虫籠の錠前 6話ドラマ感想とネタバレ 新たにわかる2人のバグ

虫籠の錠前 WOWOW
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今回の虫籠の錠前はカゴロクと謎のスーパーヒーローの対決となります。カゴロクの身体能力はすごいですが、対するスーパーヒーローも負けていません。カゴロクが何度倒しても起き上がってきます。その理由とは?

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「虫籠の錠前」概要

「虫籠の錠前」はWOWOWライブで金曜22時~で放送されています。
カルト教団の残した莫大な遺産をめぐり、裏社会や能力者たちの抗争に巻き込まれていく、主人公2人のアクションミステリードラマです。

主なキャスト

  • ナナミ(清原 翔)
  • カゴロク(鈴木拡樹)
  • カズキ(宇野祥平)
  • サンゾウ(黒田大輔)
  • ヤナ(池田朱那)
  • ニト(萩原みのり)
  • シラク(定本楓馬)
  • サオトメ(松本享恭)

主なスタッフ

  • 原作:成田良悟
  • 監督:豊島圭介
  • 脚本:清水 匡 小寺和久
  • 主題歌: Survive Said The Prophet 「Right and Left」
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あらすじ

突然現れたスーパーヒーローを名乗る謎の男と戦うはめになるカゴロク。持ち前の身体能力を駆使して安々と男をやっつけた――はずだった。倒しても倒しても起き上がって来る男、カゴロクはキリがないとぼやく。

その頃サオトメに連れて行かれてしまったヤナは拘束されていた。そしてむしかごの鍵を使って、ヤナの能力で教団の場所を探らせようとしていた。

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ネタバレ

続きはこちら

寝ているシラクのそばにヨシノがバッグを置いて部屋を出ていった。シラクが目を覚ますとそばにあるバッグを手に取り、うなり声を上げてそのバッグをかぶる。すると突然人が変わったようになり、体も変化して屈強で筋肉質な姿となった。

「悪者はお前か」と言いながら、和宇琶會の中を歩くシラク。手下の組員をものともせず、次々となぎ倒して歩いていく。そしてカゴロクのいた部屋へ入ると、食事中につけていたナプキンに書かれたマークに目を留める。それはヤナがさらわれた時、店の前に落ちていたハンカチと同じ和宇琶會のものだった。

シラクはカゴロクがヤナをさらったと思い襲い掛かる。カゴロクに蹴っ飛ばされたシラクは机に倒れこむ。しかし直ぐに起き上がってまた攻撃を開始する。シラクのかぶっているバッグを見て、カゴロクはそれがヤナの物と気づく。再びシラクのことを倒すが、またすぐに起き上がるシラクだった。
何度倒しても起き上がってくるシラクに、カゴロクはとうとう首の骨を折ってしまう。やりすぎたと反省するカゴロクをよそに、シラクはまた起き上がって、曲がった首を自ら元の位置に直すのだった。

一方ヨシノとカズキは地下にいた。彼はナンバー4でその能力は超回復力である、ラピッドリジュネレーションだという。ナンバー6に対抗できるのは、ナンバー4だけだ。ここであの二人をぶつけ合わせることを思いついたのは、サオトメだという。またハニーを連れて来たのも、爆弾を用意したのも全部サオトメの仕業だった。

そんな話をしているとサオトメがヤナを連れてやってくる。カズキもヨシノも逆らえずペコペコ頭を下げていた。ナンバー4はちまたで話題の連続殺人犯だとサオトメが二人に教える。

そして妙なヘッドギアを取り出すヨシノに、カズキがママはこのことを知っているのか?と問う。ヨシノとサオトメは笑い出し、ママのところへ行ってくるというカズキに、サオトメはさらに自分の額を指差して、ここにでっかい穴を開けて死んだと教えるのだった。

バグを使って新しい世界を作る、後は教団の場所さえわかればいいというサオトメは、カズキにヤナを起こすよう命じる。しかしカズキはママ以外の言うことはきけないと断り、何でも思い通りにいかないと言って火を吹こうとする。だが、サオトメが銃口をその口の中に入れ、再びヤナを起こすよう命じるのだった。

まだシラクと戦っていたカゴロクは、床にジャーマンスープレックスで頭を叩きつけてシラクを倒すが、また起きてくるのを見てキリがないとこぼす。シラクは「彼女は花を渡した時、天使のように笑った。それをお前は!」と怒り、カゴロクは人違いだといい、さらに自分も守りたい人がいると答える。

冷静になって考えようと持ちかけるが、全く聞く耳を持たないシラクはカゴロクに攻撃を続ける。悪者は成敗しないといけないといい、カゴロクもまたその通りだと同意し、暴力は嫌いだと告げる。それでも攻撃を止める気がないシラクに、カゴロクはシラクを持ち上げてバックブリーカーで背骨を折ってしまう。

そして「俺は彼女を守りたいだけだ、あんたの背骨を折りたいわけじゃない」と言う。そんな状態になってもまた立ち上がるシラクも「僕も彼女を守りたいだけだ」と言い、お互いにヤナの名を叫びながらパンチを繰り出す。互いの拳が顔面にヒットした結果、二人は床に倒れてしまうが、ヤナの名をお互いの口から聞いたことで、それ以降の攻撃を止めた。

その頃ヤナは椅子に拘束されたまま妙なヘッドギアをかぶされていた。ヨシノが言うにはこの装置は、ヤナが見たものをタブレットの画面に映し出す装置だという。そんなことができるのかときくカズキに、AIが人間の脳内の血流反応を学習し、そのイメージを視覚化できるようプログラムしたと答える。この装置を借りるのに高額な金がかかって苦労したという。

そしてこないだの続きをしようと、ドクターの数珠を握らせようとするがヤナは抵抗する。しかし、サオトメがヤナに銃を突きつけ、ヤナは渋々言われた通りに数珠を握る。前回見たような教団で逃げ惑う人々の姿が画面に映し出されるが、ヤナは能力を使うことで疲れてしまい数珠を落とす。そして今度は鍵を握らせようとする。

ヤナを守りたいという共通の目的で、カゴロクとシラクは共闘していた。ヤナを一緒に探して部屋を出ると、和宇琶會の手下が出て来るがシラクはものともしない。銃で撃たれてもその超回復力で、すぐに傷が塞がり次々と手下達を倒していく。その姿を見てはしゃぐカゴロクは偶然ナナミと出会う。シラクの姿を見て誰だと問うナナミに、スーパーヒーローだとカゴロクが教える。

ナナミはサオトメがヤナを連れて消えたとカゴロクに教え、すでに建物の外かもしれないと言う。カゴロクはおもむろに鼻を鳴らして匂いを嗅ぎ取り消えた方向を探る。そして、こっちだと匂いを辿ってヤナを探しに行くのだった。

疲労しているヤナに構わず鍵を握らせると、ヤナはある映像を見る。それはドクターが幼いヤナに向かい「この鍵で金庫を開けて、私の後を継いでくれ。娘であるお前が」という映像が見えた。ヤナがドクターの娘だったことがわかって驚くサオトメ達。
だが、肝心の場所の画像が見れていないため、再びヤナに無理矢理鍵を握らせる。すると映る湖の映像に、やっぱり教団は湖に沈んだんだとヨシノは興奮する。そしてヤナは力を使いすぎたせいで失神してしまう。

ヨシノはすぐさま準備をして向かおうと、装置を回収してサオトメに言う。自分もバグになれるかもしれないと、喜ぶヨシノにサオトメは「お前は下等生物のままだ」と言って手袋を外す。火傷で酷く傷付いたその手でヨシノの首をつかむと、手から電気が発生してヨシノは感電してしまう。
そしてヨシノは死に際に、実はサオトメがバグで、エレクトロキネシスを持つ能力者ナンバー5だったと知る。サオトメはその場にいるカズキに今度は手を伸ばすが、ナナミたちの声を聞いてその場を離れる。

到着したナナミはカズキに何があったか問う。あの刑事がバグだったことと、ヤナを使ってむしかごの庭を見つけたこと、さらに鍵を持って逃げたことを教える。それを聞いたナナミは急いでサオトメの後を追おうとする。
しかし、カゴロクがどこに行くんだといって止める。ナナミはサオトメを追うと言うと、むしかごの庭に何があるのかを聞くが、お前が気にすることじゃないといって答えない。自分も行くというカゴロクだったが、ナナミはヤナを託して行ってしまうのだった。

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感想

新たに出て来たスーパーヒーローは、鞄をかぶると変身してしまうシラクでした。その変貌ぶりは普段のシラクとのギャップありまくりな、筋肉ムキムキのマッチョな姿となっています。

シラクとは?

  • バグでナンバー4
  • 能力はラピッドリジェネレーション
  • 普段は花屋
  • 実は連続殺人犯
  • ヤナ大好き

ヤナのピンチに駆けつけるスーパーヒーローです。鞄がトラウマなのかなんなのか、能力は変身含みの能力なのかわかりませんが、とにかく鞄をかぶると変身します。 そしてどうやらかぶっていた鞄を取ると、元に戻るようです。

銃弾を受けても平気、首の骨が折れても平気、背骨が折れても平気と、驚異的な回復力を見せます。回復はできるけど再生はどうなのかわからないので、首を切り落とすとかでもしないと死なない気がします。

サオトメはシラクが連続殺人犯だと知っていたのに、あえて逮捕せずにいたと思われます

サオトメとは?

  • バグでナンバー5
  • 能力はエレクトロキネシス
  • 普段は警官
  • 実はバグが支配する世界を作りたい
  • すぐ人を殺す

警察官なサオトメですが、今のところ一番の悪者です。平気で人を裏切って殺します。現在わかっている時点でも、ハニー、ビッグ・マム、ヨシノの三人を殺しています。

ヤナにむしかごの庭の場所を読み取らせ、自分が鍵を使って遺産を手にしようと企んでます。バグによる世界征服っぽいことを狙っているようです。

ヤナのこと

今まで自分にどんな過去があるのか、知りたがっていたヤナでしたが、鍵を読み取ることでその出生がわかります。ドクターの娘であることがわかり、その遺産はヤナに託されていました。

ナナミが施設から預かったといってたのは、「教団から預かり、ドクターにお願いされていた」ということなのかもしれません。
ナナミがなぜヤナに過去のことを言いたがらなかったのか、こういった理由があったからかもしれません。

ナナミとヤナは兄妹といっても、血が繋がっていないと言っていたので、ナナミはドクターの息子ということはないのだと思います。

エンディングでわかったこと

今までカタカナ表記だった登場人物の名前ですが、今回からエンディングで名前に漢字が当てられていました。これでナナミはやっぱりバグなのかなと、想像させる感じになっています。

  • 七海(ナナミ)
  • カゴロク(漢字表記なし)
  • 一喜(カズキ)
  • 四洛(シラク)
  • 八菜(ヤナ)
  • 五月女(サオトメ)

カゴロクだけまだ漢字表記がありませんでした。ナナミは「七」の漢字が当てられているので、バグなのではないかと想像されます。だとしたらどんな能力なのか?それに関してはまだわかりません。みんなと被らない能力にはなっていると思います。

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まとめ

今回の話はアクションシーン満載で、話にもめりはりがあって良かったです。あと2回で物語も終わってしまいますが、ナナミやカゴロク、ヤナやニト、みんな死なないで欲しいです。どのような形で終わるか今後の展開次第で変わると思いますが、最後まで楽しみに見ていきたいと思います。

今回のいいセリフ

カゴロク、お前に最後の仕事をやる。ヤナを守ってくれ、頼むぞ。

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