【婚活探偵】最終回のネタバレと感想|黒崎が結婚相手に選んだのは誰?

2022冬ドラマ
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BSテレ東のドラマ【婚活探偵】最終回「愛した女」のネタバレと感想をまとめています。

結婚相談所のまどかから頼まれた依頼は結婚相手の身辺調査だった。同じ頃、黒崎は一度は断った相手から結婚を申し込まれる。最後に黒崎が結婚相手に選んだ女性は誰なのか?

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【婚活探偵】最終回のあらすじ

黒崎竜司(向井理)の探偵事務所に訪れた結婚アドバイザーの城戸まどか(成海璃子)の依頼は、大企業の御曹司である瀬田裕也(白石隼也)が結婚相手に相応しいか調べて欲しいというものだった。

黒崎は八神旬(前田旺志郎)と共に調査に乗り出すが、瀬田はどこも不審なところがない完璧な男だった。いつも以上にムキになって調査をする黒崎、やがてその理由が何か分かり始める。

同じ頃、一度は交際を断った高野絵摩(筧美和子)が現れ、結婚を申し込まれる。黒崎が最後に下した決断とは……?

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【婚活探偵】最終回の見逃し配信

【婚活探偵】最終回の見逃し配信は2月19日21:54まで、ネットもテレ東Tverで無料配信されています。

それ以降はひかりTVでの配信になります。

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【婚活探偵】最終回のネタバレ

黒崎は最後、ある女性を選びます。その結果はどうなるのか?婚活を終えることができるのか?

今回の依頼

結婚相談所のまどかから持ち込まれた依頼は、結婚相手の身辺調査だった。相手は大企業の御曹司の瀬田裕也という男性だった。

瀬田は御曹司であるにも関わらず、それを感じさせない好青年だった。まどかは黒崎の婚活を見ていたため、いい人には裏があるのではないかと思い依頼した。

初対面を装う黒崎は依頼内容に動揺する。依頼を引き受けた後、黒崎はまどかになぜ自分に依頼してきたのかを問う。まどかは自分が知る限り、いちばん信頼できて腕のいい探偵だからだと答えた。

相談所を辞めるといっていた理由をさらに問うが、「私はアドバイザー失格なんです」とだけしか答えなかった。

はっきりとした理由は分からないが、黒崎はまどかの依頼をこなすために瀬田の調査を開始した。

瀬田は完全にいい人なオーラが出ている男だった。見張っている黒崎はなぜかタバコの量が増えた

瀬田が完璧な男であればあるほど、どこかでボロを出さないか見張り続ける。そんな黒崎の異変に気付いた所長は、何かあったかと聞くが黒崎は何も言わなかった。

黒崎、結婚を申し込まれる

まどかから自分が紹介できる最後の人だと、お見合いの申し込みがあったことを伝える。だが、黒崎はその話を聞いても喜ぶどころか上の空だった。その結果、自ら断ってしまう

自宅に戻ると前回のお見合いで断ったはずの絵摩が待っていた。絵摩は自分の会った事のない黒崎の姿を見て、似合っていると告げた。

黒崎は自分の誤解から失礼なことをしたのを謝罪した。絵摩は誤解させた自分も悪いと責めずにいた。

あれからいろいろ考えたことがあると言い、ひとつはっきりしたことがあると絵摩は言う。それは黒崎のことがやっぱり好きだということだった。

驚く黒崎に絵摩はさらに「私と結婚してください」と告げた。絵摩のまさかの告白に黒崎は戸惑うばかりだった。

疑惑の結婚相手

どれだけ調べても瀬田はボロを出さなかった。黒崎の助手である八神も疲労困憊だった。いつもなら結果を出している頃なのに結果が出ない。黒崎は焦りと苛立ちを感じていた。

これだけ調べてもシロならシロでいいのではないかと所長が言うと、黒崎はムキになって「シロじゃだめなんですよ!」と声を荒げた。

八神を置いて一人で瀬田の尾行を続ける黒崎。瀬田は見知らぬ女と待ち合わせをしていた。ようやく尻尾を出したと思った黒崎は慎重に尾行した。

ケーキ屋に入った瀬田が出てくると黒崎は焦る。瀬田を尾行するべきか、それともケーキ屋に話を聞きに行くべきかを。

そこへ現れた八神は黒崎がらしくないぐらい、この件に入れ込んでいるのを分かっているという。そして「俺がやることは1つ。ひたすら黒さんについていくこと。それだけっす」と告げて店の聞き込みに向かった。

黒崎は八神に感謝して瀬田の後を追うことにした。その後、八神からケーキは大事な女性に贈ると言っていたと報告が入る。もし今横にいる女性に贈るのであれば、言い方がおかしいと気付いた。

やがて瀬田と女性は歩道の電柱の元でしゃがみ、花とケーキをその場に供えて拝んだ。瀬田と女性が別れたのを見て、黒崎はこの場で何があったのか話を聞きに行く。

今日は姉の命日だといい、瀬田は姉の恋人だったと言う。瀬田は10年前に恋人を交通事故で亡くし、以来毎年命日にこの場所に訪れていた。

黒崎は瀬田を疑い続けていた自分が間違っていたとようやく気付いた。バーで梓紗に本当に心が綺麗な人もいると語り、自分の心は真っ黒だと自嘲した。

調査報告

黒崎はまどかに2つ報告があると言う。1つは瀬田が真っ白な人間だったということだ。瀬田が今まで結婚していなかった理由は、10年前に亡くなった恋人が原因だと言い、それを抱えていたがゆえのことだったと報告した。瀬田は大丈夫だと黒崎も保証した。

そして、もう1つは結婚をするという報告だった。その相手はまどかには言わないが絵摩のことだった。

彼女がプロポーズしてきてくれたので受けようと思うといい、婚活はこれでおしまいだと報告した。

まどかは「ホントによかった」と言いながらも、どこか寂しげな表情を浮かべる。本当にこれで幸せになれると言って祝福した。

その後、黒崎のデータを成婚に更新し退会のボタンを押そうとするが、なかなかまどかは押せなかった。しばらくしてやっとの思いで退会ボタンを押し、黒崎はこうして結婚相談所を退会した。

一方、黒崎は絵摩にプロポーズを断っていた

黒崎の思い

休暇中の黒崎の自宅に所長が曲を聴かせたいと言ってやってくる。渋々部屋に入れると所長は悩み事でもあるんじゃないかと聞いた。

黒崎は好きな女ができたと言い、最近になって好きなんだと気がついたのだと正直に話した。それを聞いた所長は昔からよくあることだと、恋愛ドラマとか見たことないのかと見て勉強しろと言う。

自分の好きな女性には愛する人がいるし、もうすぐ結婚するからもう大丈夫だと黒崎は諦めていた。ただ、当分忘れられそうにないと未練はあった。

相手は黒崎の気持ちを知っているのかを所長は聞き、黒崎が否定すると「真実に背を向けて何が探偵だ!」と叱咤する。

そして今から恋愛ドラマみたいなことを言うと前置きをし、「行って…お前の本心をぶつけて来い!」と命じた。

その瞬間、所長は足をぶつけて痛がり始めるが、俺の事は大丈夫だから行けと言って送り出した。

所長の激励を受けて黒崎が向かった先は結婚相談所だった。黒崎の好きな女、それはまどかのことだった

まどかに思いを伝えるために相談所に行った黒崎だがまどかはある場所にいた。ウエディングドレスの試着をする店だった。

黒崎が店内を必死に捜していくと瀬田の姿があった。カーテンの向こうではまどかが試着をしているに違いない。

そう思った黒崎は瀬田にあなたの幸せを壊すつもりはありませんと前置きしてから、「私は潔く身を引く。だから私の思いだけはしっかり伝えさせてもらえないですか?」と頼む。

瀬田は快く許して思いを告げるよう促すと、黒崎は自分の思いをカーテン越しに言い始めた。まどかと出会って人生が少し楽しくなったこと、さみしさを埋めるために結婚相手を探していたが今は違うと。

そして「自分は…あなたが!」と言いかけたところで、まどかはその場にやってくる。てっきりカーテンの向こうにいるのがまどかだと思った黒崎は驚く。

カーテンが開いた先にいたのは、ウエディングドレス姿の梓紗だった。瀬田の結婚相手はまどかではなく梓紗だったのだ。

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【婚活探偵】最終回の結末

黒崎はばつが悪そうにしながらまどかの話を聞く。梓紗はまどかの姉で、瀬田とはお店で知り合ったという。

あまりに完璧な男性だったため妹として心配になり、黒崎に身辺調査を依頼したのだと経緯を説明する。

では、アドバイザー失格だと言っていたのはどういう意味だったのか黒崎は改めて問う。するとまどかは「いつからだったか、普通の会員さんとして見れなくなっていました」と告白する。

黒崎は何のことか分からずにいるとまどかは「わかりません?」と黒崎の顔を見つめて告げる。だが、黒崎はどういう意味なのかやはり分からずにいた。

それでもまどかは「わかりませんか?」と黒崎の目を見つめたまま告げてうなずく。ようやく何のことか理解した黒崎はうなずいてどうしてなのかをたずねた。

まどかは黒崎が婚活に失敗するたびに同じように自分も悔しかったと言う。なんとかサポートしたいと思っているうちに気がついたら、アドバイザーとしての垣根を越えてしまったと告白した。

黒崎もまた同じだといい、「今はただ、まどかさんと一緒にいたいです」と告白した。たばこの匂いがする黒崎に対してまどかは、ありのままの黒崎でいいと受け入れた。

これはどういう状態なのか、黒崎が戸惑っているとまどかも分からないと言う。黒崎は幸せはどこにあるか分からないと言い、婚活をして思ったあることをまどかに伝える。

それは、「婚活をしている人は皆、幸せを追い求める探偵なのだと」ということだった。

ある日の張り込みをする黒崎と八神。対象者がやってくるのを八神が教える。黒崎は指輪を確認してから車のドアを開け走り出す。

それは、まどかにプロポーズをする作戦だった。黒崎の妄想で降り注ぐ花びらはまるで祝福をしているようだった。

婚活。それは自らの幸せを追い求めること。婚活をしている者は誰もが等しく、幸せを求め追い続ける婚活探偵なのだ。

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【婚活探偵】最終回のまとめと感想

まどかの結婚相手の調査していると思ったら、梓紗の結婚相手の調査だったという話でした。

黒崎は最終的にまどかのことが好きだという気持ちに気付きます。それはまどかも同じでした。

“婚活探偵”というタイトルが婚活をする探偵という意味以外に、婚活をする人は探偵と一緒だという意味が含まれているのが最後に分かります。

黒崎は婚活をしたことで人生が少し楽しくなったと言います。誰かと出会い別れを繰り返していくうちに、1人で生きる人生では得られない喜びを感じたのだと思います。

きっかけはこのまま1人で死ぬのかと思って始めた婚活ですが、最終的には本当の愛を見つけた黒崎はやはり優秀な探偵なのでしょう。

婚活パートと依頼パートがうまくリンクして、婚活に影響を及ぼしたりする回もあったりと、うまく考えられているドラマでした。

話としては恋愛コメディに分類されると思いますが、ちゃんとハードボイルドな部分もある探偵ドラマです。

このドラマから得た教訓としては、何度失敗したとしても諦めずにちゃんと向き合った人だけが、最後に幸せをつかめるということでした。

今期やっていたドラマの中では、最後まで面白く見れたドラマの1つでした。地上波で放送しても人気が出たのではないかと思います。

しかし、喫煙シーンが非常に多いため現在のコンプライアンス的に、もしかしたら地上波で放送するのは難しかったのかもしれません。

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