【ジャンヌの裁き】2話のネタバレと感想|妻殺しの被疑者が再婚

2024冬ドラマ
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【ジャンヌの裁き】2話「亡くなった妻の大きな秘密!?」のネタバレと感想をまとめています。

今回取り上げた事件は、妻が夫に殺害された可能性がある事件だった。申立人は亡くなった妻の母親で、夫が殺したと主張する。だが、夫は逮捕されたもののその後不起訴となった。その被疑者が人気少女漫画家と再婚するといい……。

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【ジャンヌの裁き】2話のあらすじ

越前剛太郎(玉木宏)は人気少女漫画家の暁ルミナ(遊井亮子)の婚約会見をテレビで見て驚く。

婚約者が次の検察審査会で取り上げる、妻殺しの被疑者・瀬川隆之(田島亮)だったからだ。

事件は1年前に起き、朝自宅のリビングに行くと妻の瀬川しのぶ(朝見心)が、首を吊っていたのを瀬川が発見する。

逮捕されたものの不起訴となり、瀬川は自由の身となった。納得がいかないしのぶの母である榎本照美(藤田朋子)は再審査の申立をし、今回剛太郎たちが取り上げることとなった。

照美と瀬川、双方の話を聞く剛太郎たちだが、まったく正反対の主張をしていた。どちらかが嘘をついているのか……?

←1話3話→

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【ジャンヌの裁き】2話のネタバレ

今回の事件

今回取り上げる事件は近藤ふみ(桜井ユキ)に言われて選んだ、『目黒区20代女性自殺事件』だった。

発生発覚時間:2023年2月23日6時頃
発生場所:目黒区自由が丘の自宅リビング
事件概要:起床した夫瀬川隆之がリビングへ向かうと、ドアノブにかかったロープで首を吊った状態の瀬川しのぶを発見。置き手紙の存在から自殺と処理された。

第一発見者は夫の瀬川隆之(田島亮)だった。妻のしのぶ(朝見心)の首に巻かれたロープは、夫が以前購入したもので、夫の皮膚片と微量の血がついていた

テーブルには「さようなら」と書かれた、しのぶ筆跡の置手紙があった。瀬川は警察に逮捕されたものの、不起訴処分となり釈放された。

申立人の言い分

越前剛太郎(玉木宏)ら検察審査会は申立人のしのぶの母親である、榎本照美(藤田朋子)に話を聞くことにした。

照美は娘が自殺したとは思っておらず、夫の瀬川に殺されたと考えていた。その根拠としていくつかあった。

まず1つ目に最後に娘に会った時、夫とうまくいっていないので離婚したいと話していた

次に娘が死んだ時、釈放された瀬川に「死んでまで迷惑かけられた」と言われた。悲しい素振りをまったくしていなかったという。

照美は娘から離婚の相談を受けた時、もう少し頑張れと言ってしまったことを後悔していた。

あの子の無念を晴らしてくださいと、審査員たちに泣きながら照美は頼んだ。

夫の言い分

今度は夫の瀬川を呼んで話を聞くことにした。

妻には何不自由ない暮らしをさせていたと言い、モデルの仕事は辛いというので主婦業に専念させてたという。

母親から聞いた話をすると、瀬川はむしろ妻は母親とうまくいってなかったという。母親の照美は娘がモデルで稼いだ金を搾取していたと瀬川は主張する。

妻は精神的に不安定な時があり、時々「私なんかいなくなったほうが…」と口走ったりしていたという。だが、離婚話は出てなかった。

妻の母親はどうしても自分を悪者にしたくて仕方がないのだという瀬川。

再婚相手の暁ルミナとは自分が勤めるホストクラブで知り合ったという。逮捕された事で会社にいづらくなり、退職していた。

2人の言い分がまるで違うことから、審査員たちはどちらかが嘘をついているのではないかと考えた。

鳥井千加子(おしの沙羅)は瀬川の芝居は下手だといい、彼が嘘をついているのではないかと怪しんだ。

甲野美弥(高岡早紀)は夫婦だからこそ、憎しみあう理由は沢山あると考えていた。

脅迫

剛太郎が歩いていると東京地検特捜部の事務官・塩川学(金子昇)に声をかけられ、レストランに連れて行かれる。

そこで待っていたのは、東京地検特捜部部長の桧山卯之助(田中直樹)だった。緊張する剛太郎に桧山は落ち着いた様子で、前妻のことや少女漫画家であることなど、剛太郎について話す。

自分の事をどれだけ知っているのか、剛太郎は徐々に桧山に対して恐怖を抱き始める

桧山は鹿の肉をフォークで刺しながら「鹿は一匹なら可愛いんですけど、増えすぎて群れると、農作物を食い荒らしたりして人間にとって害となる場合もある。だから駆除される…場合もある」と言い始める。

ビビッた剛太郎は適当な理由をつけ、急いでその場を後にした。

翌日、ふみが漫画を届けに剛太郎の自宅にやってきた。しのぶが亡くなった場所へ行ってみてはどうかというふみに、剛太郎は断った。

帰ろうとするふみ剛太郎は、検察審査会に深入りしたら危険なことに巻き込まれるとしたら、どうするかをきく。

ふみは「気にしません。どこまでも突き進みます」と躊躇うことなく答えた。なぜそこまでと剛太郎がさらにきくと、「これ以上後悔したくありませんので」という。

剛太郎はふみに感化され、結局しのぶが亡くなった家へ向かった。そこで隣人の話を聞くと、しのぶはほとんど外に出る事がなく買い物も全部宅配だったという。

近所に居合わせた配達員にも話を聞くが、特に気になることはなかったという。

新たな証拠

照美が審査会にしのぶの遺品や写真を持ってきてくれた。審査員がそれぞれ気になる点がないか見ていく。

すると美弥が写真のスニーカーに違和感を覚えた。しのぶの持っている服を見ると、スニーカーに合う服や運動着が一着もなかったのだ。

さらに神山わこ(糸瀬七葉)が鼻を利かせ、お守りがカーボン用紙のような匂いがすると言い始める。

お守りの中を見てみると「しのぶさん 俺と一緒に逃げよう」と書かれたメモが見つかる

照美が知りたかったことはこういうことではないと言い、申立を取り下げようとすると、剛太郎が待って欲しいと止めた。

剛太郎はスケッチブックにしのぶの絵を描いていたが、顔はのっぺらぼうだった。しのぶを描くのに足りない何かがあると言い、もうちょっと調べさせて欲しいと照美に願う。

少し考えさせて欲しいと言って部屋を後にした照美に、今度はふみが検察審査会が必ず見つけるから、信じて託してくれないかと頼んだ。照美は少し考えてから、持っていたお守りを「渡しといて」と託した

さらなる関係者

剛太郎は自宅で寿就一(音尾琢真)と草壁佐和子(優香)の3人で、酒を飲みながら話をする。

検察が剛太郎にしたことは脅迫だと言う佐和子。寿も桧山はヤバい奴だからあまり首を突っ込まないほうがいいと忠告した。

剛太郎は寿に瀬川の事を調べてもらっていた。瀬川の実家は地元では名家で資産家だが、1年前から瀬川は実家と絶縁状態だった

しのぶが亡くなった後、何かやはりあったのかもしれないと剛太郎は考えた。

翌日、ふみを呼んで話をする。しのぶの墓には毎月命日にマーガレットの花が供えられていたが、それは母親が供えたものではないという話をきく。

メモは花を供えた人の可能性があると考えた剛太郎は、あの時わこがカーボン用紙と言っていたのを思い出す。

鉛筆で薄くメモを塗ると、“瀬川”というサインが浮き上がってきた。確信を得た剛太郎はしのぶの墓で待ち伏せをする。

現れたのはしのぶの家の近所にいた配達員だった。最初はシラを切る男だったが、剛太郎があのメモを見せて説明する。

瀬川というサインが浮き上がっているのは、きっとメモの上で受け取りのサインをしたからに違いない。

さらにマーガレットの花言葉は“私を許して”だ。何か後悔していることがあるのか、教えて欲しいと頭を下げて頼んだ。

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事件の真相

墓で会った配達員・国村淳一(田村幸士)を審査会に呼んだ。

国村がしのぶの地域の担当になって数ヶ月たったころ、瀬川家に配達に行くが呼び鈴を押しても出て来ない。ふと窓を見ると。しのぶが包丁を持って自殺しようとしていた

慌てて国村は部屋に上がって止めに入り、事情を聞いた。夫の瀬川が母親や友人と会うことを好まず、距離を置かせたという。しのぶは買い物すらめったに出れなかった。

離婚を切り出すと暴力を振るわれ、絶対に離婚はしないと瀬川は言った。事情を知った国村が警察に行こうと言うが、しのぶは夫にバレたら何をされるか分からないといって拒んだ

そこで国村はしのぶと密かに連絡を取り合うことにした。といっても、スマホやメールは瀬川に見張られているので、配達の際にメモを渡すことでやり取りをした

彼女の事は好きだったが、男女の関係ではなかったという。国村は純粋に彼女を瀬川の元から救い出したかった。

国村は一緒に逃げようというあのメモを渡す時、2月22日18時に公園で待っていると告げた。

でもしのぶは来なかった。自分と生きるよりも、1人で死ぬことを選んだのだと、国村は彼女を救えなかったことを後悔していた

話を聞いた剛太郎はしのぶは一緒に行こうと思っていたのではないかと話す。なぜなら、1足だけ新品のスニーカーがあったからだ。

購入履歴を調べたところ、亡くなる数日前に購入していた。このスニーカーを履いて、一緒に行こうとしていたのではないかと剛太郎は語る。美弥も絶対そうだと言う。

あの日、しのぶは離婚届を書き、「さようなら」と書置きをして、スニーカーで出て行こうとした。

運悪く瀬川が帰ってきてしまい、激昂した瀬川はしのぶを殺害してしまう。そして自殺に見せかけるため、偽装したのではないか。

ふみはその可能性があると審査員に自分の推理を話した。

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【ジャンヌの裁き】2話の結末

議決を取ることになり、不起訴相当に票を入れたのは、わこ、高森健一(入江甚儀)、蛇塚保(山本龍二)の3人だった。

不起訴不当に票を入れたのは残りの8人だった。この結果、不起訴不当で議決した。検察に送り直して起訴するか不起訴にするかを、考え直すことになった。

照美に国村のことを話し、気持ちを分かってくれる人がいたから、生きることができたのではないかと剛太郎は教えた。

そして完成したしのぶの優しげに笑う似顔絵を見せる。照美はそれを見て「あの子は、幸せになろうとしてたのね…」と知る事ができたことに礼を述べた。照美が絵を願うと剛太郎は渡した。

弁護士会に呼び出されていた神田達也(森一弥)がやってきて、理由は分からないが審査補助員を解任されたという。

ふみは「これは検察審査会に対する、桧山の宣戦布告です」と語り、剛太郎は以前脅された時の事を思い出して焦った。

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【ジャンヌの裁き】2話のまとめと感想

配達員の証言でDV夫だったことが分かり、不起訴不当で戻したという話でした。

今回、ふみの過去が所々出てきます。ふみにはどうやらかすみという名前の姉がいて、彼女は事件か事故にあったようで亡くなってしまいます。

生前の姉がふみに「君はメロンか甘夏か」を勧めますが、ふみは興味がないようで断りました。

姉の死に関する何かが不起訴処分になってしまい、ふみは「不起訴ってどういうことですか?」と食い下がります。

すると検事の桧山が不服なら、検察審査会に申し立てろとふみに言います。ちなみにふみは審査補助員のために弁護士になったと、塩川に語っていました。

つまり、ふみと桧山には遺恨があるようです。最終的には勧善懲悪で終わるドラマだと思いますが、それまでどんな妨害があるのか?

既に先輩弁護士が審査補助員をクビにされる、という嫌がらせがありました。次回以降はふみが補助員として加わりそうです。

【ジャンヌの裁き】2話のいいセリフ

気にしません。どこまでも突き進みます。

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