【滅相も無い】5話のネタバレと感想|働かずに生きてきた男

2024春ドラマ
記事内に広告が含まれています。

【滅相もない】5話のネタバレと感想をまとめています。

今回話をするのは司法試験に挑戦し続けた男性。受け続けること12回。今回落ちたら仕送りは終わりにすると言われるが、やっぱり落ちてしまう。仕方なく姉の口利きで、バイトをすることになるが……。

スポンサーリンク

【滅相も無い】5話のあらすじ

大学卒業後、就職せずに司法試験に何度も挑戦しては、落ち続けた渡邊(古舘寛治)は、母の仕送りでずっと生計を立てていた。既に年齢は50代になっていた。

見かねた姉から次の試験で最後にするよう言われ、仕送りもそれで最後にすると言われた。渡邊は結局試験に落ちた。

路頭に迷っていた渡邊に、仕送りをする代わりに姉はバイト先を紹介した。渡邊はそこで働くが自分よりもずっと若い子たちが、そこで2時間バイトしないと買えないようなものを、買っていくのを見てやる気が失せた。

バイトも長続きせず、人生の目標もない渡邊。動画に感化されて、ドバイに行って人生逆転を目論むが……。

←4話6話→

スポンサーリンク

5話のプロローグ

1972年5月、北海道にある遊園地で、若い女性が次々と行方不明になるという噂が広まった。それは、トイレに入ると薬を打たれ、連れ去られるという恐ろしい内容だった。しかし、実際にはそんな事件は発生していなかった。

5月下旬には、遊園地のオーナーが一般人に囲まれ、暴動寸前の事態にまで発展した。噂を否定する報道が行われても、事態は収束しなかった。この出来事は、事実とは無関係に噂が広がり続けることの恐ろしさを示していた。

小澤(堤真一)は遊園地の件を例に、「事実ではないと分かっても噂は広がるし、噂は収束しなくなるんです」と語った。

穴が現れた頃、喘息で病院を訪れる人が増えた。原因が穴ではないことが明確になってからも、穴は多くの人から非難され続けた。

小澤は、「あとから分かる本当のことより、面白そうな嘘の方が広がっていくんです。本当のことをきっちり広めて頂きたい」と訴えた。

スポンサーリンク

【滅相も無い】5話のネタバレ

生い立ち

12月1日金曜日、渡邊が自分の話を始めた。

渡邊(古舘寛治)には1歳違いの姉がいた。両親は早くに離婚し、二人は母親のもとに引き取られた。中学生の時に離婚した父親が亡くなり、母親が父の借金を払わなければならなくなった。姉は高校生になるとバイトを始め、一応二人とも大学に行くことができた。

姉は大学を卒業して就職したが、渡邊は大学を出た後も就職しなかった。司法試験を受けたかったからだ。現在54歳の渡邊は、バイトもせず、生活は母親からの仕送りに頼って勉強を続けていた

姉から電話で最近バイトを始めたかを問われたが、渡邊は「していない」と答えた。姉は「そろそろ司法試験を諦めろ」と言い、母親も「金がないから次で最後にしてくれ」と頼んだ。次で12回目の試験だという

渡邊は「受かってからも金がかかる」と言うと、姉は「受かったら貸してあげる」と答えた。渡邊にとって、仕送りの打ち切りは人生の終了を意味した

渡邊は母が亡くなったときのことを考えるのは、試験よりも考えたくない出来事の一つだった。仕送りがなくなれば生活が立ち行かなくなるため、将来に対する不安は尽きなかった。

バイト生活

渡邊に試験の結果がはがきで届き、またしても不合格だった。「じゃあどうすればいいってわけ?ここで終わらせろってこと?人生を」とキレ気味に姉に電話をかけ、金の無心をするが、結局金は貸してもらえなかった。しかし、姉は知り合いの映画館を紹介してくれた

映画館での仕事を始めた渡邊は、コンビニで100円ぐらいのものが映画館では500円ほどすることに驚いた。自分よりも20歳は若い人たちがそれを買っていくのを見て、時給920円の自分がここで買おうと思ったら、2時間働かないといけないことに憤りを感じた。

「こういう生活も自分にはできない。年相応の収入があれば、自分も食ったり飲んだりできるのに」とぼやき、店のアイスを勝手に取って食べていた。

3ヶ月後、渡邊が働いている日にだけアイスが減っていると指摘され、「なんかいうことない?」と言われるが、しらを切った。その後、姉が呼ばれ、「自分が死ぬ前に死んでくれないと困る」と言われる。

次のアルバイトは結婚式場だったが、長く続かなかった。渡邊はもっと手っ取り早く人生をひっくり返す方法に没頭するようになった。

迷走

渡邊は動画に感化され、有名インフルエンサーたちに会いにドバイへ行こうと考え始めた。姉にその話をすると、「一応聞くけど、お金の話じゃないよね?」と言われ、それ以上何も言えなくなった。

渡邊はどこからか金を借り、タイに行くことにした。フライト当日、寝坊してタクシーで空港に向かったが、間に合わなかった。そこで、空港で買えるチケットを探し、アジアならどこでもいいと決め、最終的にドバイに向かうことになった。

渡邊はドバイに有名インフルエンサーたちに会いに来たが、面識もなければ連絡先も知らなかった。SNSで見た場所で張り込んで待つも、誰も現れず時間だけが過ぎていった

途方に暮れた渡邊は、そこにいた売春婦に声をかけホテルに誘う。彼女の名前はリナといって日本語が話せた。金を払おうとしたが、鞄の中にはバーツしかなく、ディルハムは持っていなかった。リナは「明日換金するまでここにいる」と言い、これをきっかけに二人は仲良くなった。

リナはハーフというのは嘘で、本当は日本人で出稼ぎに来ていた。仲介者が捕まってしまい、今は一人で仕事をしていると話した。

渡邊は司法試験が毎回だめで諦めたこと、年相応の暮らしになりたくて色々やっているがうまくいかないことを語った。リナに「普通に働いたほうがいいんじゃない?」と言われると、渡邊は「もう無理なのよ、それは。再スタートできる年齢じゃないから」と否定した。

渡邊はバイト先でもなめられ、資格を取るにも金がかかり、普通の生活はもう無理だと訴えた。「俺にはもう無理なの。他の人に許されていることは、俺にはもうないの。映画1本、月に1回見れたらそれでいいよ。月に2回、友達と飲みに行けたらそれでいい」とぼやいた。

「やり直しがきかないって、人生そうなってんだったら、最初から試験なんか受けたりしなかったよ、俺は」と渡邊は嘆いた。リナは「なんか仕事見つかるといいね」と告げて寝た

スポンサーリンク

【滅相も無い】5話の結末

翌日、バーツを換金したお金をリナに渡した渡邊は、「二倍だけどいいの?」と言われたが、「自分にはもう不要だから」と答えて渡した。日本に戻ってきたリナと何回か会ったというが、本名は知らないらしい。

12月16日土曜日、渡邊はドバイに立つと告げた日から、姉とは一度も会っていなかった。渡邊は姉に電話をかけ、その後、姉と母に会いに行った。

渡邊は「望んだものが手に入らない人生だった」とこぼし、姉は彼を自分の会社に就職するよう勧めた。渡邊はこの歳になって初めて就職をすることになった

←4話6話→

スポンサーリンク

【滅相も無い】5話のまとめと感想

家族に迷惑かけ続けて迷走し、最終的にまた家族に助けてもらった男の話でした。

渡邊の人生は他人から見れば怠け者だったり、迷惑な男に見えます。事実、家族の間でも厄介者でした。司法試験は受からず、気づけばもう50を過ぎていた彼は、一念発起してドバイに行って人生を変えようとします。しかし、何事も深く考えずに生きてきた渡邊は、当然どうにもなりませんでした。

渡邊はきっと人生ナメてましたし、何でも他人任せで他人のせいでした。そうこうしているうちに、もうやり直しのきかない歳になってしまいました。こんな男なんてどうなってもいいし、むしろ酷い目に遭えばいいと、見ているほうは思いたくもなります。

しかし、家族は彼を見捨てず、渡邊は穴に入りませんでした。真面目に生きてきた人にしてみれば理不尽な話ですが、適当に生きてきた彼は結局どうにかなったのです。

こんな駄目な男でも生きていける。そう思えば大体のことはどうにかなるし、好きに生きたほうがいいと思える逆説的な話でした。

【滅相も無い】5話のいいセリフ

やり直しがきかないって、人生そうなってんだったら、最初から試験なんか受けたりしなかったよ、俺は。

←4話6話→

タイトルとURLをコピーしました