ドラマ【歪んだ波紋】5話のネタバレと感想|ひき逃げ犯が逮捕

歪んだ波紋2019秋ドラマ

NHKBSプレミアムで12月1日に放送したドラマ【歪んだ波紋】の5話「逮捕」のネタバレと感想などを詳しくまとめました

前回終わりに「メイクニュースプレス」なるサイトが登場します。今回はそのサイトの運営者を突き止めるべく、三反園のファクトジャーナルとの戦いが勃発します。そして、敦子の夫をひき逃げした犯人がようやく捕まりました。

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ドラマ【歪んだ波紋】5話のあらすじ

政彦(松田龍平)は公然とネット上に姿を現わした「メイクニュースプレス」の裏側に、桐野(筒井道隆)の存在を確信する。敦子(小芝風花)の元には大阪の両親が現れる。

政彦(松田龍平)は闇から公然とネット上に姿を現わした「メイクニュースプレス」というニュースサイトの裏側に、姿を消した桐野(筒井道隆)の存在を確信する。三反園(松山ケンイチ)も、その悪質なサイトの運営者を探し出すべく、政彦と手を組み調査を始める。一方、敦子(小芝風花)は、誤報による風評被害でまたも仕事を失っていた。さらに、大阪の両親が押しかけ、無理矢理にでも敦子を実家に連れ戻そうとするが…

公式HPより

ドラマ【歪んだ波紋】5話のネタバレ

  • 地下でメイクニュースの指南をしていただけのサイトが、ニュースサイトとして表に出てくる
  • 内容はデマやミスリードさせるようなサイトだった。金目的で運営しているのではないかと三反園たちは考え、ファクトジャーナルが追うことに決める
  • 敦子はスーパーを辞めていた。自宅に戻ると父と母が大阪から来ていて、母と折り合いが悪い敦子は部屋から追い出す
  • また三叉路で事故が起きたのを受けて、政彦は危険を訴える記事を書く。そして被害者遺族団体「マリーゴールドの会」代表のクリーニング店店主の安藤勲と話をする
  • 安藤も息子を交通事故で亡くしているため、敦子の話をする
  • メイクニュースプレスはファクトジャーナルの三反園を名指しで批判しスキャンダラスなデマを流す
  • 三反園は反撃すべく報奨金100万円を餌に情報提供を呼びかける
  • 仕事を探す敦子のところへ安藤が行き、自分の店で働かないかと誘う。戸惑う敦子だったが息子を事故で亡くしている話をすると、敦子は店で働くことに決める
  • メイクニュースプレスの話を相賀にする政彦は、背後に桐野がいるに違いないと主張する。相賀から文体のクセを調べてみたらどうだとアドバイスを受ける
  • メイクニュースプレスを立ち上げる際、広告を担当したという人物から接触がある
  • 政彦は桐野が担当した記事やメールのやり取りを調べ、文体のクセを探る。そして集めたものを持って行き三反園に見てもらう
  • 三反園が接触してきた人物と合い、メールの文面を見せてもらう。内容を見比べてみると、桐野の文体のクセに似ていた。さらに銀行口座までわかった
  • 敦子は安藤の店で働き始め、息子が死んだ時の話などを聞かされ、文集を書いてみないかと勧められる
  • 運営者の居場所が分かり政彦と三反園は静岡へ向かう。中に入ったところ桐野はおらず、写真を見せても反応がなかった
  • 桐野が関係ないはずがないと考える政彦は、桐野の母の店に行くが行方は分からなかった
  • ひき逃げ犯が捕まったという連絡が政彦に入る。こないだ書いた記事を見てタレコミがあったという
  • 政彦は逮捕の記事を社会面の一面にすべきと編集会議で主張する。上の反対にあうがこういう記事を扱うのが地方紙の意義だといい意見が通った
  • 政彦は安藤に新聞を渡し、安藤が敦子に記事を見せる。こんなに大きく載せているのは新神奈川日報だけだと伝えた
  • そこに敦子の母親が乗り込んで来て、無理矢理連れて帰ろうとする。妊婦の敦子の身を案じ、安藤は怒って引き離す
  • 敦子がなぜ夫の死んだ土地に居続けるのか考えたことがあるのかと叱責した。母は父に連れられ一旦帰った
  • 敦子は泣きながら思いの丈を告げる。夫が好きなこの場所だから、子どもを産んだら夫の生きていたこの場所を見せたいから離れなかったのだ
  • 一連の騒動でメイクニュースプレスは閉鎖され、裁判になる可能性があるという。その後、三反園のもとへ相賀が訪ねて来た

ドラマ【歪んだ波紋】5話の感想

メイクニュースがメイクニュースプレスとして表に出てきました。報じているニュースはどれもセンセーショナルで、人の興味を引く見出しがついています。“ニュース”を名乗っているので、余計に信憑性がある気がしてしまいます。

三反園はメイクニュースプレスと全面対決し、そのせいであることないこと書かれてしまいます。しかし、三反園はまったく動じないどころか、報奨金100万円をかけて運営者特定に奔走します。桐野が関与しているのか?そんな疑問が浮かびますが、結論から言うと今回桐野は出てきません。今後桐野がどう関わるのか、それとも関係ないのかまだまだ謎です。

そしてようやくひき逃げ事件の犯人が逮捕されました。仕事に就いてもすぐ噂が立って辞めざるをえなかった敦子ですが、政彦が彼女のために動きます。贖罪とは自分の気持ちを晴らすのではなく、被害にあった人を幸せにするためのものだと思えました。

敦子の母はいわゆる毒親でして、敦子のことを思っているようで体裁などを気にします。そんな母の言う事など聞かない敦子、大阪へ戻らない理由が彼女の覚悟を強く感じさせます。

今回はメイクニュースプレスと三反園の戦い、ひき逃げ犯が捕まるまでの流れなどについて掘り下げます。

ネタバレの詳細となります、未見の方はご注意ください。

メイクニュースプレスとは?

以前地下サイトで運営されていたメイクニュースは、偽ニュースの作り方指南サイトでした。今回出てきたメイクニュースプレスとは何が違うのか?それは、作り方を教えるのではなく、ニュースを発信するサイトでした。

「物語を届けるこれからのバイラルメディア」というキャッチフレーズで、人々の「知りたい」を刺激するメディアということらしいです。記事の見出しをいくつか抜粋します。

  • 政界のプリンスに捨てられたあの人気アナの現在
  • カリスマ社長事業売却の末に「火星旅行キャンセル」も
  • 星仲SAストライキを完全無視 新従業員で営業再開
  • 「どこが違法ですか」富豪K“税金対策にタックスヘイブン”
  • 年収1億の超人気俳優F 弟に不正受給の疑惑!?
  • 遂に学校の校歌まで 著作使用料の銭ゲバ利権
  • 審査員を3億円で買収?疑惑の受賞に注視せよ!!
  • 【危ない人物】芸能事務所X社長の“凶悪”な素顔
  • 妊娠していた私に「帰って欲しい」アノ代議士の中絶トラブル

どこかで聞いたことがあるような事件の数々です。こんなタイトルがついていたら、ついつい見たくなります。しかし、このニュースの数々はデマやミスリードを誘う内容のものが多いと三反園たちはいいます。

メディア戦争開始

さっそく追求を始めた三反園ですが、メイクニュースプレスにデマを拡散されます。

メイクニュースプレス読者の皆さま
メイクニュースプレスの運営者情報を暴露しようとするファクトジャーナルに抗議します。

編集長、三反園邦雄は不良記者

なぜファクトジャーナルが姑息な詮索を行っているのかというと、編集長は真実の報道に劣等感を持っているからである。編集長の三反園邦雄は、元大日新聞記者だったが、度々記事を捏造し、名誉毀損などで訴えられ、大日新聞を解雇された。
また、酒癖の悪さで知られ、酔うと見ず知らずの女性と関係を持つため、トラブルも絶えない。相手の女性からわいせつ行為で訴えられたこともある。

こんな編集長が運営するファクトジャーナルの記事を誰が信用して読むのだろうか。

政彦はこれはデマとはっきり言い切ります。なぜなら三反園は酒が飲めないからです。今度はファクトジャーナルの反撃が始まります。SNSにこう投稿します。

「デマで炎上させる」と批判の出ているメイクニュース。煽り記事を拡散させながら運営実態は闇のまま。炎上狙いで拡散を狙うのは広告収入が目当てか。ネットに巣食う金の亡者はファクトジャーナルが徹底追跡します。

さらに報奨金100万円を提示し、有力な情報提供者を求めます

これに対抗してメイクニュースプレスはさらに反撃します。

ファクトジャーナル編集長・三反園邦雄の父である経済学者・三反園正義が引き起こしたスキャンダル!
特別講義で知り合った大学院生と不倫

父親のことで攻撃します。これにはファクトジャーナルの社員たちも引いてました。

運営者は桐野?

政彦は桐野が運営者に違いないと思い、相賀の所に話をしに行きます。そこで相賀から文体のクセを探ってみたらどうだ?とアドバイスを受けました。政彦が桐野の過去に書いた記事ややり取りしたメール、それらを調べてクセを掘り出しました。

  • 文頭が「表題の件です」で始まることが多い
  • 改行した文体に「また」をよく使う
  • 文末に「とみられる」を多用する
  • 極端に句読点を使わない
  • 時間を24時間表記で書く

三反園にこの説明をしている最中、報奨金目当てにタレコミが入ります。その人物はメイクニュースプレスを立ち上げた際、広告を担当した人物だそうです。政彦も一緒に三反園とその人物に会いに行きます。そこで見せてもらったメールはこうでした。

お疲れさまです
メイクニュースプレス運営者です

表題の件です
前回の行列人気店の帳簿隠し記事の広告
PV数と比例して広告のクリック率も伸びていました

やはりあの手の記事の読者層には
あのような広告が適していたとみられますね

また、次回依頼したい広告も
前回と似たような記事になる予定です

この調子で次回もお願いいたします
次回の納入期日は11/5(火)23:59までです

よろしくお願いいたします

メイクニュースプレス 運営者

桐野の特徴の部分を分かりやすく色づけしました。

見て分かると思いますが、桐野が書いたと思われる文章です。さらに銀行口座を書いたメールを見せてもらい、ここから運営者がいる場所を特定し、静岡のアパートだと分かりました。三反園たちと一緒に政彦も向かいます。

中に踏み込んだところ、部屋には若い男が3人いるだけで桐野はいませんでした。彼らは管理を任されているだけだと言い、政彦が桐野の写真を見せますが残念ながら知らないようです。政彦は納得できませんが、三反園は桐野はシロだと言います。

その後、メイクニュースプレスは閉鎖され、裁判に発展するそうです。こうしてひとまず悪質なニュースサイトを潰すことができました。

政彦の贖罪

仕事を失い路頭に迷う敦子を政彦はかげながら支えます。それは直接金銭を渡したり謝罪をしに行ったりというものではなく、敦子の自立を支援し事件を風化させないために記事を書きます。

その1:仕事の斡旋

マリーゴールドの会という事故被害者遺族団体の会長である安藤勲に会い、自分が誤報を出したせいで彼女を傷つけてしまったことを話します。全てを知った上で安藤は敦子に接触しに行きます。

最初は不審に思う敦子ですが、安藤も同じく交通事故で息子を亡くしていることなどを聞き、クリーニング店で働くことを考え始めます。

安藤の息子がある聡は政彦と同じ歳で、23歳の時に自転車でツーリング中に飲酒運転の車にひかれて死んでしまいました。一人の死で家族みんなの人生が狂ってしまうと安藤は言います。そして文集を敦子に勧めます。

この文集は事故被害で亡くなった人を忘れないために出しているものです。安藤は言います、人は2度死ぬと。1度目は肉体が死んで、2度目は存在が忘れられる。その2度目をなくすために、遺族の人に書いてもらっているのがこの文集です。

その2:事故の記事

敦子の夫がひき逃げされた三叉路でまた事故が起きます。この道路の危険性を訴えると同時に、敦子の夫の事故を風化させないため、再び記事を書きました。

魔の三叉路でまたも事故 安全装置求む声

湊南町でまた人身事故が引き起こされた。この三叉路、地元住民の間では、“魔の三叉路”と呼ばれていて、交通事故が多発している。この三叉路の近くには小学校や幼稚園、複数の民家が並び、多くの子どもたちが毎日行き交う。だからこそ、この三叉路に非難の声が上がっている。

一昨日5日、横浜市神奈川区湊南町の三叉路で、自転車の女性と小学6年生の男子児童が接触。児童が腕を骨折し、全治一ヶ月のけがを負った。

中略

今年9月には、同市に住む男性がひき逃げに遭い死亡した。この事件の容疑者は依然として捕まっておらず、同署は「引き続き逮捕に向けて捜査している」としている。

今回起きた事故にプラスして、敦子の夫が亡くなったことをちゃんと書きます。お陰でこの記事を見た読者からタレコミが入ります。とうとうひき逃げ犯が逮捕されます。これで敦子の無念と疑惑が晴れる、そう思い自ら逮捕の記事を書きました。

その3:地方紙の役目

記事を大きく紙面で扱ってもらうべく、政彦は編集会議へ直接訴えに行きます。しかし、すんなりと話が決まりません。政彦と編集局長らのやり取りはこうです。

  • 編集局長の主張
    • 何ヶ月も前の記事にニュースバリューはない
    • 新聞を私物化するな
    • 社会が求めているものを考えて作れ
  • 政彦の主張
    • 社会面トップで載せて欲しい
    • 誤報の償いがしたい
    • 遺族の人に忘れていないと伝えたい
    • 小さな町の大きな命に目を向けるのが地方紙

政彦の主張が通り、社会面トップで掲載されました。

ひき逃げ事件に終止符 逃走中の容疑者逮捕へ

今年9月に発生した神奈川区湊南町の三叉路で、同市在住の板前・森本道夫さん(32)が帰宅途中、三叉路を曲がろうとした一般車両に巻き込まれて死亡した事件で、神奈川中央署は11日、同市会社員・永山拓真容疑者(36)を道路交通法違反、過失運転致死傷罪の容疑で逮捕した。

警察関係者への取材によると、永山容疑者は今年9月4日、帰宅途中に三叉路を左折しようとして歩行者の森本さんをはねたが、救護義務を怠り、森本さんを放置して逃走した。森本さんは通行人に発見され救急搬送されたが、約1時間後に肺挫傷などで死亡が確認された。

事件当夜より、逃走車はワンボックスカーとの目撃証言があり、永山容疑者の所持車両はシルバーのワンボックスカーだったことが判明。この車両には森本さんをはねたときに付いたとみられる右ヘッドライトのへこみがあった。関係者によると、永山容疑者は「歩行者と当たったのはわかっていたが、怖くなって逃げてしまった。被害者の方に申し訳ない」と供述しているという。永山容疑者は3年前にも飲酒運転で人身事故を起こしたことがあり、相手の女性に軽傷を負わせたが示談で終わっている。

被害者の森本さんは妻と二人暮らしで、妻は妊娠中だった。公私ともに順風満帆な日常を送っていた森本夫婦にとっては、災難としか言いようがない。

この記事が載った新聞を政彦は安藤のところへ持って行きます。そして安藤が敦子に見せて言います。「こんなに大きく載せているのは、新神奈川日報だけだよ」と。政彦は忘れていないし、これからも敦子の様子を見に来ると思います。

ドラマ【歪んだ波紋】5話のまとめ

メイクニュースプレスとファクトジャーナルの戦い、ひき逃げ犯の逮捕という2つの話が今回進みました。桐野の関与を疑っていた政彦ですが、残念ながら今回はそれを証明できませんでした。実際関与していたのか、していないのか?持越しとなります。

ひき逃げ犯が捕まったことで敦子の未来が開けるといいのですが、母親の毒親ぶりが酷いです。2人が和解する日は来るのか?こちらもまだ分かりません。

敦子がなぜこの地を離れないのか、普通事故被害者の人はその土地を離れたがるそうです。なぜなら、見かける度に辛い記憶が蘇るからです。それなのに敦子は離れない、それには理由がちゃんとありました。

2人は大阪から東京に出てきたが馴染めず、ようやくたどり着いた場所がこの土地でした。夫はこの地で店を開くこと、子育てをすることを楽しみにしていました。敦子は夫が好きだった場所で、夫がここで生きていたと子どもに教えたいといいます。無事出産できることを願います。

今回のいいセリフ

支えるものがなくなったら、誰だって怖くなる。

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