【シューカツ屋】のネタバレと感想｜水川あさみが福井で就活支援

【シューカツ屋】のドラマ最後のネタバレ

逃げずに向き合えるか？

植田を連れて嶺北繊維に来た美野里は、父と息子がちゃんと話し合うための立会人となる。農業がやりたいという植田、嫌ならなんで言わなかったと責める父、美野里は本当の気持ちは簡単に言えないもんだとアシストする。

社長だって息子に継いで欲しい気持ちを言っていないと、迫る美野里は調べた資料を渡すが投げ捨てて行ってしまう。美野里は追いかけて「逃げないで、誤解されたままで」と告げる。自分が大学を出てないから、実家の家業が継げなかったから、息子には何でも与えてあげたいとなぜ言ってあげないのかと、調べた結果知ったことを訴える。

話を聞いていた植田が親のエゴだ、振り回されて迷惑だと怒る。それを聞いた美野里は「甘ったれんじゃないよ」とどっちの味方だか分からないことを言い出す。美野里は2人がちゃんと話し合わず、自分みたいに傷付くのが怖くて後悔して欲しくないと言う。逃げずに話し合って欲しいと説得する。

植田は農業をやったが何の役にも立たなかったことを悔やみ、今度はちゃんと育てたい。自分が「これだ」と思う道でないと、自分はずっと逃げ続けると思うと本心を告げる。

それを聞いた父は子どもにリスクのある生き方を望む親なんていない、だけど後悔するような人生も歩んで欲しくない。と言い、世の中そんな甘いもんじゃない、いっぺん失敗して自分の甘さに気づけ。勝手にしろと言って植田の好きに一度はやらせることに決める。

あんたみたいなお節介は見たことないと社長は言い、美野里は「シューカツ屋なので」と答えた。

ドラマの最後

花岡は内定が決まり植田は農業研修学校に行くことに決まった。残る内川も就活サイトを運営する会社に決まった。叶野は自分史上最高のマッチングができたと、美野里を就活支援室にスカウトしたことを誇った。

その後、美野里は以前付き合っていた彼の経営する時計屋へ向かい、そこで約束をしていた腕時計を直してもらう。自営業の苦労とか醍醐味を話して欲しい、店が大きくなったらうちの学生も雇って欲しいと告げた。

主人公の過去のネタバレ

ドラマの最後に隆司の時計店を訪ねますが、特に付き合うとかそういった展開にはなりません。関係を再構築するのかも分かりません。もしかしたら終わった恋として前に進んでいるのかもしれませんし、ハッキリとした言葉は何もありませんでした。

【シューカツ屋】の登場人物のその後

登場人物のその後について分かっている人物をまとめました。

【シューカツ屋】の感想

短い時間の中にぎゅっと話が詰まってサクサク見れました。福井県にある会社が独自のニッチな産業をやっていたり、繊維産業が盛んな土地柄ということも分かります。ミディトマトの発祥が福井だったことや、眼鏡で有名な鯖江は昔から一番ではなかったなんてことも知れたりします。

福井の大学がなぜ就職率が高いのか？その理由は一人一人にちゃんと向き合い、お節介なまでに面倒をみてくれることにあるとドラマを見て分かります。福井は女性の既婚率も全国トップらしく、就活と婚活の共通点みたいなものも出てきます。

福井県の良いところをコメディタッチに時には熱く、後悔をしないために逃げずに本音で話し合うことの重要性まで盛り込んで、1つのまとまった話になっています。見ていて押し付けがましいところも感じませんし、県をアピールするのに良いドラマだった思いました。

結婚したばかりの水川さんが婚活したり、好みのタイプが“イケメン”だったりします。確かに実生活ではイケメンと結婚したななど、そういう部分も笑って見れたりしました。

この地域発ドラマは今までも何回も作られていて、それぞれの県の様々な話が知れるので面白いです。今月は信州発の「ピンぼけの家族」と愛知発の「黄色い煉瓦」が放送される予定です。

【シューカツ屋】のその他気になったこと

【シューカツ屋】のネタバレまとめ