【17才の帝国】3話のネタバレと感想|謎の少女ユキの正体

2022春ドラマ

NHK総合ドラマ【17才の帝国】3話「夢見る街」のネタバレと感想をまとめています。

職員の大幅削減に着手する真木だが反発が起き、支持率がどんどん下落していってしまう。それでもブレずに向き合う真木には、ある思いがあった。それは7年前に起きた鷲田総理の疑惑が関係していて……。

スポンサーリンク

【17才の帝国】3話のあらすじ

ソロンに提案してもらった職員削減案の中から、最も大幅な削減を3年のうちに遂行することに真木(神尾楓珠)は決める。だが、職員たちは職を失うことに猛反発し、真木の支持率はどんどん低下してしまう。30%を切ったら罷免されることをプログラムに組み込んでいるため、他の大臣たちも不安の中見守った。

やがてソロンが選んだ職員退職リストが完成する。その中にはサチ(山田杏奈)の母親・タエ(西田尚美)も入っていた。真木は彼らの痛みを知るため一人一人の面談に同席し、悲痛な叫びや恨み言を聞き続ける。心労がたたって倒れてしまう真木、そこに母親の解雇をやめるようサチが言いに来る。

ベッドで寝たまま目を覚まさない真木を横目に、サチは秘密部屋へと入って行く。そこに現れた少女を見たサチは驚き……。

スポンサーリンク

【17才の帝国】3話のネタバレ

謎の少女の正体と平や照の因縁が明らかになります。7年前に起きたある疑惑の事件が登場人物たちに繋がります。

真木亜蘭(神尾楓珠)の支持率は61%という高いもので、国の総理大臣である鷲田継明(柄本明)よりも上回っていた。鷲田は平清志(星野源)を呼び出して文句を言い、罷免された町議会の議員たちは鷲田照(染谷将太)に支持率を下げるよう指示した。官邸と旧議会の間に挟まれた照は疲弊する。偶然商店街で遭遇した真木と茶川サチ(山田杏奈)と一緒に食事をする照だが、父親の話をされると7年前に政界から引退したとぶっきらぼうに答えた。

平は山口早希(松本まりか)と会って話をする。真木は若い頃の平に似ていると山口はいう。そして7年前の事件について語り始める。それは鷲田総理が建設会社から1億円の献金を受け取っていた疑惑だった。当時、第一秘書だった白井柊吾(髙橋洋)は国会の証人喚問で質問攻めにあう。その時、照の父親である鷲田光(岡部たかし)は第二秘書を務めていた。平は当時を回想する。白井秘書の葬儀に行った際、ひどく泣いていた少年がいたことを。葬儀には妻子も含まれていた。その後、照の父である光は政界を引退し、故郷の青波市に戻っていた。山口は今でも事件を追っていた。

官邸では職員の削減案が議題に挙がる。ソロンが提案した3つの案を大臣たちと検討する。50%削減する案を支持する雑賀すぐり(河合優実)と林完(望月歩)、真木も同意して決定しようとした。だが、照は職を失う者の苦しみが分かるのかと反対した。そこで平が折衷案として出した3年以内に50%削減を目指すことに決定した。

真木は一人悩んでいた。誰かを幸せにすると誰かが不幸になってしまうことを。サチが真木を励ますと「ありがとう、ユキ」と思わず言ってしまう。サチはユキが誰なのか問い詰めるが、真木は曖昧な返答しかしない。自分がユキの身代わりにされていると感じたサチは、怒ってその場から走り去った。

翌日、サチは閣議を休んだ。ソロンの作成した第一次退職勧奨リストが発表される。職員たちは真木に反発して支持率が44%に低下した。サチの母親であるタエ(西田尚美)も例外なくリストに名前が載り、学校から退職を要請されてしまう。サチはショックを受けて自責し、母に何度も謝った。

真木は退職勧告を受けた職員一人一人の面談に同席することに決める。怒る者や嘆く者、文句や罵詈雑言を真木は無言で受け止めた。ソロンは彼ら一人一人の適正を鑑みて、再就職先をはじき出していた。平も面談に同席し、真木の心労を心配した。支持率は面談を重ねるたびに低下し、とうとう罷免ギリギリの33%まで落ちた

照は元議員たちと会食し、彼らは支持率低下を喜んだ。真木が罷免されたら再び議会を発足するのだと、その時を待ちわびていた。会食を終えた照は父親の事務所に立ち寄る。板ばさみになって悩む息子を見た父は、自分のようになるなと言い聞かせた。そして、しがらみを忘れて思うままにチャレンジするようアドバイスをした。

平は真木がなぜ一人一人の話を聞くのか問う。真木は幼少期にいじめられていた際、たった一人だけ耳を傾けてくれた友人がいたという。自分はその子に救われたが、彼女は10才で亡くなってしまい救えなかったという。だが真木は「君のために世界を変える」と誓っていた。彼女の優しさや正しさのまま、笑顔で生きられる世界を創ると決めていたからだった。

タエの面談の日、真木は謝罪する。しかしタエは退職に応じると返答した。なぜなら、引きこもりだった息子がこの街に来てから、学ぶ事に喜びを覚えていたからだった。自分たち家族はみなウーアに来てよかったと答えた。すべての面談を終えた真木の支持率は34%で、何とか踏み止まっていた。安心する間もなく、真木が心労で倒れてしまう

看病をする平と照が真木について話す。このまま罷免されたほうがいいのか、それとも続けたほうがいいのかを。平は真木がもし続けたならば、きっと新しい街が生まれると答えた。父も同じ事を言っていたと照はつぶやいた。眠る真木がうわ言で「ユキ…」と何度も言うのを聞いて平は気付く。ユキは7年前の事故で亡くなった白井秘書の娘であり、葬儀で泣いていた少年は真木だったのかと。

タエがサチに教師を辞めることを伝えると、サチは真木に退職させないよう掛け合うため官邸へ向かう。眠る真木を横目に秘密部屋へと向かうサチ。そこには雪からもらった手紙が置いてあった。「ユキ…」とサチがつぶやくと、突如モニターに現れる謎の少女。彼女はスノウ(山田杏奈)と名乗り17才のユキだという。その少女を見たサチは自分とそっくりな姿に驚いた

スポンサーリンク

【17才の帝国】3話の補足

サチの作った“善意ポイント”アプリと、ソロンが提案した3つの案。7年前に起きた事件について補足します。

善意ポイントとは?

サチが考えた善意ポイントのシステムは、善意を送った人ももらった人もポイントが貯まるというアプリです。残念ながら現在利用者は20人ほどしかいないため、サチは家族にも使って欲しいと勧めていました。

では、ポイントが貯まると何ができるのか?そのポイントを使ってさらに大きな善意と交換できます。アプリに表示されていた主な交換先はこうです。

  • 車椅子寄贈
  • こども食堂
  • 保護猫活動
  • 自然保護活動

などにポイントを渡すことができます。

なお、このシステムはサチが考える以前に、同じようなシステムをどうやらユキが考えていたようです。非常に良い事をしているのですが、いまいち市民には魅力が伝わっていないようです。

ソロンの提案した削減案

職員削減のためソロンが考えた案は3つありました。

ノナ案

  • 10%人員削減
  • 給与予算26億円(現在の予算から-2億円)
  • 現状への影響が最小限に抑えられる
  • 3年後の住民の幸福度が3.9ポイント上昇

ヘキサ案

  • 20%人員削減
  • 給与予算22億円(現在の予算から-4億円)
  • 再雇用先が不足するので新たな事業の開発が必要
  • 3年後の住民の幸福度が6.0ポイント上昇

トリ案

  • 50%人員削減
  • 給与予算16兆円(現在の予算から-12億円)
  • 失業率の増加で一時的に社会不安が増大
  • 3年後の幸福度は最も高い11.5ポイント上昇

そこで雑賀と林はトリ案を推します。なぜなら旧青波市の財政状況は赤字続きで、財政調整基金を切り崩して補填していたからです。基金の残高が10年前の24億円から4億円まで減少し、近い将来財政再生団体になりかねない状況でした。

それを長年知っていた旧市議会は何もせず、ただ自分たちの都合だけを考えて放置していたのです。市民もその状況を知っていたのか知らなかったのか、いずれにしても誰も何もしていませんでした。そこで真木たちがメスを入れることになったのです。

7年前の事件について

まず、鷲田総理が建設会社から献金を受け取っていたのではないかという疑惑が出ます。しかし、鷲田は何も答えずに第一秘書の白井に罪を押し付けたようです。白井は国会に証人喚問で呼ばれ、献金のことや総理の息子で第二秘書の光についても聞かれます。ですが、記憶にないといって何も答えませんでした。

やがて、ある事故が起きます。その事故の記事がドラマ内に出てきたので掲載します。

鷲田新政権に激震 第一秘書の乗用車、東京湾に転落か

発足したばかりの鷲田新政権に激震が走った。鷲田総理の第一秘書である白井柊吾氏(52)が乗った乗用車が東京湾に転落しているのが発見された。
同氏と妻の葉子さん(48)、長女の雪さん(10)は病院に運ばれたが、死亡が確認された。
白井氏の車両は今朝、近隣住民が散歩中、東京湾に浮かんでいるのを発見した。警察、消防が駆けつけ車両を調べた結果、白井氏とその家族が乗車していたことが分かった。
東京湾岸署によると3人は共に溺死。車は海に沿って設置されている高さ約25センチの車止めを越えて海に突っ込んだとみられている。警察では転落した経緯を調べている。

山口は未だにこの事故を調べていて、事件性があるのではないかと考えているようです。この時、平が葬儀に向かうと泣いていた少年がいました。それが真木だったのです。また、照の父親の光はこの事故後に政界を引退し、故郷の青波市に戻り行政書士の仕事をしていました。

ユキとはこの亡くなった白井雪のことで、真木は雪を救えなかった代わりにこの世界を変えると誓ったのです。

スポンサーリンク

【17才の帝国】3話のまとめと感想

職員削減に乗り出した真木の支持率がみるみる低下しますが、誓いを守るために真木は進むという話でした。

職員が削減されることで予算が他に回されるからか、住民の幸福度がいずれにしても上がるという結論をソロンは導き出します。主にAIが代わりにやるようになり、サチの母・タエが担当する中学社会もAIが教えることになるそうです。しかし、悪い事ばかりでもなく茶川家のひきこもりだった息子が、学ぶ喜びをAIから教わります。だからタエは退職勧告を受け入れることにしました。

人間どうしても現状を変えることに抵抗を感じるため、面談ではみな文句ばかりを口にしました。しかし、ソロンは再就職先を一人一人の適正を見て考えます。本人がそこに行きたいかは別として、自分では気付かなかった可能性が実はあることが分かります。自分のことは自分が一番分かっているようで、そうでもないと気付かされます。

謎の少女ユキは真木の幼馴染の少女でした。しかし、事故で亡くなってしまいます。では、あの画面にいる17才のユキとは何者なのか?次回予告を見る限り、どうやらAIのようです。真木がプログラムを勉強した理由は、もしかしたらユキを甦らせるためだったのかもしれません。そしてその少女がサチにそっくりだったため、真木はサチを見て「ユキ」と思わず言ってしまったようです。

真木が反感を買って支持率が下がり罷免されるのか?それとも新しい街が生み出されるのか?市民の下す決断はどちらなのか見ものです。

【17才の帝国】3話のいいセリフ

自分が決めた人生なら、人生に振り回されても耐えられる。

タイトルとURLをコピーしました