【七人の秘書】1話のネタバレと感想|ドクターXのようなシリーズになるか?

2020秋ドラマ
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2020年10月22日から放送開始された【七人の秘書】1話のネタバレと感想をまとめました。

木村文乃さん主演の新ドラマは、【ドクターX】シリーズの脚本家、中園ミホさん書き下ろしのドラマです。

いわゆる法で裁けない悪人に鉄槌を下すという、痛快ドラマとなっています。

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【七人の秘書】1話のあらすじ

東都銀行の頭取である一原福造(橋爪功)は秘書の照井七菜(広瀬アリス)とホテルで密会していた。

しかし、突然福造が苦しみ始め意識を失ってしまう。そこへ現れた謎の女性たち。望月千代(木村文乃)長谷不二子(菜々緒)パク・サラン(シム・ウンギョン)鰐淵五月(室井滋)の4人が心肺蘇生を試みるが福造は亡くなってしまった。

4人は証拠隠滅の事後処理を淡々と始め、何が何だか分からない七菜はうろたえるばかりだった。その頃ホテルのフロントでは風間三和(大島優子)が宿泊記録の削除を命じ、4人を裏口から逃がして去っていく。

福造は生前行きつけのラーメン店の店主である、萬敬太郎(江口洋介)にどこで死んだとしても自宅で亡くなったようにして欲しいと依頼していた。彼の指示で彼女たちは現れ、福造を自宅へと運び去ったのだった。

福造のお別れ会には財務大臣の粟田口十三(岸部一徳)をはじめ、政財界の要人が式に訪れていた。警視庁警務部長・北島剛次(木下ほうか)は秘書の不二子を従え、東京都知事の南勝子(萬田久子)は秘書の三和と、慶西大学病院の病院長の西尾忠彦(大和田伸也)は秘書のサランと来ていた。

それぞれ顔を合わせてもそ知らぬ顔で式を進める中、式場の外では千代のボスである安田英司(藤本隆宏)が千代田支店長の守谷正(山崎樹範)と話をしていた。

守谷は町工場の決算書を改ざんすれば無担保で融資すると安田に言われてやったが、金融庁の調査が入るとなった途端、責任を守谷に押し付け町工場には倒産してもらえと突き放す。

守谷は町工場の社長に告げるが泣きつかれて苦悩し、踏み切りから電車に飛び込もうとしていたところを間一髪で千代に救われる。

千代に連れられラーメン屋「萬」に来た守谷は、自分が罪を被って消えるしかないと事情を話した上で零す。すると、店にいた不二子、サラン、三和、五月の4人は「懲らしめてやりましょう」と言って立ち上がる。

何が何だか分からないまま、守谷は4人分のラーメン代を払わされ、千代に「死ぬのは10日ばかり待ってみませんか?」と持ち掛けられるが……。

2話→

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【七人の秘書】1話のネタバレ

ネタバレは以下の3つです。

  1. 作戦内容
  2. 仕置きの結果
  3. ドラマの結末

結論からいうと安田は失脚し、守谷は助かります。

どんな方法でどうやって懲らしめたのか?まとめました。

1.作戦内容

安田を懲らしめるため、秘書たちの作戦はこうです。

  1. 千代の紹介で五月が安田家へ家政婦として潜入
  2. 三和がスピーチトレーナーを妻の幸世に紹介
  3. 不二子がスピーチトレーナーとして潜入
  4. その隙に五月が不正融資で還流させた証拠を書斎で探す

という作戦ですが、証拠を見つけるのに手間取ります。

不二子にビシビシと厳しくトレーニングされている安田を尻目に探しますが見つかりません。

しまいには安田が厳しいレッスンに音を上げてしまい、書斎に入ってきてしまいます。

しかし、家の中に仕掛けた監視カメラの映像をサランが見張り、指示をそれぞれに飛ばしていたので見つからずに済みました。

ですが、証拠となるものは見つからず、秘書たちは次なる作戦を考えるしかなくなります。

不正の証拠を見つけられない

2.仕置きの内容

証拠が見つからず困っていた秘書たち、千代は銀行にないか探してみるがやはり見つかりません。

すると、頭取室の掃除に来た七菜と偶然出くわします。

千代は七菜の持っているコートが頭取のものだと気づき調べてみると、そこには小さな鍵があったのです。

この鍵はどこの鍵なのか?七菜に問いただす千代。

ここで場面は一旦変わって、安田が頭取就任のスピーチをしているシーンになります。

トレーニングの成果があってか、スラスラと自信満々に挨拶をする安田。

そこに突然七菜がやってきて、前頭取の妻である弓恵へ手紙を渡します。

そこには「東都銀行・行員の諸君へ」と書かれていました。

弓恵は副頭取の霧島へ手紙を渡し、その場で読むように頼みます。

そこには主にこんなことが書かれていました。

  • 高収益融資という甘い言葉に惑わされ間違ったリーダーを重用した
  • 彼の不正を見抜くことができなかった
  • 不正を犯した安田常務は罪深い
  • 自らその責任を取り頭取を辞職する
  • 今後は霧島副頭取が頭取になる

福造は安田の不正の告発と同時に、辞職することを生前に書いていたのです。

ざわつく会議室にダメ押しをするよう、五月たちが昨日のスピーチレッスンの様子をモニターに映し出します。

そこには不二子に棒で叩かれ、妙な体勢でスピーチの練習をする安田の姿が。

さらにはリストラ候補を決めるため、ダーツボードに名前を書き、そこに向かって矢を投げる安田の姿が。

なぜか霧島副頭取の名前は大きく、刺さらないほうが無理な状態なぐらいのサイズです。

そんな映像を見た各支店や銀行内は「安田!辞めろ!」の大合唱に!

守谷の告発状はちゃんと頭取に届いていて、頭取自ら調査に乗り出し記録を残してくれていたことも分かります。

  • 頭取自ら安田の不正を告発する書類と手紙が存在していた
  • 安田の辞任を願う行員たちの声が上がる

3.ドラマの結末

では、あの手紙やUSBはどこから出て来たのか?

それは七菜が持っていた鍵が、頭取の部屋の薬箱の鍵でした。

そこを開けると手紙と守谷の告発状が入っていました。頭取はすべて知っていたのです。

頭取が死に際に「過ちを犯した」と言ったのを実は七菜は聞いていました。

墓場まで持って行こうと思うという七菜に、千代はこの秘密を公にして欲しいと願います。

その結果、あの会議の場に手紙を持って行って公表したのです。

その後、守谷は警察に出頭することにします。銀行を辞めてラーメン屋でもやるかなと語り、最後にみんなに封筒を渡して去って行きました。

報酬だと思って喜ぶ秘書たち。しかし中身は銀行の粗品の手ぬぐいでした。

がっかりしながら、ラーメンでも食べて元気だそうと終わります。

七菜が公表することで安田を懲らしめることができた

2話→

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【七人の秘書】1話のまとめと感想

頭取になろうとする常務の悪事を暴いて懲らしめるという話でした。

現時点では七菜はまだ仲間にはなっていませんが、次週以降には仲間になって懲らしめに行くのでしょう。

【ドクターX】に代わる人気シリーズを作れないか?そんな雰囲気のドラマです。

しかも今回は【半沢直樹】っぽい話を入れつつ成敗します。

テレ朝お得意の1話完結の勧善懲悪ものでやるなら、人気が出てシリーズ化もありえそうな構成です。

基本的にはテレ朝で昔やっていた【ハングマン】なのですが、中園さんっぽいやり取りがそこかしこに見られます。

大ヒット作品のいいとこ取りをし、固定層のつきそうな1話完結ものという、視聴率が取れないわけがない内容でした。

次回以降も安心して見れそうなドラマです。

次回は10月29日21時から放送予定です。

【七人の秘書】1話のいいセリフ

ラーメンを美味しいと思う人生を送れ。腹いっぱい食べて寝れば、大概の事はなんとかなる。

2話→

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