TBS系で7月7日日曜21時から始まる、池井戸潤原作【ノーサイド・ゲーム】の全話あらすじと感想、キャストやスタッフなどまとめてご紹介!
見る前に予備知識として入れておくと、ドラマが楽しめそうな情報も!
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の放送日とスタッフ
- 放送局:TBS系毎週日曜21時
- 放送開始日:2019年7月7日(日)21時~
- 放送枠:日曜劇場
- 原作:池井戸潤『ノーサイド・ゲーム』(ダイヤモンド社)
- 主題歌:米津玄師『馬と鹿』
- 脚本:丑尾健太郎 ほか
- 演出:福澤克雄 ほか
- プロデューサー:伊與田英徳 ほか
- 製作著作:TBS
- 公式サイト
- 公式Twitter
- 公式Instagram
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の主要キャスト
君嶋隼人(大泉洋)
大手自動車メーカーに勤務し、上司が主導する企業買収に異を唱えて異動に。会社の弱小ラグビー部のチーム再建を課せられる。トキワ自動車アストロズ・ゼネラルマネージャー。
君嶋真希(松たか子)
君嶋の最大の理解者にして夫を尻に敷く妻。君嶋の仕事に理解があり、時にハッパをかけてくれる。君嶋が経験のないラグビー部を任され、心配している。
風間有也(中村芝翫)
君嶋が工場に飛ばされる原因となった企業買収先であるカザマ商事の三代目社長。祖父の代から続いてきたカザマ商事の3代目社長。大学の同級生・滝川に、カザマ商事買収を持ち掛ける。
滝川桂一郎(上川隆也)
トキワ自動車常務取締役営業本部長。次期社長候補と目される、君嶋の天敵。企業買収を強引に進めていたが、反対する君嶋の意見書により見送りとなる。
七尾圭太(眞栄田郷敦)
トキワ自動車本社海外事業部所属。ニュージーランドからの帰国子女で、現地での大学時代にある出来事によって夢を断たれ挫折。失意のまま帰国し、“普通の生活”を送ろうとトキワ自動車に入社する。七尾の存在は君嶋が再起を図る際の切り札となっていく。
佐倉多英(笹本玲奈)
総務部員。総務部のほか、ラグビー部「アストロズ」のアナリストを務めている。何でもすぐに分析する癖あり。
柴門琢磨(大谷亮平)
ラグビーの名門校でラグビー部の監督を務めていたが、そのやり方に批判の声が上がって解雇される。GMである君嶋とは大学時代の同期、当時お互いに良く思っていなかった。新たにアストロズの監督に就任する。
島本博(西郷輝彦)
トキワ自動車の創業家社長。経営においては常に厳しい目を持つ堅実な人物である一方で、根っからのラグビー好きで、アストロズの創設者でもある。本社の幹部候補生であった君嶋の能力を高く評価しており、信頼している。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】のその他キャスト
トキワ自動車
脇坂賢治(石川禅)
トキワ自動車経営戦略室長。君嶋隼人の直属の上司だった男。常務取締役営業本部長の滝川とは同期で、対立する滝川と君嶋をとりなそうとするが…。
星野信輝(入江甚儀)
トキワ自動車研究所の研究員で物語中盤からの鍵を握る人物の一人。
吉原欣二(村田雄浩)
トキワ自動車府中工場前総務部長・前アストロズGM。
新堂智也(藤原光博)
トキワ自動車府中工場長。
中本理彩(山崎紘菜)
トキワ自動車の女性社員。あまりラグビーに興味がない。
吉田夏帆(南端まいな)
トキワ自動車の女性社員。
藤島レナ(阿部純子)
トキワ自動車海外事業部員。トキワ自動車内でも数少ないアストロズの熱狂的ファンで、中でも浜畑譲のファンである。
その他関係者
青野宏(濱津隆之)
トキワ自動車を揺るがすある出来事について何かを知る男。
柴門シオリ(川田裕美)
柴門琢磨の妻。ラグビーのことだけを考え続ける柴門を支える才女だが、君嶋とも浅からぬ因縁がある。
「多むら」の女将(凰稀かなめ)
トキワ自動車のラグビーチーム「アストロズ」が日々飲みに行く居酒屋「多むら」の女将。
アストロズ主要メンバー
岸和田徹(高橋光臣)
アストロズの主将。
本波寛人(天野義久)
浜畑 譲(廣瀬俊朗)
ポジションはスタンドオフ。
安西信彦(齊藤祐也)
佐々 一(林家たま平)
ポジションはスクラムハーフ。
友部祐規(コージ(ブリリアン))
ポジションはプロップ。
有馬真吾(村田 琳)
笠原 豪(笠原ゴーフォワード)
その他アストロズ部員
- 中本元気(勝山 翔)
- 玉木俊太(榎本鉄平)
- 高輪祐太(眞弓葉詩)
- 飯野雄貴(飯野雄貴)
- 西荻 崇(田沼広之)
- 岬 洋(鶴ケ﨑好昭)
ポジションはフルバック。 - 林田公一(株木孝行)
- 立川 悟(水本竜弥)
- 端本太郎(端本太郎)
- 大和航平(北川勇次)
- 仲村慎祐(仲村慎祐)
- 伊吹誠介(伊吹誠介)
- 森本竜馬(森本竜馬)
- 石川悠太(石川悠太)
- 秋元太一(板垣悠太)
- 小野勘太(邉津勘太)
- 小西大樹(小西大樹)
- 戸村銀太郎(髙橋銀太郎)
- 岩爪 航(岩爪 航)
- 井上卓哉(井上卓哉)
- 新井龍一(新井龍一)
- 阿久根 潤(阿久根 潤)
- 工藤元気(工藤元気)
サイクロンズ関係者
津田三郎(渡辺裕之)
サイクロンズの監督。
鍵原誠(松尾諭)
業界の事情通でサイクロンズのGM。
富野賢作(佐伯大地)
サイクロンズ及び日本代表のスタンドオフを務める。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の原作
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の原作は数々の映像化作品がある池井戸潤さんです。
TBSで放映された半沢直樹が大ヒットし、WOWOWで放送されたドラマも面白かったです。
池井戸潤原作映像化作品
映画
テレビドラマ
- TBS系
- 半沢直樹(2013年7月7日 – 9月22日、主演:堺雅人、原作:『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』)
- ルーズヴェルト・ゲーム(2014年4月27日 – 6月22日、主演:唐沢寿明)
- 下町ロケット(2015年10月18日 – 12月20日、主演:阿部寛、原作:『下町ロケット 』・『下町ロケット2 ガウディ計画』)
- 下町ロケット2(2018年10月14日 – 12月23日、主演:阿部寛、原作:『下町ロケット ゴースト』『下町ロケット ヤタガラス』)
- 下町ロケット2 新春ドラマ特別編(2019年1月2日)
- 陸王(2017年10月15日 – 12月24日、主演:役所広司)
- 日本テレビ系
- 花咲舞が黙ってない第1シリーズ(2014年4月16日 – 6月18日、主演:杏、原作:『不祥事』『銀行総務特命』)
- 花咲舞が黙ってない第2シリーズ(2015年7月8日 – 9月16日、主演:杏、原作:『銀行仕置人』『銀行狐』)
- テレビ朝日系
- 覗く女 実況中継された連続殺人!(2002年8月24日、主演:羽田美智子・船越英一郎、原作:『銀行狐』より「ローンカウンター」)
- 民王(2015年7月24日 – 9月18日、主演:遠藤憲一・菅田将暉)
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】を見る前に知っておきたい予備知識
ラグビーを題材にしている作品なので初めてラグビーを見る人でも、知っておきたいルールやポジションの解説をします。
ラグビーのルール
基本的なルールとして
というルールになっています。とにかく相手の陣地に入り、最後トライを決めるということを目的にしています。
15人VS15人(リザーブ8人)で試合をし、前半後半各40分ずつ戦います。
得点の種類
種類 | 点数 | 得点方法 |
---|---|---|
トライ | 5点 | 相手のインゴールにボールを押さえる |
ゴールキック(コンバージョン) | 2点 | トライ後のゴールキックが成功 |
ペナルティーゴール | 3点 | 相手のペナルティーからのゴールキックが成功 |
ドロップゴール | 3点 | プレーの最中にドロップキックでゴールが成功 |
トライをしてゴールキックを決めれば、いっぺんに7点入ります。
反則の種類
種類 | 説明 |
---|---|
ノックオン | ボールを前に落としてしまうこと |
スローフォワード | ボールを前にパスしてしまうこと |
ノットロールアウェイ | タックルした選手、またはタックルされた選手が地面に倒れ、 ボールから離れないこと |
ノットリリースザボール | タックルされた選手がボールを離さないこと |
オフサイド | プレーをしていけない場所からプレーに加わること |
ラグビーの基本プレー
種類 | 説明 |
---|---|
スクラム | 試合再開のセットプレー。15人制では8人対8人、 セブンズ(7人制)では3人対3人でスクラムを組む |
トライ | 相手のゴールラインを越えてボールを押さえるとトライ |
タックル | ボールを持っている相手の選手をつかんで倒すプレー |
ラインアウト | ボールがタッチラインから外側に出た場合に試合を再開する方法 |
キック | トライや反則の後にゴールポストを狙ってキック。 プレー中はキックを使って相手陣地に攻め込む |
参考URL:https://www.rugby-japan.jp/RugbyFamilyGuide/pg175.html
ラグビーのポジション
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の全話あらすじ
全10話のあらすじをまとめました。ネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。各話の詳細はリンク先にあります。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第1話あらすじ
トキワ自動車の経営戦略室次長の君嶋隼人(大泉洋)は、妻である真希(松たか子)と息子二人の四人で幸せに暮らしていた。
ある日、企業買収を目論む滝川桂一郎(上川隆也)に意見書の書き直しを命じられるが、自分の分析が正しいと信じ訂正をしない。その結果、買収は見送りとなった代わりに、君嶋は府中工場の総務部長に飛ばされる。
赴任当日、総務部の佐倉多英(笹本玲奈)に連れられ社員たちの前で、トキワ自動車ラグビーチーム“アストロズ”と対面する。総務部長はアストロズのGM(ゼネラルマネージャー)を兼任するならわしだった。
しかし、アストロズは弱小ラグビーチームで14億もの予算を使う会社のお荷物集団だった。
たまたま練習を見に来ていた社長の島本博(西郷輝彦)から、ラグビーの精神について語られるが、君嶋の心には響かず“アストロズに未来はない”と答える。
そしてアストロズの現状を書いた意見書を作成し、“廃部が妥当”と書いた。
その意見書を持って本社に行った君嶋は、脇坂賢治(石川禅)から買収の話が復活することを聞かされる。滝川の勢いはさらに増して社長交代もあり得るという。
その後、君嶋は滝川と再び話をするが、本社に戻すなんていっていないといわれ、自分の考えが甘かったことを痛感させられるのだった。
アストロズ廃部案を知った部員たちに詰め寄られる君嶋は、現時点での君たちの価値はゼロだと言い切る。だが、自分はラグビーは素人だが経営戦略はプロだ、しっかりと手を組めば勝機はあるといい、廃部案を撤回し次の取締役会議で予算を通すと宣言する。
部員たちも戦う姿勢を見せた結果、アストロズはもう一年様子を見ることが決定した。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第2話あらすじ
監督選びが難航している君嶋隼人(大泉洋)に、佐倉多英(笹本玲奈)は社長選びに例えて考えてみることを提案する。すると、優勝経験がある監督を選べばよいことに気づく。
そこで君嶋は柴門琢磨(大谷亮平)に連絡をするが断られてしまう。理由は以前行き違いで滝川桂一郎(上川隆也)が柴門にオファーを出したが結局断ることになった過去があったからだった。
君嶋は柴門に手紙を書き誠心誠意詫びて、アストロズ優勝のためには柴門の力が必要だと訴える。ようやく直接会って話をすることができた柴門は、アストロズを見に行くと約束する。
アストロズを見に来た柴門が、監督を引き受けるには条件があるという。それは選手全員が賛成をすること、一人でも反対する者がいたら引き受けないという。
さらに柴門は選手一人一人に宛てた手紙を書く。手紙を読んだ選手たちはその的確なアドバイスに驚き、柴門を全員一致で監督にすることに賛成した。そして柴門は新しいアストロズの監督になる。
さっそく柴門が合宿プランを出し、新たに1億円必要だという。君嶋は無理だと却下するが、本気で強くしたいんじゃなかったのか?と柴門に言われて衝突する。君嶋はここでもまた、会社に例えて考えてみた。
会社の場合、経費を削減するときは基本出費の多いところから削減する。ならば、外国人選手の報酬を削減するのはどうかと柴門と相談する。
君嶋は外国人選手が抜けた穴を、今いる選手たちの特性を生かして埋めていくことができるのではないか?と考えていた。そこで、佐倉に外国人選手が出場時と控え時の得失点差を調べてもらう。すると、大差がないことがわかった。
1×15を100にする、今いる選手の力を合わせてプラスにする計画を立てる。
取締役会議で予算案を発表し、看板選手である外国人選手を切るという案に会議はざわつく。しかし君嶋は柴門と話した結果、いけると信じていた。
アストロズを優勝させてトキワ自動車の知名度も上げるために、理解をして欲しいと求める。社長の島本博(西郷輝彦)の「GMの君嶋が決めたことだから、彼に任せる」という言葉で会議は無事終了した。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第3話あらすじ
子供ラグビー教室を開くが2人しか来ない。その来た2人も少ないのが嫌なのか帰ってしまう。そこで君嶋(大泉洋)は新たな改革に着手する。
観客動員数を増やすために、まずは日本蹴球協会へ会合の際に話を切り出す。しかし、全く取り合ってもらえない。
そこでサッカーチームがやっている地域活動とファンクラブを参考にし、アストロズでも同じことを全て実行すると張り切る。そして選手たちにも協力してもらい、ボランティア活動を開始する。
再び立ちはだかる金に君嶋は予算の追加修正をし、取締役会に持っていく。滝川(上川隆也)に嫌味を言われながらも、何とか新たな予算を獲得することができたが、新たなプレッシャーにもなった。
仕事と練習の合間をぬってボランティア活動をすることに、選手たちから文句が出始めてボランティア活動のボイコットをされてしまう。
選手たちを集めて飲み会を開いた君嶋は、君たちの戦場はグラウンドだけじゃないと説く。その演説に納得した選手たちは、再びボランティア活動を始め、練習にも励んでいった。
リーグ開幕戦の練習時間グラウンドに出ると、スタジアムは去年と同じガラガラだった。自分たちのやったことが無駄だったとがっかりする部員たち。しかし、試合開始が近付き再びグラウンドに出た時、スタンドは大勢のアストロズファンが来ていた。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第4話あらすじ
プラチナリーグが開幕しアストロズは初戦を勝利で終えた。続く2戦目も勝利はしたが、観客動員数がアウェイのせいか伸び悩んでいた。
佐々(林家たま平)は営業部に行った時に電話を取り、打ち合わせの時間を聞き間違えてしまう。佐々も急いで謝りに行き、担当の青野(濱津隆之)がラグビーファンということを聞いていたので、サイン入りラグビーボールを持参する。
青野はラグビーファンではあったが、サイクロンズのファンだった。その後、取れる予定だったゴルフカートの商談は駄目になってしまう。
試合が進むにつれてアストロズの弱点が露呈する。それは選手層の薄さだった。君嶋(大泉洋)は直接七尾(眞栄田郷敦)に会いに行き、ラグビー枠で会社に入らないかと口説くが七尾は断った。
その頃本社ではカザマ商事の買収を社長の島本(西郷輝彦)も承認する。翌日新聞には滝川(上川隆也)がリークしたらしく、買収の記事が掲載される。いよいよ滝川の時代が来ると、脇坂(石川禅)は君嶋に忠告をした。
練習の最中にタックルを受けた里村(佳久創)は怪我をしてしまう。責任を重く感じた佐倉(笹本玲奈)に君嶋が話を聞く。なぜアナリストを目指したのかを。佐倉の父はラグビー選手で、父の好きなラグビーがどういうものか知りたくて、佐倉はアナリストを目指した。
佐々も責任を感じて退部届を君嶋に提出する。君嶋はとりあえず預かることにした。
君嶋はゴルフ場建設反対デモの件もあり、佐々が謝りに行った会社へ行く。カートのキャンセルの本当の理由は反対運動が過熱していたため工事が延期し、カートの発注もキャンセルしたのだった。
君嶋は佐々にキャンセルの真相を教え、君のサポートなしではアストロズは戦えないと励ます。グラウンドで待っていたチームメイトたちも迎えに来て、佐々は出した退部届を破った。
ファイターズとの試合の日、佐々や佐倉が分析した対策がうまくいく。アストロズはその日も勝利で終え、あのカートのキャンセルをした会社の青野も試合を見に来てくれた。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第5話あらすじ
アストロズは連勝を11と伸ばす。しかし新聞では小さな扱いで、トキワ自動車の株価が急伸したという新聞記事は一面だった。
君嶋(大泉洋)は企業間の合併はトップシークレットなのに、どうして滝川(上川隆也)はリークしたのか?と気になっていた。そして二人のプロフィールを改めて見てみると、二人は同じ大学の同期だと気づく。大学の同期二人が計画した、買収案件なのではと考えた。
柴門(大谷亮平)は対サイクロンズ戦の戦略を考えていた。だが、どう考えても今のアストロズでは勝てる気がしない。そんな時に君嶋と話していたところ、ある閃きが降りてくる。“リロード”を早くすれば勝てると。数的優位を作ってパワーではなく、スピードで勝てばいいと気づく。
君嶋は柴門と津田監督(渡辺裕之)の合同記者会見をすることにする。その場で柴門は「徹底的に叩き潰す」と一歩も引かない発言をする。テレビで記者会見を見ていたアストロズの選手たちは、その言葉を聞いて奮起する。
そして迎えたサイクロンズ戦、沢山の観客が試合を見に来ていた。サイクロンズは里村(佳久創)に対し3人のディフェンスを当て、徹底的に潰しにきた。しかし、フォワード陣は互角以上の力があり、そのまま押し込んでゴールへ進んでいく。一進一退の攻防を続けるが、次第に自力で勝るサイクロンズが力を発揮し、前半はリードされて折り返す。
後半、里村に代えて佐々(林家たま平)を投入する。佐々の動きは良く、スピードのあるパスで敵を翻弄する。さらにリロードの差が出てき始め、アストロズがゲームを支配し始める。
あとワンプレーとなった時、トライで逆転勝利を狙うアストロズ。岬(鶴ケ﨑好昭)がボールを持ってゴールに突っ込むが、ビデオ判定になってしまう。その結果は?
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第6話あらすじ
役員会議でアストロズの予算を申請する君嶋(大泉洋)だが、滝川(上川隆也)始め役員たちの風当たりは強かった。しかし、社長の島本(西郷輝彦)が部の存続に進退を賭けることで無事14億の予算が下りた。
君嶋は脇坂(石川禅)に本社復帰の誘いを受ける。君嶋が以前から望んでいたことだったが、即答はせず返答まで1ヶ月の猶予を与えられる。
昨年のアストロズの収益は5500万円だった。チケットがどんなに売れても分配金はゼロ、プラチナリーグという組織に問題があると君嶋はGM会議で提言することを決める。
君嶋はGM会議で作成してきた、改善提案書をみんなに配る。どのチームも赤字で悩んでいただけに、最初は君嶋の案に流れが傾くが、会長の富永(橋幸夫)の意向が金儲けではないといわれると、誰も何も言えなくなってしまう。
本波(天野義久)が引退の意向を伝えてきた。理由は身体的なものもあるが、自分に使う金があるならファンやチームに使って欲しいということだった。君嶋はなぜ君はラグビーを続けたのか?と問うと、諦めが悪かったと答えた。
脇坂への返答をするために君嶋は本社へ行く。そこで君嶋の出した決断とは?
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第7話あらすじ
浜畑(廣瀬俊朗)に日本代表のジャージを着たくないか?とそれを餌に交渉するサイクロンズの監督の津田(渡辺裕之)。浜畑はどんなにいい条件を提示されても、きっぱりと断り残り少ないキャリアをアストロズに捧げることに決めていた。
しかし、サイクロンズはアストロズのもう一人の柱である里村(佳久創)にも声をかけていた。里村はもっと上を目指すためにもサイクロンズへの移籍を決める。
リーグ開幕間近に起きた引き抜きに補強もできず、君嶋(大泉洋)はフェアじゃないと憤る。そこで柴門(大谷亮平)がもし移籍承諾書を出さなければ、里村はサイクロンズに移籍したとしても一年間試合に出れないと教える。
君嶋は里村の態度を見て、やっぱり移籍承諾書は出さないと言う。しかし、柴門が言うには津田の目的はアストロズを弱くするのが目的であって、里村が一年出られなくても構わないと考えているという。
練習もアストロズと一緒にやらず、退社を決めた里村は職場でも裏切り者扱いをされる。今までラグビーで頑張ってくれていたから、代わりにみんながやっていた仕事もやらされる。
一人残って仕事をしていた里村の元に、浜畑が来て仕事を手伝う。家族が困ってたら助けるのは当然といい、里村がどこに行っても応援していると浜畑は告げる。
一方、何度タックルの練習をしてもうまくいかない友部(コージ(ブリリアン))の元に、里村がやってくる。里村は友部の練習相手になり、タックルのコツを教える。その姿を他のアストロズメンバーも見ていた。
里村とアストロズはこのまま決別してしまうのか?君嶋は移籍承諾書は出すのか?
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第8話あらすじ
市役所で反対派の人たちの話を君嶋(大泉洋)は聞くが、感情に訴えてくるばかりで建設的な話ができない。5ヶ月前までは先頭に立ってくれていた、森下教授(辻萬長)が来なくなってしまったという。
損害賠償金額は5000億円とも言われる大事故に、社員たちはカザマ商事を買収したらトキワ自動車が支払うことになるのではと危惧する。
星野(入江甚儀)が分析を終えたのも5ヶ月前といい、森下教授が反対運動から手を引いた時期と一致する。君嶋の仮説では教授が検証していたオイルの分析に、カザマ商事が何らかの形で関与していた可能性があるという。
教授に再び会いに行った君嶋は、娘の治療費をもらう代わりに分析中のオイルのデータの偽装を持ちかけられたのではと聞く。証拠を求める教授に君嶋はある写真を見せる。それは教授の思い出のイチョウの木が、伐採されずに残っていた写真だった。
七尾(眞栄田郷敦)に浜畑(廣瀬俊朗)が声をかける。そして馴染みの鍼灸院に連れていき、七尾の膝の治療を勧める。同じポジションを争う浜畑の行動に七尾は驚くが、ベストの七尾を叩きのめさないと意味がないと答えた。
そして、レギュラーポジションを賭けた部内マッチが始まった。
レギュラーに選ばれるのは七尾か浜畑か?君嶋はカザマ商事買収を阻止するための手立てはあるのか?
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】第9話あらすじ
カザマ商事買収の会議をしているところに君嶋(大泉洋)が資料を持ってやってくる。青野(濱津隆之)の証言と手に入れた受領書を手に、風間(中村芝翫)がデータの偽装を森下教授(辻萬長)に頼んだという証拠を会議で突きつける。これにより、カザマ商事の買収は見送りとなった。
その後、滝川(上川隆也)は子会社へ異動となり、常務には今回の件で手柄を立てた脇坂(石川禅)が就任した。
プラチナリーグが開幕しアストロズは破竹の11連勝をしていた。サイクロンズも同じく負け無しの連勝中だった。
脇坂に呼ばれた君嶋は本社へ向かう。脇坂はアストロズの予算を縮小すべきというだけでなく、トキワには必要ないと言い始める。君嶋は選手や応援してくれたファンはどうなるんだと訴えるが、脇坂は聞く耳を持たずとにかくラグビー部を排除したいようだった。
七尾(眞栄田郷敦)が他チームに研究され始めるが、テクニックで何とか乗り切っていた。しかし、怪我をした時を思い出してラックに入れない。その様子を柴門(大谷亮平)はちゃんと見ていた。
ブレイブス戦のスタメンが発表された。七尾を外し浜畑(廣瀬俊朗)がスタメンに選ばれた。
ドラマ【ノーサイド・ゲーム】最終回第10話あらすじ
君嶋(大泉洋)は日本蹴球協会へ行き木戸(尾藤イサオ)と話しをする。このままで本当にいいのかと詰め寄る君嶋に、自分だって何とかしたいが一人だけの力では無理だという。
脇坂(石川禅)がどこから風間社長(中村芝翫)の銀行口座のコピーを入手したのか、君嶋は探っていた。すると、脇坂と風間社長は高校の同級生であることがわかった。
取締役会議前の晩、アストロズ部員は君嶋にエールを送る。君嶋は部員とファンのため、自分の命を賭けてやってみせると約束した。
取締役会議当日、脇坂はアストロズの予算半減を提案する。さらに、日本蹴球協会が変わらなければ、今後も今まで通り金をむしり取られるだけだと主張する。対する君嶋は2年前から比べての成長を語り、地域住民との交流など数字で見えない部分の貢献を語る。
会議の結果はどうなるのか?そして、アストロズとサイクロンズの優勝争いは?