【滅相も無い】キャストと最終回までのあらすじ|シュールなSF群像劇

2024春ドラマ
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2024年4月17日(16日深夜)からドラマイズム枠で放送開始した、【滅相も無い】のキャストとあらすじをまとめています。

突如現れた7つの穴、それを崇拝する謎の教団。集まった信者8人が、穴に入る前に自分史を語る。豪華俳優陣が出演するSFヒューマンドラマ。

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【滅相も無い】のキャストとスタッフ

キャスト

  • 怒れない川端…中川大志
    20代の大学生。12月6日に穴に入る。
    幼い頃から怒り方が分からない男性。
  • 思い出す菅谷…染谷将太
    30代。12月8日に穴に入らない。
    小学生の頃の初恋の女性と、何度か偶然の再会をする男性。
  • 田舎暮らしの松岡…上白石萌歌
    20代。12月10日に穴に入る。
    バイト先のオルゴール記念館で不思議な体験をする女性。
  • 帰国生の青山…森田想
    21歳。12月13日に穴に入る。
    イギリスで生まれ育った女性。両親は日本人。バレエを習っていた。
  • 取り返しがつかない渡邊…古舘寛治
    54歳。12月16日穴に入らない。
    司法試験に連続で不合格の男性。家族から借金している。
  • 起業家の真吾…平山テツ
    40代。12月19日に穴に入る。
    SNS運用コンサルタントで成功するが、大手ホテルの仕事でパワハラを受ける。
  • 好奇心の井口…中嶋朋子
    50代。12月21日に穴に入る。
    高校時代に交際した同級生が行方不明となり、連絡がつかない女性。
  • 夢うつつの岡本…窪田正孝
    30代。小学生の時に祖母の家で夢と現(うつつ)の境が分からなくなる体験をする男性。
  • “穴”の教祖小澤…堤真一
    穴を信仰する団体の教祖。
  • ナレーション…津田健次郎

スタジオキャスト

  • 秋元龍太朗
  • 安藤聖
  • 鳥谷宏之
  • 中山求一郎
  • 宮田早苗
  • 安川まり

以上6名のキャストで、語り手の人生に纏わる登場人物、両親や友人など約150の役を演じる。

スタッフ

  • 監督・脚本:加藤拓也
  • 主題歌:クリープハイプ「喉仏」(UNIVERSAL SIGMA)
  • 音楽:UNCHAIN
  • オープニングアニメ:若林萌
  • 企画・プロデュース:上浦侑奈(MBS)
  • プロデューサー:戸倉亮爾(AX-ON) 林田むつみ(MEW)
  • 公式HP
  • 公式X
  • 公式Instagram
  • 公式TikTok
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【滅相も無い】放送日程

話数 放送日 サブタイトル
chapterⅠ 2024年4月17日 川端
chapterⅡ 4月24日 菅谷
chapterⅢ 5月1日 松岡
chapterⅣ 5月8日 青山
chapterⅤ 5月15日 渡邊
chapterⅥ 5月22日 SHINGO
chapterⅦ 5月29日 井口
chapterⅧ 6月5日 岡本
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【滅相も無い】各話のあらすじ

1話

合計7つの巨大な穴が突然現れる。いつどうやって、どこに繋がっているのか、穴とは何なのかは分からない。穴の調査は3年半にわたって行われ、17名の調査員が穴に入っていったが、誰1人戻らなかった。だが、伸びた紐からは調査員たちがまだ生存していることが、しばしば確認されていた。

国は調査を打ち切ることにし、封鎖を解除すると穴の中に入っていく人も多くいた。やがて穴を神とする小澤(堤真一)が現れ、「穴から帰ってきた人が誰もいないということは、穴の中には救済があるということだ」と説いた。

小澤をリーダーとする団体では、12月1日から30日までを穴の祝祭とし、希望者はこの期間中に穴に入る事ができるという決まりがあった。

ただし、穴に入るにはそれぞれの理由を、記録してからでなければならない。その教えを守るため、小澤の持つ宿泊施設に8人は集まった。

穴に入る日が近い人物から、記録をしていこうということになり、12月6日に入る予定の川端(中川大志)が自分の生い立ちを語り始め……。

2話

初めて穴に入っていったのは、羊だと言われている。人間で初めて穴に入ったのは、動画配信者の男だと言われている。男はイラストレーターを名乗ってはいたが仕事がなく、知名度が欲しかった。穴に入った男は戻ってきていない。

12月1日金曜日。穴を崇拝する団体の代表・小澤(堤真一)が所有する別荘に集まった男女8人が、穴に入る前に自分の人生を語りそれを記録していた。

今回語るのは8日に穴に入る予定の菅谷(染谷将太)だ。菅谷は小学3年生の時に通った空手道場に同じく通っていた少女・毛利が初恋の相手だと話し始める。

合宿で彼女がトイレが怖いといって、自分の布団に入ってきたのがきっかけだった。だが、合宿以来、彼女と会うことはなかった。名前しか知らないため、連絡をすることもできなかった。

それから菅谷は空手をやめ、中学ではバスケを始める。初めての彼女は中3で出来たし、それなりに人と付き合っていた。毛利のことを思い出すことも一度もなかった。

しかし菅谷が大学2年生の時、アメリカで彼女と再会を果たす。菅谷と彼女の不思議な関係が語られるが……。

3話

穴が現れてから2日後、正式な会議が行われる。だが、何を話せばいいかを決めることから話すことになった。穴の調査には1人10万円支給することに決め、下請け業者に発注をする。そこからさらに下請けに発注し、間を抜かれに抜かれた結果、若くて暇な人を1人5000円で集めることになった。

12月1日金曜日。今回話すのは松岡(上白石萌歌)だ。松岡は職を転々としていた。勤めていた図書館が潰れ、CM制作会社に転職する。そこはブラックな職場で次々と人が辞める職場だった。

誰のために何をやっているのかわからない会社に嫌気が差し、松岡は静かな所に行きたいと思い、オルゴール記念館で働くことにする。

新しい職場は打って変わって暇な職場だった。ある日のこと、この日の客は全部で6人だった。その中の1人の女性が施設で行われる演劇の予約をしていた。

たった1人で舞台を見る女性。松岡も興味津々に後ろからこっそり眺めた。

またある日、松岡がバイトに来ると、こないだ劇を予約した人と同姓同名の女性の名前が予約名簿にあり……。

4話

イギリスで生まれ育った青山(森田想)は、小学校に上がるタイミングで日本に帰国する。しかし日本語が喋れず、クラスでは孤立していた。そんな中、自宅が同じ方向というだけで、一緒に帰宅する子と仲良くなった。

しかし、その子は2年生になるタイミングで引っ越してしまう。青山は再び孤独になってしまう。

そんな時、母親が知人がやっているバレエ教室に通わせた。青山はそこでも友達は結局できなかったが、バレエ教室に通うのは嫌ではなかった。

小学校を卒業する頃には日本語も覚え、友人もできるようになった。母はそろそろバレエ教室を辞めさせようとしていた。しかし青山はバレエを続けたく、母親に頼むが却下されてしまう。辞めることを告げに行った日、バレエの先生がある提案をしてくれて……。

5話

大学卒業後、就職せずに司法試験に何度も挑戦しては、落ち続けた渡邊(古舘寛治)は、母の仕送りでずっと生計を立てていた。既に年齢は50代になっていた。

見かねた姉から次の試験で最後にするよう言われ、仕送りもそれで最後にすると言われた。渡邊は結局試験に落ちた。

路頭に迷っていた渡邊に、仕送りをする代わりに姉はバイト先を紹介した。渡邊はそこで働くが自分よりもずっと若い子たちが、そこで2時間バイトしないと買えないようなものを、買っていくのを見てやる気が失せた。

バイトも長続きせず、人生の目標もない渡邊。動画に感化されて、ドバイに行って人生逆転を目論むが……。

6話

子供の頃から妬まれ、そのせいで不遇な扱いを受けた真吾(平原テツ)は、大学卒業後、起業することを志す。実は数年サラリーマンをしたが、誰かに妬まれるのが嫌だった真吾は、起業する方向へ舵を切った。

最初は何をやってもうまくいかず、知り合いの起業家たちが次々メディアに露出するようになり焦る。しかし、出品代行のサービスが徐々に軌道に乗り、次はSNS運用コンサルを始めた。

それもうまく行き、ついには大手ホテルの案件を、広告代理店を破って勝ち取る。しかしホテルの担当者とうまくいかず……。

7話

井口(中嶋朋子)は子供の頃、1つ年下の梅本と一緒に団地に住む奇妙なおばさんにちょっかいを出していた。ある日、おばさんは井口の家にやってきて、ゴミを捨てて欲しいと言ってきた。父親が諭して追い返すが、それから毎日やってきた。

1人で家にいた時、おばさんがやってきて電話が繋がらないから見て欲しいという。井口は好奇心でおばさんの家に梅本と一緒にいったが、結局電話は繋がらなかった。その数日後、おばさんはマンションから飛び降りた。井口は以来、妙なことに首を突っ込むのはやめようと思った。

高校生になった井口は、仲良しグループと毎日のように遊んだ。その中で三木という男子と交際する。ある日、三木が学校を休み、それ以来彼は学校に来なくなった。

井口も仲間も寂しく思ったが、1年も経つ頃には気にならなくなっていた。やがて井口はグループの別の男子から告白されるが……。

最終回

岡本(窪田正孝)は小学校の時に見た夢を今でも覚えていた。祖母の家に行く夢だった。夢の中で眠くなった岡本は、眠ってしまう。目を覚ますとそこはまだ祖母の家で、夢から目を覚ましていないのではないかと思った。

再び目を覚ますと後ろに気配を感じる。祖母が何やらぶつぶつ言っていた。怖くなって早く眠ろうと思うが、余計に眠れなくなってしまう。本当は夢だから起きなければいけない、太ももをつねって目を覚まそうとした。

また目を覚ますと、今度は祖母が謎の飲み物を岡本に飲むよう促してくる。何とか目を覚まさないと、そう思った岡本は包丁を手に取り……。

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