ドラマ【ノーサイド・ゲーム】5話ネタバレ感想|アストロズのリーグ優勝決定戦の勝敗は?

ノーサイド・ゲーム 2019夏ドラマ
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前回アストロズは連勝している状態で終わりましたが、怒涛の連勝で最終戦が優勝決定戦となりました。もちろん最終戦の相手は因縁のサイクロンズです。アストロズの勝敗の行方は?

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ドラマ【ノーサイド・ゲーム】の5話あらすじ

君嶋GM(大泉洋)の経営戦略と柴門監督(大谷亮平)の最新ラグビー理論が合致したアストロズは勝ち星を重ねていった。今年は優勝を伺える位置におり選手たちの士気も高い。一方、カザマ商事買収の道筋をつけた滝川常務(上川隆也)は経済誌で堂々とコスト削減を論じるなど目に見えて影響力を増している。しかしこの件がリークされた裏には滝川とカザマ商事・風間社長(中村芝翫)のある関係性があった。それに気づいた君嶋は元上司・脇坂(石川禅)に調査を依頼する。
そんなある日、滝川が府中工場の視察にやってきた。滝川は工場の合理化を推し進めて人件費などのコストを削減するつもりなのだ。リストラが断行されれば廃部に追い込まれるかもしれない。連勝に沸く選手たちにも不安が芽生え始める。さらに、柴門はサイクロンズ戦の活路が見えず焦る。津田監督(渡辺裕之)は自分の手の内を知り尽くしている。だが、君嶋の発言にヒントを得て選手たちに指示を出す。数日後、アストロズはレスリング道場にいた。
そしてサイクロンズ戦まで数日に迫る中、柴門には津田の因縁を面白がるマスコミからの取材依頼が殺到していた。これを集客に結び付けるべく、君嶋はトキワ自動車本社に津田を招いて両監督の合同記者会見を仕掛ける。

公式HPより引用
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ドラマ【ノーサイド・ゲーム】5話のネタバレ

  • リーグ戦は16チーム総当りなので15試合行われる。アストロズは現時点で10連勝していた。その後もアストロズは勝ち連勝を11と伸ばす。しかし新聞では小さな扱いで、トキワ自動車の株価が急伸したという新聞記事は一面だった。
  • 七尾を内定をもらったが、実は君嶋がアストロズに“仮入部”という扱いにしてくれたためだった。
  • アストロズはその後も勝って13連勝する。秩父宮ラグビー場でサイクロンズとファイターズの試合が先にやっていて、それを見ると前半だけでサイクロンズが30点差をつけるという圧倒的な試合だった。
  • 君嶋は企業間の合併はトップシークレットなのに、どうして滝川はリークしたのか?と気になっていた。カザマ商事が買収を取りやめることがない確信があったのか?と疑念を抱く。
  • アストロズの若手3人は本波と一緒に居残り練習していた。佐々は同じポジションで日本代表でもある里村よりパスは上だと言う。しかし、現在試合に出ていない理由は、もっとリズムを変えて視野を広くする必要があるとアドバイスを受ける。
  • 君嶋はなぜ滝川は買収に自信があったのか?それを考えていた。そして二人のプロフィールを改めて見てみると、二人は同じ大学の同期だと気づく。大学の同期二人が計画した、買収案件なのではと考えた。
  • 柴門は対サイクロンズ戦の戦略を考えていた。だが、どう考えても今のアストロズでは勝てる気がしない。そんな時に君嶋と話していたところ、ある閃きが降りてくる。“リロード”を早くすれば勝てると。タックルで倒れて休んでいる時間を短くし、次のプレー態勢に素早く戻る。数的優位を作ってパワーではなくスピードで勝てばいいと気づく。
  • 君嶋は柴門と津田監督の合同記者会見をすることにする。その場で柴門は「徹底的に叩き潰す」と一歩も引かない発言をする。テレビで記者会見を見ていたアストロズの選手たちは、その言葉を聞いて奮起する。次の試合は監督やGMのため、命がけで叩き潰すとチーム一丸となった。
  • そして迎えたサイクロンズ戦、沢山の観客が試合を見に来ている。サイクロンズは里村に対し3人のディフェンスを当て、徹底的に潰しにきた。動きもパスも全て読まれていた。しかし、フォワード陣は互角以上の力があり、そのまま押し込んでゴールへ進んでいく。一進一退の攻防を続けるが、次第に自力で勝るサイクロンズが力を発揮し、前半はリードされて折り返す。
  • 後半、疲れてリロードの差が出てくるはずと踏み、スピード勝負に出ることにする。そして、里村に代えて佐々を投入する。予想外の佐々の登場にデータはなく、サイクロンズも慌てる。佐々の動きはよくスピードのあるパスで敵を翻弄する。さらにリロードの差が出てき始め、アストロズがゲームを支配し始める。
  • あとワンプレーとなった時、トライで逆転勝利を狙うアストロズ。岬がボールを持ってゴールに突っ込むが、ビデオ判定になってしまう。ビデオを見た結果、ノートライとなりアストロズは負けてしまった。
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ドラマ【ノーサイド・ゲーム】5話の感想

サイクロンズとの最終戦まで、アストロズはなんと無敗です。同じく無敗のサイクロンズと戦う最終戦が、リーグ優勝決定戦となります。ただ、今まで戦ってきたチームと違い、サイクロンズは圧倒的に強いようです。

そんな相手にどう立ち向かうのか?それに注目して見ていました。強者ゆえの驕りがあったようで、そこを柴門が見つけて突破しようとします。その秘密兵器はこのドラマのアイドル的存在の佐々です。佐々はいいものを持っているのに、パスがワンパターンなところが試合に出れない理由だったようです。

試合中の佐々はとっても格好よく、あのいつも工場長みたいな人にイビられている佐々ではありません。俊敏でクレバーなプレーを次々と見せてくれる、スター選手のようなプレーをします。佐々がレギュラーでいいんじゃないか?そんな気すらする格好良さでした。

ラグビー以外の話ではカザマ商事の買収の話がキナ臭いです。滝川と風間の二人は大学の同期ということがわかり、買収による株価操作が疑われるのかも?といった感じです。

そして今回、アストロズの特訓というか、君嶋の対戦相手はあの吉田沙保里さんでした。何気に小林孝至さんも出演していました。君嶋は案の定大変な目にあいますが、面白かったです。

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最終戦試合結果

結果から言いますとアストロズが負けます。今後どうなってしまうのか?廃部か継続か?七尾を入社させている時点で、恐らく継続だとは思います。試合はこんな結果でした。

アストロズvsサイクロンズ

2nd1st1st2nd
21T30
10G30
00PG00
00DG00
125得点210

17vs21でサイクロンズの勝利

最後のトライが決まっていれば、22vs21でアストロズの勝利でした。しかし、ボールが地面につく前に足がついてしまったので、ノートライとなってしまいます。

ラグビーはわりとビデオレフリーを使用して判断してくれるので良いです。揉めて試合が中断するぐらいなら、さっさとビデオ判定したほうが個人的にはいいと思ってます。テニスやバドミントンみたいな、チャレンジシステムでもいいので、抗議の時間の短縮をして欲しいです。

これによりアストロズは今期のリーグ優勝を逃します。あれだけ優勝すると言っていて、結局負けてしまったアストロズ。会社でこの後どうなるのか?滝川の嫌味がチクチク入るのか?社長がかばってくれるのか?不安ですが展開が楽しみです。

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リロードとは?

弾丸などを最装填することですが、ブラウザでページを再度読み込む時などもこう言いますので、聞き馴染みある言葉だと思います。しかし、ラグビーでリロード?どういう意味なのか?調べてみるとあの世紀の番狂わせと言われた試合がヒントのようです。

2015年のラグビーW杯で日本代表が南アフリカ代表に勝った試合、その陰の立役者と呼ばれたアナリストの中島正太氏が立てた作戦に、この“リロード”という言葉を使ったものが出てきます。

 ポイントになったのが「タックル」だ。南アフリカの選手はフィジカルが強いので、日本の選手は数で勝負するしかなかった。相手がボールを持っているとき、1人ではなかなか倒せないので必ず2人で低くタックルして倒すことを前提にした。

 ただ、これを繰り返すと、ディフェンスの数が足りなくなる。そこで、タックルをしたらすぐに立ち上がってディフェンスラインに戻ることが生命線になった。我々はこのプレーを「リロード」と名付けた。

 通常、ボールを持った選手が倒されて密集からボールが出るのに3秒かかる。この3秒以内にディフェンスラインに戻るのが、次のディフェンスへの貢献で大変重要になった。そこで「3秒以内にディフェンスに戻れれば成功」「戻れなければ不成功」として、リロードを徹底的に練習した。

データが教えた「勝負の3秒」 ラグビー、南ア倒した分析

この“3秒”があの時の勝利をもたらす、要因の一つになっていたということです。弱者が強者に立ち向かうには、ただ真正面からぶつかっては勝てない。適切な分析をした上で、選手たちにトレーニングを促す。アストロズもそうして強くなったということです。

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カザマ商事の買収問題

君嶋がなぜ買収が決定する前に新聞にリークしたのか?ずっとそれが引っかかっていました。企業買収は決定する前にバレてしまうと、破談になったりするからだと君嶋は言います。ではなぜ滝川はリークしたのか?君嶋は推理します。

  • カザマ商事が買収話を取りやめることがない確信があった
  • 大学時代の同期だから強い信頼関係があった
  • 大学同期二人が計画した買収案件かも

絶対に流れない保証があるとしたら、事前に言ったほうがいいことがあります。それは番組内で出てきた新聞記事を読めばわかります。

トキワ自動車 株価急伸 カザマ商事買収が起爆剤に

カザマ商事の買収成立を見越して、早くもトキワ自動車の株価が上昇している。東京株式市場では、株価2万1432円と前日比10%高となった。1月中旬につけた年初来高価から2割高い水準。買収に伴う業績の押し上げ高価や増配への期待が先行し、株式投資家を中心に買いが広がっている。

買収計画の発表があったことで、前日よりも10%株価が上がったそうです。2万の10%なので2000円ほど上がったということになります。1株持ってて2000円、100株持ってて20万円、1000株持っていたら200万円上がったということになります。

公表される前に売買をするとインサイダー取引に引っかかります。しかし、公表されてから売買するのは違法ではありません。買収が“確実”なら今から株を買っても儲かるわけです。買収決定すれば株は間違いなくもっと上がるでしょう。

もちろん、金儲け以外に何か意図があるのかもしれませんし、この買収の件は今後の展開に注目です。

ただ、風間が「もうじき社長になるんだろ、貧乏暇なしの時代は過去の話だ」と言うと滝川が「どういう意味かな?」と聞きます。過去に金で大変な思いでもしたのか?ちょっと気になりました。

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ドラマ【ノーサイド・ゲーム】5話のその他気になったこと

  • ラグビーの試合は買収の記事に比べてすごく小さい
  • サイクロンズの日本代表選手は9人に対しアストロズは1人
  • 1強15弱なプラチナリーグ
  • 「気合だー!」と吉田沙保里さんに突っ込んで大変な目にあう君嶋
  • 多少下手でも女性ファンがつくから、出場させたほうがいいと言われる七尾
  • 「どうするかはお前が決めろ」と断っている相手に言う柴門
  • 里村に替えて佐々が出場した途端に水を吹き出す社員
  • 「何分析してんの?」と突っ込まれる七尾
  • 叫ばずにいられないと立って叫ぶ社長
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ドラマ【ノーサイド・ゲーム】5話のまとめ

残念ながらアストロズはサイクロンズに敗北します。その結果、リーグ優勝も逃します。優勝しなかったから廃部になってしまうのか?一瞬そう考えてしまいますが、七尾が部に参加する前になくなるとも思えません。この試合を見て七尾の心に火がつき、アストロズに参加するのでは?と勝手に思っています。

しかし、収支的には儲けが出たのか?最初と最後の試合は沢山人が入っていましたが、他の試合はどうなのか?心配といえば心配です。また「ラグビーだっせぇ」なんて言われやしないか、気が抜けません。

部が継続するとなれば、次期リーグこそ優勝しないといよいよヤバいでしょう。それにはまたサイクロンズをやっつけなければならないので、さらなるチーム力アップのためにまた金が立ちはだかりそうです。

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