【遺留捜査7】4話のネタバレと感想|合格祈願の鉛筆の謎

2022夏ドラマ

【遺留捜査シーズン7】4話のネタバレと感想をまとめています。

体操教室のインストラクターの遺体が発見され、糸村が現場で見つけた気になる遺留品は合格祈願の鉛筆だった。被害者宅にやってきた少女もまた、色違いの鉛筆を所持していた。少女は被害者と交換ノートをしていたというが……。

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【遺留捜査7】4話のあらすじ

子ども体操教室のインストラクター・川井公一(堀井新太)が教室内で遺体で発見される。臨場した糸村聡(上川隆也)は遺留品の合格祈願の鉛筆が気になった。

糸村たちが川井の自宅を調べていた時、体操教室の元生徒である富池万理華(小山紗愛)と出会う。彼女は川井としていた交換ノートを探しに来ていた。万理華は川井が自分のお父さんになって欲しいという。なぜなら、母親の琴音(前田亜季)が川井と交際していたからだった。万理華に鉛筆の話を聞くと、川井が買って来てくれたという。

一方琴音に話を聞いたところ、川井とは1ヶ月前に別れていた。糸村は家族写真に目を留める。琴音には瑞穂(笠間優里)という妹がいた。瑞穂は7年前にある事件で亡くなっていた。

川井と鉛筆、そして7年前の事件。糸村が謎を解き明かす。

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【遺留捜査7】4話のネタバレ

細かなことが気になると、強引な展開に感じる回です。鉛筆の傷、7年前の事件、筆跡といったものがヒントになります。

今回の遺留品

子ども体操教室のインストラクター・川井公一(堀井新太)が教室内で遺体で発見される。死因は後頭部を鉄棒の金具に強く打った事による脳挫傷だった。状況から見て事故ではなく、殺人の可能性があった。防犯カメラは設置されてなく、事務所や教室から盗まれたものはなかった。物取りではなく怨恨の線で警察は捜査を始める。

現場にやってきた糸村聡(上川隆也)は遺留品を確認する。その中に合格祈願と書かれた鉛筆を発見する。糸村は一際その鉛筆が気になった。

同僚のインストラクター・寺島慎吾(古見時夢)と川井は高校の時同じ体操部だった。そして3年前、この仕事を紹介したという。川井は最初はアルバイトだったが、熱心な働きが認められすぐに社員になった。川井は恨まれるような人物ではないと、同じ同僚の若田部恵子(阿南敦子)は言う。

糸村は合格祈願の鉛筆があったことから、川井が何かの試験を控えていたのかたずねる。しかし、誰も心当たりははなかった。

雨宮宏(永井大)が教室で川井がトラブルを起こしてないか聞いたところ、ある噂を耳にする。以前一度、生徒の財布からお金が盗まれた事件があった。その時、川井が犯人ではないかという噂が立った。なぜなら、川井は100万近くの借金があったからだった。

謎の少女

糸村は村木繁(甲本雅裕)に鉛筆の鑑定を頼み、川井の自宅へ神崎莉緒(栗山千明)と共に向かう。そこで糸村は色違いの合格祈願鉛筆を見つけた。傷の場所も一致していた。

さらなる手がかりを求めて捜索をしていると、謎の少女と出くわす。泥棒と勘違いされた糸村と神崎だが、警察であることを説明して事なきを得た。少女の名前は富池万理華(小山紗愛)といい、体操教室の元生徒だった。川井との交換ノートを取りに来たが、自宅にもノートはなかった

なぜ万理華が交換ノートをしているのか、糸村は気になって問いかける。万理華は「公一先生がお父さんになってくれたらなって思ってるんだ」と答えた。

万理華に連れられて母親の琴音(前田亜季)の元に向かう糸村たち。川井と琴音が交際している事実を確認すると、1ヶ月前に川井に結婚の意思がないのが分かり別れたという。ただ、万理華にはそのことを言えず、2人は交換ノートを続けていた。

糸村は万理華に鉛筆のことをきいてみる。すると同じものを持っていると見せてくれた。その鉛筆には川井の鉛筆にあった傷はなかった。万理華が英語能力検定に合格するよう、陵徳神社で買って来てくれたのだという。

7年前の事件

川井の死亡推定時刻である昨夜の7時から9時、琴音は自宅にいたという。父親の徳男(坂西良太)も一緒だったと証言する。

糸村はふと家族写真へ目を留めた。そこにた琴音以外にももう一人女性が写っていた。彼女は瑞穂(笠間優里)という妹だった。7年前当時女子大生の瑞穂は、帰宅途中に何者かに襲われて亡くなっていた。犯人はいまだに捕まっていなかった。

瑞穂はストーカー被害にあっていた。犯行の数日前には脅迫状が自宅に届けられていた。糸村たちが捜査資料を調べてみると、事件当時に川井が事情聴取されていた記録が残っていた

川井と瑞穂は近隣の高校に通っていて、当時同じ路線バスを利用していた。つまり、顔見知りだった可能性が高かった。もし川井が瑞穂を殺害したのなら、結婚を断ったのも納得いく。川井は7年前の事件の復讐で殺されたのか?警察は過去の事件との関連も含めて捜査することになった。

被害者が容疑者

糸村は万理華から聞いた陵徳神社へ向かい、巫女に川井の写真を見せてたずねる。巫女は川井のことを覚えていた。なぜなら、川井が手を怪我しているので、絵馬を代筆して欲しいと頼んだからだった。万理華が試験に受かるよう、川井は絵馬に願っていた

糸村は再び川井の部屋に行き、本が沢山並んでいる棚を何の気なしに調べる。するとそこに、瑞穂を隠し撮りしていた写真が挟まっていた。瑞穂をストーカーして殺害したのは川井ではないか?容疑者の可能性が高まる

しかし交換ノートは相変わらず見つからなかった。

殺人を告白

雨宮と沖田悟(戸塚純貴)が富池家の近くで聞き込みをした結果、事件の日の20時頃にタクシーに乗り込んだ富池徳男を見たという供述が得られる。目的地は殺害現場である体操教室だった。警察は徳男を引っ張り、聴取を始めた。

なぜ自宅にいたなんて嘘をついたのか、体操教室へなぜ行ったのか?徳男にたずねると、あっさりと「私が殺しました」と犯行を認めた。瑞穂を殺したから川井を殺したという徳男だが、佐倉路花(戸田恵子)は誰かをかばっているのではないかと考えた。

事件の晩にあったこと

糸村たちは体操教室に行き再び話を聞く。川井はなぜ事件が起こった日、教室に残っていたのかを。若田部は体操器具の整備をしていたのだと思うと答えた。なぜなら、鉄棒の部品が新しいものに交換されていたからだった。

子どもたちが跳び箱を運んでいると、中から交換ノートが発見される。最後のページには万理華に大事な話があると書いてあり、悪い事をしたので警察へ行くからノートはもう終わりだとあった。その筆跡を見た糸村は、7年前に瑞穂に届いた脅迫状の字を思い出す。

さらに寺島が事件当日の夜、琴音が体操教室に入って行くのを見たと供述した。警察は琴音を呼び寄せて聴取を始める。あの夜何があったのか、真相を聞きだそうとした。

琴音は事件の晩、徳男が交換ノートの字と脅迫状の字が一緒だと、2つ並べて示される。瑞穂を殺害したのは川井だと気付いた琴音は、急いで体操教室へ行って問い詰めた。

誤解だと言う川井の話が耳に入らず、琴音は我を忘れて問い詰めていくうちに、体のバランスを崩してしまう。倒れそうになったその瞬間、川井が急いで彼女をかばった。その結果、鉄棒の金具に後頭部を打ちつけてしまった。呼びかけても何の反応もない川井。琴音は恐怖に駆られてその場を立ち去ってしまった

琴音が全て自供したと徳男に伝えると、あの晩あったことを話し出す。徳男は飛び出してしまった琴音を心配し、体操教室へ向かったが電気は消えていた。自宅に戻り琴音から事の経緯を聞かされる。警察に自首しようとする琴音を、残された万理華はどうするんだと言って止めた。「悪いのはあの男だ。お前は何も悪くない」と説得し、自分に任せるよう告げた。

徳男は琴音の身代わりになろうとして、殺人を自供していたのだった。

鉛筆の傷の謎

村木から鉛筆の傷の原因を糸村は知らされる。ダブルクリップで挟んでいたことでできた傷だった。なぜクリップで挟んでいたのか?それは鉛筆を正しく持つためだった

鉛筆にクリップを挟むと補助になり、正しく鉛筆を持つ事ができるのだという。川井は鉛筆の持ち方を矯正していたのか?普通はこれから字を習い始める小さい子どもがやるものだと、村木は説明した。

やがて脅迫状の筆跡と交換ノートの筆跡が一致する。そのことを琴音に伝えると、万理華を身篭った際も男にそれきっかけで逃げられ、今度は妹を殺した男にだまされていたと男運のなさを嘆く。

琴音が結婚をしないかと川井にきいた日、川井は思い悩んだ様子で「結婚する資格なんて俺にはないから」と断られた。今思うと妹を殺していたからだったのかと琴音はつぶやく。

糸村は琴音に川井が字を書いているところを、実際に見たことがあるかをたずねる。琴音は見た事がなかった。

事件の真相

これらの情報から糸村は、川井が字を書けなかったのではないかと導き出す。交換ノートは代筆をしてもらっていたのではないか、なぜならノートを始めた日と、消費者金融で初めてお金を借りた日が一緒だったからだ。

さらに、去年万理華が足を骨折してノートが止まっていた時期には、川井は借金をしていなかった。つまり、川井は誰かにお金を払って代筆を頼んでいた可能性があると。その人物とは寺島だった

寺島が書いたマンションの賃貸契約書と、7年前の事件の脅迫状の2つを比べると同じ筆跡だった。さらに川井が頭を打ったと思われた鉄棒の金具から、寺島の指紋も検出された。この金具は事件の日に到着しているため、その日非番だった寺島の指紋がついているのはありえなかった。

つまり、寺島は7年前に瑞穂を殺害し、さらに川井に瑞穂殺しの罪を着せて殺害していたことになる。

寺島はあの晩、琴音と川井が揉めているのを一部始終見ていた。琴音が出て行った後、寺島は川井の所に行くとまだ息があった。そこで寺島は川井の頭を金具に打ち付けて殺害した。琴音が殺害したと思わせるため、あえて鉄棒の金具に頭を打ちつけた。ノートを持ち出したのも、川井のアパートに瑞穂の写真を隠したのも寺島の仕業だった。

寺島は高校時代から瑞穂を好いていた。7年前、高校卒業後に瑞穂を偶然街で見かけた寺島は声をかける。しかし、瑞穂は全く寺島のことを覚えていなかった。高校時代に手紙を渡したりしていたにも関わらず。自分の気持ちを踏みにじられたと感じた寺島は、瑞穂を殺害した

川井は字が書けないことを周囲に隠していた。頼れるのは寺島しかいなかったため、借金してまでノートの代筆を頼んでいた。生徒の金を盗んだのも寺島で、あの晩も盗みに入ろうと思って行ったところ、偶然事件に出くわした。

佐倉は寺島の身勝手な犯行動機に怒った。川井は7年前の事を琴音に問い詰められた時、寺島の名前を出すことはなかった。きっと大切な友人だと思っていたからに違いない。それなのに、寺島は川井をハメて自分は罪を逃れようとした。決して許される事じゃないと叱責した。

3分タイム

事の顛末を琴音に糸村は伝える。自分が川井を信じ切れなかったから殺されてしまったと、琴音は後悔を口にする。糸村はそれは違うと思うと言い、3分時間をくださいと始まった。

川井は書く事に困難がある“ディスグラフィア”という学習障害があった。川井自身、それに気付かず自分は頭が悪いと思い込んでいた。母親にも叱責され、クラスメートからはからかわれる、とても大きなコンプレックスだった。

「結婚する資格がない」と言ったのは、恐らく字をうまく書けない自分が、結婚なんかするべきじゃないと思っていたのではないか。それでも川井は琴音と万理華の将来を真剣に考えていた。

川井はいつも包帯を持ち歩いて、どうしても字を書かなければならない時に、「怪我をしているから」とやり過ごしていた。絵馬もそうして書いてもらった。だが、この時ばかりはいつもの代筆と違う思いがあった。万理華の幸せを願いたいのに、その名前すら書く事ができない。本当の家族になりたいという思いと、こんな自分に父親が務まるのだろうかという思いがあったのだろう。

この日を境に川井は決意する。字が書けるようになろうと。そしてクリップのついた鉛筆を使い、持ち方を矯正して練習を始めた。糸村はあるノートを見せる。後半はある一文で埋まっていた。それは「琴音と万理華を幸せにします 川井公一」という文だった

あの日、書けなかった絵馬にこの願いを自分で書くために、何度も練習したのだろうと。彼にとって文字を書くとういうのはとても困難な作業だったに違いない。それでも諦めず、この鉛筆で何度も書き続けたのは、琴音と万理華の名前を書けるようになりたい。書けるようになって、家族になりたい。そんな強い思いがあったからではないか、と糸村は教えた。

それを聞いた琴音は万理華にちゃんと話すという。「公一さんが、どれだけ私たちの事を思ってくれていたか、ちゃんと伝えます」と約束した。

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【遺留捜査7】4話のまとめと感想

友人に妹を殺された姉と交際するが、文字が書けないことを恥じているうちに、濡れ衣を着せられて友人に殺されてしまうという話でした。

文字が書けない“ディスグラフィア”という学習障害がある人物が、それを恥じて結婚を一度は諦めます。しかし、思い直して彼女とその娘の名前を必死に練習しました。本人の名前は川井公一なので結構簡単なのですが、相手は万理華に琴音なので画数が多くて大変だっただろうと想像つきます。

友人の寺島に代筆してもらうのに、借金をするというのも凄い話で、本当に友人なのか?と思えてなりません。さらになぜか寺島は川井の家に写真を置いてきます。どうやって入ったのか謎です。

ディスグラフィアな彼がどうやって学校生活を送っていたのか、テストはどうしていたのか。全く字が書けないままなら、高校にどうやって入ったのか。マークシート方式の学校を選んだのか。など、殺される直前の川井の字を見ると不思議でなりません。そういった細かな事が気になると、結論ありきの展開の話に感じます。

いくら川井が自分の妹を殺した人物かもしれないと思っても、救急車を呼ばずに逃げる琴音もどうなのか?何らかの罪に問われるのかと思いきや、普通に糸村と3分タイムしていたので、罪には問われないようです。

感動的な話に持って行こうとしているのですが、細かな事が気になってしまうと、無理矢理感が否めない回でした。

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【遺留捜査7】4話のいいセリフ

かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め。…って誰かが言ってました。

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