【オクトー】3話のネタバレ感想|ラランド ニシダまさかの退場

2022夏ドラマ
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【オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜】3話のネタバレと感想をまとめています。

あおり運転で逮捕された男の目から見えた色は【嫌悪】の感情だけでなく、なぜか【信頼】の色が…。矛盾する感情の色が見えた理由とは?

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【オクトー】3話のあらすじ

あおり運転の容疑で逮捕された鳥飼一輝(若林時英)を、心野朱梨(飯豊まりえ)風早涼(浅香航大)が取り調べる。被害者の鳩崎優太(早川進人)のドライブレコーダー映像には、確かに鳥飼の車があおり運転をしていた映像が映っていたが、暴行の容疑については否認する。

風早はバス停の防犯カメラに暴行の瞬間が映っていると映像を見せるが、それでも鳥飼はやっていないと否認し続ける。朱梨が鳥飼の目から見えた感情は【嫌悪】の色だった。それだけでなく【信頼】の色も見えてくる。

彼は何を嫌悪し信頼しているのか?その謎を解き明かすと驚くべき真相が……。

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【オクトー】3話のネタバレ

あおり運転問題がまさかの展開になり、南条がクビになってしまいます。

あおり運転の容疑で逮捕された鳥飼一輝(若林時英)の取り調べを、心野朱梨(飯豊まりえ)と風早涼(浅香航大)が担当する。被害者の鳩崎優太(早川進人)のドライブレコーダーを確認したところ、鳥飼が鳩崎の車を停車させていた。だが、鳥飼は暴行はしていないと否定する。

呆れた風早がバス停に設置された防犯カメラ映像を見せると、確かに鳥飼が鳩崎に対して暴行を加えている場面が映っていた。それでも鳥飼は自分はやっていないとあくまで否定し続ける。鳥飼の目からは【嫌悪】の色が見えていた。何に対しての嫌悪なのか分からないが、朱梨はその色をスケッチしていく。さらに【信頼】の色が見えてきて、鳥飼の目からは反対の感情が同時に発せられていた。

警察署の外に鳥飼の仲間がやってきて騒ぎ立てているのに気付いた風早は、彼らに話を聞いてみることに。鳥飼が捕まった場所は西片倉町のバス停だが、そこは自分たちのシマではないからおかしいという。さらに、被害者の鳩崎は敵対するグループの一員だった。そのことを鳥飼にぶつけ、別の目的があったのではないかと探る。しかし、鳥飼は相変わらず容疑を否認し、動機についても語らなかった。朱梨と風早は違和感を覚え、まるで証拠を見つけて欲しがっているようだと感じた

風早は被害者の鳩崎が所属するグループに話を聞きに行く。すると、鳩崎は昨日複数人に暴行を受けて、病院送りになっていた。会話もできない状況だったため、瞬きの数で質問に答えてもらうが、相手に心当たりはなかった。そこで朱梨は鳥飼のことをたずねる。しかし、彼の目からは【恐怖】の色は見えなかった

3回目の取り調べは聞き込みで得た情報を鳥飼に話す。鳩崎は鳥飼に金で頼まれてあおり運転の被害者を演じていたのだ。なぜ、そんな計画を立てたのか?なぜ犯行を否定するのか?風早は鳥飼に問いかける。すると鳥飼は黙ったまま何も答えなかった。

朱梨はどうして敵対するグループのテリトリーである、西片倉町を選んだのか気になっていた。もしかすると、意味があるのはバス停のほうなのかもしれない。だから、カメラに映る位置で事件を起こしたのではないか。鳥飼にそう問いかけた矢先、南条貴広(ニシダ・コウキ(ラランド))が「雲川さんが呼んでいる」と言って取調室に入って来た。

鳩崎の父が県会議員だったため、鳥飼をすぐに送検するよう圧力がかかったと雲川は言う。納得いかない風早と朱梨は、2年分のバス停の防犯カメラを見せてもらいに行く。ひたすら見続けていると、ある映像に目が留まった。それは、男女が何か争っているような姿だった。朱梨はバス停に向かい今まで書き留めた鳥飼の色を並べる。やがて鳥飼の色が見えた。

朱梨と風早は鳥飼を釈放し、南条を取調室に呼び寄せる。そして、雛見すみれ(本田仁美(AKB48))という鳥飼の幼馴染の女性の写真を見せながら、南条が彼女を知っているはずだと迫る。すみれは鳥飼が鳩崎のグループと揉めていたのを心配し、当時片倉中央署にいた南条に相談していた

それをきっかけに南条はすみれに一方的な好意を寄せ、つきまとうようになった。ある晩、南条は嫌がるすみれに絡み、逆ギレして突き飛ばしてしまう。その時、すみれは転倒して額と手首にケガを負ってしまった。数日後、すみれは片倉中央署の南条の上司に事情を話す。しかし、まともな対応もしてくれないどころか、事件を隠蔽されてしまった

ショックを受けたすみれの様子がおかしいことに気付いた鳥飼が、彼女から一連の話を聞きだして片倉中央署へ訴える。だが、彼の訴えに耳を貸す人は誰もいなかった。直接南条に仕返しをするのは、すみれが大ごとにしたくなかったため止めた。そこで鳥飼は警察に偶然証拠を見つけさせる必要があると考え、今回のあおり運転騒ぎをあえて起こした

朱梨が真相に気付いたのは、取調室に南条が入って来た時だった。鳥飼の【嫌悪】の色がよりいっそう強まったからだった。さらに南条は鳩崎への暴行も指図してやっていた。まったく悪びれない南条の態度に風早がキレ、2人はお互いに胸倉をつかみあってにらみ合う。

「終わったことをグチグチと」という南条に対し、朱梨は「終わっていません!」と強く反論した。なぜなら、すみれは事件後もずっと事件のフラッシュバックを見て、街中で警官と擦れ違うのさえ怯えていた。そんな彼女が自分の感情と闘い、勇気を持って告白してくれた。彼女から【恐怖】の感情が見えているうちは、今でも事件は終わっていないと南条に強く告げた。

朱梨が姉の見舞いに行った際、偶然すみれと鳥飼に出会う。すみれを心配して朱梨は甲本祐希(臼田あさ美)を紹介していた。紹介してくれたことを感謝するすみれ、鳥飼も事件を解決してくれたことに感謝した。その後、南条は自主退職扱いとなったという。あくまで警察は表沙汰にしない方向だった。雲川が言うには、かなり上のほうからそうするよう指示が出たのではないかということだった。

今日も病室で姉に語りかける朱梨。そこへ現れたのは平安衛(船越英一郎)だった。平安は以前から朱梨たちに差し入れを届けにきていた。差し入れのシュークリームを受け取った朱梨は姉に見せて喜んだ。

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平安の動向について補足

風早が左遷された件について、今回新たな事が分かります。さらに朱梨たち姉妹と平安が以前から知り合いだったことが分かりました。平安にはまだまだ分からないことが多く、朱梨の事件にも何らかの関わりがあると思われます。

そこで、平安の動向と風早の新情報についてまとめてみました。

平安の動向

今まで平安のことで分かっているのは以下の通りです。

  • 警察庁次長
  • 風早に特命捜査を命じている
  • 告発に失敗した風早を救った
  • 朱梨の動向を探っていた
  • 雲川の動向を探るよう風早に命じる
  • 心野姉妹と以前から知り合い

今回、南条が自主退職扱いになった際、雲川はもっと上のほうからの指図ではないかと考えます。その指図をしたのが誰かは分かりませんが、平安の可能性もありそうです。

また、朱梨たちの事件に関わっているのであれば、刑事だった朱梨の父親と何かがあったのではないかと考えられます。父が風早のように何かを告発しようとしていたとか、そういった経緯があったとしてもおかしくありません。

いずれにせよ、黒幕的存在の平安は敵か味方かまだまだ分かりません。

風早の左遷

押収した覚せい剤の横流しに気付いた風早が、上に訴えますが隠蔽されたというところまで、分かってはいました。今回新たに分かったこととして、横流しをしていた人物は風早の世話になっている上司だということです。その人物は大阪府大木中央署 生活安全課 警部 安部太樹という人物でした。後にこの人物が登場するのか、単なる名前だけの出演なのかは分かりません。

さらに、上層部に訴えてももみ消されてしまったため、風早は週刊誌にこの事実をリークします。しかし、それも圧力がかかって表に出ることはありませんでした。そんな風早に声をかけたのが平安です。風早は感謝していますが、どういう意図が裏にあるかはまだ不明です。

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【オクトー】3話のまとめと感想

あおり運転をわざとして警察に逮捕されることで過去の証拠を見つけ出してもらい、加害者の南条がクビになるという話でした。

今回の件も含め、どうやら警察内部の隠蔽について突っ込んでいく展開になりそうです。風早も事件を隠蔽され、もしかしたら朱梨も何か隠蔽されている可能性が高いです。それに関わっていそうなのが平安で、彼が敵か味方かはまだ分かりません。

雲川については何らかの過去があり、それにまつわる話はあるはずです。しかし、南条にそんな過去があって掘り下げるとも思ってもみなかったので、今回警察をクビになったのは驚きでした。ぱっと見は人が良さそうな南条が、取り調べで証拠を突きつけられると豹変します。そのギャップがサイコパス感があり、演じていたニシダさんがうまくはまっていました。

最終回に至るまでにまた新たに誰か退職してしまうのか?意外なところにも気が抜けないドラマです。

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