遣都)
  • 岸川沙織(葵わかな)
  • 南原哲久(井之脇海)
  • 樫村卓実(西畑大吾)
    (なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
  • 枝元佑奈(富田望生)
  • 都築耀太(味方良介)
  • 石山広平(村井良大)
  • 服部京子(佐藤仁美)
  • 須賀太一(和田正人)
  • 尾崎賢治(石田明)
    (NON STYLE)
  • 小野春江(高橋ひとみ)
  • 植松貞行(筧利夫)
  • 平田国明(光石研(友情出演))
  • 楠本しのぶ(大島優子)
  • 日下部准(三浦翔平)
  • 四方田秀雄(小日向文世)
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ドラマ【教場】前編のあらすじ

“教場”と呼ばれる警察学校の教室。
冷酷無比な教官・風間公親(かざま・きみちか/木村拓哉)が務める初任科第198期短期課程の教場では、生徒たちが日々、早朝6時起床から激しいトレーニングにさらされている。何より厳しいのがルール厳守。その行動は、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯で責任を負う。携帯電話も没収され、外出するためには許可が必要。そんな辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校には、様々な背景を持つ生徒たちが様々な動機で集まってきている。

また、警察学校という閉塞(へいそく)した極限状態で生徒たちが抱える葛藤も様々。「警察学校とは適性のない人間をふるい落とす場である」と考える教官・風間は、生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつける非情な男だ。また、いつも生徒たちに突然理解しがたい指令だけを告げて、その場を立ち去ってしまう。次々とふるいにかけられる“教場”という名のサバイバルゲームを生き抜くため、生徒たちの秘密と思惑が渦巻き、いろいろな事件が巻き起こっていく…。

“風間教場”のクラスメートは30人。果たして最後までふるい落とされずに生き残り、何人の生徒が卒業証書を手にすることができるのか?さらに風間は、生徒たちが起こす事件の複雑に絡み合った真相を解決していくことはできるのか?そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは?

公式HPより
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ドラマ【教場】前編のネタバレ

宮坂定と平田和道の場合

平田の父に救出された過去がある宮坂は、平田のことをかばい自らもワザと授業で失敗する。風間に教官を欺く行為だと指摘され、退校届を渡されてしまうが同時に“課題”を与えられる。

以来、宮坂は風間に今日一日過ごして気づいたことを報告するようになる。宮坂は入浴剤を使用している者がいるといい、自分ももらったが捨てたという。さらにトイレ用洗剤が一本紛失したことを告げた。話を聞いた風間は生徒たち全員にグラウンドを走るよう命じた。

ようやく走り終えて風呂に入ろうとした宮坂に声をかける平田、手錠のかけ方の練習がしたいというので部屋へ行く。手錠をかけられた宮坂はそのまま拘束され、平田が部屋の扉の隙間をガムテープで塞いでいく。この学校で一番嫌いなものは宮坂だという平田は、入浴剤とトイレ用洗剤を使用して硫化水素を発生させて、宮坂を殺害しようとする。平田は宮坂に哀れに思われることに苛立っていたのだった。

今まさに洗剤を入浴剤にかけようとした時、風間が部屋の扉を叩いて声をかける。助けを求める宮田だったが、風間の返答は「やれ」という非情なものだった。叫ぶ宮坂に構わず洗剤を振り掛ける平田、しかし中身は洗剤ではなく水だった

あの時風間は硫化水素を作ろうとしている者がいるとすぐに察した。生徒たちにランニングをさせている間、部屋の中を調べて洗剤を水に入れ替えておいたのだった。その後、平田は風間に退校届を突きつけられて学校を去った

まとめ

宮坂に対して憎しみを抱いていた平田が殺害を計画。気づいた風間がトイレ用洗剤の中身を水に入れ替えて阻止。

楠本しのぶと岸川沙織の場合

いつもしのぶを頼る沙織は常に一緒にいて、沙織が分からないことがあればしのぶは授業中もフォローするような仲だった。授業中、犯人役をしていた沙織が倒れてしまう。原因は疲労だと分かったところで、風間が差出人不明の沙織宛の手紙を渡す。

その中身は過去に沙織が犯した罪について自白を迫る内容だった。脅迫状が過去にも何通か届いていたことをしのぶに打ち明けると、しのぶは2人で犯人を捕まえようと提案する。差出人は学校の生徒だと思うという沙織と、ふざけあって体を寄せていたしのぶだったが、沙織は突然離れて行ってしまう。

風間に呼び出されたしのぶはデスク周りについて意見を求められる。アドバイスを送るしのぶに対して風間は、なぜその才能を捨てて警官を目指したか問うと、警官に憧れていたからと答える。さらに沙織へ手紙を送っているのはしのぶかと問われ、認めはするもののただのイタズラだと答えるだけだった。

しのぶが洗車をしている最中に、車が乗る台が下がり始める。しのぶは抜け出そうとするが、足が引っかかって出られない。徐々に狭まる台と地面の間にしのぶは足が挟まれてしまう。その時、操作ボタンを押して逃げて行ったのは沙織だった

風間から一時的にスマホを返却されていたしのぶは教官室へ電話をする。電話に出た風間は2人の間に何があったのか、本当のことを話すよう迫るが言わないため通話を切られてしまう。次にしのぶが意識を取り戻した時に、風間は現場へ来ていた。

本当のことを話すよう再び言われ、しのぶは恋人を沙織が乗っていた車にひき殺されたと答える。警官になる動機もひき逃げ犯を捕まえるためだった。以前見せてもらった車の写真から、絶対に沙織が犯人だと言い張るしのぶに風間は沙織の乗っていた車の写真を複数見せる。

写真の車は偏光性の塗料を使っているため、天候や光の加減で車の色がその時々違って見えた。しのぶは沙織が犯人だと勘違いをしていただけだったのだ。沙織はしのぶが脅迫状を送った犯人だと、手紙から匂うミントの香りと同じ匂いがしのぶからしたことで気づいた。そして、裏切られたと感じてボタンを押したのだった。

その後、しのぶは学校へ戻るが沙織は辞めてしまう。休暇願を出し沙織の働くカフェへしのぶは向かい、今回の件について素直に謝る。沙織もまたしのぶへ謝りお互いに許し合った。しのぶはまた店に来る約束をして別れた。

まとめ

沙織が恋人をひき殺したと勘違いしていたしのぶが脅迫状を送るが、気づいた沙織が殺しかねない事故にしのぶをあわす。風間が適切にしのぶを助けたお陰で一命を取り留めた。

日下部准と樫村卓美の場合

生徒の中に外部から物を持ち込む“調達屋”がいることを日下部は探っていた。ある晩、巡回中に石山が何かを探しているところを見つけ、問い詰めたところ調達屋が樫村であると白状する。日下部は上に報告しようとするが、樫村がテストの成績の悪い日下部に点数も調達できると持ちかける。

日下部は妻子もあり学校を辞めるわけにはいかなかった。誘惑に負けて前年度の授業の内容が書いた紙を入手する。授業の最中に出される質問に答える日下部、点火の仕方について詳しく答える姿に、学内でのボヤ騒ぎの犯人ではないかと疑われてしまう

日下部は自分はやっていないと強く主張したくとも、答えを調達してもらったこともあり言えずにいた。そんな日下部に風間は声をかけて調達屋が樫村であること、答えを手に入れたことについて指摘し退校届を渡す。

日下部と樫村が2人でいるところへ風間がやってきて特別授業をすると言う。風間は樫村に尾崎という巡査の話を始める。それは樫村の大学の先輩であり、警察に誘った人物でもあった。

尾崎は覚醒剤の所持容疑で逮捕されていた。使用場所はボヤの起きたあの現場だった。樫村と組んでいたのはクスリを買う金が必要だったからだと言う。そして日下部をボヤの犯人に仕立てるため、授業の答えを教えたのだった。風間は樫村にも退校届を渡した。

日下部は風間に追いすがり学校に残してもらうことを願う。風間は宮坂のように日々起きたことを報告させる役を日下部にも与えた。

まとめ

日下部は調達屋である樫村を特定するが、逆にボヤの犯人に仕立てられそうになる。真犯人が見つかり逮捕されたことで助かった。

宮坂定と南原哲久の場合

南原宛の手紙を預かった宮坂は、部屋へ届けに行くが不在だった。宮坂は部屋の中に入り本棚を見始める。中には銃に関する本があり、そこに銃の設計図のようなものが書かれた紙が挟まっていた。本を元に戻して開いている引き出しの中を覗くが、特に怪しいものはなかった。

だが、引き出しを閉じた際、裏に貼り付けていた袋が落ちた。袋の中には銃が入っていた。そこにちょうど戻ってきた南原に背後から宮坂は殴打される。南原は銃を奪い宮坂に突きつけて本物だと語るのだった。

後編へ続く。

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ドラマ【教場】前編の視聴率

15.3%
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

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ドラマ【教場】前編の感想

短い話がいくつかくっついたような構成になっています。そして主役の風間教官は狂言回し的ポジションでした。今回は前編ということで風間教官の過去については分かりません。

登場する生徒がみんな嫌なヤツだったり変な人です。まともな生徒がいない警察学校なため、全員振り落としてもいいんじゃないかと思いますが、風間が秘密を暴き退校届という引導を渡していきます

風間教官の言うことややることには全て意味があります。一見冷酷にも見えますが、後でその意味が分かると実は優しさだったのかもしれないという感じです。

キャスティングではまず、グレイヘアーかつ義眼という木村拓哉さんが新鮮です。また、女生徒役で出演している人たちも髪が短いため、普段目にしない姿が同じく新鮮でした。思っていた以上に出演者の演技が良く、緊迫感が伝わってきました。後編が今から楽しみです。

生徒の一覧表と、風間教官について現時点で分かっていることなどをまとめました。

以下ネタバレを含む内容となります。未見の方はご注意ください。

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生徒一覧表

登場する生徒が多いため、誰がまだ残っているのか分かりやすく表にしました。

名前去就備考
宮坂定元小学校教諭。
平田の父に命を助けてもらい警官を志す。
風間のスパイ
菱沼羽津希どんな態度でいても許される。
本人は父親はいないというが、有力者の娘ではないかという噂。
平田和道退校前職はビル管理会社。
クラス一の落ちこぼれ。
どの仕事も続かず父親が警官だった。
岸川沙織退校弱い自分の性格を直すため警官を志す。
しのぶに依存していた。
南原哲久銃マニアで自室に銃を所持。
しのぶのことが好き。
樫村卓実退校大学の先輩である尾崎に誘われて警官を志す。
調達屋だった。
枝元佑奈元女子レスリング選手。
機動隊にスカウトされる。
都築耀太成績優秀。
警官に文句があって警官を志す。
石山広平クラスのムードメーカー。
楠本しのぶ元インテリアコーディネーター
恋人を殺した犯人を捕まえるため警官を志す。
日下部准プロボクサー
ボクシングで夢破れ妻子を養うため警官を志す。
風間のスパイ。
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風間教官とは?

今回過去については不明のままです。現時点で分かったことをまとめました。

  • 代理で担任を務める教官
  • 初日に生徒の名前と顔を全部覚えていた
  • ああなったのはごく最近
  • 刑事をやっていたときに色々あった
  • 生徒をスパイとして使う
  • 警察に恨みを持っている

元々担当教官ではなく体調不良になってしまった教官の代理でやってきました。しかし、すぐ生徒のことを把握し、人の心の動きの変化を敏感に感じ取ることができるようです。一度にらまれたら逃れられない、宮坂やしのぶは風間についてそう言います。

過去に何かがあったのは確実で、それが警察という組織を恨むきっかけになるものなのか?古くから知っているという四方田いわく、あんなふうになったのはごく最近だそうです。義眼になったのも過去にあった何かと関係していそうです

風間は経験からか独自の考え方をします。

  • 公務執行妨害で逮捕するぐらいならパトロールしろ
  • 警察官は忍耐
  • 思い込みは警察官にとって命取り
  • 警察官の仕事は一人だけでするものじゃない
  • 警察学校は残すべき人材なら、マンツーマンで指導してでも残す

風間は警察官としての心得を教えるために、暴力をふるったり恫喝はしません。ただ、死にたくないという気持ちや、警察学校に残りたいという気持ちを引き出させます。まるで、警官とは死と隣り合わせの職業であり、半端な気持ちでなろうと思ってもなれないと言っているようでした。

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ドラマ【教場】前編のロケ地

現時点で分かったところを記載しています。

明星大学

警察学校の舞台。食堂なども使用。
公式HP

東北学院大学

体育館、柔道場や廊下のシーンで使用

浜松駅南地下駐車場

しのぶの足が挟まれた駐車場

小山工業高等専門学校

図書館のシーンで使用
公式HP

東京女子大学

講堂のシーンで使用
公式HP

Mr.FARMER 駒沢オリンピック公園

沙織が勤めているカフェ
食べログ
公式HP

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ドラマ【教場】前編のその他気になったこと

  • 植松教官のチンピラ感
  • 思いつく悪口が酷くて褒められる生徒たち
  • おかずの交換をしのぶに断られる南原
  • 機動隊隊員募集のチラシが可愛い
  • 沙織のヌードを想像でデッサンする樫村
  • 羽津希の蛇柄の衣装に盛り上がる生徒たち
  • 聞こえないフリをするためヘッドフォンをつける服部
  • 死体役なのに挙手して答えようとして怒られる南原
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ドラマ【教場】前編のまとめ

新年早々、休暇ボケを吹き飛ばしてくれる重厚な内容でした。短時間で話が変わっていくので飽きずに見れました。風間教官のキャラクターが強烈で、過去に何があったのかがとても気になります。

前編では脱落者が3名となり、後編では何人が脱落してしまうのか?前編では描かれなかった残りの生徒の話になると思われます。その中でもなぜか怒られない羽津希と、色々思うことがありそうな都築の2人の生徒が気になります。

常に緊張感があり、良い方向に話が進む気配がありません。生徒たちが何かやらかしてしまい、それをハラハラしながら見守る感じです。風間教官が淡々と感情を表に出さず、警察官になるとはどういうことなのか、生徒達の心にトラウマごと刻み込んでいきます。

後編は1月5日21時から放送予定です。

ドラマ【教場】前編のいいセリフ

にらまれたら終わり。逃げられない。必ず見抜かれる。

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