【エルピス】2話のネタバレと感想|事件当時の時系列を比較

2022秋ドラマ
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【エルピス―希望、あるいは災い―】2話のネタバレと感想をまとめています。

1人でも冤罪を調べることに決めた恵那は、事件当日の足取りを自ら現場に行って検証すると、検察側の主張には無理があることに気付く。やがて一度は手を引いたはずの拓朗も再び協力してくれることとなり……。

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【エルピス】2話のあらすじ

岸本拓朗(眞栄田郷敦)から持ち込まれた冤罪疑惑の事件を、浅川恵那(長澤まさみ)は調査報道をすることに決めるが、番組プロデューサーの村井喬一(岡部たかし)は取り合ってくれない。恵那は1人で調べようと、当時松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の家に身を寄せていた、ヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)に話を聞く。

彼女が教えてくれた逮捕当時の松本の足取りを追うため、当時の家へ向かう恵那。実際に検証してみたところ、検察側の主張には無理があることに気付く。

恵那は松本の担当弁護士である、木村卓(六角精児)に話を聞きに行く。マスコミ嫌いの木村だが、恵那の本気度を感じて松本に恵那が書いた手紙を渡してくれた。その後、松本からの返信には当時の警察から酷い扱いを受けていたことが記されていた。

やがて、一度は手を引いた拓朗も再び手を貸してくれることになる。さらに事件当時、取材をしていた斎藤正一(鈴木亮平)から連絡を受けた恵那は、ある事実を聞かされ……。

←1話3話→

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【エルピス】2話のネタバレ

事件当時の足取りを検証した結果、冤罪の可能性が強まっていきます。事件当初、怪しいと思われていた人物が松本以外に実はいたことが分かります。

冤罪の根拠

浅川恵那(長澤まさみ)は岸本拓朗(眞栄田郷敦)から持ち込まれた、死刑囚の松本良夫(片岡正二郎)が冤罪疑惑かもしれないという話に興味を持つ。自身が担当している番組コーナーで、この事件の調査報道をしようとプロデューサーの村井喬一(岡部たかし)に提案する。しかし、あっさりと却下されてしまった。

ヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)は、恵那に拓朗から聞いたと感謝をする。恵那は直接さくらから事件のことを聞くことにした。さくらが松本は犯人ではないと思う証拠は、正直何もなかった。

事件当日はさくらの14歳の誕生日で、カレーが食べたいなと思いながら松本の家に帰った。すると、松本はカレーを作っておいてくれただけでなく、ケーキまで用意してくれていた。「それは私が…生まれて初めて食べた誕生日ケーキだったんですよ」と、実の親にすらしてもらったことがなかった経験を語る。

さくらは泣きながら、本当に松本がやっていないかは分からない、まだまだ知らない顔があるのかもしれないと言う。だが自分の誕生日を祝ってくれた同じ日に、他の女の子を殺害したとは思えないと語った。それがさくらの思う冤罪の根拠だった。

足取り

恵那はさくらが書きためてきた裁判記録の中で事件当日の松本の足取りが、弁護側と検察側の主張がまるで違うことに目を留める。実際に自分も同じ時刻に足取りを追ってみようと、当時の職場から松本の家までの行動をたどった。

弁護側の主張だと最後に寄ったケーキ屋から自宅に戻り、1時間かけてカレーを作っていたことになっていた。検察側の主張はケーキ屋から八頭尾山に向かい、被害者に声をかけて殺害した後、自宅に戻りカレーを10分間で作ったことになっていた。

たった10分でカレーを作ることは可能なのか?恵那は違和感を覚えた。

担当弁護士

さくらの紹介により、松本の担当弁護士と恵那は会うことになった。木村卓(六角精児)弁護士は筋金入りのマスコミ嫌いだという。緊張する恵那だが予想に反して木村は快く迎え入れ、事件の資料を見せた。控訴審から担当している木村から見た松本は、いわゆる“普通のおっちゃん”だという。

松本の自供はマスコミがばらまいたロリコンという報道により、警察があおられて強要したものだと木村は考えていた。松本は社会的な力も家族もないため、警察にとって好都合な人物だと木村は言う。死刑囚に人権などなく、死刑もいつ執行されるか分からない。偉い人の都合で突然決まるのだという。

話を聞いている内に恵那は吐き気をもよおすが、気を取り直して松本へ宛てた手紙を木村に託した。

協力

恵那は視線を感じていた。拓朗がやたらこっちを見ていたのだ。やがて拓朗から電話がかかってきて、恵那は直接話をする。村井の脅しにビビって一度は降りた拓朗だが、再び協力したいと言って来た。国家権力を敵に回す覚悟はないというが、恵那が闘うというなら手伝いたいという。

馬鹿なのではないかと恵那は心の中で思ったが、仲間は多いにこしたことはないと割り切り、拓朗にも事件当日の松本の動きを再現してもらうことにした。

現場から拓朗が電話で「僕、確信しましたよ。やっぱりこのスケジュールありえません」と言う。それは検察側の主張を検証したもので、そのスケジュールでやるとケーキがぐちゃぐちゃになってしまったというものだった。恵那が再現した時も同じだった。しかし、さくらが食べたケーキは、ぐちゃぐちゃではなかった。

自供の強要

木村に頼んでいた松本の手紙の返信が届く。松本は「絶対にお嬢さんたちを殺めたりなどしておりません」と書いていた。あの日、突然警察がやってきて松本は逮捕された。連行する際も警察は横暴で、強引に松本を連れ去った。

三日三晩昼夜を問わず、刑事たちに睨まれ脅され続けた。話せば家に帰すと言われ、どつかれ髪をつかまれ何度も何度も「お前がやったんだろう」と迫られた。とうとう根負けした松本は思わず「許してください」と刑事たちに言う。それが自白の代わりとなった。

自分は弱い人間だと言う松本だが、自分は殺人犯ではないと記されていた。

カレーの違和感

恵那は検察側の主張で気になっていたカレーを再現することにした。自宅に拓朗を招き、10分で作ったカレーを出してみる。拓朗の第一声は「まずいっす」だった。じゃがいももにんじんも硬く、火が通ってなかった。松本が帰宅してからさくらが戻ってくるまでの間、わずか10分でカレーを作ることは不可能だと恵那は感じていた。なぜそんな主張を検察がしたのか、辻褄を合わせるためだけのものではないか。疑念が浮かぶ。

拓朗は近所の人たちに聞き込みをしたが、めぼしい情報はなかった。ただ、マスコミはひどかったという。恵那は作ったカレーを恐る恐る食べてみる。拓朗が正義のために行動するのは、やっぱり気持ちいいと話すと、口先だけでしか声を出していないから嘘っぽいと恵那は指摘した。

人が嘘をついている時の声と、本当のことを言っている時の声は変わるのだという。アナウンサーはだから発声の練習をするのだと教えた。試しに恵那が見本を見せると、その技術に拓朗は驚いた。真似をする拓朗に対し、恵那は普通に生きればいいと諭す。その時、拓朗の表情が曇ったのを恵那は見逃さなかった。

拓朗にも色々あるのかもしれない。ただなぜか、恵那は拓朗と一緒だとカレーが食べれた。

新情報

番組の打ち上げをしている最中、斎藤正一(鈴木亮平)から恵那に連絡が入る。地下の駐車場に停めた車内で2人は落ち合った。当時の取材ノートを斎藤が読み返したところ、捜査のごく初期の段階で割りと重要視されてた目撃証言があったという。

被害者と見られる女子中学生が、若い髪の長い男と歩いているのを見たというものだった。実際に過去の映像を見てみると、カップルかと思ったという証言や、2人で仲良さそうに笑いながら話していた、という証言が映し出される。

これは絶対松本のことではないと恵那は直感した。警察もある段階までは、その男を犯人として捜査していた。しかし途中で松本を逮捕するという方針に転換した。そのため、この目撃証言はなかったことにされたのだろうと斎藤は言う。

断捨離

恵那は何を思ったか斎藤を自室に招き、コーヒーを淹れた。何もない部屋を見た斎藤は驚いた。部屋にあったソファを捨てたように、自分も断捨離されたのだろうと斎藤は自嘲する。自分は真面目でも誠実でもなかった、週刊誌に写真が出た時、彼女を守るより保身に走ったと。

恵那は「私が嫌いになったのは、ソファでもあなたでもなくて、自分なんです」と言う。あの写真のせいで自分はダメになったのではなく、あの前からずっとダメだったと告白する。ダメになっていたから、あんな写真を撮られたのだろうし、番組を降ろされたのだろうと考えていた。

そんな自分を斎藤に押し付けようとしていたと恵那はいう。斎藤は確かに不誠実な男だったが、もし自分を選んでくれたら結婚を機に退社できるかもしれないと思っていた。恵那は最大限の幸せを追及しているつもりだった。しかし「何もかも捨ててから、自分がどれだけ狂ってたかやっとわかりました」と恵那は心境を語る。

コーヒーを飲み終えた斎藤は立ち上がり、また情報が入ったら連絡すると言って部屋を出る。スマホを忘れたことに気付き、戻ろうとすると恵那が持って出てきた。渡すと恵那は距離を詰め、斎藤の胸元に頬を寄せその温もりを感じ取る。戸惑う斎藤が抱き締めようとした瞬間、「ごめん」と恵那は一言告げて部屋へ戻っていった。斎藤は追いかけてインターフォンを押そうとするがやめる。「はぁ~何なんや」と困惑した斎藤はつぶやいた。

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2話の結末

恵那は木村に事件後にマスコミが周辺の人にインタビューした映像を見せる。もし、この男を真犯人だと証明できれば、松本は釈放されるのではないかと恵那は問う。「そりゃ、もう確実に逆転無罪ですよ」と木村は言った。それと同時になぜこの目撃証言を取り上げていたのに、松本が出てきた途端にロリコン男の仕業となったのかと、木村は憤った。

木村がマスコミを嫌いなのも無理はないと恵那は理解を示す。そして自分の経歴について語り始めた。24歳の小娘の自分を少しでも大きく見せようと必死だったと振り返る。信頼されるキャスターを目指してはいたが、そんな夢は一生かなえられないことを知ったという。

自分が真実のように伝えたことの中に、本当の真実がどれだけあったのか。そう思うだけで息が苦しくなる。「私には今、罰が当たっているんだと思います」と恵那は語った。

拓朗は遺体発見現場の山中に向かう。供え物の花は枯れ、ぬいぐるみなども古びていた。持って来たビデオカメラで録画していると、どこからか見られているような気配を感じ取る。会社に戻り恵那にその事を伝えるが、
勘違いではないかと言われる。

やがてニュース速報で「死刑囚3人の死刑を執行」と流れる。恵那と拓朗は互いに顔を見合わせた後、急いでどこかへ向かった。

←1話3話→

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事件当日の時系列

事件が起きた日の松本の足取りを、検察側と弁護側それぞれの主張を時系列でまとめました。

弁護側の主張

弁護側のタイムライン
  • 17:03
    会社を退勤
  • 移動
    3.0km/14分
  • 17:17
    スーパーに到着
  • 17:27
    会計(レシートの時刻)
  • 移動
    650m/4分
  • 17:31
    ケーキ屋到着
  • 17:40
    会計(レシート)
  • 移動
    2.5km/12分
  • 17:52
    自宅に到着

    1時間かけてカレーを調理

  • 19:00過ぎ
    さくら帰宅

検察側の主張

検察側のタイムライン
  • 17:03
    会社を退勤
  • 移動
    3.0km/14分
  • 17:17
    スーパーに到着
  • 17:27
    会計(レシートの時刻)
  • 移動
    650m/4分
  • 17:31
    ケーキ屋到着
  • 17:40
    会計(レシート)
  • 移動
    4.8km/21分
  • 18:01
    八頭尾山ふもとに到着

    井川晴美に声をかける

  • 移動
    徒歩4分
  • 18:05
    殺害現場着
  • 18:35
    殺害
  • 移動
    3.4km/11分
  • 18:50
    自宅に到着

    10分でカレーを調理

  • 19:00過ぎ
    さくら帰宅

比較まとめ

さすがに検察側の主張には無理があると、恵那と拓朗が試してみたことで分かります。その理由は2つあります。

  • 10分で作ったカレーは野菜に火が通ってなくてまずい
  • 殺害現場から自転車を飛ばして帰ると、箱の中のケーキがぐちゃぐちゃになる

さくらの記憶では、カレーは美味しかったしケーキもちゃんと形を保っていました。生まれて初めて誕生日に食べたケーキの形を記憶違いしているとも思えず、検察側の主張はやはり無理に思えます。しかし実際のところはまだ分からず、今後も新たな情報が後だしされる可能性がありそうです。

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【エルピス】2話のまとめと感想

事件当日の足取りを追ってみたら、検察の主張に違和感があったという話でした。

元々髪の長い男の目撃証言があったにも関わらず、なぜか松本が犯人になってしまいます。考えられるのはこの真犯人と思われる人物がお偉いさん絡みで、隠ぺいするため松本を逮捕して幕引きを図りたいといった事情でもあったのかも知れません。

しかし、松本が収監されている間に、似たような手口の犯行が起きています。野放しになっているのか模倣犯か、いずれにしてもこちらの事件が解決すれば真相は分かりそうです。別人を逮捕したりしなければの話ですが。

一度は降りたはずの拓朗がなぜ手を貸したのか?断片しか出てきませんが、どうやら学生時代に同級生が酷いイジメに遭っていた件が関係ありそうです。一緒に加担していたのか、それとも見て見ぬふりをしたのか。今度は正しいことをしたいと思ったのか分かりませんが、再び協力することになります。

ラストに死刑囚の死刑が執行されるという速報が入りますが、果たして松本なのか?だとしたら、今後は彼本人は救えなかったので、汚名をそそぐという話になってしまいそうです。

次回は11月7日に放送予定です。

【エルピス】2話のいいセリフ

普通に正しく生きてればいいの。いい人間になれば勝手に、いい声になるんだよ。

←1話3話→

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