【科捜研の女19】2話ネタバレ感想|マリコの絵が下手すぎてヤバい

科捜研の女 2019春ドラマ
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今回は正体不明の画家にまつわる話ということで、バンクシーっぽい感じの設定にさっそく便乗する科捜研の女です。話の内容としては、色々言葉の行き違いから起きる殺人といった感じでした。

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【科捜研の女19】2話のあらすじ

廃工場で、男性の撲殺死体が見つかった。被害者の手指には絵の具が付着していたほか、現場の壁には描き終えたばかりと思われる、見事な馬の絵が残されていた――。

榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーが現場を調べていると、その廃工場で知人と会う約束をしていたという女性が現れた。彼女は美術評論家の古町雫(真飛聖)と名乗り、雫が遺体を確認したところ、被害者は世界的に有名な覆面画家・実相寺梵(吉田ウーロン太)だと判明する…! 実相寺梵は日本人であること以外、プロフィールを一切明かしていない謎の存在で、キャンバスだけでなく、廃墟や街角の壁にゲリラ的に絵を描くことで知られていた。

壁に残された馬の絵を見た雫は、間違いなく実相寺の作品だと断言するものの、実相寺本人のことは“渡辺さん”という苗字以外は知らないと言い、マリコたちは遺体の身元すらつかめず、行き詰ってしまう。

実は、雫は実相寺とは美大時代の知り合いだったが、留学を機に15年以上、音信不通になっていたという。だが、3日前に実相寺から突然、電話があり、事件当日の昼間に再会。その際、実相寺に「廃工場で新作を描いているから夜7時に見に来てくれ」と頼まれたと打ち明ける。

そんな雫の証言からヒントを得たマリコは、“あるモノ”を鑑定することで、謎に包まれたアーティスト・実相寺梵の身元を突き止めようとするが…!?

公式HPから引用
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【科捜研の女19】2話のネタバレ


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犯人

川並亮太(植栗芳樹)

動機

渡辺が店に来た時、フルコースを食べるお金がなかった関係で、料理に文句を言って席を立ってしまう。そして一万円だけ置いていき、店を出る時に雫に靴をもらったので、履いていた靴を店員に「捨てといて」といって置いていく。

過去にグルメサイトでダメなギャルソンと書かれたことがあった川並は、渡辺のその態度で「こういう人物が書き込みしているに違いない」と思ってしまう。そして店を出たところで、雫と渡辺の会話を聞いて工場へ休憩時間に向かう。

工場の壁に絵を描いていた渡辺は川並に気づいて、「さっきは悪かった。靴もらった時に似合わないことしているなって。それで目が覚めた、人に言われた事をいつまでも引きずってるってかっこ悪いよな。あんたもそう思わない?」と川並に言う。

それは、渡辺が雫に過去言われたことを引きずっていたことについて言ったのだが、川並は自分に対して言っていると勘違いして逆上し殺害してしまう。

逮捕の決定打

壁に描かれた絵を剥がしたところ、血の跡が残っているのがわかる。さらにそのそばから特殊なシルバークリーナーの成分が検出され、川並の勤めている店があぶりだされる。

そして額にぶつけた傷があるのが確認され、自供へと繋がっていく。この怪我は川並が渡辺を殺害した際、壁に描かれていた絵がドアの絵だったため、慌てた川並が壁に頭をぶつけた結果できたものだった。


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【科捜研の女19】2話の感想

今回の話は主に絵画の話にスポットライトを当てて捜査をします。2億の絵だろうがなんだろうが、マリコの前には一切関係ありません。平気で剥がしまくります。

正体不明の画家「実相寺梵」とは?

名前からして奇をてらった名前ですが、一応ドラマでの設定上はこうです。

  • キャンバスだけでなく、廃虚や街角の壁にゲリラ的に絵を描く
  • 許可も得ず描くので落書きか芸術かと論争になる
  • 21世紀の北斎と言われてる
  • ニューヨークの美術館では、描いた絵が壁ごと飾られている
  • どこかの壁に描いた絵が2億円で落札された
  • 日本人という事以外、顔も性別も年齢もプロフィールを一切明かしていない
  • サインは指で描く

バンクシーをこれでもかと意識したような設定です。どのあたりが北斎なのかは、正直わかりませんでした。

そして実相寺梵はデリバリーのバイトをしている同僚でした。そんな金持ちなのになぜバイトを?という問いに「バイトして生活するってファンキーだから」という、意味不明の回答をします。

渡辺さんとトラブルになったのか?という問いには「そんなファンキーじゃないことするわけない」という、やっぱり意味不明な回答をします。

彼の価値観は「ファンキーか否か」です。

雫のズバリ言うわよ

ナベさんが自分の描いた絵を雫に見てもらい、「ズバズバいってくれていいよ」と批評を願います。 雫はその言葉を真に受けて本当にズバズバ言います。

  • ちょっと退屈
  • 構図が甘い
  • 何を伝えようとしてるのかいまいち伝わってこない

その発言で「才能ないのかな」というナベさんに対して、「まあ夢を諦めるのも才能だって言いますよね」と言います。雫はズバズバ褒めることは一切しません。

この発言がきっかけで、みんなのために開放していたナベさんの家の扉は、二度と開くことはありませんでした。ナベさんも雫の性格を知らなかったのか、まさかここまで言うとは思っていなかったのか迂闊です。

科学捜査とは一体…

実相寺梵の描いた絵の下に、別の絵があることがわかります。するとマリコはこの絵を剥がそうと言い出します。2億で落札されるような人の絵をです。

よくもう一枚別の絵が実は下にあった、ということは昔の絵画ではあります。しかし剥がすことはせず、X線や赤外線や何かしらの手段を使って、裏の絵を見たりします。科捜研にそういった技法がないとは考えにくいです。

仮に血液を採取したいからだとしても、あるかどうかをまずは透視で確認してからでも遅くありません。どこの場所にあるかわからないので、マリコは呂太たちを引き連れて絵を全部剥がします。血がどうこうというより、下にある絵のために剥がしたかったとしか思えません。

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【科捜研の女19】2話のその他気になったこと

  • マリコは絵が下手
  • 土鍋に一玉丸ごと入れたキャベツをみんなでデッサン
  • 絵の具の瓶はジャムの瓶のようだった
  • なぜか公衆電話から電話するナベさん
  • 雫に下の名前を覚えてもらえてすらいないナベさん
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【科捜研の女19】2話のまとめ

ドラマではいい話で何となくまとめてしまっていますが、雫はナベさんの下の名前を当時から興味ないし、ズバズバ言いすぎるしで、ナベさんの扱いどれだけの位置なんだという感じです。

また、こっそり靴を買ってきたりしますが、靴ほど本人が試し履きしないと怖いものもないと思うのですが…。よくわからない女性でした。

今回のいいセリフ

アートって本来儚いものであるべきだと俺は思うよ

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