【笑うマトリョーシカ】最終回までの視聴率とあらすじ

2024夏ドラマ
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2024年6月28日からTBSの金曜ドラマ枠で放送開始された、【笑うマトリョーシカ】の視聴率推移とあらすじを最終回まで放送終了後に更新!

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【笑うマトリョーシカ】のキャストとスタッフ

キャスト

主要人物

  • 道上香苗…水川あさみ(幼少期:松岡夏輝)
    東都新聞 文芸部の記者。元は社会部の記者で永田町は出禁
  • 鈴木俊哉…玉山鉄二(学生時代:西山潤)
    清家の政務秘書官。BG株事件の首謀者とされる宇野耕介の息子
    清家と佐々木の高校時代の同級生、学生時代は書記を務めた
    清家が代議士になるのと同時に、経済産業省から秘書に転身した
  • 清家一郎…櫻井翔(学生時代:青木柚)
    厚生労働大臣。父親は元官房長官の和田島芳孝
    鈴木と佐々木は高校時代からの同級生、学生時代は生徒会長を務めた

道上の関係者

  • 山中尊志…丸山智己
    東都新聞 社会部記者。香苗の先輩
  • 青山直樹…曽田陵介
    東都新聞 文芸部記者。香苗の後輩
  • 道上香織…筒井真理子
    香苗の母。小料理屋「らんか」を営む
  • 道上兼髙…渡辺いっけい
    道上の父。大手新聞社社会部の元記者
    交通事故で亡くなる
  • 旗手健太郎…和田正人
    香苗の元夫。公務員
    香苗との間にできた息子を引き取り育てる
  • 旗手勇気…森優理斗
    香苗と健太郎の息子。小学2年生

清家の関係者

  • 佐々木光一…渡辺大(学生時代:濱尾ノリタカ)
    清家の後援会の会長。日本料理店「春吉」を営む
    清家と鈴木の高校時代の同級生、学生時代は生徒会副会長を務める
  • 和田島芳孝…加藤雅也
    清家の父。故人。元内閣官房長官
  • 坂本一紀…中山麻聖
    清家事務所の政策担当秘書。清家や鈴木と同じ、福音学園出身
  • 真中亜里沙/三好美和子…田辺桃子
    清家の大学時代の恋人
    清家の著書『悲願』では美恵子(仮名)として登場
  • 清家浩子…高岡早紀
    清家の母

その他

  • 凜々…咲耶
    「らんか」の中国人アルバイト
  • 羽生雅文…大鷹明良
    内閣総理大臣で民和党総裁
  • 諸橋育夫…矢島健一
    外務大臣。党のナンバー2
  • 武智和宏…小木茂光
    愛媛出身の代議士。清家たちと同じ福音学園出身
    16年前に自動車事故で急逝
  • 藤田則永…国広富之
    武智の元政策担当秘書
    数年前に足を悪くして、特別養護老人ホームそよかぜ苑に入居
  • 一色清彦…東根作寿英
    私立福音学園高等学校の学園長
    清家たちの福音学園時代の元担任
  • 宇野耕介…河野達郎
    故人。鈴木俊哉の父。不動産開発会社「ビッグガリバー」の社長
    BG株事件の首謀者として逮捕起訴される。保釈中に自宅で亡くなる
  • 柏木宗男…高松克弥
    的場修一郎議員の公設秘書。贈収賄を告発後、自殺未遂
  • 柏木朋美…藤堂海
    宗男の妻
  • 鈴木由紀…真飛聖
    鈴木の妻。元新日本新聞記者

スタッフ

  • 原作:早見和真『笑うマトリョーシカ』
  • 脚本:いずみ吉紘、神田優
  • 音楽:大間々昂
  • 主題歌:由薫『Sunshade』
  • 演出:岩田和行、城宝秀則、小林義則
  • プロデューサー:橋本芙美
  • 公式HP
  • 公式X
  • 公式Instagram
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【笑うマトリョーシカ】の視聴率推移

平均視聴率:5.29%

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【笑うマトリョーシカ】の放送日程

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 2024年6月28日 父は殺されたー?
若き政治家と秘書の黒い闇に
新聞記者が迫る!
いずみ吉紘 岩田和行 5.3%
第2話 7月5日 深まる疑惑…
事故と元恋人の秘密
神田優 4.7%
第3話 7月12日 裏で操る者を追え!
秘書VS元恋人
いずみ吉紘 城宝秀則 5.2%
第4話 7月19日 予言された悪夢と
見えない敵の謎を追え!
神田優 小林義則 5.9%
第5話 7月26日 秘書の嘘…
政治家母との衝撃の関係!?
岩田和行 5.3%
第6話 8月2日 政治家母VS秘書…
黒幕からの衝撃の鉄槌
いずみ吉紘 城宝秀則 5.2%
第7話 8月9日 黒幕を暴け!
記者が秘書と共に反撃開始!
神田優 朝比奈陽子 5.5%
第8話 8月16日 記者VS政治家母!
知られざる親子の秘密
福田晶平 小林義則 5.9%
第9話 8月23日 政治家母の陰謀を暴け!
復讐の意味に迫る
いずみ吉紘 岩田和行  4.2%
第10話 8月30日 ついに政治家を操る者の
正体発覚!?
神田優 城宝秀則 5.2%
最終話 9月6日 全ての謎が明らかに!
道上VS操る者!
岩田和行 5.8%

ビデオリサーチ調べ。視聴率は関東地区のリアルタイム視聴です。
平均は小数点第2位まで表示の単純平均となります。
赤字:最高視聴率
青字:最低視聴率

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【笑うマトリョーシカ】最終回までのあらすじ

第1話

  • 小笠原…明星真由美
    東都新聞社員 香苗の上司
  • MC、コメンテーター、アナウンサー…恵俊彰、八代英輝、山形純菜(TBSアナウンサー)
  • テレビ番組「ひるおび」の出演者たち
  • 迫田…高橋豊
    元ビッグガリバー社の社員
  • 高村…田野良樹
    第三次羽生内閣の官房長官。
  • 警察官…若林秀敏
  • SP…真寛
    清家のSP
  • ネタ元…早見和真
    山中のネタ元

第3次羽生内閣の発足で清家一郎(櫻井翔)が厚生大臣に任命された日に、道上香苗(水川あさみ)の父・兼髙(渡辺いっけい)が交通事故で亡くなった。

香苗は父が遺したBG株事件に関するスクラップ記事を見つけ、再び事件の真相に迫る。28年前の収賄事件であったBG株事件には、政治家の関与が疑われたが、真相は闇に葬られていた。父の再調査の記録から、清家の政務秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)が事件に関わる人物であることが判明し、香苗は彼が清家の秘書をしていることに疑念を抱く。

香苗は鈴木が父の事故を仕組んだのではないかと疑い、BG株事件に関わる政治家の黒幕を追い求める。やがて清家から直接連絡が入り、会食に誘われる。香苗は鈴木についての真相を問いただし、彼の真意を探ろうとするが……。

第2話

  • 西島君弘…中村育二
    早稲野大学政治経済学部 西島ゼミ 東アジア専攻 担当教授
  • 記者…板垣雄亮、岡安泰樹
    政治番記者
  • 部長…山本直輝
    東都新聞社会部 部長
  • 医師…小沼朝生
    救急搬送された鈴木の担当医
  • ユーチューバー…宮下貴浩
    週刊誌記事に便乗して香苗と家族を追い回す

道上香苗(水川あさみ)の自宅が空き巣に入られ、父・兼髙(渡辺いっけい)の遺したBG株関係の取材ノートと、飼い鳥もいなくなってしまう。

一年前、彼女は議員の賄賂疑惑を暴露し、その結果、公設秘書の柏木宗男(高松克弥)が自殺未遂に追い込まれる。妻・朋美(藤堂海)から非難され、週刊誌にも叩かれてしまう。香苗は自分と息子の勇気(森優理斗)への殺害予告を受け、夫・旗手健太郎(和田正人)と離婚してしまった。

香苗は武智和宏(小木茂光)の交通事故死と父の事故死に共通点を見出し、事故の背後に鈴木俊哉(玉山鉄二)の陰謀を疑う。一方、清家一郎(櫻井翔)が書いたとされる論文から、彼の過去や美恵子(仮名)(田辺桃子)の存在が浮かび上がる。香苗は美恵子が武智議員の死に関与しているのではと疑い、清家との関係を探るが……。

第3話

  • 佐伯絵美…山田キヌヲ
    大学時代は清家と同じ西島ゼミ生。美和子を知る人物
  • 責任者…水野智則
    特別養護老人ホーム「そよかぜ苑」の責任者
  • 入居者…小高三良
    「そよかぜ苑」の入居者
  • 介護士…松尾百華
    「そよかぜ苑」の介護士
  • 関東テレビ局員…さとうかよこ

道上香苗(水川あさみ)は西島君弘(中村育二)教授の紹介で、学生時代の清家一郎(櫻井翔)とその彼女を知る、佐伯絵美(山田キヌヲ)という女性に話を聞く。彼女の名前は三好美和子(田辺桃子)と言い、清家のことを題材にしたシナリオを書いて賞に応募したという。

テレビ局からシナリオを取り寄せようとする香苗だが断られてしまう。そこで今度は佐々木光一(渡辺大)に美和子のことを聞くが、それもまた断られてしまった。

行き詰った香苗に山中尊志(丸山智己)が、武智和宏(小木茂光)議員の政策秘書をしていた、藤田則永(国広富之)に話を聞いてみることを勧める。だが藤田もまた、マスコミには一切会わないと、入居する施設の職員に断られてしまった。

香苗はそこで勇気を連れて、施設のレクリエーションに参加する。見かけた藤田に声をかけ、清家の背後に誰がいるのか尋ねると藤田は重い口を開き始める。だが、現在の美和子の行方は知らなかった。

すると香苗は鈴木俊哉(玉山鉄二)の入院する病院へ行き、美和子が送ったシナリオを入手して欲しいと協力を要請するが……。

第4話

  • 清家嘉和…梨本謙次郎
    清家浩子の夫で資産家。交通事故死している
  • 西川礼子…山野海
    真中亜里沙の母親。離婚して苗字が変わった。
  • 加地昭宏…永岡佑(高校生時:市川理矩)
    高校時代、清家と生徒会長選を戦った人物。松山で加地デザインを経営
  • 住職…志賀圭二郎
    清家の実家近くの住職
  • 女性…中村真知子
    インコのロッキーを保護してくれた女性
  • 遠山伸次…山口森広
    亜里沙の実家の隣に住む、小中学校の同級生
  • 吉良知香…東條織江
    道の駅 南たかしな経営。亜里沙の小中学校の同級生

道上香苗(水川あさみ)は入手したシナリオを、山中尊志(丸山智己)と青山直樹(曽田陵介)にも見せて分析する。三好美和子こと真中亜里沙(田辺桃子)の書いた話は、清家一郎(櫻井翔)と秘書の鈴木俊哉(玉山鉄二)をイメージして書かれていた。

最初は秘書が代議士を操っていたが、やがて妻が登場して彼女がとって代わった。そして物語は唐突に代議士の母親が登場して終わった。妙な終わり方にみな首をかしげた。

上から圧力がかかり、取材中止を命じられた香苗は、会社を辞めてフリージャーナリストになる。そして、シナリオにあった住所に行ってみることにした。

亜里沙の実家には本人はいなかったが、母親の西川礼子(山野海)が住んでいた。長らく捜索願を出しているが見つからないという。実家を出た後、一度だけ戻ってきた亜里沙は、金の成る木を見つけたと語っていたという。だが、それが何なのかは分からなかった。

手詰まり状態になった香苗に、同じく会社を辞めた山中が手伝うといってきてくれた。そこで香苗は物語のラストに着目し、清家の母親の存在を追うことにした。山中にも母親の捜索を頼んだ。

鈴木から名前を聞いた香苗は、実家がある愛媛県へ行くが空き家だった。偶然通りかかった住職に話を聞くことができた香苗は、母親の浩子(高岡早紀)の夫もまた、交通事故死していることを知り……。

第5話

  • 記者…木原勝利
    週刊誌記者

道上香苗(水川あさみ)は父親の事故にも、清家浩子(高岡早紀)が関わっていると思っていた。また、真中亜里沙(田辺桃子)の失踪にも、浩子が関与していると感じていた。

そこで香苗は鈴木俊哉(玉山鉄二)に張り付き、浩子と接触するタイミングを待っていた。すると鈴木の家から現れたのは、以前病院で見かけた女性だった。彼女が何者なのか、尾行をして突き止めたところ、鈴木の妻・由紀(真飛聖)であることが判明する。

由紀は香苗の記者としての腕を信頼し、清家一郎(櫻井翔)が書いた論文を匿名で送った人物だった。清家の背後に浩子がいることを知り、清家にこれ以上の権力を持たせないよう、鈴木に協力を要請する香苗だが……。

第6話

  • 代表…山口みよ子
    NPO法人「在留外国人支援機構」代表
  • 昌子…嶋村友美
    鈴木俊哉の母
  • 運転手…桐山浩一
    浩子を乗せた「コンドルタクシー」の運転手
  • 秘書…齋賀正和
    清家一郎の秘書
  • 記者…小川智弘
    官房長官就任会見で質問した記者
  • リポーター…志田美由紀
    宇野耕介被告が死去したニュースを伝える

清家浩子(高岡早紀)は息子の一郎(櫻井翔)に権力を持たせ、何をしようとしているのか。道上香苗(水川あさみ)も山中尊志(丸山智己)も、事務所で頭を悩ませていた。

やがて清家が官房長官に任命され、鈴木俊哉(玉山鉄二)は共に喜び合った。鈴木はここに至るまでの、高校で初めて清家に出会った時や、生徒会長選に出馬し勝利したこと、初選挙の時など、様々な苦労や喜びを思い返していた。

一方、偶然浩子がタクシーに乗る姿を見た香苗は、彼女が向かった先が在留外国人支援機構というNPOだと突き止める。そこで浩子はヘイトスピーチについて、語っていたという話を聞いた。

清家が官房長官の就任会見をした時、ヘイトスピーチについて話していたのを聞いた香苗は、浩子が話していた内容と全く同じ内容を話している事に気付いて驚く。

さらに、清家にまつわるあるスキャンダルが週刊誌に掲載されることになり……。

第7話

  • 中島弥生…舟木幸
    諸橋育夫の元秘書・中島真一の未亡人
  • 住職…鶴谷嵐
    宇野家の墓がある寺の住職
  • 植島あきら…小野田せっかく
    政治家
  • 男性…山内昭宏、豊田豪
    ヘイトスピーチ厳罰化反対派の聴衆たち

清家一郎(櫻井翔)の秘書を更迭された鈴木俊哉(玉山鉄二)は、自室に引きこもっていた。道上香苗(水川あさみ)が鈴木の家を訪ね、妻の由紀(真飛聖)にBG株事件の資料を渡して欲しいといって預ける。

鈴木は資料の中からあるニュースが気になり、香苗の所へ行って自分が調べたことを伝える。そして後のことは香苗に託して帰ろうとするが、香苗は鈴木と一緒に関係者の家へ向かった。

香苗が兼高(渡辺いっけい)の娘だと知り、BG株事件に関する重要な証拠を、亡き夫は持っていたようだと教える。しかし、今それがどこにあるかは分からなかった。

香苗は鈴木の元にどうやら送ったようだと突き止め、当時の担任だった一色清彦(東根作寿英)に話を聞きに行くと、背後に浩子(高岡早紀)の影が見え隠れし……。

第8話

  • 小松政重…堀内正美
    清家浩子の夫で医師
  • 田所礼子…和田光沙
    家政婦
  • 富樫稜…吉岡睦雄
    諸橋育夫の元秘書。現在行方不明
  • 店主…宮沢大地
    割烹「すみれ」の店主
  • 店主の母…吉田幸矢
    割烹「すみれ」の店主の母
  • 周…春延朋也
    中国出身者が利用する老舗の中華料理店のオーナー
  • 支持者…川口貴弘、田鍋謙一郎
    清家一郎の支持者
  • 男性…吉田亮
    香苗と勇気を勝手に撮影する人物
  • 刑事…高田健一、水野淳之
    愛南町警察署の刑事
  • ニュースアナ…大浦理美恵
  • スタッフ…谷麻帆
    杉並総合病院のスタッフ

清家浩子(高岡早紀)に直接、清家嘉和(梨本謙次郎)の事故死について尋ねる道上香苗(水川あさみ)だが、浩子は何も答えなかった。それどころか、香苗の息子・勇気(森優理斗)について話し始める浩子に、香苗は恐ろしさを感じて慌てて息子の安否を確かめると問題はなかった。

青山直樹(曽田陵介)からの情報で、清家一郎(櫻井翔)が松山で講演をするという話を聞いた香苗は、会場へ向かう。清家の支援者たちから追い出されそうになるが、清家が間に入って事なきを得た。

東京に戻った香苗に母・香織(筒井真理子)から、元夫の旗手健太郎(和田正人)が入院したと聞かされ、見舞いに行くと命に別状はなかった。代わりに元夫は勇気をしばらく預かって欲しいと頼む。香苗は喜んで受け入れた。

山中尊志(丸山智己)は浩子のホステス時代を知る人物から話を聞き、彼女が劉浩子と名乗っていたことを知る。その名を聞いた香苗は、真中亜里沙(田辺桃子)が使っていた、劉麗蘭というペンネームを思い出す。

そして、浩子のルーツを探っていくと、母親が中国人であることが分かり……。

第9話

  • 劉英華(リュウ・インファ)…小山萌子
    清家浩子の母親
    戦時中満州国で貿易商をしていた日本人と結婚し来日
  • 金田…本田清澄
    長年議員秘書をしていた鈴木の知人
  • 村井輝夫…宮嶋剛史
    富樫の部下
  • インタビュアー…矢嶋俊作
  • 閣僚…青木一平、大原千里

鈴木俊哉(玉山鉄二)が自身のつてを辿り、富樫稜(吉岡睦雄)の居場所を突き止める。道上香苗(水川あさみ)と山中尊志(丸山智己)も一緒に富樫のいる店へ向かうが、逃げられてしまった。

翌日、富樫が遺体で発見される。富樫の部下も同様に殺害されそうになるが、辛うじて生き残った。怯えた彼は今までのことを全て話し、香苗の父を殺すよう諸橋育夫大臣(矢島健一)から命じられたと供述する。だが、浩子の名前は一切出てこなかった。

香苗は直接清家浩子(高岡早紀)に話を聞こうと再び愛媛へ向かう。清家一郎(櫻井翔)との思い出の地である外泊で語られる浩子の過去。母親から受け継ぐ復讐への強い思いは、和田島芳孝(加藤雅也)を通じて果たせるはずだったが……。

第10話

清家一郎(櫻井翔)を裏で操る人物は誰なのか?道上香苗(水川あさみ)は清家浩子(高岡早紀)の夫である小松政重(堀内正美)のヘルパー・田所礼子(和田光沙)が気になり調べ始める。

一方、鈴木俊哉(玉山鉄二)は佐々木光一(渡辺大)の所へ行くと、浩子が清家の様子を報告するよう、長年頼まれていたと佐々木から明かされる。それを鈴木から聞いて知った香苗は、ある推論を導き出す。

愛媛に行った香苗は、佐々木の店に浩子を呼び出し、さらに小松と田所も招いた。関係者がみな集まる中、香苗の口から語られた話は、驚きの連続で……。

最終話

  • 秘書…阪田マサノブ
    総理大臣となった清家一郎の秘書
  • 記者…高梨将
    報新社の記者
  • 男性…中村公隆
    青山直樹の取材対象者
  • 記者…山本啓之
    清家に感想を訊く記者
  • アナウンサー…實石あづさ
  • アナウンサー(声)…石川智徳
  • 女性、女の子…吉田恵利子、多賀優月
    里親家族支援協会の懇親会の出席者

道上香苗(水川あさみ)は清家一郎(櫻井翔)を操っている人物を探るべく、清家のブレーンになることにする。羽生雅文(大鷹明良)総理大臣が怪しいと感じた香苗だったが、清家が推す首相公選制に総理は消極的だった事が分かり、ハヌッセンは彼ではないと香苗は考えた。

自分の言った事が清家を通じて実現していく魅力に惹かれ、香苗も段々取り込まれていきそうになる。しかし山中尊志(丸山智己)の言葉や、息子の勇気(森優理斗)の言葉を聞いて香苗は思い直す。そして、清家にブレーンを降りると告げた。

そうして香苗はとうとう清家浩子(高岡早紀)から託された証拠のテープを公表した。現役総理の不祥事に騒然となる世間、香苗は羽生に呼び出されあることを記事にして欲しいと頼まれる。

それは清家の父親である和田島芳孝(加藤雅也)が、BG株事件をもみ消してくれていたということだった。そして、清家はずっと父親と繋がっていたという。

清家を操る人物はいったい誰なのか……?

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