【FBI:特別捜査班】4話「届かぬ祈り」は、どこからか狙撃をされた人々が亡くなるとこから始まります。誰が何のために狙撃をしているのか?その謎にマギーとOAが迫ります。
【FBI:特殊捜査班】4話のあらすじ
ビルから出たところでどこからともなく狙撃され、3人が犠牲になった。犯人は遠く離れた場所から撃っていたことから、軍人ではないかとマギーたちは推理する。撃たれた人物の一人が検事補だったことから、恨みを持った人物かもしれないと考える。
その後、さらにアパートで6人が狙撃されて死亡する。負傷者の一人から話を聞き、現場から去って行く車を見たという証言を得た。マギーは被害者の共通点があまりにないことから、もしかしたら事件が起きた場所に意味があるのではないかと考える。
残された弾丸を分析し、その弾丸を買っていた人物が特定される。犯人は元軍人の男だと分かったが、もう一人犯人がいる可能性が出てくる。
彼らは何のために共に行動し、狙撃を繰り返しているのか?マギーの声は犯人に届くのか?
【FBI:特殊捜査班】4話のネタバレ
【FBI:特殊捜査班】4話はどこからともなく狙撃されて人々が死んでいきます。何のために誰がやっているのか?順を追ってドラマの詳細を見ていきます。
【FBI:特殊捜査班】4話のネタバレ(クリックでジャンプ)
1:狙撃事件発生
ビルの外にいた人々が突然どこからともなく狙撃され、3人が犠牲になります。いずれも額を撃ち抜かれ、3発で3人を仕留めていました。犠牲者は以下の3人です。
- 犠牲者1:ローランド・ポー 南地区の連邦検事補
- 犠牲者2:シャナ・トーレス マディソン街で秘書をしている
- 犠牲者3:アーノルド・カルフーン ビルの警備員
最初の人が狙撃されてみんな上を見て、2人目が狙撃されたことで悲鳴が上がり、3人目が撃たれてパニックになります。その慌てぶりは通りに飛び出した人が、車にはねられるという具合です。
3発で3人、動くターゲットの頭を撃ち抜いた。凄腕のスナイパーではないかと推察します。狙撃した時に看板に穴が開いていたことから、OAがそこから角度を見て狙撃ポイントを特定します。
その場所はビルから離れた場所にある建物で、狙撃の腕がいかに凄いものか分かります。マギーは射撃の選手か猟師か軍人かと考えました。OAの予想はこうです。
- 猟師は頭を狙わない
- 射撃の選手は薬きょうを拾わない
- 訓練された軍人は何時間も同じ姿勢でいられる
- 陸軍か海軍の特殊部隊出身ではないか
という理由から、OAが犯人像を想像します。
犯人は軍人と予想
2:狙いは誰だ?
さっそくFBIでも事件を調べるために、みんなで現在の状況を確認し、捜査方針を考えます。まずは、被害者の一人である検事補のポーについて調べます。
- ポーは期待の星だった
- ホワイトカラーの連中を刑務所にぶちこんで名を挙げた
- ターゲットは主に企業のお偉方
- 事件当日、病院に行くといっていたが、あのビルの弁護士と会う約束をしていた
- その弁護士は離婚専門の弁護士だった
- タークス・カイコス諸島にへ行くチケットを二枚買っていた
- 妻のパスポートは去年に期限が切れている
何やら不倫関係でもあるのか、そんな怪しげな匂いがしてきます。旅行は妻とではなくその弁護士と行こうと思っていたのではないか?不倫の線も調べてみることになります。
デイナの犯人分析はこうです。
- 犯行はパニックに陥れるためにやった
- あの距離から撃ったのは自分の力を見せつけるため
- 最近挫折したり大事な人を失ったりしている
自棄にでもなって自分の力を誇示している人なのか?いずれにせよ、危険な状態にありそうです。
現場にあった銃弾の破片から、分析結果が出ました。6.5mmのグレンデル弾という弾でした。
この弾は狩猟で使う308口径に似ていて、軽くて反動も少なく安いのが特徴です。要するに長い距離を早く撃てる上に、弾もたくさん安く買えるということです。
検事補は不倫していた?
2-1:妻への聞き込み
早速マギーとOAはポーの妻である、スーザンに話を聞きに行きます。ただ、今回はもしかしたらスーザンが容疑者の可能性があるので、聞き込みは慎重になります。
- ちょうど検事局を辞めようとしていた
- 家族との時間を増やすために転職するつもりだった
- 夫は仕事漬けだった
- いつもオフィスにいた
そんな話をするスーザンは悲しみに暮れていました。しかし、自分が疑われているのではないか、と気づいたスーザンはキレます。夫について何か知っているのに隠している、そう感じたスーザンが詰め寄ると電話が鳴り、2人は何も話さずに出ていってしまいます。
後に抗議の電話が入りデイナに注意されます。容疑者の1人でもある反面、殺された検事補の妻であることも忘れないでといわれます。
3:新たな事件発生
電話を受けたマギーたちが駆けつけた現場はアパートでした。そこでは6人の犠牲者が出ています。
前回の事件と違い、撃たれた人の中に生存者がいました。ウィルター・モスという非番の警備員です。彼は腕を撃たれその後、2発撃ち返したといいます。
- 帰ってきたら銃声が聞こえて腕を撃たれた
- 屋上に火花が見えた
- 2発撃ち返すのがやっとだった
- 犯人に当たったか分からないが銃撃は止んだ
- 黒いSUVが現場から走り去った
弾丸は貫通せず体内に残っているので、その弾を分析に回すことにします。分析ソフトで撃った場所を特定すると、なぜか2ヶ所から狙撃されていました。有利で視界もある場所なのになぜ動いたのか?疑念が浮かびます。
さらに逃走車両を特定するため、情報公開するかどうかで揉めます。そこでまたデイナが犯人像を分析します。
- 狙撃犯の多くはかつて持っていた力を取り戻したいと思っている
- 有利な位置から遠くの標的を撃つことでその願望が満たせる
しかし、被害者になんら共通点はない。そこでマギーはひらめきます。もしかしたら、人ではなく場所に意味があるのでは、と。
マギーのひらめきを信じて、情報公開は市警にのみ公開する限定的なものにしました。
犯人にとって人ではなく場所に意味がある
4:容疑者特定
場所に意味があるのなら、現場のアパートやビルでトラブルがあった人物を洗い出すことにします。
そこにちょうどクリステンから情報が入ります。4ヶ月前、ロックランド郡にある店で、6.5mmグレンデル弾が4箱売られていたことが分かりました。
記録から浮かび上がった人物
- コール・クーパー 40歳
- 元レンジャーの狙撃手
- 二度勲章を受けている
- 購入時に残した住所が現場のアパート
さらに、ビルの狙撃とアパートの狙撃の弾丸を比較してみたところ、線条痕が違うことが分かりました。別々の銃から発射されていたのです。
アパートの狙撃シーンを防犯カメラで確認してみると、とても銃を持ち変えている時間などありません。犯人は2人いるのではないか?と推察します。
コールはSNSに3年前、恋人と会う動画を上げて以来、更新が止まっています。何か事情を知っている可能性があるので、この恋人に聞き込みをしに行くことにもします。
犯人が2人ということから、デイナはこう分析します。
夫婦でも犯罪でも2人のチームというのは、支配する側と服従する側で成り立つ。
服従側であるもう一人の犯人は素人だろうと推理します。
共犯者がいる
4-1:コールの過去
コールの恋人に話を聞きに行こうとしたマギーたちですが、現場のアパートの管理人に話を聞くと既に彼女は亡くなっていました。
- コールは2年前恋人のエミリーとアパートに越して来た
- エミリーは皮膚がんで亡くなってしまう
- コールは仕事をしようとしていたがなかなかうまくいかなかった
- 家賃が滞納し始めて弁護士に頼み退去してもらった
- アパートの保証人はエミリーの両親
恋人が死亡後、コールは再就職がうまくいかず、アパートを追い出されてしまったのです。このとき頼んだ弁護士の中には、あのビルにオフィスを構えていた人もいました。コールが狙撃する場所には意味があったのです。
マギーたちはエミリーの両親に話を聞きに行くことにします。
- 彼には感謝している
- 娘が病気になったときに献身的に支えてくれた
- 娘の死後、彼は立ち直れなかった
- 子供を欲しがっていたが叶えられなかった
- 戦争の英雄なのにガソリンスタンドで働いていた
- エミリーが病気になって何回か休んだらクビにされた
ここからコールの次の目標は、クビにされたガソリンスタンドではないかとマギーたちは予想します。しかし、それよりも早く事件が起きてしまいました。
そのガソリンスタンドで、黒のSUVを見かけて止めた警官が射殺されてしまったのです。防犯カメラを確認すると、少年が車から出て店に入っていきます。車は警官を射殺後、少年を置いて走り去ってしまいました。
共犯者は少年
5:共犯者確保
少年はより従順になり、コールはより暴力的になる。この件からこう予想したFBIは、一刻も早く2人を確保しなければなりません。徒歩で逃げた少年はそう遠くへ行っていないことから、近隣にまだいる可能性があります。
すると、キャンピングカーに誰かがいるという情報が入り、マギーたちは現場に向かいます。ドローンで熱感知を確認した後、中に踏み込み容疑者を確保しました。
共犯者
- コフィー・セイフ
- 父親とソマリアから密入国をした
- 父親は拘束され強制送還になった
- 保健福祉省の施設で1年過ごし里親の元に出される
- 最初の学校で精神的・肉体的苦痛を与えられた
- 以来、居場所を転々とし人前から消えてコールと出会った
コフィーの体には無数の傷があり、虐待の酷さを感じさせます。食事もろくに食べていないらしく、教会の裏で寝ていたところコールに助けてもらったといいます。コールは毎日教会で恋人のために祈っていたといいます。
取り調べの様子からコフィーはコールに対して、父親のように思っているのか愛情を覚えているとデイナは分析します。そこでコールを助けるために、コフィーの力が必要だと説得を始めます。
- コールは神の助けを信じていた
- エミリーのために必死に祈っていた
- でもエミリーは死んだ
- 神なんてペテン師だと言っていた
ここからコールが次に狙う場所は、教会だとマギーたちは考えます。コールは神にすべてを託し、裏切られたと感じている。その恨みを晴らしたいに違いないと。
コールは神に裏切られたと感じていた。
6:ドラマの結末
現場周辺の道は封鎖し、住民を外に出さないよう手配します。後はコールがどこにいるのか、探していると教会の鐘がある場所に人影が発見されます。交渉人がコールに呼びかけますが、コールは聞く様子がありません。
マギーは教会そばの建物の屋上から、コールに呼びかけることにしました。
マギー:コフィーの身柄を確保した。なぜ置き去りにしたか分かる。自分の命はどうでもいいが、彼を死なせたくなかったからでしょ。
コール:だとしてもあの子は一生刑務所だ。
マギー:彼は法律上未成年。あなたが話してくれれば法的責任を免れるかもしれない。
コール:そんな話信じるもんか。
マギー:コフィーを大事に思っているんでしょ?あなたなら彼を救える。でも今ここで死んでしまったら、それもできなくなる。
コール:俺はコフィーのために祈るだけだ。
ここでコールは銃を装填します。周囲に緊迫が走りますが、マギーはもう少しだけ待って欲しいと交渉を続けます。
マギー:コフィーとあなたが毎日祈っていたことを知っている。エミリーのためにね。
コール:彼女の話をするな。エミリーのことを勝手に口にするな。
マギー:私が言いたいのはあなたの気持ちが理解できるってこと。こんなのフェアじゃない。自分の人生にたった1つの意味を与えてくれた人をなぜ失わなければならないのか。
コール:人生…もう生きたって意味はない。
マギー:意味はある!
なぜかここで通りに一般市民が確認されます。コールはそれを発見して狙いを定め始めました。急いでデイナにそのことを伝えると「現場にいるんでしょ。マギーに任せる」と判断を一任します。
マギーは「コールを撃って」と判断を下し、スナイパーがコールを射殺しました。必死の説得も空しくコールには届きませんでした。マギーは顔を曇らせ「平気じゃない」と告げます。
マギーの説得空しくコールは射殺されてしまう
6-1:事件解決後
事件解決を喜ぶジュバルやクリステンと違い、マギーとOAは沈んでいました。デイナがマギーによくやったと褒めますが、十分ではなかったとマギーは悔やみます。そんなマギーに「正しい判断をした、あなたを信じていた」とデイナは告げます。
マギーは容疑者と疑ったポーの妻、スーザンの所へ向かいます。スーザンはマギーに、「すべてを知るまで前に進めない」といい、マギーは彼女を疑った理由として本当のことは告げませんでした。ポーが浮気をしている可能性については触れず、別の適当な話をして彼女を納得させます。
一方、OAはコフィーの元に向かいます。自分が自分の宗教と向き合うきかっけとなったのは、父親が死んでからだった。それまでは実家を出たら宗教なんてやめてやると思っていた話をします。
コフィーはなぜそんな話をするのか?と不思議に思います。そこで、OAはコールが死んだ話をします。泣きながら自分はこれからどうなるんだと訴えるコフィーにOAは、量刑の審議をするときも自分が君のそばにいると約束します。なぜそんなことをするの?と問うコフィーに「神のみぞ知るだ」とOAは答えました。
マギーはスーザンを、OAはコフィーをフォローした
7:【FBI:特殊捜査班】4話のネタバレまとめと要約
連続狙撃犯
- コール・クーパー
- コフィー・セイフ
動機
神に祈っても恋人を亡くしたコールは、裏切られた気持ちになり世の中への復讐を決意する。狙撃の技術を使い、自分を酷い目にあわせた場にいる人たちを射殺した。
コールと出会ったコフィーは共にいることを望み、コールの手伝いとして一緒に狙撃していた。
【FBI:特殊捜査班】4話の感想
今回のテーマは“信仰”というものでした。日本では宗教がアメリカほど根付いていないため、信仰というテーマは熱心な信者の人でないと少々分かりづらい部分があります。しかし、アメリカのドラマでは時々信仰をテーマにした話が出てきます。
戦争の英雄であるコールが、ガソリンスタンドでお菓子やタバコを売っていることを、エミリーの両親は嘆きます。アメリカでも退役した軍人が、こんな仕事に就かないとやっていけないのかと思うと、何だか切ない気持ちになりました。
コールの人生の支えであるエミリーが死に、コフィーと出会ったことで人生をやり直せればよかったのですが、コフィーの人生まで狂わせてしまうのは残念でした。
FBI捜査官としてはマギーは正しかったと思います。ただ、正しいか正しくないかだけで、割り切れるほど人の死は軽くありません。よって、マギーの心にまた一つ悲しみが蓄積されました。
このドラマではOAが度々コーランの言葉を引用します。そうすることで、イスラム教の教えを知らない人たちにも、書いてある内容が少し分かる演出になっています。今では敬虔な信者であるOAも、それ以前はやめたいと思っていたなんて話も今回は分かりました。
【FBI:特殊捜査班】4話のその他気になったこと
- 急に楽観主義になるOA
- スーザンの対応に困り、逃げるように出て行ってしまうOAとマギー
- 証拠として必要な弾は体に残った弾というマギー
- 投降するか自殺するかを待つだけというOA
- 封鎖されている地域で、家の中に入るでもなくその辺に隠れる住人
- 当然ターゲットにされる住人は丸見え状態
【FBI:特殊捜査班】4話のまとめ
退役軍人の狙撃手が人生に嫌気がさして凶行に走るという話でした。名誉はあっても金はない、しかし技術は現場仕込みの超一流殺人技術の持ち主です。人生につまづいて自棄になれば、当然こういう結果も考えられます。
コフィーを育てることに人生の意味を再び得て、一緒に生活していけば良かったのかもしれません。コフィーはコールと一緒に生活したかったと思いますが、コールは悲しみを乗り越えられませんでした。
国のために命を賭けて戦った人が、大切な恋人を失い、世間から蔑ろにされる。失ったプライドを取り返すには、狙撃を繰り返すというなんともやるせない話です。他の市民を守るため、マギーは彼を殺す決断を下しました。
誰もハッピーにならないので、視聴後に後味の悪さが残る回でした。
同情は効果的ね、痛みを伴うけど。