【科捜研の女19】32話のネタバレと感想|蒲原も呂太もネイル

科捜研の女 2020冬ドラマ
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2月27日に放送された【科捜研の女】32話「マリコのネイルサロン」のネタバレと感想をまとめました。

マリコが蒲原や呂太、果ては所長にまでネイルをします。ネイリストと客、そして親子の裏側に隠された真実とは?

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【科捜研の女19】32話のあらすじ

 保険外交員の朝吹樹里(佐藤乃莉)が自室で刺殺された。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は1ミリほどのパールを発見。
 被害者の服装には合わない、派手な赤い爪に違和感を覚える涌田亜美(山本ひかる)。被害者の所持品には、ネイルサロン『ラ・カージュ』の会員証があった。
 詐欺や恐喝の前科を持つ樹里は、死の直前、誰かを恐喝していたことが明らかに。事件当日、樹里の部屋を訪れた人物が恐喝を受け、殺害したのではないか…。
 現場で発見されたパールにはエメラルドグリーンのネイル塗料が付着しており、事件当日、何者かが落とした模様。容疑者はエメラルドグリーンの爪をしている可能性が高い。心当たりがないか『ラ・カージュ』を訪ねるマリコ。なんと店長の篠宮佐和(佐藤江梨子)が、エメラルドグリーンの爪にパールのストーンをつけていた!
 佐和と同じネイルを施してもらったマリコはさっそくラボで鑑定。
 樹里と佐和は高校時代、不良仲間で万引きや窃盗を繰り返していたことが判明。それをネタに樹里が佐和を脅していたのではないか?
 佐和は恐喝を受けていたことと、事件当日、樹里の家を訪ねたことは認めるものの、殺害は否認。しかしアリバイのない佐和に対する嫌疑は濃厚で…。
 そんな中、被害者の爪が二重に塗装されていたことが判明。しかも上塗りされたマニキュアで隠されていたジェルネイルには、とんでもない秘密が隠されていた!? 
 マニキュアの塗られた時間から佐和のアリバイを確かめるべく、マリコは科捜研メンバー全員の手を借り、ネイルアートの実証実験を行う!!
 やがてマリコが導き出す驚がくの真実とは…!?

公式HPより
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【科捜研の女19】32話のネタバレ

朝吹樹里殺害犯

真木英子

動機

樹里に持ちかけられて娘の沙織に接触をし、その様子を樹里は写真に収める。それをネタに祖母の佳乃を脅そうと樹里がするが、簡単に大金が手には入らない。そこで樹里がもっと孫や娘に接触するよう英子に言う。しかし、英子は樹里を刺して殺し「金を独り占めしたかった」と供述をする。だが、英子の指のネイルは所々剥がれていて、まるで母親のような生活感のある手だった。

逮捕への道筋

現場に落ちていたネイルストーンが佐和のものだと分かり、動機もあることから犯人ではないかと警察は考える。

樹里の爪に二次元コードがあり、それを読み取ってみたところ、二枚の写真が出てくる。一枚は佐和と樹里が昔不良仲間だった頃の写真で、もう一枚は佳乃の娘であるクリーニング店の沙織が、見知らぬ女性と話している姿だった

その女性を調べたところ傷害の罪で服役したことがある前科者だったことが分かった。そこで沙織に話を聞きに行くが道を聞かれただけだと言う。ちょうど帰ってきた佳乃がマリコたちを連れ出し事情を説明する。

自分達には子どもがいなかったため、養女として沙織を引き取って育てていた。ネイルサロンで樹里と出会い、ある日盗撮した写真を見せられ恐喝されていた。樹里は払った金で指輪を買っていたことなどを話す。

指輪に見覚えがあった土門刑事が第一発見者の恋人、北村の所に行って話を聞く。すると、北村の指にしていた指輪は、樹里の死後遺体から抜き取ったものだとわかった

押収した指輪を調べたところ、内側にネイルが付着していた。生乾きの状態で指から引き抜いたことでついたものだった。そこでマリコは同じ室温湿度設定にした部屋で、ネイルがどれぐらいで乾くかを実験する。

実験結果でネイルが施されたのは、死亡推定時刻頃だと判明する。再び佐和に証拠を持って聞きに行くマリコたち。佐和はマニキュアを塗ったことは認めるが、殺害はしていないという。

あの日、付け爪を作りに出張ネイルに行き、佳乃が脅されていることに気づいていた佐和は不安になってもう一度樹里の部屋を訪ねた。その時樹里は既に死亡していて爪に二次元コードがあることに気づく。佳乃の知られたくない秘密があるに違いないと思った佐和は、隠すために持っていたマニキュアを塗った

その時の付け爪をマリコに提出して調べたところ、爪に皮膚片が付着していた。鑑定結果は真木英子のものだった

指名手配された真木の行方を土門刑事が見つけ、話を聞くと凶器を提出した。そして取調べで自供をしたのだった。

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【科捜研の女19】32話の感想

マリコがネイルにときめく理由は、科学的反応で固まったりする部分です。実験と称してみんなにネイルをするのですが、蒲原や呂太、さらには所長まで赤い爪という面白い状態でした

話としては脅迫してたら殺されたという話で、その背後にある事情は“母親の手”というキーワードとなります。物語の最後になぜ殺害したのか?と問われ、「ガメつくてキレやすい女」だと自称します。ただ、これは恐らく違い土門さんの言っていた動機が本当の動機だと思われます。

彼女は娘に会っても何とも思わなかったと言ったりしますが、それもやはり嘘でして何かしら感じることがあったと思われます。なぜなら娘に孫がいることを知り、「孫がいるんだ」と感慨深げに呟きます。

そして、最後の妙にアップになる爪や指は紛れもなく、母親の手であることを剥がれたネイルなどから印象付けます。なので本当の動機としては孫や娘に悪影響を及ぼす樹里を排除したのではと思いました。しかし、本当の正解は番組では言ってくれないので、個々の感じたことが“正解”です。

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事件の時系列

死亡推定時刻:14時頃

事件の時系列
  • 13:45
    佐和が樹里の家から帰る
  • 14:07以降
    マニキュアを塗った

    乾く速度から逆算するとこの時間

  • 14:30
    樹里の指から指輪が抜き取られた

これにより、殺害時刻は13時45分~14時7分の間と判明。

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【科捜研の女19】32話のその他気になったこと

  • 鑑識道具でジェルネイルを固めるマリコ
  • マリコがおしゃれに目覚めたと喜ぶ亜美
  • しかしすぐにそうではないと分かってがっかりする亜美
  • ミヨールの三連リングという商品
  • ネイリストのお姉さん呼びする呂太と蒲原
  • 自分の腕でなく蒲原の腕を上げる呂太
  • 赤いマニキュアをする所長
  • 凶器もしっかり提出する犯人
  • 殺した後に死体を跨いで出て行く犯人
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【科捜研の女19】32話のまとめ

どうしようもない人が殺される話でした。基本的に脅迫を生業としているのか、脅迫ネタを探しては脅しにいきます。しかし、佐和は脅された時にこう言います。

「言いたきゃ言えば?悔やんだって過去は変えられない。自分のした事だもん。非難も中傷も全部受け止めるわ」

この言葉を聞いて樹里は佐和を脅しても仕方がないと思ったようです。その後、佐和の所へは脅しに来ません。一方、一度でも脅しに応じてしまった佳乃のところには、再び樹里は脅しにきます。

ここから考えられることは、脅しは最初の対応が肝心ということです。確かに黒歴史は隠したいかもしれませんが、“なかったこと”にはできません。人の口に戸は立てられません。脅しに屈したらまた脅されるということです。

何気に佐和役の佐藤江梨子さんのヤンキー姿がバッチリきまっていて、ちょっと面白かったです。

次回は一週お休みです。3月12日(木)20時からの放送になります。マリコをブス呼ばわりするあの女性が再登場です。

今回のいいセリフ

時として手は口より雄弁だからな。

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