2020年6月18日から放送開始した、【BG~身辺警護人~】の第2シリーズのネタバレと感想をまとめました。
木村拓哉さん演じるボディーガードが、初回から会社をクビになるという波乱の展開で始まりました。
【BG~身辺警護人~(2020)】1話のあらすじ
日ノ出警備保障がIT企業のKICKSに買収され、新たにKICKSガードという会社に島崎(木村拓哉)たちは勤めていた。
初仕事は衆議院議員の桑田(小木茂光)の祝賀会での警護だった。さっそく不審な人物を発見し排除する島崎。男が沢口(間宮祥太朗)に向かって来たところを、かばったせいで腕を怪我してしまう。
会社に戻った島崎のところに、松野信介(青木崇高)という人物から手紙が届く。松野は研究員の伊丹綾子(竹島由夏)を窒息死させた容疑で服役していた。出所をしたら遺族と迷惑をかけた坂上教授(神保悟志)に、謝罪をしたいので警護をして欲しいという依頼だった。
しかし、KICKSガードはVIPの警護を専門とするため、犯罪者の警護はできないと会社から言われる。
直接面会して断る島崎だったが、彼の思いに触れて困っている人の助けになりたいと思い始め会社と衝突。さらに警護の裏側にあった企みを知り、とうとう会社を辞めてしまう。
松野を警護する島崎に様々な困難が立ちはだかる。どうやら松野には真の狙いが隠されていて……。
【BG~身辺警護人~(2020)】1話のネタバレ
冒頭からアクションシーンがあり、このまま新しい会社でチーム一丸となって活躍する話かと思ったら、いきなり島崎がクビになるという展開です。
1:KICKSガードでの仕事
衆議院議員の桑田宗司という人物の「議員生活ならびに後援会20周年記念祝賀会」の警護を任されました。
前回同様のメンバーで無線で連絡を取り合いながら目を光らせていくと、明らかに不審な人物が発見されます。
ボーイの格好をした男は、ワインオープナーを潜ませ、身登録の人物でした。
そこでさっそく島崎が外に連れ出します。すると暴れ始め、やってきた沢口を見るなり向かっていきます。
島崎がかばってワインオープナーが腕に刺さるという、痛そうなシーンで始まりました。
謎の男がやってきて島崎が腕を刺される
2:関東工科大窒息死事件とは?
会社に戻った島崎の元に手紙が届きます。送り主は松野信介という人物でした。
彼は関東工科大の事件で服役している人物です。どんな事件だったのか?
- 研究員の伊丹綾子が低温実験室で窒息死
- 液体窒素を撒くよう指示したのが松野
- 業務上過失致死で逮捕
- 松野の引き出しから綾子の隠し撮り写真が多数発見
- 綾子のストーカーだったのではないかと噂に
- 検察は殺人罪で立件も視野に
- 判決は過失という判断で禁錮2年6ヶ月の刑
- 週刊誌は計画的な殺人とあおっていた
世間では松野が殺したに違いないと思われている状況です。
そんな人物の警護を島崎は受けるのか?とりあえず面会に向かいます。
松野との面会
面識のない島崎になぜ松野は連絡をしたのか?その理由はこうでした。
- 河野純也と作業場が一緒だった
- 島崎のことを彼から聞いて頼みたいと思った
河野純也とは前のシリーズで島崎が警護した人物です。
馬鹿みたいに必死で護ってくれたボディーガードがいたと聞き、松野は依頼しようと決めます。
では、松野は出所後何をしたいのか?こう考えていました。
- 出所後その足で大学の研究室を訪ねたい
- 亡くなった綾子に手を合わせ、坂上教授に謝りたい
- 無事謝罪が済むよう警護して欲しい
世間では殺人者と思われている人物なため、どんな問題が起きるかわかりません。なので、警護してもらいたいようです。
しかし、島崎は会社の方針から警護はできないと断ります。
- 松野が殺人犯だと世間は思っている
- 松野の依頼は謝罪しにいくときの警護
3:KICKSガードの方針
会社の方針とは何なのか?社長の劉がインタビューでこう答えます。
- 警護のレベルは国家のレベル
- 通信を含めて新しい警備技術を開発できる
- 日本への信頼度を上げたい
そこから、KICKSガードが警護するのは、VIP限定となります。
とてもじゃないが、元犯罪者など対象にできないというわけです。
しかし、島崎は本人と会ったことで彼の役に立ってやりたいと思っていました。
そして、病院で治療を受けているときに、笠松先生から「体張ってるんだから、仕事は後悔ないようにしなさい」といわれ、徐々に気持ちが傾き始めます。
KICKSガードの警備対象はVIPのみ
4:警護の裏にあった真相
劉社長との会話は噛み合わないまま、島崎は部屋を後にします。
するとロビーに祝賀会で襲ってきた男を発見します。
島崎はすぐに取り押さえるのではなく、男の後をつけていきました。
地下駐車場に停めてあった車の中に入り、桑田議員の秘書から何やら報酬を受け取っているのが見えます。
車を降りた男の後をつけていき、直接話を聞きだします。
すると、あの襲撃には裏がありました。
なんと、桑田議員の同情票集めと、KICKSガードの宣伝を兼ねていたヤラセだったのです。
それを知った島崎は劉社長に文句を言いに行きます。
島崎と劉社長の会話
島崎は男から聞いた話を劉にぶつけます。
劉はまったく気にした様子もなく、こんなことを告げました。
- ビジネスというものは肉体ではなく、頭を使ったものが勝つ
- 考えを支持できないなら、辞めてもらって結構
- 辞めたら警備業界で仕事するのは難しいだろう
- だから用心棒に毛が生えたようなものといわれるんだよ
散々侮辱された島崎は、必死に怒りを押さえて社長に社章を返却し退職を宣言します。
そして、金輪際警備の現場を弄ぶようなことをしないと誓ってくれ。できないなら議員と社長の企みを暴露するといって辞めます。
- 襲撃は議員と劉の間で計画したヤラセだった
- 島崎が会社を辞める
5:新たな警護依頼
会社を辞めてフリーになった島崎は、息子に文句を言われながらもボディガードを続けます。
一番最初の仕事はもちろん松野の警護です。
さっそ刑務所まで迎えにいき、松野と一緒に大学を目指します。
しかし、世間に顔が知れ渡っている松野は、周囲の人から好奇の目で見られます。
さらになぜかマスコミが待ち構えていたりと前途多難です。
何呼び捨てで呼んでんだよ!彼は罪を償って出所してきた未来ある人間です。皆さんから呼び捨てで呼ばれるような存在じゃありません。
と、島崎が警護対象を護りながら、毅然とした態度で対応する姿はカッコイイです。
高梨の葛藤
一方、島崎がクビになったと知らない高梨たちは、新たな警護をしていました。
しかし、クライアントがルールを守らない相手で、高梨は仕事として当然のことをしたのに文句を言われます。
上司の小俣は謝罪しますが、高梨は納得いきません。
島崎が追い出された、そう聞いた高梨は島崎の自宅へ向かいます。
松野の警護依頼を受ける
6:『島崎警備』発足
大学に直接行こうにもマスコミに行動がバレているため、島崎は事務所に松野を連れてきて一泊することにします。
扉には“島崎警備”と書いてありました。
島崎はそこで松野が起こした事件について、本当のことを話して欲しいと聞きます。
松野が語る内容はこうです。
- 南極から持ち帰った氷柱に含まれるバクテリアを研究していた
- 冷却装置が故障して、貴重な氷柱が溶け始めた
- 綾子に液体窒素を撒くよう指示
- 松野は教授を呼びに行った
- 撒いたら酸素が欠乏して窒息死してしまった
あくまで事故だと松野はいいます。
島崎もそれを信用して警備をする方針を固めます。
松野は綾子の死は事故死と主張
7:高梨が合流
来訪者が来たので確認すると、見知らぬ人物が立っています。
島崎は松野に確認してもらうと、なぜか松野は扉を開けてしまいます。
その人物は死亡した綾子の弟で、松野に対して恨みを抱いてやってきたのです。
部屋の中で格闘する島崎、また新たに扉をノックする音が聞こえます。ただし、4回叩く音です。
察した島崎は思いっきりどうぞといい、扉を思いっきり開けてやってきたのは高梨でした。
気絶した綾子の弟を連れて、高梨はいったん出て行きます。
そして翌日、松野を大学に連れて行こうと車に乗った助手席に高梨も乗り込んできました。
「誤差なし」と時計を合わせ、2人は大学へ向かいます。
高梨が島崎と一緒に松野を警護する
8:松野の狙い
大学についた島崎たちですが、松野はワザと顔を上げたりとおかしな行動ばかりします。
外階段を上がっていく島崎たち、もう少しで教授の研究室というところにきて立ち止まりました。
それは、松野の真の狙いがなんなのか、島崎は疑念があったからです。
- マスコミに漏れたのは松野がスマホでリークしてたから
- バスターミナルではカメラマンのほうに振り返った
- 事務所では勝手にドアを開けた
- さっきもわざと見つかるように顔を上げた
何がしたいのか?と問う島崎。
ちゃんと話してくれれば、法を犯してでも護るといいますが、松野は一人で教授の元に行ってしまいます。
9:事件の真相
後を追いかけていった島崎は、松野の暴走を止めようと教授の前に立ってガードします。
そこでようやく事件の真相が語られました。
- 彼女に液体窒素を撒くよう命じたのは先生
- 研究を守るためにその罪を背負った
- あの写真は先生が撮ったもの
- 綾子に迫っていたのは先生
- 訴えると言われて先生が彼女を殺した
松野は教授の身代わりに捕まったのでした。
そんな松野の狙いはこうです。
カメラの前で事実を発表して、彼女の未来を奪ったことを謝ってくれ。
だからマスコミを呼び寄せ、ワザと人に見つかるようにしていたことがわかります。
教授は覚悟を決めていたように、自ら低温実験室に向かいます。
追いかける松野と島崎。2人が入った途端、扉が閉まり閉じ込められてしまいました。
教授は汚名を受けるくらいなら死を選ぶ、松野も口封じで巻き添えにする覚悟だったのです。
どんどん下がる気温、このまま3人は死んでしまうのか?
- 液体窒素を撒くよう指示したのは教授だった
- 綾子のストーカーも教授
- 松野は罪を被って服役していた
10:ドラマの結末
高梨が島崎の姿を探しに研究室にやってきました。
扉にロックがかからないよう、物を挟んでいたため入ってこれました。
そして島崎が外にいる高梨に伝えるよう、4回壁を叩いて存在を伝えます。
気づいた高梨は冷却装置を強制解除させ、中に入ろうとしますが凍りついて開きません。
島崎はなんと、貴重な氷柱を使いガンガン取っ手を叩きます。
無残に砕け散る氷柱、ようやく扉が開き3人は外に出れました。
教授に出頭を促す島崎は、松野がなぜここに来たかを説明します。
それは、尊敬していた教授のことをもう一度信じたいと思ったと。
思いっきり殺そうとしていた松野ですが、本当にそうなのか?謎です。
高梨も辞職か?
勝手に来た高梨ですが、帰りに島崎の車に乗って帰ります。
まだ会社に辞表を提出はしてません。しかし、劉社長はあの2人にとって最後のボディーガードの仕事になるといいます。
そして、菅沼に「もうガキのお守りはしなくていいから」と告げていたので、今後島崎警備で仕事をしていくのだと思われます。
登場人物のその後
- 松野信介:今回の件で警察に事情聴取
- 坂上教授:逮捕
- 伊丹勇人:被害届出さないので不問
松野は警察に連れて行かれますが、事情聴取だけなのか逮捕なのかは謎です。
教授は明らかに逮捕されたような感じで連れて行かれました。
綾子の弟の勇人は被害届を松野が出さないので、恐らく何の罪にも問われません。
桑田議員と襲ってきた男こと加藤一馬は、今後も登場する可能性がありそうな終わり方でした。
11:【BG~身辺警護人~(2020)】1話のネタバレまとめ
伊丹綾子殺害犯
坂上司教授
動機
綾子をストーカーしていた教授は、訴えると言われて殺害を計画し実行した。
しかし、研究を守るためといって、代わりに松野が出頭し罪を被った。
【BG~身辺警護人~(2020)】1話の補足
島崎の名刺が出てきたので紹介します。
島崎の名刺
- ボディガード 島崎章
- tel:090-308-697
- mail:akira@shimazakisec.jp
- 東京都中央区日本橋本町3-7-1 2階
もちろん住所や電話番号、メールアドレスはすべて架空のものです。
ドメインのshimazaki以降のsecは、securityの略をつけ足したものと思われます。
そのうち『島崎警備』が入るのかどうか、高梨の名刺も出てくるかもしれません。
【BG~身辺警護人~(2020)】1話のその他気になったこと
- 抜いたら美味しいワイン出てくるかな?というギャグ
- 包帯巻いているのはケンシロウごっこ
- 『【速報】愛知県は逆さにすると青森県に似ていることが判明』というネットの記事
- 腹押してバーベル落とさせる菅沼
- 非常に痛がる島崎
- 弘中アナが出演
- ワインに社章を入れる劉
- トーストはこんがり派な島崎
- 目玉焼きが2つあると覚悟を決めている日らしい
- 退職金、死亡見舞金、生命保険が全部来るよう手配しとけと言う瞬
- 自分が班長に任命されると思って前に出る高梨
- 蕎麦屋の味見までしている島崎
- 着替えのセンスがダサすぎる
- いい歳こいて考えが甘いと息子にいわれる島崎
- 瞬に大人げないといわれる高梨
- 呼び鈴に大げさにビビる松野
- ジャンクションの出前が結構高い
- 教授のことは誰もさすらない
- 氷柱以外にもなんかありそうなのに氷柱で叩く
- 眼鏡がマンガのように真っ白な教授
- しまいには溶ける氷柱
- もらった金を数えるのが早い島崎
- お前もいい加減おっさんだよ?といわれる高梨
- タクシーじゃないんだよボヤく島崎
【BG~身辺警護人~(2020)】1話の感想とまとめ
初回からクビという始まり方です。今のところ島崎と高梨だけの会社ですが、最終的には菅沼も沢口も合流するのではないかと想像できます。
それまで2人でバディもののような話でやっていくのか、それとも割と早く合流して4人体制になるのか?今後の展開が楽しみです。
貴重な氷柱だろうが構わずガンガン壊すワイルドな島崎でも、おっさん扱いされたり息子にダメ出しされたりする辺りのギャップが良いです。
次回は6月25日21時から拡大スペシャルで放送予定です。
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