【相棒シーズン18】14話のネタバレと感想|逆五芒星事件とは?

2020冬ドラマ
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2020年1月29日に放送された【相棒シーズン18】の14話「善悪の彼岸~ピエタ」のネタバレと感想をまとめました。

スコットランドヤード時代の右京の元相棒・南井が日本にやってきました。目的は何なのか?そして、右京は南井を逮捕することができるのか?今回は2週連続の前後編に分かれた回の前編となります。

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【相棒シーズン18】14話のあらすじ

原宿で身元不明の変死体が見つかり、伊丹(川原和久)たちが捜査に乗り出すが、その後、事故と断定される。そんな中、スコットランドヤード時代の右京(水谷豊)の相棒で、犯罪者に私刑を下している疑惑がある南井(伊武雅刀)が、特命係に現れる。この2年、南井が連続殺人や犯人の自殺に関与していることを疑いながら、証拠をつかめずにいた右京は、今度こそ逮捕しようと周辺を調べ始める。すると南井は、自身のルーツともいうべき場所をめぐっていることが分かるが、目的は見当がつかない。いっぽう亘(反町隆史)は、南井と共に来日したと思われるマリア(石田ニコル)という女性と接触。今回は、彼女が南井に操られて罪を犯すのではないかと危機感を募らせる。そんな矢先、都内の下町で、女性の絞殺死体が発見される。右京は、原宿の変死体とその絞殺死体には、ある共通点が存在することに気づくが…!?

右京の元相棒は、裁きの賢者か悪辣な殺人者か…
都内で次々に発生する事件には驚きの共通点が!?
右京が最強の宿敵との“最終決戦”に臨む!

公式HPより
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【相棒シーズン18】14話のネタバレ

  • 原宿で若い女性の遺体が発見される。
  • 南井が特命係の部屋に来て、右京とチェスを指す。右京は過去の2つの事件について南井に話し、南井なら犯罪者の心に入り込み操ることもできたのではと言う。そして鏡見産院出身だと知られたくなく、窪田を殺害したのではとも言う。すると、南井は怒りだして出て行ってしまう。
  • 右京たちは南井が宿泊しているホテルのフロントに話を聞くが、名簿に名前はなかった。写真を見せるとタクシーに乗って新宿の伊吹町まで行ったという。伊吹町はかつて鏡見産院があった場所だった。
  • 冠城がホテルで張り込んでいたところ、南井のネクタイと思われるものをクリーニングして受け取っている女性がいた。後をつけていった冠城はバーでマリアと名乗る女性と話をする
  • 右京から連絡が入り目を離した隙に、マリアはタクシーに乗ってどこか行ってしまう。
  • 角田課長から日暮里で殺しがあったと話を聞き一緒に現場へ向かう。遺体は覚醒剤の末端の売人で、見たところスカーフのようなもので首を絞められて殺害されていた。冠城はマリアがスカーフをしていたことを思い出す。
  • もしかするとマリアは、ロンドンから連れて来た殺人犯なのではないか?冠城はそう推理していた
  • 冠城はマリアと会って再び話をする。身分を偽りスカーフを借りれないか聞くと、父の形見なので貸せないと断られる。昨日の晩、タクシーでどこへ向かったか問い、マリアは千駄木神社に行ったと答える。
  • 右京は益子と一緒に原宿の遺体の現場写真を見ていた。首に絞められた跡があり、殺害されそうになったから抵抗した弾みで転落したのではないかと推理する。凶器はネクタイのようなものだと考えられた。
  • 冠城はマリアがネクタイをクリーニングして受け取っていたことを思い出し、ますます彼女が怪しいと睨む。
  • マリアと冠城が話していたのを見ていた南井は、彼は刑事で右京の相棒だと正体をバラす
  • 原宿で死んだ少女は家出少女だった。調べたところ、SNSで知り合った男性と会っていたことが分かった。
  • 男に会って話を聞くが、トイレに行っている隙に少女はいなくなったという。調べると男の証言に嘘はなかった。
  • 冠城のもとにマリアから連絡が入る。そして待ち合わせて会うことになった。
  • 冠城はマリアに原宿と日暮里で殺人をしたのではと問う。マリアは否定するが、南井に指示されてやったのではと冠城は聞く。そして、南井に使われていた殺人犯はみな、青酸カプセルを持たされて自殺させられていると教える。マリアはショックを受けてその場を立ち去る。
  • 残った靴跡を撮影し現場にあったゲソ痕と照合するが一致しない。右京は足跡にあったツツジの葉を見て、千駄木神社はツツジで有名だという。
  • 右京と冠城は千駄木神社へ向かい聞き込みをする。冠城が絵馬を見るとそこにはマリアが書いたものがあった。
  • そこにマリアからメッセージが入り、本当のことが知ることができたこと、父が自殺しスカーフは本当に形見だったこと、そして思い出を失うぐらいなら今一緒に。と書かれていた。
  • 右京が聞き込みをした結果、原宿で事件が起きた時刻にマリアは神社にいたため、殺人犯でないことがわかる
  • マリアは南井の鞄の中にあった青酸カプセルの中身を、自分と南井のカップに入れる。そして、南井へ感謝の言葉を告げ、南井が一口飲んだ瞬間、思わず顔を背けてしまう。異変を感じた南井は飲むのを止め、マリアに何をしたか問う。
  • マリアは自分の紅茶を飲み干し、今の南井は自分の知っている南井ではないと告げ、そのまま絶命してしまう
  • 右京たちが部屋に駆けつけると既に南井は姿を消していた。そこにスカーフで覆われたマリアの遺体があり、祈るような手には南井とマリアと父の3人が写った写真が挟まっていた
  • 冠城はマリアを犯人だと思い込んでいたことを後悔し、同時に南井に対する怒りが込み上げてくる。右京にもっと南井のことを教えて欲しいと聞く。
  • 南井がロンドンにいたとき、右京が手伝った事件の中に、“逆五芒星事件”というものがあったと教える。それはロンドンの地下鉄で起きた連続殺人事件だった。
  • 南井はロンドンの事件をなぞっている。そう直感した右京は、山手線の路線図を見て確信する。原宿、日暮里、残り3つの駅を繋ぐと逆五芒星になることが分かった
  • 南井は警官に品川駅への道を聞き、気を取られている警官の拳銃を奪って撃った。

まとめ

  • マリアは犯人ではなかった
  • マリアは南井のかつての相棒、アキノリ・カワエの娘
  • 犯人は逆五芒星事件を再現している
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【相棒シーズン18】14話の感想

南井が再び登場です。シーズン16の第7話「倫敦からの客人」シーズン17の第17話「倫敦からの刺客」に続く登場となります。自ら手を汚すことなく人の心を操り殺人をさせる、ホームズでいうモリアーティ教授のような人物です。

話は前後編に分かれていて、今回は前編部分にあたりますので事件は解決しません。なぜ今までと違い自ら実行するのか?その動機についてもまだ不明となります。また、なぜマリアを連れてきたのかも不明です。元々純粋な旅行だったというわけでもなく、南井が日本到着後にすぐ第一の殺人が起きました。

これは次回の予告で分かってしまうことですが、南井の狙いはどうやら冠城のようで、右京から相棒を奪おうと考えているようです。そのため、冠城の卒業フラグか?と見えなくもありません。

今回犯人は南井なのでしょうから、推理という部分ではあまり考えることはありません。南井を生きたまま捕まえることができるか?それが一番の注目点となります。最終的に自殺に逃げてしまいそうな気がします。

次ページ■今回の事件と“逆五芒星事件”について

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