【ALIUS】第1話ネタバレ解説|元妻・薫は本当に犯人?2つの猟奇殺人とのつながり

連続ドラマ
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『ALIUS(アリウス)―特定事象捜査ファイル―』第1話では、脳神経外科医・北条武彦が、絞殺されたうえで首に4本のナイフを刺されるという猟奇的な事件から始まります。

捜査を進める佐野省吾たちは、北条が「ALIUS LAB」と呼ばれる場所へ向かう予定があったことを突き止めます。さらに、AI企業を経営する大迫大輔も同じ手口で殺害され、現場には「彼らは人類を操る」という不穏な言葉が残されていました。

そしてラストでは、佐野の元妻・薫が遺体で発見されます。しかも彼女が北条の遺体を運んでいる映像が見つかりました。

薫は本当に北条を殺したのか?北条と大迫はなぜ狙われ、殺害方法にどんな意味があるのか?

この記事では、第1話で判明した事実を整理しながら、薫の失踪と死、二つの殺人事件、そして「ALIUS LAB」に残された謎について考えていきます。

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3行まとめ

  • 脳神経外科医・北条とAI企業社長・大迫が、同じ手口で相次いで殺害された
  • 北条は「ALIUS LAB」と接点を持ち、大迫は「彼らは人類を操る」という言葉を残した
  • 3年前に失踪した佐野の元妻・薫が犯人として浮上したが、殺害した証拠はまだ示されていない
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第1話のあらすじ

地下駐車場で、脳神経外科医・北条武彦の遺体が発見される。

北条は首を絞められたあと、喉に4本のナイフを刺されていた。さらに、遺体が置かれていたのも「4番」の駐車スペースだった。

捜査にあたる佐野省吾は、相棒の羽住杏奈、科警研から出向してきた神崎透流とともに北条の周辺を調べていく。やがて浮かび上がったのは、事件当日の予定かは不明だが「20時 ALIUS LAB」というメモと、北条が残した「あと少しで世界がひっくり返る」という言葉だった。

その直後、今度はAI企業社長の大迫大輔が殺害される。遺体には3本のナイフが刺さり、その手には「彼らは人類を操る」という言葉が残されていた。

二つの事件がつながり始めるなか、佐野のもとに思いがけない知らせが届く。3年前に突然姿を消した元妻・薫が、死亡したというのだ。

しかも、防犯映像には北条の遺体を運ぶ薫の姿が映っていた。警察は薫を犯人と見ていて佐野に聴取をするが……。

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薫は本当に北条を殺したのか

第1話のラストでは、北条の遺体を運ぶ薫の姿が、映像に残されていたことが明らかになりました。警察はこの映像を根拠に、薫を北条殺害事件の犯人とみています。しかし、薫は既に死亡していて聴取することはできません。

冒頭のシーンで北条を遺棄していた人物と同一なのか?現在のところは不明です。

冒頭の人物と同一なのか?

今回流れた映像から確認できるのは、薫がワゴン車から北条の遺体を運び出していたことだけです。

次回明らかになるかもしれませんが、今回は北条を絞殺する場面も、喉に4本のナイフを刺す場面も現時点では映っていません。また、冒頭で北条をワゴンから降ろしてナイフを突き立てる人物と同一なのかも、現在のところは分かっていません。

北条の殺され方には、数字や儀式を思わせる明確な意図があります。薫がなぜ北条を狙い、このような方法で殺す必要があったのか、その動機は分かっていません。

なお、冒頭のシーンではワゴンにはもう一体遺体がありました。これが後に発見された大迫かと思っていましたが、大迫の靴ともう一体の遺体の靴は違いました。そうなると、この遺体は誰なのか?という疑問も浮かび上がります。

薫はなぜ3年前に佐野の前から消えたのか

薫は3年前、佐野に理由を説明しないまま離婚を切り出し、警察も辞めています。

自分の荷物を処分するよう告げ、そのまま佐野の前から姿を消したことを考えると、単なる夫婦関係の悪化だけでは説明しにくい別の事情があった可能性があります。

さらに、死亡する直前には佐野へ電話をかけ、婚約指輪を入れた箱の場所を尋ねていました。なぜ今になって婚約指輪を探していたのかは分かりませんが、佐野との過去を振り返るだけではなく、箱の中にある何かを確認しようとしていたとも考えられます。

薫は北条や「ALIUS LAB」に関わる事実を知り、佐野を巻き込まないために姿を消したのか?それとも、3年前からすでに何者かに追われていたのか?

薫の失踪、警察退職、北条の遺体遺棄、そして突然の死は、一本の線でつながっているはずです。薫は事件の犯人というより、真相を追っていた可能性もありそうです。

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北条と大迫はなぜ殺されたのか

北条は脳神経外科医、大迫はAI企業の開発者兼社長でした。表面的には接点がないように見えますが、二人とも「ALIUS」に関わる研究や技術を担っていた可能性があります。

北条は事件当日かは不明ですが、「ALIUS LAB」という場所へ向かう予定でした。さらに、生前には「あと少しで世界がひっくり返る」と語っています。一方、大迫は死の直前、「彼らは人類を操る」という文字が記された紙を握っていました。

この二つを合わせると、北条は何らかの研究成果に近づき、大迫はその危険性に気づいていたとも考えられます。つまり二人は、偶然狙われたのではなく、同じ秘密に関わっていたため殺された可能性が高いです。

ただし、犯人が研究を隠そうとしているのか、それとも研究の存在を世間に知らせようとしているのかは、まだ分かりません。

絞殺後にナイフを刺した意味

北条と大迫は、先に首を絞められて死亡したあと、喉に複数のナイフを刺されていました。そのため、ナイフは殺害のための凶器ではなく、死後に加えられた演出と考えられます。

喉は声や言葉に関わる場所です。そこへナイフを刺す行為には、「口を封じる」「真実を語らせない」といった意味が込められているのかもしれません。

北条は「世界がひっくり返る」と話し、大迫も「彼らは人類を操る」という言葉を残しました。二人とも、何かを知り、それを言葉にしようとしていた人物です。

一方で、遺体を目立つ形で残していることを考えると、単なる口封じだけではなく、あえて誰かに見せるための儀式的な犯行にも見えます。

ナイフ4本・3本は何を示しているのか

北条の遺体には4本、大迫の遺体には3本のナイフが刺されていました。さらに、北条の遺体が置かれていたのは4番の駐車スペースで、大迫の遺体が置かれていたのは3番の駐車スペースでした。この一致から、数字は偶然ではなく、犯人が意図的に残した記号と考えられます。

最も分かりやすいのは、4、3と数字が減っていることから、カウントダウンを示しているという見方です。その場合、今後さらに2本、1本と続き、最後に何かが起こるのか?ほかにも、研究の段階や被験者の番号、関係者の順位を示している可能性があります。

ただし、第1話の時点では数字を結びつける材料が少なく、意味を一つに絞ることはできません。現段階では、犯人が同じ手口で事件を連続させ、数字によって二つの殺人を結びつけようとしていることだけは確かです。

犯人は誰に何を伝えようとしているのか

犯人は遺体を人目につく駐車場へ置き、数字をそろえ、ナイフを刺しています。さらに、大迫の手には「彼らは人類を操る」という言葉まで残されていました。

これほど多くの記号を残している以上、犯人は遺体を隠したいのではなく、事件を発見させたいのでしょう。伝えたい相手は警察や社会全体なのか、それとも「ALIUS LAB」に関わる特定の人物なのかは分かりません。

もし研究を隠すことが目的なら、遺体や言葉を残す必要はありません。むしろこの犯行は、研究に関わる秘密や危険性を告発しようとしているようにも見えます。

ただし、その告発のために関係者を殺しているのだとすれば、犯人は正義の内部告発者ではありません。何かを知らせようとしながら、同時に口を封じているという矛盾があります。

犯人は真実を隠したいのか、それとも世間に知らせたいのか。その目的の食い違いこそが、二つの殺人事件を読み解く鍵になりそうです。

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ALIUS LABと「彼らは人類を操る」の意味

北条が向かう予定だった「ALIUS LAB」は、二つの殺人事件をつなぐ重要な場所と考えられます。

「ALIUS」はラテン語で「ほかの」「別の者」を意味する言葉です。冒頭では、ホモ・サピエンスを凌駕する別の人類が現れた場合、共存するのか、それとも排除するのかという問いが語られていました。

このことから、ALIUS LABでは人類とは異なる存在、あるいは人間を変化させる研究が行われていたとも考えられそうです。

また、大迫が握っていた紙には「彼らは人類を操る」という意味の言葉が残されていました。「彼ら」がALIUSを指しているのか、研究を進める組織を指しているのかは分かりません。

ただし、北条と大迫が同じ秘密に関わっていたとすれば、この言葉は単なる犯人のメッセージではなく、研究の危険性を伝える警告だったとも考えられます。

北条が語った「世界がひっくり返る」とは

北条は生前、酒に酔った状態で「あと少しで世界がひっくり返る」と繰り返していました。

これは、医学の常識を変える研究成果が完成に近づいていたことを示しているのでしょう。単なる治療法の発見ではなく、人間そのものの定義を変えるほどの研究だった可能性もあります。

一方で、北条の言葉には喜びだけでなく、秘密を抱えきれない危うさも感じられます。研究の成功を誇っていたのか、それとも取り返しのつかない段階まで進んだことを恐れていたのかは、まだ判断できません。

北条が研究内容を公表しようとして殺されたのか、研究を続けること自体が誰かにとって邪魔だったのか。その違いによって、事件の見え方も大きく変わります。

医学とAIがつながるのか

北条は脳神経外科医、大迫はAI技術の開発者でした。この二人の専門分野を考えると、ALIUS LABでは医学とAIを組み合わせた研究が行われていたとも考えられます。たとえば、脳の情報をAIで解析する技術、記憶や感情に干渉する技術、人間の能力を補助・強化する研究などです。

大迫の残した「人類を操る」という言葉も、AIによって人間の行動や判断を制御することを指しているのかもしれません。ただし、第1話では研究の具体的な内容は明かされていません。既存の人間を変化させる研究なのか、人類とは異なる存在を発見したのか、あるいは科学を装った別の計画なのかは不明です。

現段階で確かなのは、脳科学とAIという二つの技術が「ALIUS LAB」で交わり、その秘密に近づいた北条と大迫が殺された可能性があるということです。

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コラム|神崎は怪しいのか

神崎透流は、第1話のなかで意図的に怪しく見えるよう描かれていました。北条が「世界がひっくり返る」と語っていたと知ると、神崎は捜査中にもかかわらず研究内容へ強い興味を示します。第二の現場でも遺体へ近づき、細かな痕跡を確かめようとしていました。

さらに、「人間の言葉は信じないようにしている。人は嘘をつくから、科学と違って」という言葉も印象的です。佐野とは正反対の価値観を持つ人物として置かれており、今後の捜査で衝突することもありそうです。

ただし、現時点で神崎が事件に関与していると考える根拠はありません。怪しく見える言動も、単に科学への好奇心が強く、研究者として未知の現象に興奮しているだけとも受け取れます。むしろ重要なのは、神崎が「科学は嘘をつかない」と信じている点です。

今回の事件にはAI企業の大迫が関わっているかもしれず、その場合、映像やデータが必ずしも真実を示すとは限りません。今後、科学的な証拠そのものが誰かの意図によって作られていたとすれば、神崎の価値観は大きく揺らぐことになります。

神崎が怪しい人物なのか、それとも科学を信じすぎる人物なのか。第1話の段階では、後者として見るほうが自然と思われます。

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第1話で残された謎

第1話では、二つの殺人事件と薫の死がつながった一方で、真相につながる多くの謎が残されました。

  • 薫は本当に北条を殺したのか
  • 薫はなぜ北条の遺体を運んでいたのか
  • 冒頭のシーンであったもう1体の遺体は誰なのか
  • 薫はなぜ3年前に佐野の前から姿を消したのか
  • 薫が婚約指輪の箱を探していた理由は何か
  • 北条と大迫はつながりがあったのか
  • 北条が語った「世界がひっくり返る」とは何を意味するのか
  • ナイフの4本と3本は、カウントダウンなのか
  • 犯人はなぜ遺体を駐車場に残したのか
  • 「彼らは人類を操る」の「彼ら」とは誰なのか
  • ALIUS LABでは、どのような研究が行われていたのか
  • 神崎はなぜ今回の捜査に加えられたのか
  • 薫の死は本当に自殺なのか

なかでも重要なのは、薫を犯人として事件を終わらせてよいのかという点です。

現時点では北条を殺害した直接的な証拠は示されておらず、大迫を殺した人物も分かっていません。それにもかかわらず、薫の死によって捜査が打ち切られるのであれば、真相を隠したい誰かにとって都合のよい結末にも見えます。

第2話以降では、佐野が真実をどのように確かめていくのか、そして神崎と羽住がたどり着く「ALIUS LAB」で何が明らかになるのかに注目です。

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まとめ|失踪した妻と猟奇殺人がつながった初回

『ALIUS―特定事象捜査ファイル―』第1話は、猟奇的な連続殺人事件と、佐野の元妻・薫の死が一つにつながる初回でした。

北条と大迫は、いずれも首を絞められたあとに複数のナイフを刺されています。4本、3本と減っていく数字や、「彼らは人類を操る」という言葉からは、犯人が単に二人を殺しただけではなく、何かを伝えようとしていることがうかがえます。

一方、薫は北条の遺体を運ぶ映像によって犯人とみなされました。事件の真相だけでなく、3年前に突然佐野の前から姿を消した理由や、死亡直前に婚約指輪の箱を探していた理由も残されたままです。

「ALIUS LAB」で何が行われていたのか、北条と大迫はなぜ狙われたのか、そして薫は何を知っていたのか。第1話では謎の輪郭だけが示され、真相はほとんど見えていません。

SF要素がどこまで物語の中心になるかはまだ分かりませんが、約25分の本編に複数の謎を詰め込み、次回を見たくなる引きは十分でした。まずは、佐野が薫を犯人とする結論にどう抗い、事件の奥へ踏み込んでいくのかを見届けたいところです。

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