【真犯人フラグ】2話のネタバレと感想、新情報を加えた失踪当日の時系列と、ドラマ内に登場した小ネタについてもまとめています。
前回終わりに届いた荷物の中身は、息子の篤斗ではありませんでしたが、身元不明の少年の遺体でした。彼はいったい誰なのか?そして新たに凌介を襲う衝撃な出来事が……。
【真犯人フラグ】2話のあらすじ
#真犯人フラグ🚩1話ご覧いただきありがとうございました🙌2話60秒予告を公開です✨#まさかの衝撃のラスト‼️#とんでもないお届け物が#運ばれて来ました…😣#真犯人フラグが立った#凌介の運命とは⁉️#西島秀俊#芳根京子#佐野勇斗#田中哲司#宮沢りえ#ザワつく日曜日#第2話10月17日夜10時半放送 pic.twitter.com/U2ZWBbPpuv
— 真犯人フラグ🚩【公式】日曜ドラマ第3話10月24日夜10時半放送! (@shinfla_ntv) October 10, 2021
荷物の中から出て来た遺体に驚く相良凌介(西島秀俊)と二宮瑞穂(芳根京子)だったが、よく見ると息子の篤斗(小林優仁)ではなかった。彼はいったいどこの子なのか、現時点では身元不明だった。
テレビやSNSでは凌介が疑惑の夫として騒がれ、会社でもどこかよそよそしい雰囲気だった。就業時間になった途端、鳴り止まない電話のほとんどは凌介が原因のクレームだった。迷惑をかけてしまったことに謝罪をする凌介、そしてみんなの力を貸して欲しいと願うと、社員たちは普段と同じように接してくれた。
警察では冷凍遺体について本格的な捜査に乗り出す。一方、凌介と瑞穂は荷物の発送がされた魚市場に来ていた。しかし、送った人物を見つけることができなかった。
警察から家族の最後の足取りを知らされた凌介は、自分たちでもできることとして、配送車に搭載されたドライブレコーダーを調べることを思いつく。
林洋一(深水元基)から電話があり、新居の建設予定地に来て欲しいと言う。向かった凌介が目にしたものとは……?
【真犯人フラグ】2話の時系列
テレビやスマホなどに映る日時から時系列を作成しています。
- 10/20
21:38亀やん急便に警察が来ているとSNSに投稿 - 10/21
8:22「あさトビッ!」で日野のインタビューが放送 - 8:40SNS上で炎上
- 9:00亀やん急便に苦情の電話が殺到
- 12:07太田黒が呼損率28%だと怒る
- 警察で冷凍遺体についての会議
- 17:30頃河村から電話
- 10/22
朝凌介と瑞穂で発送先の魚市場に行く - 8:32瑞穂だけ先に出社し、凌介は警察で事情聴取
- 帰宅後自宅の郵便受けに大量の嫌がらせのビラ
- 夜チャイムが鳴って出るが誰もいない
- 日付不明
14:20過ぎバタコさんからクレームの電話 - 林が会社に訪ねてくる
- 夜「至上の時」へ瑞穂と一緒に向かう
- 日付不明
21:22ドラレコの画像をコピーしに潜入 - 10/28ぷろびんチャンネル更新
- 20:20林から電話で新居予定地へ向かう
【真犯人フラグ】2話のネタバレ
今回は冷凍遺体の発見から、新居予定地に靴が埋まっているのを発見するという流れになります。
疑惑の夫
荷物の中が息子の篤斗かと思いきや、まったく見覚えのない少年の遺体でした。警察がやってきて事情を聞き、瑞穂は送り状を見て業者から送られたものだと答えました。
その頃、橘は「On 2P」なるアプリを開き何やら探すと、“電源がオフになっています”というメッセージが出てきました。誰かをGPSで探しているのか?謎です。
団地にマスコミが殺到して、凌介を追いかけまわします。その様子をなぜか橘も遠巻きに見ていました。
日野がインタビューで凌介に対して好意的に答えているにも関わらず、ネットでは“アリバイ作り”とか“別室とか怪しすぎる”と言う書き込みで溢れます。
会社に行ってもみんなよそよそしく、太田黒は朝礼でいきなりやったのか、やっていないのかをみんなの前で問われます。当然凌介はやっていないと答え、昨日の冷凍遺体の話をしようとすると、別室に連れて行かれて警察も公表しない予定だからと口止めされました。
就業時間になった途端にサポートセンターの電話が鳴りまくり、オペレーターはひっきりなしに電話の対応に追われます。その理由は、ぷろびんが投稿した動画がバズり、凌介が亀やん急便に勤めてることがバレたからでした。
昼休みに入る時、太田黒は呼損率が28%だと怒ります。まるで凌介のせいだと、社員の前で言い始めました。凌介はみんなに謝罪し、でも自分はやっていないと言った後、みんなの力を貸して欲しいとお願いします。すると、今までよそよそしかった社員たちが、承知しましたと言って協力してくれます。
凌介は自分のことをかばってくれた瑞穂に、コンビニで買ってきた食べ物を渡します。まさか自分が犯人扱いされるなんて思ってもみなかったという凌介に対し、「課長はどちらかというと、殺すより殺されるほうしっくり来ます」と、慰めているのか何なのか謎の言葉を返します。
大衆心理だから気にしないほうがいいと告げ、仕事の一環として家族を捜すのを手伝うと言いました。そんな2人の話を扉の外で聞いている謎の人影が…。
冷凍遺体の情報
警察では冷凍遺体の捜査会議をしていました。そこでいくつか分かったことがあります。
- 遺体は少なくとも5年は冷凍されたもの
- 腹部と後頭部に打撲の痕、腕に擦過傷がある
- 直接の死因は内臓損傷
- 箱と同梱されていた紙から、関係者以外の指紋が1つ検出
- 指紋はデータベースに一致するものがない
- ユニホームは2010年に発売され、年間200枚ほど流通している練習着
- 特定のサッカークラブとの関連性はなさそう
- フリマアプリでの転売も多く購入者特定には時間がかかる
ということが分かりました。警察は5年以上前に出された、小学生男児の行方不明届を全国で洗ってみることにします。
犯人がシリアルキラーであることをむしろ望んでいるような落合に対し、犯人はオランウータンの可能性もあるのだから、最後の1択になるまで可能性を潰すんだという阿久津です。
クレームの電話を聞いて凹む凌介は、一人会社で残っていました。そこに河村から様子をうかがう電話が入ります。マスコミに「やめてくれ」と言ったほうがいいのかと悩む凌介に、日野のコメントがネットでは都合よく切り取られて叩かれているのだから、同じことが起きるだけだと河村は助言します。そして、大衆は飽きっぽいのですぐ忘れる、今は耐えろと励ましました。
そんな河村の話を聞いて、両角は友情に厚いとか意外だと口にします。しかし上原は、記事がバズったからでしょと冷静に見ていました。
冷凍遺体と家族失踪に関係性が?
翌朝、瑞穂と一緒に冷凍遺体の発送先である、石原水産に向かいます。一般の人がここから荷物を送ることはできないと関係者は証言します。よって、発送したのは市場の人か、出荷する魚屋、運送業者などが当てはまると考えました。
すると偶然阿久津と落合もやってきました。監視カメラを確認したが、人物の特定には至らなかったそうです。早速凌介を二択の質問責めする阿久津、瑞穂はあの日の集荷担当は98kgある古手川という巨漢の男性だと文句を言いました。
その後、瑞穂は先に出社し、凌介は警察で事情聴取を受けます。遺体は5年は冷凍されていたもので、もし今生きていれば15~16歳で娘の光莉と同じ年ぐらいだと聞かされます。阿久津は光莉が同級生をいじめていたり、その親とトラブルがあったか聞きます。覚えがない凌介は「ありません」ときっぱり否定しました。
その頃、葬儀会場のスタッフが炊飯器失踪の話をしています。その葬儀会場で黙々と果物を磨き続ける本木陽香がいました。
謎の訪問者
凌介が亀やん急便の社員だと分かって以来、配送スタッフも風評被害に遭っていました。望月が団地に配達に行くと、子ども達が「人間運んでんじゃねえの?」とからかいます。女性たちは「やっぱり相良さんが?」と野次馬のように聞いてきました。
凌介が配達員たちのそばを通りかかると「炊飯器さん」と呼び止められ、トラックに“誘拐承ります”という紙が貼られて困ると苦情を言ってきました。望月も小学生にバカにされるのはさすがにね、と零します。凌介はただ謝ることしかできませんでした。
自宅に戻って郵便受けを開けると、誹謗中傷が書かれた紙が大量に投函されていました。落ちた紙を拾い上げていると、遠巻きに住人たちがひそひそと話しています。そこに朋子がやってきて追い払い、一緒に紙を拾ってくれました。
朋子に5年ぐらい前に小学校で何かトラブルがあったか聞くと、5年前は越して来たばかりで子どもも保育園だったのでと答えます。そして初めて声を掛けてくれたのが、真帆だったと言います。引っ越してきてばかりで不安だった朋子は真帆に感謝をしていたのです。だから、自分もそういう人でありたいと思い凌介に声を掛けたのです。「何か力になれることがあったら言ってください!」と朋子は告げました。
自宅で義母に何か連絡がないか電話で聞きますが、やはり何も連絡はありません。それどころか義母の自宅にも、マスコミが押しかけているそうです。
凌介は昔を思い出します。光莉と真帆がスマホを見ながら、友人の日菜に恋人ができたとか、篤斗が家でボールを蹴っていると下の池上さんに怒られるだとかを思い出します。すると、チャイムが鳴りドアの覗き窓から外を確認しますが誰もいません。意を決してドアを開ける凌介、しかし誰もいませんでした。どこからともなく聞こえる猫の声、単なるいたずらだったのか?
河村の考察
翌日、瑞穂はまたバタコさんのクレーム電話を受けていました。今回は組み立て式本棚のネジがないというクレームです。瑞穂はバタコさんに同情するよう、組み立て式のは大変ですよねと言います。するとバタコさんは、妙に明るい声で「そうなの!」と返答しました。
その後、丁寧にメーカーのサイトを教え、スペアパーツの注文フォームに入力する方法を教えます。電話を切った後、瑞穂は「多分ネジないのはウソだよ」といい、「話したい人なんだよ」と言いました。
会社には凌介を林がわざわざ訪ねて来ます。新居の工事を続けるのかの確認のためでした。凌介は新居を立てるのはやめないと伝え、林は絶対帰って来ますと妙に大きな声を出して帰りました。
夜遅くまで瑞穂と一緒に苦情の電話を洗っている凌介に、こんな電話があったと瑞穂は聞かせます。
お前の子供の死体を冷凍便で送りつけてやる!アハハ… ヤベェって!
という電話でした。冷凍遺体のことが漏れたわけではないとは思うけど、と瑞穂は言いますが実際のところは分かりません。
半分は自分が請け負うと言ってくれる瑞穂に感謝し、凌介は晩ご飯をおごらせて欲しいと言って、「至上の時」に2人で向かいました。
店は事件があったせいか、客がいっぱいいる状況でした。そこに河村もやってくると「解散!」といきなり叫びます。実は客ではなくすべて記者だったのです。彼らが帰った後、河村は気をつけろよと忠告しました。瑞穂は冗談半分なのか、河村に凌介のことが好きなのか?と聞かれると、「はい!」と答えます。
冷凍遺体が送られてきたことが、家族の失踪と何か関係あると警察は疑っているようだと凌介が河村に教えます。すると、河村は警察の描いているストーリーを考察し始めました。
- 冷凍遺体は5年前、真帆と光莉に関するトラブルで死亡した少年
- トラブルの内容はいじめとか
- 死んだ少年の遺族が相良家を恨み、家族を誘拐
- 死んだ少年の遺体を篤斗の代わりに送りつけた
ここまで話すと河村は自ら、普通は火葬していると仮説を否定します。
凌介はトラブルの内容がそもそも分からないと言い、当時の担任の先生に聞いても心当たりがないし、亡くなった生徒もいないということでした。
どつぼにハマりそうなので一旦忘れようと河村は言い、3人についての新情報がないかを問います。凌介は最後の足取りが分かったと答えました。
17:13 真帆がバイト先のスーパーを出た
16:17 光莉が最寄り駅の改札を通った
16:45 篤斗が川沿いの通学路を歩いてた
その後、篤斗がサッカー教室に来たのは、コーチの山田の証言では17時半ぐらいとの話です。
話を聞いた河村は、3人がもし合流したとするなら、夕方5時半から7時ぐらいの間だろうと、合流地点と予測される場所を丸で囲んで推測します。瑞穂は自分たちにもできることがあったと思い出します。それは、配送者のドライブレコーダーを確認してみることでした。
凌介が潜入
翌日、丸で囲ったエリアを走っていた車の数時間分だけ確認させて欲しいと、ドライブレコーダーを管理している部署の担当者に願いますが却下されます。そこで瑞穂はデータが入っているパソコンから、コピーをする作戦を思いつきます。
やたらデータのことに詳しい瑞穂は凌介にフォルダの場所を指示し、担当者が離れた隙にコピーするよう凌介に言います。なぜなら、瑞穂いわく凌介なら最悪バレたとしても、泣き落としでどうにかなるからです。
機会を隠れてうかがっていると、担当者がトイレに行くため席を離れます。凌介は急いでコピーをしに向かいますが、手順を書いたメモがどこにいったか分からず焦ります。仕方なく写真を撮って瑞穂に送ると、瑞穂は超高速で文字を入力して手順を送信します。
メッセージを確認した凌介は目的のフォルダを見つけてコピーを開始します。しかし、トイレから担当者が戻って来ようとします。瑞穂は咄嗟に飛び出し「相良課長見てませんか?」と聞いて時間稼ぎをします。屋上にいるかも知れないと言ったため、スマホのライトを取りに行こうと担当者が部屋に戻ろうとします。
後もう少しでコピーが終わる、その瞬間、担当者と一緒に瑞穂は部屋に入ると、凌介は机の下に縮こまっていました。「ここで…何を?僕は…何を…」と、凌介のトボけた演技が始まります。瑞穂も便乗し心配する演技を始め、なんとかその場を乗り切りました。
ドラマの結末
ドライブレコーダーの映像を凌介と瑞穂で確認していると、林から電話が入ります。今すぐ新居のほうに来て欲しいという連絡でした。凌介は新居の建設予定地に向かい、待っていた林と合流します。林の会社に「ここに何かが埋まってる」という電話があったそうです。
基礎工事でコンクリを流したばかりだという新居に、凌介と林は近づいていきます。すると猫が現れてある場所を見て鳴きます。ゆっくりと2人で近づいていくと、そこにはローファーの靴先が飛び出していました。誰かが埋まっているのか?光莉のものなのか?
その頃橘は誰からのものか、いつ送られたものかは不明ですが、16時7分に送信された「たすけて」というメッセージを見ていました。
一方、一人でドライブレコーダーの映像を見ていた瑞穂は、失踪当日の17時13分頃に、篤斗と2人の人物が映っている映像を発見しました。
失踪当日の時系列
今回、新たな情報が分かったので、失踪当日の時系列を新情報を含め改めて掲載します。赤字は新しく分かった情報です。
- 10/15(金)
7:48会社に行くため凌介が家を出る子どもたちは既に家を出ていた
- 16:12妻からメッセージが届く
雨でサッカー教室が中止になったので、迎えはいらないという内容
- 16:17光莉が最寄り駅の改札を通った
防犯カメラ映像に映っていた
- 16:45篤斗が川沿いの通学路を歩いてた
防犯カメラ映像に映っていた
- 17:13真帆がバイト先のスーパーを出た
防犯カメラ映像に映っていた
- 17:18篤斗が2人の人物と歩いている
運送車のドライブレコーダー映像に映っていた
- 17:30頃篤斗がサッカー教室に行く
コーチの山田が証言
- 18:00炊飯器の米が炊き上がる
- 19:00凌介が仕事を終えて退社
書斎代わりに使っているトランクルームへ寄り道
- 21:00頃トランクルームを後にする
- 21:32駅のホームで本木陽香に人違いをされる
- 21:56自宅に戻って妻と光莉へ電話
どちらも繋がらず留守電だった
- 22:01妻へメッセージを送る
- 22:45バー「至上の時」へ向かう
- 10/16(土)
1:03帰宅妻の実家に電話をする
- 1:53妻の実家から着信
凌介は寝ていたのか気づかず
- 6:00起床
2話のぷろびんの考察
ドラマ内でぷろびんが再び考察をしました。他の動画はバズらないけど、炊飯器失踪の考察がバズったので、ぷろびんは「俺ぁ、放火魔として生きる」と宣言して公開します。
「炊飯器失踪の裏に、闇の組織の存在!亀やん急便のマークに隠された真実【考察】」というタイトルで公開されます。
- 亀田運輸の裏の仕事を隠すための陰謀だった
- マークには3つの“6”が隠されている
- マークに6角形が6つある
- マークを時計回りに90度回転させると“6”になる
- “666”は不吉の象徴で世界を陰から支配いている数字
- 亀やん急便は日本の裏の流通、人身売買を仕切っている組織
- 凌介はそこのトップという可能性が高い
- 裏の仕事を隠すために、家族を売って誘拐をでっち上げた
という考察です。「やりすぎ都市伝説」のような演出の動画で、再生数稼ぎのために無理矢理こじつけます。
大きなウソと小さな真実が隠されていそうな、ぷろびんの考察動画でした。
2話の小ネタ
先週の『ヴィヨンの妻』のように所々に固有名詞や、どこかで聞いたことのあるような話が、今週もドラマ内に出てきました。内容を知っている人であればあるほど勘繰りたくなる、小ネタの数々を分かったものだけですが記載します。
デヴィッド・フィンチャーの映画
刑事の落合が「デヴィット・フィンチャーの映画って、大体こんな感じで始まりますよね」と言います。確かにそんな感じですし、恐らくこのドラマ自体が影響を受けているように感じます。
彼が撮った映画作品です。
- エイリアン3(1992年)
- セブン(1995年)
- ゲーム(1997年)
- ファイト・クラブ(1999年)
- パニック・ルーム(2002年)
- ゾディアック(2007年)
- ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年)
- ソーシャル・ネットワーク(2010年)
- ドラゴン・タトゥーの女(2011年)
- ゴーン・ガール(2014年)
- Mank/マンク(2020年)
もろに影響を受けているというのが、映画を見たことある人なら分かると思います。さすがにオチまではパクらないで欲しいものです。
犯人はオランウータン
刑事の阿久津が「犯人はオランウータンでした、ってオチだってゼロじゃねえんだ」と言います。これはエドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』という物語のオチです。
ちなみに今回のコンクリで埋めた場所に猫がいるのとかも、同じポーの『黒猫』を思い起こさせます。
猫の名前
猫おばさんが飼っているうちの1匹の猫の名前が、ショスタコービッチという猫でした。この名前を聞いて思い出すのがロシアの作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチです。
有名なのは交響曲第5番、第7番、第10番と弦楽四重奏曲第8番と、歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』あたりでしょうか。
第5番は日本では「革命」と副題がついています。第7番の副題は「レニングラード」で、第10番は特に副題がありません。弦楽四重奏曲第8番には「ファシズムと戦争の犠牲者の想い出に」捧げるとあり、彼のイニシャルが音名で織り込まれています。
不吉な数字
ぷろびんが動画の中で言っていた「“666”は不吉の象徴」は、元々新約聖書のヨハネの黙示録に登場する数字です。
また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。
新共同訳聖書 ヨハネの黙示録13章16-18節
この数字の意味については、様々な説が世界的に解釈されてきました。しかし今回ドラマでは、ぷろびんのこじつけで終わりそうな予感がします。
【真犯人フラグ】2話のまとめと感想
冷凍遺体は息子の篤斗ではなかったが、家族失踪に関係があるのかも?という話でした。
毎週新情報がちょっとずつ出てきて、新たなる事件が起こるという展開です。今回は失踪当日の最後の足取りが分かり、新居に靴が埋まっているという事件が起こります。靴はまるで光莉が埋まっているように見えますが、恐らく靴のみが埋まっているか他人でしょう。
登場人物が非常に多いため誰が犯人か以前に、誰かが犠牲者になりそうな雰囲気です。2択を迫る刑事・阿久津が個人的に面白いのですが、そもそも選択肢が間違っているor選択肢は2択以上の場合もある、と考えると彼にミスリードされそうです。
序盤なので考察するには情報が少ない上、答えに関係ないノイズも多い状況です。2クールで放送することを考えると1クール目は流して、後半でまとめにくると思われます。とはいえ、ちょこちょこ新情報を挟んでくるので更新はしていこうと思います。
次回は10月24日22時30分から放送予定です。