【石子と羽男】5話のネタバレと感想|大庭がついに告白!

2022夏ドラマ
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【石子と羽男―そんなコトで訴えます?―】5話のネタバレと感想をまとめています。

隣の家の庭木が自宅の敷地まで伸びてきてしまっているご近所トラブルが発生。石子と羽男が間に入って解決したかと思ったら、今度はこっちが訴えられた!?どうやって問題を解決するのか?

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【石子と羽男】5話のあらすじ

塩崎啓介(おいでやす小田)の叔父・重野(中村梅雀)の隣の家の木が、敷地内に伸びてきている上に毛虫が大量発生して困っているという相談が、石子(有村架純)羽男(中村倫也)に舞い込む。

重野家の隣の住人・万寿江(風吹ジュン)に枝を切ることをお願いすると、すんなり了承してくれた。問題が解決したかと思ったが後日、万寿江から重野へのピアノの騒音について内容証明が届く。

そんな矢先、石子が突然腹痛を訴えて病院へ運ばれてしまい……。

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【石子と羽男】5話のネタバレ

今後の展開に関係ありそうなフラグがいくつか立つ回です。

今回の依頼

塩崎啓介(おいでやす小田)の叔父である重野義行(中村梅雀)の隣の家の庭木の枝が、敷地内に伸びてきているだけでなく毛虫が大量発生して困っているという。重野から直接依頼があったわけでなく、塩崎が勝手に持ち込んできた依頼だった。直接言うと角が立つというので、石子(有村架純)と羽男(中村倫也)が、間に入ることになった。

早速2人は隣人の有森万寿江(風吹ジュン)の家を訪ね、対処してもらうよう頼む。するとあっさり万寿江は了承した。思った以上に簡単に解決した2人は、東京の事務所に戻っていった。

しかし後日、今度は万寿江が重野を訴えてきたという。原因は重野宅から聞こえるピアノの音による騒音で、慰謝料50万円を請求する内容証明が送られてきた。まだ訴えられてはいないと説明する石子だが、油断はできないと再び重野の元へ向かう。

万寿江とは揉めたりした過去もなく、挨拶する程度の仲だと重野は説明する。ピアノを弾いている時間帯は、昼から夜の9時頃までの時間帯だった。話を聞いた2人は、裁判所が請求を認めるとは考えづらいと安心した。

事務所に戻る途中、いつものように石子が羽男に注意をしていると、羽男は突然「君、もういいよ」と言い出す。そして、今後の調査は大庭蒼生(赤楚衛二)に頼むと言い、素っ気無い態度を取った。

石子が倒れる

羽男の言葉を無視して石子は、大庭と一緒に聞き込みをしに行く。町内会の人の話を聞いたところ、万寿江は評判もよく“町内会のマドンナ”と呼ばれていた。一方、重野は町内会にも顔を出さず、親しい人は一人もいないのではないかという。

聞き込みを終えて歩いていると、石子は急に腹痛を訴えて動けなくなってしまう。大庭はそんな石子を背負い、タクシーを拾って病院へ連れていった。診断の結果、卵巣嚢腫の疑いがあるといい、精密検査を後日東京で受けることになった。

病院から出てきた石子を待つ大庭は状況を聞く。石子は冷房のあたりすぎだと説明し、本当のことを話さずにいた。心配していた大庭は石子のために購入したカイロを渡し、手配した車で事務所まで送り届けた。

問題解決?

再び聞き込みに向かう石子と大庭の前に現れたのは、軽トラに乗った羽男だった。羽男は独自に害虫駆除をするために動いていた。駆除剤を散布することで、万寿江が自分で対処をしなくてもいいようにしてあげた。

これで騒音の件を引き下がってもらおうと考えていた羽男だが、町内会長の川越浩介(渡辺哲)が間に割って入ってくる。虫と騒音問題は別と言い、内容証明を送るようアドバイスしていた。個人的に頼まれたと主張する川越だが、万寿江は困った様子だった。

慰謝料は妥当な額ではないと羽男が言っても川越は聞かず、今後の連絡は全て自分を通すようにと告げた。正式な代理人ではないから通す必要はなかったが、万寿江が直接話を聞く気がないなら仕方がないと、依頼人の重野に話をしにいく。すると重野は満額支払うと言い、これ以上争うつもりがなかった。

石子は万寿江と本当は仲がいいのではないかとたずねる。なぜなら、万寿江の家にもあった映画の半券が、重野の家にも飾られていたからだった。確かに一緒に映画を見たりしたり仲良くしていたが、ここ数ヶ月は会ってもいないと重野は言う。2人の間に何があったのか、重野は語ろうとしなかった。

遠ざけた理由

石子は羽男がなぜ自分を遠ざけるのか納得いかなかった。優乃(MEGUMI)に誘われて食事をした際、アドバイスを受けた石子は覚悟を決める。直接羽男に理由を聞くことにした。

なぜ一人で進めようとするのか、自分を相棒としてそばにいさせて欲しいと告げる石子。羽男は「やだ!」と却下し、具合が悪いのだからおとなしくしていて欲しいと告げた。休めといってもきっと言うことを石子はきかないはずなので、羽男はワザときつい言葉を告げていた。

思惑が分かった石子は素直に、検査を受けた結果を話す。良性の腫瘍だろうと医師は診断し、治療をすれば問題ないと伝えた。羽男は半信半疑ではあったが、彼女の話を信じて共に行動することを認めた。

早速石子はこのまま慰謝料を支払って終わりでいいのかと問題提起する。重野のために最善の策を取るべきだと主張し、羽男も押されて了承した。

本当の思い

石子と羽男は直接万寿江に話を聞きに行くことにする。万寿江が会長に弁護士から注意を受けた話をしたら、会長は「けん制するために手を打つから」と言い始めた。一度、ピアノの音が漏れ聞こえた話を告げたら、大ごとになってしまったという。会長にすべて任せっきりにしていたため、万寿江は状況を把握していなかった。重野には申し訳ないといい、万寿江は内容証明を取り下げた。

重野と一緒に映画を見たことがあるという話をすると、いっときは確かに頻繁に会っていたという。向こうから誘われることもなかったし、自分の片思いだったみたいだと万寿江は語った。なぜ重野に惹かれたのかというと、皆がなぜここに引っ越して来たのかをたずねたが、重野だけは一切何も聞いてこなかったからだった。

何も口に出さない優しさが心地よく親しくしていたが、3ヶ月ほど前に重野から突然「もう会うのはよしましょう」と言ってきた。それ以来、会うのをやめてしまったが、何も心当たりは万寿江になかった。

大庭最後の案件

大庭は面接に手ごたえを感じ、石子に告白をするという予告をする。そして、重野と万寿江が2人とも思い合っているのに、このままにしておけないと言い出した。恐らく面接は受かっているので、これが自分が関わる最後の案件になるという大庭。だから、依頼者の役に立ちたいと石子と羽男に願った。

2人共大庭の願いを聞き入れ、依頼には関係ない部分のフォローをすることに決めた。ふと、羽男が苦い緑茶を飲み、あることを思い出す。それは、重野が何らかの病にかかっている可能性があることだった

直接重野に会ってそのことをたずねる羽男。自宅の冷蔵庫に貼ってあった野菜の表が、カリウムの含有量を示したものだったのはなぜなのか?カレンダーに週3回書いてあった“ツル”の文字は、鶴山病院のことではないかときいてみる。

すると、重野は慢性腎不全で人工透析をしていることを明かした。万寿江に会わないと言った理由も病気が原因だった。仲が深まったとしても老い先長くない。死んだ後の手続きを彼女に背負わせるぐらいなら、このまま一人でいたほうがいいと考えていた。

話を聞いた石子は重野が望むなら、生前整理の手伝いをすることができると提案する。しかし、重野は高齢者が恋愛をするのはみっともないと思っていた。そんな重野の背中を、年齢なんて関係ない、人生を楽しんで欲しいと言って押した。

そして、今日は万寿江の誕生日だと教え、まだ彼女は予定は入れていないと言っていたと教える。重野は「お願いします。生前整理」と2人に頼んだ。

ドラマの結末

重野は正装して万寿江と一緒に海の見えるレストランへ行く。そこで映画『カサブランカ』の一場面、「時の過ぎゆくままに」をピアニストにリクエストする場面が好きだという万寿江のために、重野はピアノを弾いてみせる。重野がピアノの練習をしていたのはこのためだった。つたないながらも流れるピアノの曲に、万寿江はうっとりしながら重野を見つめていた。

依頼人の問題を解決したことで、3人は事務所へ戻る。バスで移動中、大庭はメールで内定の連絡をもらった。事務所につくと塩崎が羽男に「見直したで、羽男くん。君にやったら硝子ちゃん、任しても」と言ってくる。何のことか分からない羽男は、自分にとってはただの相棒だと答えた。

翌日、仕事終わりに大庭は石子を呼び出して「俺と、つきあってください」と告白した。

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【石子と羽男】5話の補足

次回以降に繋がるフラグっぽいものがいくつか出てきたので補足します。

その1.石子の病

今回石子は急に体調が悪くなって倒れてしまい、病院に運ばれました。そこでの診断は卵巣嚢腫の疑いがあるというものでした。

その後、東京の病院で検査をし、石子いわく良性の腫瘍なので、治療を続ければ問題ないということでした。ただ、石子の性格上、本当は大変なことになっていても言わない可能性があります。

また、母親が既に亡くなっていますが、それが何で亡くなっているのは不明です。もしかしたら、同じ病にかかったという可能性も否定できません。

最後に彼女がどうなってしまうのか?病は完治するのか、それともそのまま亡くなってしまうのか?嫌な感じのフラグです。

その2.御子神の存在

大庭が内定をもらった会社「ナカマル」の社長が、チラっと出てきます。演じているのは田中哲司さんです。一瞬のシーンのために出演したとは思えず、今後何らかの関係を持ってくることが必至です。

御子柴がフロアを横切った時、意味ありげな雰囲気で大庭が見るシーンが挟まれます。彼と大庭の間に何らかの因縁があるのか?それとも特にシーンとしては意味はないが、御子柴登場を印象づけるためのものだったのかは分かりません。

大庭が採用された後、何らかのトラブルに巻き込まれ、石子と羽男が助けるのか?今後の動向が気になります。

その3.恋の行方

内定をもらったことで、大庭は石子に告白をします。ただ、石子の返答はまだ分からない状態です。番組的に主役の2人がくっつきそうなものですが、羽男は現時点では「ただの相棒」と塩崎には言って気がないような雰囲気を匂わせます。

今回の話が持病がある人物が、迷惑をかけたくないという理由から一度は恋を諦めました。しかし、みんなに励まされて最終的には好きな人と結ばれます。この話に意味があるのだとすれば、石子も病があるので誰とも一緒にならないという選択をしますが、最終的にみんなに励まされて誰かを選ぶのかもしれません。

つまり、石子は一度、病のこともあって大庭の告白を断りますが、みんなに背中を押されて羽男と交際するという展開も考えられそうです。

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【石子と羽男】5話のまとめと感想

お互い思い合っていた隣人が、病や年齢の事もあって突き放した相手と、最終的に結ばれるという話でした。

普通のご近所トラブルの話かと思ったら、そこはさらっと流して恋愛話でした。年をとってから何かをするのは大変ですし、先を思うと躊躇ってしまうのも分かります。しかし、若者たちに励まされて自分の思いを貫きました。

今回、後半に向けての布石が色々あり、中でも石子の病というのは嫌な予感を抱かせます。本当に石子の言う通りならばいいのですが、どうにも鵜呑みにできません。さすがに毎回毎回、病のことを匂わせてはこないと思いますが、また何かしら出てきそうな気がします。

恋愛関係の話も大庭が告白したことで、何らかの動きがあるとは思います。断るのか付き合うのか、来週までその返事は分かりません。羽男が本当に石子に全く興味がないとも思えず、石子の気持ちは羽男にありそうな雰囲気です。

そんな大庭が内定をもらった会社の社長が、田中哲司さんが演じているせいかラスボス感があります。こちらは間違いなく再び登場するはずなので、どういった関わりをしてくるのか今から楽しみです。

【石子と羽男】5話のいいセリフ

若い人がよく「未来に夢を持て」と言われますが、高齢者の皆さんこそが、若者の未来そのものですから。高齢者の方は、人生を楽しむ義務があるんじゃないですかね。

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